二次元裏@ふたば

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63306 B21/04/05(月)00:52:46No.789924453+ 02:38頃消えます
ボクの足取りに合わせて、トレイの上のケーキもリズミカルに揺れている。
汗びっしょりになるまでトレーニングして、シャワーで汚れと疲れを流したら。
やっぱり甘いものを食べながらのひと息だよね〜〜!!
ボク、このテーブルに座るまでの時間が好き。ゲートに向かう時とは違う、浮足立つ高揚感。
カロリー制限中のマックイーンには味わえない感覚だよね、カワイソー!ニッシシ。
さてさて空いてる席はないかと周囲を見回すと、見間違うはずもない二人の姿が目に留まった。
カイチョーだ!そしてもう一人はトレーナー。
なんだ、まだトレーナー寮に戻らないでこんなところにいたんだ。
何話してるか知らないけど、せっかくカイチョーがいるんだもん。ボクも混ざっちゃおー♪
そう思って一歩踏み出した瞬間、二人が同時に笑顔になった。
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
121/04/05(月)00:53:02No.789924542+
ガシャン。

床に転がる、潰れたケーキと中身の紅茶をぶちまけたティーカップ。気付けばトレイが手になかった。
「……あ、う……」
近くにいる子達が注目してる。拾わなきゃ。そう思ったのに──……
「〜〜〜〜〜〜っっ!!!!」
ボクの足は踵を返して、全速力でカフェテリアの外に向かっていた。
片づけしないで去ることを非難する声。それでも足は止まらない。むしろ加速していく。
頭の中には、さっきの二人が笑顔を交わすシーンが焼き付いていた。
大好きな二人の笑顔。別に特別でもない、普段からよく見る笑顔。
なのに。なのにそれは、割れたガラス瓶みたいにザックリとボクの心を抉っていた。
221/04/05(月)00:53:23No.789924652+
「ハッ!ハッ!ハッ……!!」
まだコースの半分も走ってないのに、息があがってくる。
当たり前だ。フォームは滅茶苦茶、呼吸テンポや速度調整なんて考えてもいない。
それどころか、自分が今放課後の特訓中だって実感すら湧いてない。
ただ頭にあるのは、昨日のカフェテリアの光景だけ。
「どうしたんだテイオー!?まるで練習に身が入ってないぞ!」
普段より大幅に遅れたタイムで戻ってくると、トレーナーが困惑顔で叱ってくる。
「…………」
うるさい。いいじゃんか、酷いタイム出したって。
ホントはトレーニング自体来たくなかったんだ。でもレースが迫ってるから、無理を押して来てやったんだぞ。
わけのわからない反発心を胸の中で渦巻かせながら、ボクは押し黙る。
そんなボクを見てトレーナーは、はあっと大きくため息をついた。
「テイオー、そんなんじゃ憧れの会長にはなれないぞ?」
──その言葉が耳に入った瞬間、ボクの中で何かが弾けた。
321/04/05(月)00:53:41No.789924745+
「っっっっるさいなあ!!!!!分かってるよ!!!!!!!」
自分のものとは思えないほどの金切り声が口から飛び出す。
「そうだよ!!!ボクは……ボクはカイチョーにはなれないんだっっっ!!!!!」
呆気に取られるトレーナーに背を向け、ボクは走り出す。
向かう先なんてない。昨日と同じだ。ただ、この場から逃げたかった。
大粒の涙が風を切って後ろに散っていく。
カイチョーにはなれない。カイチョーにはなれない。カイチョーにはなれない。
なんでその言葉がこんなにも悔しくて悲しいのか、自分でも分からない。
でも。頭の中の二人の笑顔にその言葉を重ねると、足元が崩れ去るような感覚に陥って……。
なんで?なんで?どうしちゃったんだよボク?

その後、真っ暗になるまで学園のあちこちをデタラメに走りまくった。
この気持ちがなんなのか、考えて、考えて、考えて──……
全然分からず、足をガクガクにして、咳き込んで呼吸困難に陥って……
ボロボロの状態になってからようやく、寮の自室に戻った。
421/04/05(月)00:53:59No.789924852+
「テイオーちゃん!一体どうしちゃったのお〜〜〜!?!?」
ドアを開けて中に入ると、マヤノが駆け寄ってきた。
「すんごい噂になってるよ!こんな時間まで走り回って……何があったの!?」
「…………ほっといてよ」
そんなマヤノを無視して自分のベッドに行き、頭から布団を被る。
「ほっとけないよお!ね、ね。マヤに話してみて?」
テントにした布団をこじ開けて、マヤノはボクの顔を覗き込んでくる。
「………お願い、ほっといて……」
「ううん。ほっとかない」
「──っ!!」
カッと血が上って、トレーナーにしたように怒鳴りそうになる。
けどマヤノに顔を向けたところで、声は喉で止まった。
だって。ボクを見つめるマヤノの顔は温かで──……そしてちょっぴり悲し気だったから。
521/04/05(月)00:54:18No.789924940+
「マヤ、ほっとかない。だってテイオーちゃんあの時と同じだもの。
 メイクデビュー前に会長さんに負けた時みたく、泣き顔で、無茶して……。
 あの時はマヤが何もできずオロオロしてるうちに、テイオーちゃん自己解決しちゃったけど。
 今回はちゃんと力になってあげたいの。だから、ね?」
軽く小首を傾げるマヤノの微笑みは、本当に温かくて。
一日かけて溜め込んであふれ出していた黒いものを、確実に何割か取り除いてくれた。
「……話したって意味ないよ。だってこの滅茶苦茶な気持ちがなんなのか、ボクにだって分かってないんだから……」
「それでもいいの!」
ボクが心を開いたのがよっぽどうれしかったみたい。マヤノはフンス!と鼻息を鳴らして。
そうまで言ってくれるなら、甘えるしかないじゃないか。
621/04/05(月)00:54:36No.789925020+
「……昨日ね、カフェでトレーナーとカイチョーが二人で話してるのを見かけて。
 ボクも混ざろうと思ったけど二人が笑い合ったのを見た瞬間、すごくショック受けちゃって」
またフラッシュバックする、あのシーン。ズキンと胸の痛みも再発する。
「なんでだろ?二人が笑い合うとこなんて、今までずっと見てきてたのに……」
それに。それに……。
唇がわななく。ずっと感じていたこと。ボクをパニックに陥らせ、走らせてしまったものの一つ。
認めたくなくて奥底に押し込んでいたけど、ついにそれが口から漏れ出してしまう。
「それに……カイチョーのこと、ムカつくって思った」
言った。とうとう言葉にしてしまった。
「なんでかなあ!?カイチョーのこと尊敬してるよ?大好きなんだよ!?なのに……今もまだその気持ちが消えないんだよ!」
あれだけ走り尽くして脱水状態なはずなのに、また涙があふれてくる。
721/04/05(月)00:54:54No.789925103+
「カイチョー、は……何も、ボクに悪いことしてないのに。ただ、トレーナーと話してた、だけなのに……
 それがすごく嫌で……。ボクは、あの中に入ってけない。カイチョーにはなれない。そう思っ……思ったら──」
嗚咽が漏れそうになった瞬間。ふわっと頭にマヤノの手が乗っかった。
「テイオーちゃん。マヤ、分かっちゃった」
ポン、ポン。優しく耳元をタッチされる。ずっと小さい頃、ママがしてくれたように。
「テイオーちゃん、会長さんにジェラシー燃やしたんだね」
「ジェ……ラ、シー……?」
「そ。嫉妬の炎をメラメラぁ〜〜〜!!って」
ジェラシー……嫉妬?ボクが?カイチョーに?
「どうしてボクが……」
「トレーナーちゃんと笑ってるの、ムカついたんだよね?自分が会長さんになれないことが悔しかったんだよね?それはね……」
唇を寄せ、囁くように。マヤノの口から答えがボクの耳に注がれる。
「テイオーちゃん、トレーナーちゃんに恋してるから」
821/04/05(月)00:55:10No.789925184+
「──っっ!!!!」
その言葉はまるで魔法だった。
霧よりも形を掴めなかった『それ』が、光の速さで一つの形を作って──ボクの胸にすっぽりと納まる。
「あ、あ……」
形を得たそれは自覚と実感に変わって。顔が真っ赤に茹っていく。
「そっか……そうなんだ。ボク……」
トレーナーのこと、一人の男性として好きなんだ……。
「きっとテイオーちゃん、ずっと前から恋してたの。でも自覚してなくて。昨日のことがきっかけだったんだね」
「うん…」
きっとその通りだ。トレーナーの隣はボクであってほしかった。あの笑顔がボクだけのものならよかった。
頭が分かってなくても、心はとっくにそれを知ってたんだ……。
921/04/05(月)00:55:29No.789925285+
「でも……どうしよう……」
自分の本当の気持ち。自分が取ってしまった行動。
その意味がハッキリ分かった今、生まれるのは猛烈な後悔。
大好きなトレーナーどころか、周囲にまで迷惑をバラまいて……。
「カッコ悪いなぁ、ボクって……」
「──いいのっ!!」
力強く、励ますように。マヤノがガッシリと肩を掴んでくる。
「それでいいのよ、恋って!すっごくキラキラしてるんだから!!」
「あはは……カッコ悪いのに、キラキラ?」
「雨の日のレースと一緒。泥だらけでボロボロだけど、走り切った後はみんなキラキラ〜☆だもんっ!」
「レース……雨の日の……」
心が陰って本当にあるものが見えなくて。もがいてもがいて走り続けて。
ホント、そんなイメージだね。だったら──…
1021/04/05(月)00:55:46No.789925357+
「……行ってくる」
頬を叩いてベッドから降りる。
「トレーナーにボクの気持ち、ちゃんと伝えてくる」
「今から?」
「うん。今じゃなきゃダメだと思うから」
ボクの恋は雨の日のレース。そしてもう駆け出してしまっている。
さっきまではコースすら見えなかったけど、ゴールがどこか判明したなら──
「──走り切らなきゃね」
どんな結果になろうと、レースを降りるなんて論外だから。
「うおぉ〜〜!!大胆ッ!!もうキラッキラ!!テイオーちゃん、ガンバレーーーッッッ!!!」
すっかりいつもの調子に戻ったマヤノに苦笑するけど、最高に勇気づけられた。
ありがと、マヤノ。今回のお礼はプリン程度じゃすまないね。
1121/04/05(月)00:56:00No.789925425+
トレーナー寮の個室のドア前。ボクにとってのゴール。
心臓が緊張感で冷たく張りつめるけど、ふうっ…と深呼吸してノックする。
「…………はい。誰ですか、こんな夜中に?」
ドア越しに聞こえてきたトレーナーの声は沈んでいた。
「……トレーナー」
「──っ!!テイオーッッ!?!?」
勢いよくドアが開かれる。出てきたトレーナーの顔は憔悴しきっていた。
「すまん、テイオー!あの発言は俺の落ち度だ。あまりに軽率だった!!!」
きっとボクが走り去ってから、ずっと考え続けてたんだと思う。
トレーナーはボクが口を開く前に勢いよく頭を下げてきた。
「憧れて目指すのはお前の意思。誰かが覆い被せるものじゃないのに──……」
ああ……ああ。トレーナーは分からないなりに、一生懸命考えてくれてた。
ボクのためにこんなにも心をすり減らして。ごめん。ごめんね。
1221/04/05(月)00:56:16No.789925503+
申し訳なさでいっぱいになったけど、逆に決心は固まった。
こんな誤解をさせたからには、絶対に本当のことを伝えなくちゃ。
「違う……トレーナーは何も悪くない」
「いや!お前の背負ってるプレッシャーにも気付けなくて──」
「そうじゃないよ!」
え、と顔を上げたトレーナー。
すぐ正面にあるその顔を見てると、またまた涙がボロボロこぼれ始めた。
本当にボクってカッコ悪い。けど、それは承知の上だから。
「ウマ娘としてじゃない……女の子として、カイチョーに敵わないって。ボク、思ったんだ……」
涙を拭えない。そんな余裕ない。
「トレーナー……好き」
ただ全力のまま、想いを言葉に変えるだけ。
1321/04/05(月)00:56:31No.789925586+
「誰にも……カイチョーにだって取られたくない!だから、だから……ボクだけを見てよぉぉ!!!」
言った……ボクの本心。トレーナーに抱く噓偽りない気持ち。
きっと迷惑だと思う。届かないと思う。けど、それでもボクは──
「テイオー!!」
「──っ!?」
ガッシリと、力強く。ボクはトレーナーの胸に抱き寄せられていた。
「テイオー、俺は……俺はな……」
耳に感じる熱い吐息。そして紡がれた、その言葉は──……
1421/04/05(月)00:56:45No.789925663そうだねx1
「テイオーちゃん、どうなったのかな……?」
自分のベッドで枕に半分顔を埋めながら、マヤノトップガンは呟く。
きっと今頃、もう答えは出てるはず。
「ガンバレ、テイオーちゃん。そして──おめでとう」
とうとう恋を知ったんだね。
走ってる時も唄って踊ってる時も、いつだってキラキラなテイオーちゃん。
マヤの知らないキラキラをいつも教えてくれるテイオーちゃん。
たとえ告白の結果がどうであっても、明日からはもっともっとキラキラ輝くはず。
ああ、でも。でも、できるなら。
女神様。マヤたちウマ娘の三女神様。お願いですから──
「マヤの大切なお友達の恋を、叶えてあげてください……」
1521/04/05(月)00:57:21No.789925840そうだねx1
おわりです
1621/04/05(月)00:58:39No.789926181そうだねx12
マヤノがいい子すぎる
1721/04/05(月)00:58:47No.789926227そうだねx22
マヤノ女神か?
1821/04/05(月)01:01:48 ID:gqcfGMX6No.789927061そうだねx1
削除依頼によって隔離されました
腱切りたい
1921/04/05(月)01:03:57No.789927765+
いい…
2021/04/05(月)01:07:14No.789928585+
マヤちゃんが女神なせいで話題が取られてるじゃねーか!
2121/04/05(月)01:08:52No.789928998+
マヤノのキラキラした年頃の女の子感がいいですね
2221/04/05(月)01:09:07No.789929040そうだねx4
>マヤちゃんが女神なせいで話題が取られてるじゃねーか!
書いてるうちにピックアップしたいシーンが変わっちゃった…
2321/04/05(月)01:12:46No.789929810そうだねx2
>>マヤちゃんが女神なせいで話題が取られてるじゃねーか!
>書いてるうちにピックアップしたいシーンが変わっちゃった…
わかるよ…
2421/04/05(月)01:22:47No.789931863+
これトレーナーの回答3パターンくらいあるな…
2521/04/05(月)01:24:14No.789932155そうだねx10
多分トレーナーとカイチョーは
「テイオーいいよね」「いい…」みたいな会話だったんだろうな…
2621/04/05(月)01:24:58No.789932335そうだねx3
>多分トレーナーとカイチョーは
>「テイオーいいよね」「いい…」みたいな会話だったんだろうな…
あの二人普段からテイオー見守り隊だからな…
2721/04/05(月)01:26:51No.789932704+
マヤノメガミジャン…
2821/04/05(月)01:29:03No.789933103+
マヤノとテイオーの関係、解釈一致です
素晴らしい、ありがとう
2921/04/05(月)01:34:04No.789934060+
なんだいさっきからテイオーとマヤノの熱いユウジョウ怪文書ばかり
3021/04/05(月)01:35:48No.789934404そうだねx1
>なんだいさっきからテイオーとマヤノの熱いユウジョウ怪文書ばかり
偶然だろうけどまるで対になるような怪文書が……
今日は一日雨だったからしかたないね
3121/04/05(月)01:37:43No.789934774+
マヤノトップガン 伏兵◎ 晴れの日◎
3221/04/05(月)01:43:59No.789935897+
少し掛かりすぎではないでしょうか
3321/04/05(月)01:46:49No.789936423+
マヤノとテイオー…
もっと仲良ししろ…してください…
3421/04/05(月)01:50:31No.789937142+
マヤノ最高の友達じゃんか…
3521/04/05(月)01:51:09No.789937273+
マヤノが優秀すぎるのでテイオーの終身名誉トレーニングパートナーに任命したい
3621/04/05(月)01:55:06No.789938004+
>マヤノが優秀すぎるのでテイオーの終身名誉トレーニングパートナーに任命したい
位置スキルLv上がるから実際強いんだよなテイオーにマヤノ…
3721/04/05(月)01:56:01No.789938175+
マヤノもテイオーもサポ強いからね…
3821/04/05(月)02:05:05No.789939689+
せっかくルームメイトなのにアニメだといつも寝てたからね……
3921/04/05(月)02:06:00No.789939854そうだねx1
>せっかくルームメイトなのにアニメだといつも寝てたからね……
OPですら寝てるのひどい
4021/04/05(月)02:16:48No.789941410そうだねx3
マヤね。本当は最初から分かってたよ。
テイオーちゃんが何であんなふうに部屋に戻ってきたか。同室だもん。ずっと前からわかっちゃってたよ。
でもテイオーちゃんから口にしてくれなきゃ意味がないことだってマヤには分かってたんだよ。
そう。“わかって”たんじゃない。”分かって”たの。
いいなあ。真っ直ぐにそんな気持ちを向ける相手がいるなんて、すっごくキラキラしてるなぁ。
背伸びしてもまだ届かない。立派にキラキラするオトナの恋する女だよ。
テイオーちゃんはまだ帰ってこない。夜空はとっくに星座を描いていている。
普段ならテイオーちゃんと呼吸を分け合っているこの部屋で、ただひとりアタシはテイオーちゃんが今どうしているかを空想していた。
帰ってこないならきっと今夜はトレーナーさんの部屋で───
「きゃーっ☆…なんてね」
アタシにはなんとなくわかっていた。“分かって”いたんじゃなく“わかって”たの。
夜通し語り合ったんだろう。
思ったこと、感じたこと。言いたかったこと、伝えたかったこと。
アタシにはそれがアタシの憧れるオトナの関係にとても近い気がして、まるでキラキラを分けてもらっているかのような夜だった。
4121/04/05(月)02:19:24No.789941752+
お、続きか?いいね、ありがとう
4221/04/05(月)02:20:28No.789941906+
知らない続きが!?
こんなの書いてくれる人がいるとは!ありがとうです!
4321/04/05(月)02:21:07No.789941996そうだねx1
すきだったから書いた
4421/04/05(月)02:22:40No.789942211+
>すきだったから書いた
こっちの残した湿っぽさを拭きとって爽やかにしてくれて……
いや本当にいいもの読ませてもらった
4521/04/05(月)02:26:31No.789942749+
これが怪文書交流…


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