囚人からわずか2年で大統領へ

最後はちょっと哀れだったけど個人的にフランス歴代君主で一番好き

ナポレオン3世はマルクスが共産党宣言を出す2年以上前に労働者の生活改善と権利擁護を訴えた本を書いてる

ナポレオン1世の甥として生まれ、フランス第二共和政の大統領を経て、1852年にクーデターと国民投票で皇帝に即位し、第二帝政を開始しました。
パリ大改造を断行し、鉄道網や金融制度の整備など、フランスの近代化と経済発展を推進しました。
普仏戦争、プロイセン・フランス戦争に敗れて捕虜となり、帝政は崩壊1870年。釈放後、イギリスに亡命し、1873年に客死しました。

外交が弱点と言われがちだけどメキシコ出兵以前は割と有能な方

「我々はセダンでは臆病者では無かったよな？」

かなりのヤリチンだった
洗濯女から高級娼婦まで誰とでもやった

大統領時代の政策もけっこう当時としては革新的なのが多い

>ナポレオン3世はマルクスが共産党宣言を出す2年以上前に労働者の生活改善と権利擁護を訴えた本を書いてる
なおマルクスからめちゃくちゃ嫌われてた

貧民に対する哀れみも空回り
自分を暗殺しようとした奴に対しても同情を見せるのが怪帝と呼ばれる所以か

>かなりのヤリチンだった
>洗濯女から高級娼婦まで誰とでもやった
童貞卒業したのが13歳
しかも女中を部屋に連れ込んでやってるという行動力

軽くウィキで調べただけでもボナパルトであんだけグダグダをやったのにこいつでも革命だ共和派だ王党派だクーデターだとグダグタやるフランスの政治ってホンマ…ってなるね

>大統領時代の政策もけっこう当時としては革新的なのが多い
クーデターを起こして一番最初にやったことがオルレアン家の財産没収してそれで労働者向けの安い公営住宅を立てた

普仏戦争にさえ負けなければ帝政がWW1まで続いてた可能性ある？

パリコミューン「皇帝と軍主力がいないならやりたい放題じゃん！！」

>軽くウィキで調べただけでもボナパルトであんだけグダグダをやったのにこいつでも革命だ共和派だ王党派だクーデターだとグダグタやるフランスの政治ってホンマ…ってなるね
明治から現代に至るまでの日本の法や諸制度はそんな紆余曲折を経て生まれたフランスの諸制度をそのまま真似てる所が多い
先駆者ゆえのグダグダ

>普仏戦争にさえ負けなければ帝政がWW1まで続いてた可能性ある？
全盛期のプロイセンに勝てる可能性なんて万に一つもない

ナポレオン3世が1851〜1853年にかけてパリの貧困街に立てた公営浴場(通称ナポレオン浴場)

ナポレオン3世はとにかく労働者に毎日の入浴習慣を身につけさせるべくこういう格安浴場を立て館内には浴場の他に格安洗濯場などもあった

>普仏戦争にさえ負けなければ帝政がWW1まで続いてた可能性ある？
自由帝政をさらに自由化したら続いていたかも

おじさんが徹底的にボッコボコにして鍛えに鍛え上げたプロイセン軍はさぞや強かったんだろうなあ

嫡子はイギリスへ亡命しズールー戦争で戦死

ナポレオン3世が1851年パリ12区の貧困街に建てた格安公営住宅

このプロジェクトではナポレオン3世本人が建物の設備監修も行い中庭には全ての部屋に採光を取れ入れるためにガラス張りの天井を設け、1階には女性労働者のための託児場や公共浴場さらに世界で初めて全ての部屋に上下水道と水洗トイレを設置してる

ロンドンに住んでた頃近くに当時イギリス最悪のスラム街があったこともナポレオン3世の思想形成に大きな影響を与えてる

>No.1371926637
>No.1371925544
有能すぎる

ナポレオン3世の元で大臣として活躍したナポレオン1世の庶子アレクサンドル・ヴァレフスキ

3世と比べて1世に顔も声もとてもよく似ていたらしい

ナポレオン3世がパリ郊外に建てた負傷した労働者や老齢で働けなくなった労働者のためのリハビリセンター

無口であまり表情がわからない人だったけどその裏で色々陰謀を巡らすのが得意だった

パリの建築の多くが第二帝政下に建てられた

あまり標準なフランス語は得意ではなかった

>ナポレオン3世が1851〜1853年にかけてパリの貧困街に立てた公営浴場(通称ナポレオン浴場)
>ナポレオン3世はとにかく労働者に毎日の入浴習慣を身につけさせるべくこういう格安浴場を立て館内には浴場の他に格安洗濯場などもあった
神から与えられた垢を取れとか異教徒だな

1回目と2回目のクーデター未遂は計画もお粗末でめちゃくちゃなのに
3回目の大統領当選後のクーデターはめちゃくちゃ慎重で計画が上手く練られてる

肩を晒した女が好きなのかウージェニー妃は肩で誘惑した

アム監獄に入ってた間に自身の政治思想やもしも皇帝になった時の統治方針や都市開発など色々勉強してた

>肩を晒した女が好きなのかウージェニー妃は肩で誘惑した
若い頃から女性の肩が好きだったらしい
青年時代もマチルド皇女の肩にもめっちゃ興奮してたし

同時代の著名な科学者としてチャールズ・ダーウィン、ルイ・パスツール、ジャン・アンリ・ファーブルら
ファーブルはナポレオン3世に進講した事がある

第二帝政ってけっこう調べれば調べるほど奇妙よね
実質はナポレオン3世の独裁政権なのに皇帝の出した法案はしょっちゅう国務院に否決されまくってたしそこまで自由にもできてない

ナポレオン3世の悪評価の原因は大体マルクスとユーゴーの影響もある

若い頃のナポレオン3世
当時の友人によると別にイケメンでもなく口下手だったけれど女性に甘えるのが天才的に上手くやたらとモテたらしい

最初は無血クーデター目指してたのに街中で何者かが発砲したのをきっかけに兵士がパニックとなり上官がやめろと叫ぶ中一斉射撃を行なってしまい血のクーデターとなった

現在のパリの美しい街並みが生まれたのも第二帝政

ナポレオン3世の1番の弱点は世論
彼は常に世論を気にしすぎたゆえに無謀な戦争に突入してしまった

この頃は持病の膀胱炎が悪化し歩くのがやっとの状態だったにも関わらず
侍医の自殺行為ですぞとの制止を振り切ってセダンに向かった

ナポレオン3世戴冠式でのモルニーによる演説「かつてこれ以上に正統的で国民的な皇帝の冠を戴いたことがありますでしょうか。陛下は王権神授説ではなく国民的意思で皇帝になられたのです」

>ナポレオン3世の1番の弱点は世論
>彼は常に世論を気にしすぎたゆえに無謀な戦争に突入してしまった
太平洋戦争直後、そこいらの主婦が大喜びしていたのを太宰治が書いていたな
庶民は割と戦争を望むもんだ

>現在のパリの美しい街並みが生まれたのも第二帝政
いいよねオスマン様式

平和な時代なら1世より皇帝になって欲しい人

ナポレオン3世の種違いの弟モルニー

経済的にもこの時代が特に発展していてパリで百貨店文化が花開いたのも第二帝政

>軽くウィキで調べただけでもボナパルトであんだけグダグダをやったのにこいつでも革命だ共和派だ王党派だクーデターだとグダグタやるフランスの政治ってホンマ…ってなるね
第二帝政崩壊後ブルボン朝復活の絶好のチャンスが巡ってきたのにシャンボール伯が自分でそれぶち壊した
その後も君主制支持派がずっと多数派だったのに足の引っ張りあいで最後は挙ってヴィシー政権支持に回っちったのでそこでやっと君主主義者は滅んだ

>ナポレオン3世の種違いの弟モルニー
父親が違くても顔そっくりだな

>第二帝政崩壊後ブルボン朝復活の絶好のチャンスが巡ってきたのにシャンボール伯が自分でそれぶち壊した
たかが（？）三色旗でな

>この頃は持病の膀胱炎が悪化し歩くのがやっとの状態だったにも関わらず
>侍医の自殺行為ですぞとの制止を振り切ってセダンに向かった
ウージェニー皇后「戦死してればよかったのに」

>経済的にもこの時代が特に発展していてパリで百貨店文化が花開いたのも第二帝政
第二帝政の成立によってブルジョア達は「もう革命はなく安定した政権になるのだな」と確信したのか信用取引も活発化してパリがロンドンと並ぶヨーロッパの経済都市になった

>>第二帝政崩壊後ブルボン朝復活の絶好のチャンスが巡ってきたのにシャンボール伯が自分でそれぶち壊した
>たかが（？）三色旗でな
国旗は三色旗
新たに国旗と同等の権威を持つ王室旗を制定してそれはブルボンの百合の花
とかトンチ利かせられる人いなかったのか

>>軽くウィキで調べただけでもボナパルトであんだけグダグダをやったのにこいつでも革命だ共和派だ王党派だクーデターだとグダグタやるフランスの政治ってホンマ…ってなるね
>明治から現代に至るまでの日本の法や諸制度はそんな紆余曲折を経て生まれたフランスの諸制度をそのまま真似てる所が多い
>先駆者ゆえのグダグダ
法に関しては大陸法であるフランス法だな…
あと法関係により日本の栄典制度もフランス式

日の丸を赤い星に変えろみたいな話でもあるから難しいところでもある

第二帝政後半の1866年に開業したパリ北駅
ナポレオン3世下に建てられた鉄道駅および当時のヨーロッパの主要駅の中でも最も巨大なターミナル駅

ナポレオン3世は伯父の1世と会ったことはあるのかな

皇后との結婚は当時としては珍しい恋愛結婚で側近や家族を含め周りからはめちゃくちゃ猛反対された

政敵曰く一見バカっぽく何も考えていないように見えて実はあえてそう演じているだけで実際は脳内で陰謀を企んでることが多かったとか

>ナポレオン3世は伯父の1世と会ったことはあるのかな

>1815年6月12日にナポレオンは再び結成された反ナポレオン同盟軍と戦うためパリを発つことになり、ルイ・ナポレオンとの最後の別れの際にアンリ・ガティアン・ベルトラン大元帥に対して「この子を抱いてやってくれ。心根の優しい子だ。いつの日か我が一族の希望となるかもしれない。」と語ったという。もっともこの逸話は後年にナポレオン3世自身が語ったものであるため、事実かどうかは疑わしいとされる[13]。

>>ナポレオン3世はマルクスが共産党宣言を出す2年以上前に労働者の生活改善と権利擁護を訴えた本を書いてる
>なおマルクスからめちゃくちゃ嫌われてた
そのあと相方のエンゲルスが普仏戦争も滅茶苦茶丁寧に調査し論評を書いた

ナポレオン3世が幼少期を過ごしたスイスの小さな城
ドイツ語圏の地域だったのでドイツ訛りが生涯治らなかった

脱獄もけっこう上手い計画で陰謀を企むのが天才的だった

ナポレオン三世は内政が物凄く上手だな
あとは金融政策も上手くやれたってのも面白い

>政敵曰く一見バカっぽく何も考えていないように見えて実はあえてそう演じているだけで実際は脳内で陰謀を企んでることが多かったとか
選挙で応援してた財界の支援者たちも
茫洋としてるからこいつ扱いやすい傀儡にしちゃおうって考えてたみたいんで
でも一癖も二癖もあるやり手でひっくり返されちゃってた

>政敵曰く一見バカっぽく何も考えていないように見えて実はあえてそう演じているだけで実際は脳内で陰謀を企んでることが多かったとか
裏工作も上手くて政敵がナポレオン3世をバカ扱いして舐めてる
裏でジワジワと外堀を埋めて政敵を囲い込む

軍事的な才能がせめて引き際を見極める程度あったのなら

監獄工事に参加した職人に変装して脱獄した様子

現代の福祉政策のほとんどをこの人が考案して世界に先駆けて実施したってのがほんとえらい
それにしてもこの文庫版の帯がひどすぎて吹いてしまう

>1回目と2回目のクーデター未遂は計画もお粗末でめちゃくちゃなのに
>3回目の大統領当選後のクーデターはめちゃくちゃ慎重で計画が上手く練られてる
タレーランと一世の血を引く異父弟シャルル・ド・モルニーがプロデュースしたお陰やな

>軍事的な才能がせめて引き際を見極める程度あったのなら
無理に戦場に足を運んだせいで持病の尿路結石が悪化しちゃってて
もうまともに指揮も取れなかったってのがかなしい…
捕虜にしちゃったビスマルクさんもびっくりしてた

>>1回目と2回目のクーデター未遂は計画もお粗末でめちゃくちゃなのに
>>3回目の大統領当選後のクーデターはめちゃくちゃ慎重で計画が上手く練られてる
>タレーランと一世の血を引く異父弟シャルル・ド・モルニーがプロデュースしたお陰やな
その二人の血もあるならやれるのが決まった！という感じすらあるな！？

>タレーランと一世の血を引く異父弟シャルル・ド・モルニーがプロデュースしたお陰やな
タレーランすき

>かなりのヤリチンだった
>洗濯女から高級娼婦まで誰とでもやった
そのたらし能力で大金持ちの未亡人に片っ端から資金を投資させ遂にはクーデターを成功させた

ルーブルの隣にあるホテルムーリス
ナポレオン3世はよくチュイルリー宮殿から隠し通路を使ってこのホテルの秘密の部屋で愛人と会ってた

マチルド・ボナパルトによるとナポレオン3世は口下手だけど何故か庇護欲や母性本能をくすぐられる独特の雰囲気を持ってたらしい

オルタンスが作曲したといわれている実質的な第二帝政国歌の「シリアへの出発」
なんでシリアなんだ

>マチルド・ボナパルトによるとナポレオン3世は口下手だけど何故か庇護欲や母性本能をくすぐられる独特の雰囲気を持ってたらしい
ヒトラーもその手の人間でミュンヘンの上流階級女性たちがスポンサーになったらしい

青天を衝けに出てきた

ｳｷﾖｴに描かれた三世

普仏戦争の時はあまりの衰弱っぷりにヴィルヘルム1世やビスマルクにもだいぶ同情された

>>タレーランと一世の血を引く異父弟シャルル・ド・モルニーがプロデュースしたお陰やな
>その二人の血もあるならやれるのが決まった！という感じすらあるな！？
なお最後即位を阻止しようと集まった群衆へ発砲を指示しました
これも一世のやり方を踏襲してる

憧れたナポレオンの名前を冠してたけど戦争微妙で統治能力高いという政治家タイプだった

ナポレオン3世とオスマン知事はパリ大改造と同時に市民に
月に一回は必ず建物の大掃除をするように義務付けた

>なんでシリアなんだ
この場合は十字軍の目的地でしょ

近代フランス二百年の歴史にがっつり食い込む妖怪
タレイランとボナパルト

>ナポレオン3世が幼少期を過ごしたスイスの小さな城
>ドイツ語圏の地域だったのでドイツ訛りが生涯治らなかった
ビクトリア女王もそうだったな

>タレーランすき
長谷川ナポレオンいいよね

>そのたらし能力で大金持ちの未亡人に片っ端から資金を投資させ遂にはクーデターを成功させた
凄いけどなんつー手法だ…

>凄いけどなんつー手法だ…
貴族のオッサンが若い嫁を貰うから必然的に未亡人が多いのだ

>ナポレオン3世とオスマン知事はパリ大改造と同時に市民に
>月に一回は必ず建物の大掃除をするように義務付けた
このオスマン知事のパリ改造はロンドンやワシントンD.C.さらに東京といろんな地域の都市開発に大きな影響を与えてる

>>凄いけどなんつー手法だ…
>貴族のオッサンが若い嫁を貰うから必然的に未亡人が多いのだ
30〜50歳差がざらにいるからな
貴族でない苦労人が出世して50代でようやく20代の嫁をもらったりもする
史実のダルタニャン（貴族になった）とか

若いうちに結婚した男もポックリ死んだりするのでどうあっても未亡人は増える

>ナポレオン3世とオスマン知事はパリ大改造と同時に市民に
>月に一回は必ず建物の大掃除をするように義務付けた
バリケード作られると困るからね
建物間も広くするようにした

民衆が馬鹿すぎる…

若い嫁を貰って腹上死しちゃった人もいそう

>若いうちに結婚した男もポックリ死んだりするのでどうあっても未亡人は増える
けっこう貴族の男は戦死することも多かったしね…

>若いうちに結婚した男もポックリ死んだりするのでどうあっても未亡人は増える
戦死や処刑も

>民衆が馬鹿すぎる…
初のフランス大統領選挙で
あっこいつナポレオン？かぁ！って雑に票を入れちゃった民衆だから…
みんなあほなのだ

>なおマルクスからめちゃくちゃ嫌われてた
革命を上からやられたら商売上がったりって嫉妬丸出し

ルーブル美術館が現在の規模になったのが第二帝政下で
現在のピラミッドがある場所はかつて王政時代から不法占拠されて勝手に建築された民家や売春宿などが軒を連ねる治安の悪いエリアだった

>自由帝政をさらに自由化したら続いていたかも
ナポ3の敗因は自由化しすぎてポピュリストが議会で伸びすぎてプロイセンに感情だけで勝てない喧嘩をふっかけたことだ
と言われてるからなあ
フランス人がフランス人である限り自由政策ではムリゲだったかと

ルーブル美術館って元は宮殿の予定で建てたら途中で放棄されてスラム街になっちゃったんだっけ？

>革命を上からやられたら商売上がったりって嫉妬丸出し
う〜んドイツ観念論

>自由帝政をさらに自由化したら続いていたかも
ブルジョア層の言いなりにされた結果がプロイセンとの戦争のような…

>>民衆が馬鹿すぎる…
>初のフランス大統領選挙で
>あっこいつナポレオン？かぁ！って雑に票を入れちゃった民衆だから…
>みんなあほなのだ
あと当時他の候補はけっこうイマイチな人が多くて対抗馬には民衆から憎まれていたカヴェニャック将軍や6月一揆の対応で評価を落としていたラマルティーヌと
あまり適当な投票先もいなかった

>あと当時他の候補はけっこうイマイチな人が多くて対抗馬には民衆から憎まれていたカヴェニャック将軍や6月一揆の対応で評価を落としていたラマルティーヌと
>あまり適当な投票先もいなかった
穏健共和派もブルジョアも急進派もみんな消去法でナポレオンに投票した人も多かったしね

>ブルジョア層の言いなりにされた結果がプロイセンとの戦争のような…
敗戦後のgdgdを経てブルジョワ共和制フランスになるから結果論としては狙い通り
ブルジョワの人そこまで考えてないよだけど絶対
下手したら共産国になってたし

当時の世論は左翼と右翼で深刻なほど対立してたからその中間としてもナポレオンの存在はデカかった

>>凄いけどなんつー手法だ…
>貴族のオッサンが若い嫁を貰うから必然的に未亡人が多いのだ
これほど成程となったのは久しぶり

>>なおマルクスからめちゃくちゃ嫌われてた
>革命を上からやられたら商売上がったりって嫉妬丸出し
俺がやりたかった事の劣化パクリ（マルクス視点）しやがった　クソがぁ！みたいな？

>俺がやりたかった事の劣化パクリ（マルクス視点）しやがった　クソがぁ！みたいな？
青葉かお前は

マルクスの精神性は青葉程度じゃろ
文才がアホほどあったからナポレオン3世を貶めることに成功したが

>民衆が馬鹿すぎる…
死にすぎぃ！の元ネタこれかー

マルクスの唱える社会なんて上のブルジョワ貴族連中が身銭切って支えてくれないと実現不可能な事を
夢想して喚き散らしてるだけだからな

>>そのたらし能力で大金持ちの未亡人に片っ端から資金を投資させ遂にはクーデターを成功させた
>凄いけどなんつー手法だ…
エカテリーナ二世はもっと凄いぞ

共産主義の祖はマルクスではなくフランスだったっぽい

>>>なおマルクスからめちゃくちゃ嫌われてた
>>革命を上からやられたら商売上がったりって嫉妬丸出し
>俺がやりたかった事の劣化パクリ（マルクス視点）しやがった　クソがぁ！みたいな？
まあマルクスもナポレオン三世もイギリスにいたからな…
おまえは俺だったのかもな…
的な感覚が起きていたりして

>エカテリーナ二世はもっと凄いぞ
プーチン「源氏物語が古典？不倫の話を名作扱いするぐらい日本の道徳は崩壊しているのか」
お前が尊敬しているカーチャは現実だろうがと思った

エリ女も恋人に海賊させて欧州の財をひっぱいでたし昔はそんなもんよ

皇帝なのに前線に出て兵と苦楽を共にしたナポレオン3世は君主の鏡

ナポレオン3世の場合は少年時代にサン＝シモン主義者の家庭教師がいたこともデカい

迷君だよね

>>肩を晒した女が好きなのかウージェニー妃は肩で誘惑した
>若い頃から女性の肩が好きだったらしい
>青年時代もマチルド皇女の肩にもめっちゃ興奮してたし
手袋をした手が好きなナポリ国王もいたな

>>民衆が馬鹿すぎる…
>初のフランス大統領選挙で
>あっこいつナポレオン？かぁ！って雑に票を入れちゃった民衆だから…
>みんなあほなのだ
まだ義務教育とかないし字を読み書きできる人少なかったから仕方のないよ

>皇帝なのに前線に出て兵と苦楽を共にしたナポレオン3世は君主の鏡
普仏戦争まで君主や将軍が馬で戦場を駆け巡り、帝国の運命を決する。そんなことはもうなくなった。これからの英雄は、安全で静かで物憂い事務室にいて、書記官達に取り囲まれて座る。一方、何千という兵士達が電話一本で機械の力によって殺され、息の根を止められる

>ナポレオン3世の場合は少年時代にサン＝シモン主義者の家庭教師がいたこともデカい
そして大人になってからのナポレオン3世は資本主義の進化と発展によって貧困を無くす＋上からの改革と庇護により労働者を守るという思想だった

>エリ女も恋人に海賊させて欧州の財をひっぱいでたし昔はそんなもんよ
海賊が頭角を現してきたから恋人にしたんだぞ

フランスって凄い国だよな
なにしろ共和制や絶対君主制はもちろんのこと神権政治も社会主義もファシズムも植民地までありとあらゆる政治体制を経験してきてるな
人類史の実験場みたいな国だな

>まだ義務教育とかないし字を読み書きできる人少なかったから仕方のないよ
一応ブルボン朝で学校が整備されて男子の方はそこそこ識字率が上昇
そしてプロパガンダ新聞とかパンフレットが読めるようになって革命へ
読み書き出来ないと投票も出来ないしな

>フランスって凄い国だよな
>なにしろ共和制や絶対君主制はもちろんのこと神権政治も社会主義もファシズムも植民地までありとあらゆる政治体制を経験してきてるな
>人類史の実験場みたいな国だな
独裁者は
ドゴールが一時そうか
ロベスピエールも独裁者でいいかな

ナポレオン3世の息子ナポレオン4世は亡命を受け入れてくれて孫のように優しくしてくれたヴィクトリア女王に恩を返すために英国軍に志願した結果若くして戦死してしまってる…

>まだ義務教育とかないし字を読み書きできる人少なかったから仕方のないよ
今も残るアメリカ大統領選の選挙人制度なんかもこの辺の事情からのものよね

第二帝政中期ごろから鉄道建設最盛期を迎え鉄道通勤の文化も生まれた

>ナポレオン3世の息子ナポレオン4世は亡命を受け入れてくれて孫のように優しくしてくれたヴィクトリア女王に恩を返すために英国軍に志願した結果若くして戦死してしまってる…
相手がシャカなき後とはいえズール―軍じゃあな

>皇帝なのに前線に出て兵と苦楽を共にしたナポレオン3世は君主の鏡
それでいて戦争下手だったから気の毒になるな

>第二帝政中期ごろから鉄道建設最盛期を迎え鉄道通勤の文化も生まれた
七月王政の時代は一部しか走ってなかった鉄道もフランス全国に整備された

>鉄道通勤の文化も生まれた
悪夢の始まり

ナポレオン3世の前後あたりで近世と近代が転換した気がする
ナポレオン1世の頃は何をするにも人力で、ぶっちゃけ江戸時代に毛が生えた程度の文明水準だけど
ナポレオン3世の時代になるとフランス中に鉄道と電信網が敷かれて、夜も街はガス灯で煌々と輝き、上下水道と水洗便所が整備され、新聞とコーヒーが一般大衆に普及し、現代人とあんまり生活スタイルを送ってた

>ナポレオン1世の頃は何をするにも人力で、ぶっちゃけ江戸時代に毛が生えた程度の文明水準だけど
>ナポレオン3世の時代になるとフランス中に鉄道と電信網が敷かれて、夜も街はガス灯で煌々と輝き、上下水道と水洗便所が整備され、新聞とコーヒーが一般大衆に普及し、現代人とあんまり生活スタイルを送ってた
銃器が飛躍的に発展するのもこの時期なので日本もなんとか波に乗れた

>第二帝政中期ごろから鉄道建設最盛期を迎え鉄道通勤の文化も生まれた
この頃のパリの通勤列車は全員座って乗るのが基本だったからそこまでキツくはなさそう

>第二帝政中期ごろから鉄道建設最盛期を迎え鉄道通勤の文化も生まれた
文化といえば鉄道は芸術にも影響を与えてるな
貧乏人でも気軽に鉄道に乗って旅行ができるようになったから、画家は都市から田舎まであらゆる風景や画題に接する事ができるようになった
クロード・モネは駅の絵を描いてたけど、駅は単なる移動手段というだけでなく、異文化の出入り口でもあり、中世から近代への転換点でもあるという示唆なんだろうな

>貧乏人でも気軽に鉄道に乗って旅行ができるようになったから、画家は都市から田舎まであらゆる風景や画題に接する事ができるようになった
＋この時期にチューブ式絵の具がイギリスで発明されたのでよくある「野外で描く画家」が出て来る
そして印象派へ

ナポレオン3世が国賓の接待に重宝したル・グラン・ホテル(現インターコンチネンタル)
若き日の渋沢栄一も宿泊した

>>第二帝政中期ごろから鉄道建設最盛期を迎え鉄道通勤の文化も生まれた
>七月王政の時代は一部しか走ってなかった鉄道もフランス全国に整備された
鉄道にも力を入れていたのは知っていたけどここまでとは…！

三世のころの日本がちょうど幕末から明治維新なんだよな

>三世のころの日本がちょうど幕末から明治維新なんだよな
そこから浮世絵ジャポニスム印象派よ

第二帝政といえば華やかな百貨店文化

貴族文化を引きずっていたヨーロッパを現代化させたジャポニズムの功績は白人にも日本人にもあんま知られていない

19世紀後半フランスを超えてイギリスやアメリカ日本でも流行した建築様式
第二帝政様式

ナポレオン3世の子孫がDNA鑑定したら一切遺伝子受け継いでなくて嫁の浮気確定したの好き

結婚しても漁色家が治らずにたびたび皇后に怒られた

>19世紀後半フランスを超えてイギリスやアメリカ日本でも流行した建築様式
>第二帝政様式
明治時代の建築もナポレオン3世様式のものが多いね

>貧乏人でも気軽に鉄道に乗って旅行ができるようになったから、画家は都市から田舎まであらゆる風景や画題に接する事ができるようになった
ゴッホとゴーギャンの自伝を読むとこいつらしょっちゅう鉄道に乗ってんな…ってなる
ヨーロッパ各地の美術館を見て回るときも鉄道に乗るし、生まれ故郷のオランダから芸術の都パリに行くときも鉄道に乗るし、有名なアルルの家に移住したときも鉄道に乗る、何なら鉄道の絵も描く

皇后も皇帝と同じく当時としては開明的な人で女性の社会進出や雇用を進めたり積極的に慈善活動にも寄付してた

本人も戦争には自信がなかったが
ナポレオンを名乗ってる以上陣頭に立たざるを得ないのである

>皇后も皇帝と同じく当時としては開明的な人で女性の社会進出や雇用を進めたり積極的に慈善活動にも寄付してた
皇后が自身の所有する宝飾品を売却して建設したウジェーヌ・ナポレオン財団
この建物は1865年に孤児院として皇后の寄付で建てられた

>ナポレオンを名乗ってる以上陣頭に立たざるを得ないのである
捕虜になるのはファンキーすぎる

>捕虜になるのはファンキーすぎる
妻はロック

セダンの戦い
皇帝の表情には悲壮感が浮かぶ

>この頃のパリの通勤列車は全員座って乗るのが基本だったからそこまでキツくはなさそう
あの…そのオープン席… 排煙直撃焼き鳥席です…

>皇后が自身の所有する宝飾品を売却して建設したウジェーヌ・ナポレオン財団
そういやこの間ルーブルから宝飾品を盗まれていたか

>>捕虜になるのはファンキーすぎる
>妻はロック
ガチでその方がましだったかもな
あと当時のフランス人の価値観的に全部じゃないにしても一定数は言いそう

うんこまみれのパリの道をまるごと水洗できるように設計した稀代の内政家
戦争は…名前に期待された強さはなかったね
相手がビスマルクという世界史上でも稀な傑物だったのが可哀想

第二帝政ももうすぐ終わる1867年に開催された1回目のパリ万博

ブルボン王朝の最後にしろスレ画にしろ
フランス国民がここまで愚かでなければもっとましな未来があったろうに

>ブルボン王朝の最後にしろスレ画にしろ
>フランス国民がここまで愚かでなければもっとましな未来があったろうに
ブルボン朝は最後のシャルル10世が全面的に悪かった
ルイ18世がもう少し長く生きてたらおそらくフランスは今も王政だった

第一回パリ万博開会式の様子　
左からベルギー王レオポルド2世・プロイセン国王ヴィルヘルム1世・オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世・フランス皇帝ナポレオン3世・ロシア皇帝アレクサンドル2世・エジプト副王イスマーイール・パシャ・イギリス王太子アルバート・エドワード

>第二帝政ももうすぐ終わる1867年に開催された1回目のパリ万博
大屋根リングだ

>第一回パリ万博開会式の様子　
>左からベルギー王レオポルド2世・プロイセン国王ヴィルヘルム1世・オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世・フランス皇帝ナポレオン3世・ロシア皇帝アレクサンドル2世・エジプト副王イスマーイール・パシャ・イギリス王太子アルバート・エドワード
濃いメンツだ

>No.1371987894
フランツヨーゼフとか前年にプロイセンに惨敗したばかりなのに…
当時どういう心境だったんだろ

>第二帝政ももうすぐ終わる1867年に開催された1回目のパリ万博
中国との共同出展だけど日本が初めて参加した万博でもある

>第二帝政ももうすぐ終わる1867年に開催された1回目のパリ万博
水族館とか巨大な大砲展示してあったりクソ面白そう

パリ改造により中世以来の古い街並みは消え上下水道の完備された近代的な建築がパリにたくさん建てられた

>>第二帝政ももうすぐ終わる1867年に開催された1回目のパリ万博
>中国との共同出展だけど日本が初めて参加した万博でもある
この頃はまだ江戸幕府か

道が広くなった

>パリ改造により中世以来の古い街並みは消え上下水道の完備された近代的な建築がパリにたくさん建てられた
脅威のリノベーション

フランス軍には戦術に長けた将官もそれなりにいたけど
プロイセンには戦略最強のモルトケがいたのでどうしようもなかった

>フランス軍には戦術に長けた将官もそれなりにいたけど
>プロイセンには戦略最強のモルトケがいたのでどうしようもなかった
更には軍制改革成功させたプロイセン陸軍大臣
アルブレヒト・フォン・ローン伯爵もいて勝率更にドン！