いかん、そんな呑気なことしてる場合じゃない。まずは起こっている状況を分析する。
あの様子からすると、何かがあったのは間違いないが…
トレーナーという立場上、学校生活に原因があるのならそれは俺には対処できない。
俺がどうこうできるのはトレーニングのメニューくらいだが、特に厳しすぎる練習を課した覚えはない。
あと俺ができるのは、彼女をこのまま寝かしておくことくらいか。
幸い、トレーナー室なんて頻繁に人が来る場所でもないので好都合だ。
起こさないよう慎重に、髪をなでてやる。
特に嫌がる素振りは見せなかったのでしばらく続けた。
思えば最近の走りには少しキレが欠けていたかも、などと物思いにふけながら、眠るスカーレットを見つめるのだった。

日もとっぷりと暮れた頃、スカーレットは目覚めた。
「んん…」
寝ぼけ眼をこすりながら、辺りを見渡す。
おはよう、と声をかけると
「あぁ、そっか。アタシ、寝ちゃってたのね…」
と、状況を把握し、むくりと起き上がった。

その後、顔を洗ったスカーレットに一応何があったか聞いてみたが
「別に…大したことじゃないわよ」
と、予想通りの返答が帰ってきた。本人がそういう以上、こちらがさらに詮索するのも無粋というものだろう。
さらに今からトレーニングを、というので今日はもう休もう、と提案した。
いつもなら嫌がるスカーレットも今日ばかりは素直に受け入れてくれた。
「ふん、たまには言うことくらい聞いてあげるわ」
いつもの調子で、内心ほっとした。

そういえば、なぜここに来たのか、と聞いてみると
「…正直、アタシもよく覚えてないわ。何も考えてなかったと思う。」
ということは無意識でここに来ることを選んだのだろうか。頼りにされてるんだな俺、と少しおちゃらけた感じで言った。
「なによ、なんか文句あるわけ？」
いつものようにガーガー反論されるかと思っていたので、肩透かしを食らったようで少しへどもどしてしまった。
「ちゃんと頼りにしてるわよ、トレーナー」

じゃあ、また明日ね、と言ってスカーレットは帰っていった。
あんなに素直に言われると、なんだかむず痒くなってくる。
結局、原因はわからずじまいだったが、不思議と大丈夫そうだと思えた。
翌日のスカーレットの走りは、いつもより良く見えた。

なんかおかしいとこあるかもしれねえけど許してくれ。
寝ぼけ頭で思いついたシチュなぐり書きしちまったせいだ。
温かい目でスルーしておくれ。

朝からありがたい…

ダスカがトレーナーとイチャコラしてる怪文書は健康にいい

トレーナー成分が不足したからなんだろうか…

…あの日で心細くなったのかな

止まり木の関係が進むとこうなりそうだよね

止まり木すぎる…

ウマ娘達は専属のトレーニウムが不足するとコンディションが著しく低下する事は学会でも証明されている

ほぼ毎日顔つき合わせても足りないのか…

トレニウムは基本的に間接的にしか得られないから不足しがち

>ほぼ毎日顔つき合わせても足りないのか…
最初は足りてたんだけど段々物足りなくなってくるのだ

>>ほぼ毎日顔つき合わせても足りないのか…
>最初は足りてたんだけど段々物足りなくなってくるのだ
依存症では…？

>>>ほぼ毎日顔つき合わせても足りないのか…
>>最初は足りてたんだけど段々物足りなくなってくるのだ
>依存症では…？
はい

辛い時苦しい時トレーナーに寄り掛かるとスーッと効いて…
これは調子アップ

アタシの止まり木

ダスカの場合は表向きは優等生であるかのような振る舞いをしていて
素の自分を出せるのがだいたいウオッカかトレーナーしかいかにから
何かしらしんどい時ってなると駆け込めるのはトレーナー室しかなく…

エアグルーヴと似てる
自分の目標が高いところになって自分に厳しいところが

（やる気は下がる）

〜夜〜
スカーレット『ん？』

エアグルーヴ『……』キョロキョロ

スカーレット（エアグルーヴ？　トレーナー寮に一体何の用で？）

エアグルーヴ『……』ササッ

〜その早朝〜
スカーレット「ってことがあったの。夜でもトレーナーと日々打ち合わせしているのね、流石だわ！」

トレーナー（この純真な目‥‥‥壊さないでおこう）

スカーレット「ちょっと腕動かしちゃだめよ、あと５分だけ横になるんだから。枕はじっとしてなさい」

馬にあの日はないがウマ娘にはあるのだろうな…