「逢魔が時は、アタシの時間よ!!」 黄昏のドッペル。その姿は、時計。 この感情の主は、自身のドッペルに足を引っ張られながらも、先頭に立つことをやめない。 このドッペルはなにも見たくないその全てを奪い取り、壊れた長針の代わりになるものを探している。 宙の光と地に残る星を壊れたドッペルは繋ぎとめようするが、現実を直視できなければ難しいだろう レイ(水着Ver.) 「泳げないのは誰かしら!!」 黄昏のドッペル。その姿は、時計。 この感情の主は先頭を走りながらも、少しだけ仲間と同じ歩幅になる過程にある。それに加えて夏の陽気に胸が弾んだため、 少しはっちゃけた見た目になった。 その心持は時計自体に影響して取れるのが見て取れ、もはや主の一時の感情に振り回されている感じがする。詰まるところ表面だけ取り繕った姿である。 海に特化して戦うことが出来、海中を高速で移動するその姿は泳げない者を助けることだろう。 レイ(オーマレイ) 「理の外までも、アタシは否定し破壊する!!」 徒刑のドッペル。その姿は、魔王 この全ての感情の主は、溢れた想いを回収しながらその全てを天に放つ。 このドッペルは理の全ての感情を吸い込むが、すべての感情を混ぜ合わせたとしても、決して白くなることはなく、色の元素を取り込んだ泥のような闇となる。 その中でも強い闇を浴びたものは、自身の感情が制御できなくなる上に歴史から切り離されて、理の外に通ずる為のエネルギーにされてしまう挙句、途轍もない恨みに支配されるらしい。 ただ、このドッペルは奇跡的な感情のバランスで体を保っているので、主の感情が一定の方向に振れすぎると、昨日への後悔だけを残して消えてしまう。