「……なんでいるの…？」


自分の体調不良を恐れ体温計を探すべく起こした上体。
に張り付いていた、ジャージで絶賛快眠中の諸悪の根源を引っ剥がし一旦状況を整理する。
ふと枕元に目をやるとそこにはノートの切れ端に水色の色ペンで書かれた置き手紙があった。


「外泊許可はとってあるよ」

そこじゃなくないか。いや大事なことだけど。
…正直ちょっと安心した自分がいた
心配して損したとため息をついていると、彼女も目が覚めたらしい。
まだ重そうなまぶたを擦り、力無く垂れ下がった耳を生やした頭を上げる。
目があった途端、彼女の目に光が灯る。耳にピンと芯が通る。
「ん、おはよトレーナー！」
いい朝だね。と言わんばかりの満面の笑みをこちらに近づけてくる。
「…なんでいるの」
「そーゆーのは年頃の女の子に聞いちゃダメなんだよ！トレーナー！」

そう言い終わる前に、彼女は素早い身のこなしでこちらの両手首を掴み腹に馬乗りになり動きを封じてきた。活発に振れだす寝癖のついた尻尾。
「こんなの年頃の女の子の力じゃない……ッ!!」
自分だって筋トレは怠っていない。指導者たるもの、教え子に情けない姿は見せられない。成人男性としては平均以上の筋力は持っているはず…なのだが…
「…えっ、トレーナーもしかしてそれ本気で抵抗してる…？」
顔を真っ赤にするまで全力で抵抗する俺を、心底憂うような表情で見下ろす彼女。情けない…

その後の俺の扱いはもう酷いものだった。
しばらくして彼女の中で一段落したのか、満足そうな顔で玄関へと向かう。
「ふう。それじゃトレーナー！ボクちょっと走ってくるから、朝練遅刻しないようにねー！！」
運動靴を履きつま先をトントンと整えドアを開ける彼女。瞬間、より鮮明に通る雨音。
「…雨、降ってるね。」
小さくため息をつきドアを閉め靴を脱ぎ笑顔でこちらに戻ってくる彼女。対してこちらの引き攣る口角。こわばる手足。叫ぶ間もなく塞がれる口。


特別賑やかな朝から今日も、賑やかな日々が始まる。

>「…えっ、トレーナーもしかしてそれ本気で抵抗してる…？」
私の性癖には合っていますね

力の差が凄すぎる

あの…これってレイプじゃ…

何だい今日は梢重テイオーをやたら見るが…

キタちゃんが実装された今次にそうなるのはテイオーだぞ

こいつら交尾…いや一方的な蹂躙されとる

ヒトがウマ娘に勝てるわけないだろ

こいつらうまぴょいしたんだ！

待ってた

ぴょいか練習か贅沢な2択

これは(朝から)ちょっと掛かり気味ではないでしょうか？

ボクウマ娘…強いね…

当然の作業みたいにレイプをするな

理事長！
逆ぴょい現行犯ですがいいんですか！？

>理事長！
>逆ぴょい現行犯ですがいいんですか！？
…血は争えないな

悔しいって思っちゃった？
じゃあ今度はボク何にも抵抗しないから好きな事やってみてよ

トラック動かせる程のパワーだ馬力が違う

種の違いとわかりつつもプライドがしっかり傷つくトレーナー

雨天時の室内トレーニング…