歯を食いしばって、先に達してしまわないように耐える。
それをあやすように、いよいよ彼の攻勢は激しくなってきて、私はいやいやをするようにかぶりを振って我慢を重ねる。悲しくなんてないのに涙が出る。
スズカ、と許しを与える声、涙を食べてしまうトレーナーさん。一層膨らむ腹部の中身。
すがるように腕を回してしがみつき、脚を絡めて震え、お互いがお互いの絶頂を知る。
消耗で言えばレースの方がよほどのはずなのに、まるで呼吸が整わない。それも、幼子を寝かしつけるような手付きで髪を撫でられると、やっと下り坂が見えた。
まだつながったまま、弛緩した体をくっつける。どうして１つに溶けてしまえないのか、なんて埒もないことを思う。
そっと体が離れると、さみしいな、と毎夜思うのだ。

彼も私も朝は早いが、今日は私の勝ちのようだ。浅い寝息は目覚めが近い証。顔に触れたくなった指を引っ込める。
起こさないようベッドを這い出てシャワーを浴びる。浴室の鏡に映った私の鎖骨と、薄くて面白味もないはずの胸にいくつかの痕跡。苦笑いで流し、部屋へ戻る。
丁度寝返りを打ったトレーナーさんの姿が見えて、そろそろ起きるかなと思いながら髪を拭っていたら、彼は見ていた私が驚くような速さでシーツを払い除けて飛び起きた。
体にタオルを巻いただけの私と、一糸まとわぬトレーナーさんとで目が合う。おはようございます。
「……うん、おはよう」
「おかしな夢でも見ましたか？」
尋常ではない飛び起き方だった。ひょっとして疲れているのに無理をさせてしまったかしら、と考えていると、首を横に振るトレーナーさん。

「起きたらな」
「はい」
「スズカが居なかったから」
「……ああ」
要するに、目覚めと同時に私の姿が目に入らなくて驚いた、ということらしい。
ふふ、と思わず笑みが出てしまう。だって嬉しいもの。
「かわいいひと」
「笑うなよ」
「私も、さびしがりですから」
わかりますよと言いながら隣に腰掛けて肩に頭を預け、指を絡めた。
ちょっと情熱的なほどに、トレーナーさんは握り返してくる。空いた手を尻尾に回したので、ぺんと返り討ちにした。
「いい天気みたいですよ、走りに行きたいです」
「付き合うよ」
今日も一緒の一日が始まる。

スズカさんにからかわれたかっただけなんです

スズカ怪文書多くて心が豊かになる

良バ場

もっとカタログよく見るべきだった…ごめんね被って…

スズカさんの怪文書は何個有っても良い

むっ！

トレーナーさんの数だけスズカさんはいるからな…

こっちの「」の書く濡れ場好き

スズカ怪文書、甘々でえっちなの良いな…

耳のってブリンカーっていうのね

>耳のってブリンカーっていうのね
正確には顔を覆うやつも含めてブリンカーではある

>それをあやすように、いよいよ彼の攻勢は激しくなってきて、私はいやいやをするようにかぶりを振って我慢を重ねる。悲しくなんてないのに涙が出る。
ここかわいい
すき

いくつかのウマ娘が付けてる耳の被せ物は本当はメンコと呼ばれるものの再現で
それ自体はそのまま耳覆いという
ブリンカーはメンコに付属する事のある視界制御用のパーツで
後ろ側の視界を遮る物

適度な湿度と気温に天気のいい春の日の甘い空気の様な心地よさをスズカさんのイチャラブ怪文書から感じる

重すぎない適度な湿度に心の潤いを感じます

>スズカさんにからかわれたかっただけなんです
わかるよ…

第1行からうまぴょいしてるの強すぎる…

>もっとカタログよく見るべきだった…ごめんね被って…
うるせえ！
書こう！

上品にうまぴょいを描くもんだ…
いわゆる性器などの名称無しでも全然わかるもんだな

>もっとカタログよく見るべきだった…ごめんね被って…
気にするなもっと書け

>ふふ、と思わず笑みが出てしまう。だって嬉しいもの。
>「かわいいひと」
私の性癖以外にも合っていますよ

カタログ全部埋め尽くす勢いで書いてもいいのよ

深夜のいちゃらぶスズカさんは心が満たされる

>カタログ全部埋め尽くす勢いで書いてもいいのよ
スズカ板ができちまうー！

いいぞ
毎晩うまぴょいしろ
寂しがりのスズカさんにはそのくらいが丁度いい

>空いた手を尻尾に回したので、ぺんと返り討ちにした。
雄弁なしっぽ良いよね…

これで安心して眠れる