ただいまさやか
そしていらっしゃい桜子ちゃん
確かにまずはご本人に話をするのが一番だな

｜話は聞いてるよ…神浜に夢遊の亡霊が出たってユニオンでも騒ぎになってる｜
｜「」、私に…と言うよりも、私の子たちに興味を持ってくれたの…？｜

ただいまさやか
こちらの想定外というか思わぬ形で魔女を呼んでしまった事は伝えたかい？

｜ねむと灯花にも連絡はしてあるから…じきにこちらに来ると思う｜

桜子ちゃんの子どもかぁ…今気になってる次世代の桜は
種から育つ芽なんだし、確かにそう言えるな…

>ただいまさやか
>こちらの想定外というか思わぬ形で魔女を呼んでしまった事は伝えたかい？
一応は……あたし達が昨日聞いた事は全部ね

｜ふたりとも責任を感じる必要はない…全てが初めてだから…上手くいくとは限らないもの｜

>ただいまさやか
>こちらの想定外というか思わぬ形で魔女を呼んでしまった事は伝えたかい？
｜シィって子が言うことを信じるなら桜の香りに引かれて活動を開始した…んだよね？｜
｜私の飛ばした種たちは、人知れずエサになってしまってるって…｜

桜子…てっきりもっとショックを受けるかと思ってたけども…あんたは結構強いわね？

>｜私の飛ばした種たちは、人知れずエサになってしまってるって…｜
っ…それは…（かける言葉に迷うさやかだ）
桜子、あんたが落ち込むのもわかる…だからこそ打てる手を打ちたいんだ

<そうだよー！おじ様の子どもがパクパクされてるのをさすがに知らんぷりはねー？

>桜子…てっきりもっとショックを受けるかと思ってたけども…あんたは結構強いわね？
｜桜の先輩たちはこういうのは当たり前って言ってるよ？｜
｜でも私の魔力があの魔女の餌になってしまうのは考え直さなければいけない｜

知らんぷりというか知らなかったんだよ！

｜私はね、意外と大丈夫……植物は、子孫である種の面倒を見られないものだから｜
｜あくまでも繁殖までが仕事…無事に増えるかどうかは、自然に任せてる｜
｜でも…浄化の桜が増えられずに、いろはやういたちのためにならないのは大問題｜

むふっ…無理もないさ
僕たちだってわからなかった…君もその一人だろう？灯花

あ！二人とも来たわね？
まあ…あの蛇だか竜だかの魔女が出てきた原因ってのをあんたたちに話さなくちゃだね

>むふっ…無理もないさ
>僕たちだってわからなかった…君もその一人だろう？灯花
本体の桜が飛ばしてる種の行方をね、わたくしも追跡しようとはしたんだよ
でも、範囲が広すぎて有効な手段がまだ打ててないんだにゃー…（しゅん…）

それに、桜子にも『追わなくても良い』って言われたから
そうこうしているうちにウヤムヤになっちゃったんだよにゃー…

まさかそういう理由で目が覚めたなんてそれは神様くらいじゃないとわかんないわよあんなのは〜！

（申し訳なさそうに小さくなる灯花ちゃんである）

｜みんなのせいじゃない…私の無知もあるから｜

桜子は確かに独立した生命体だよ
でも…やはり育つには生命力だけでなく魔力も必要なんだ

あーそっか…あたしたち自身分け株を育てるのめっちゃ四苦八苦して
今だって手探りだもんね？

>まあ…あの蛇だか竜だかの魔女が出てきた原因ってのをあんたたちに話さなくちゃだね
なるほど…つまり、件の魔女にとってエサになる魔力源が最近急に増えたから
…ということが原因なわけだね？（ｺｸﾘと頷くねむである）

>まさかそういう理由で目が覚めたなんてそれは神様くらいじゃないとわかんないわよあんなのは〜！
そうだね、僕たちにとってもこれは想定外だった
現在の浄化システムの在り方そのものを揺るがしかねない天敵が居るだなんて

つまり…桜子の分け株は量じゃなくて質で勝負するべきなんですけど〜！おわかり？

>まあ…あの蛇だか竜だかの魔女が出てきた原因ってのをあんたたちに話さなくちゃだね
むふっ…おおよそログで拝聴済みだよ、整理しよう(ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ)
まず、この世界の浄化システムは本来の想定から大きく変わっている…桜子を核としてゆっくりと広がるように
しかし、その方式を採用したことで芽生えかけの結界の種が魔女の餌として目をつけられている
各地の苗木に頻発する異常も、広まりが遅いのもその為であった…ということだね？

｜私自身…ちょっと行けるんじゃないかなみたいな甘いとこがあるって桜の先輩に言われた｜
｜これは反省…50年も生きてない若造には届かない境地がある…｜

>つまり…桜子の分け株は量じゃなくて質で勝負するべきなんですけど〜！おわかり？
それは俺も賛成するところだよ灯花ちゃん
根を張れるくらいにはしっかりとした状態にならないと難しいかもね

僕たちの桜の分け株、そしてその子孫たちが地に根付こうとしている
それ自体が魔女を活気づかせ、各地に足を伸ばさせた…僕たちの知らない芽さえも犠牲になっている…！

先輩って…あの公園の桜の樹たちだよね？
そっかー…桜子はあの樹に比べたら若造かー…

｜私はね、意外と大丈夫……植物は、子孫である種の面倒を見られないものだから｜
｜あくまでも繁殖までが仕事…無事に増えるかどうかは、自然に任せてる｜
｜でも…浄化の桜が増えられずに、いろはやういたちのためにならないのは大問題｜

ただ…むふっ、現状ひとつだけ言えることがあるよ、みんな
桜子の子ども達の拡散、それそのものはひとまずは順調なようだ
…芽吹いた先で刈られているという大問題にさえ目をつぶればね…

で…この大問題を教えてくれたお優しいのがくだんの夢遊の亡霊さんだって〜？
でもでも、夢で人の苦痛が分かるとしたってよくも分かったよね…いにゃ、もしかして
パクつかれた種さん達の視点からでも夢が見えてたり〜？あんまり想像したくないにゃー

>先輩って…あの公園の桜の樹たちだよね？
>そっかー…桜子はあの樹に比べたら若造かー…
｜そう…まだまだ若輩者…｜
｜上手にミツバチを誘う方法とか、大先輩から学ぶことはたくさんある｜

わたくしはアプローチを変える！
この世界にだって魔力が豊富な土地があると思う！
だから…候補地を探す！植林だってむやみやたらやっても失敗するにゃー…それと同じ事！

そうねぇ…桜子の子孫が安心するためには
あいつを倒さなきゃいけない…！

>根を張れるくらいにはしっかりとした状態にならないと難しいかもね
そう！わたくしたちの手を借りずに育って、自然の驚異にも簡単には負けない！（むんっ！）
さいしゅーてきにはそういう優良種を目指さないと！

>そうねぇ…桜子の子孫が安心するためには
>あいつを倒さなきゃいけない…！
さやかお姉さんの言うことももっともだよ、灯花…！
見事な桜が育つためには、ある程度は人の手を入れることも大切だからね

>この世界にだって魔力が豊富な土地があると思う！
むぅ・・・言われてみると心当たりがあるぞ？
二木の街の話だが、相性の良い土地に植えることで安定したんだよ
そういう場所があるんだ・・・この星には

｜だったら…鍛えnight…！｜
｜やっぱり腕立てから？｜

人の手を入れる、かぁ…あの子達の安住の地になりそうな良い感じの土地を探しつつ
天敵を駆除していくってことよね？

紅葉パイセンのとこだね？しっかり根付いたのは
逆を言うと相性の悪いとこだってあるわよね…ほら、曰く付きのなんかがある土地とか！

その天敵が魔法少女じゃないと倒せないような相手だってのがハードだな
…さやかたちにはまた苦労をかけちまうことになるが、頼めるだろうか（頭を下げる成人男性）

そうさ…容易に掴める希望でない事は十も承知だよ
だからこそ僕たちはやらなくてはならない

ふむ、しかし例の苗木喰いの魔女を駆除するにも情報が不足しているね…(ｸｲｯ👓)
おじさん、地下室への入室許可をいただけないかな…ヤツについてインタビューする相手がひとり

>紅葉パイセンのとこだね？しっかり根付いたのは
>逆を言うと相性の悪いとこだってあるわよね…ほら、曰く付きのなんかがある土地とか！
｜うん……穢れの強い土地はオススメできない｜
｜魔女を引き寄せやすくなるから…｜

この一件にはペレネルせんせーにも当然噛んでもらうにゃー
くふふっ…広める舞台はこの世界になるんだからー！！

>｜うん……穢れの強い土地はオススメできない｜
>｜魔女を引き寄せやすくなるから…｜
うちの事かーーー！！！

>うちの事かーーー！！！
そういえば…この家ってそんな感じのとこよね〜？
ミラーズあった時代とか！

>｜うん……穢れの強い土地はオススメできない｜
>｜魔女を引き寄せやすくなるから…｜
んん、ちょーっと待って桜子
つまり…逆にヤツをおびき寄せて囲んで棒で叩くにはばっちいとこがイイ！ってことにならにゃい？

>…さやかたちにはまた苦労をかけちまうことになるが、頼めるだろうか（頭を下げる成人男性）
へへ…水くさいわねー？そんなの今さらでしょーが「」っし（にっ♪）
頼まれなくてもやってますけどー…愛する「」っしーに頼まれたからにはやり遂げちゃいますからね！

むう…大紀行もやはりやらざるを得ないという事かー
（なぜか俺もオトモしそうな気はするけども）

>つまり…逆にヤツをおびき寄せて囲んで棒で叩くにはばっちいとこがイイ！ってことにならにゃい？
｜あっ…そう言われると…｜（PON）

>さやかお姉さんの言うことももっともだよ、灯花…！
>見事な桜が育つためには、ある程度は人の手を入れることも大切だからね
そう言う意味では植物関連のスペシャリストにも話を聞く必要があるかもしれんね･･･
少しジャンル違うけど、あの広大な家庭菜園を維持できてるまどかちゃんのお父さんとか

>そういえば…この家ってそんな感じのとこよね〜？
>ミラーズあった時代とか！
｜ウワサ本体のある北養区の山も、実は…最初は穢れが強い土地だった｜
｜うい…エンブリオ・イブが居た場所だったから｜
｜だけど、最近はだいぶ落ち着いてきた…ユニオンのみんなが通ってくれるし、山に住み着いている魔法少女も居るから｜

山に住み着いている魔法少女……あっ
（銀髪のエルフめいたダブルトマホーク美少女の顔が浮かぶ）

むふっ…話を聞く限りではその魔女は相当に強大な魔所の筈だ
古エッダにも登場するくらいだからね？
一筋縄ではいかないはずだ…僕たちにはまだ情報も力も足りないかもしれない

>ふむ、しかし例の苗木喰いの魔女を駆除するにも情報が不足しているね…(ｸｲｯ👓)
>おじさん、地下室への入室許可をいただけないかな…ヤツについてインタビューする相手がひとり
ヨシ、構わないぞねむちゃんや
この際だ！打てる手は打つし頼れるものはなんでも頼る！

神話が先か魔女が先かはこの際置いておくにして
少なくとも明らかにお話と性質が当てはまりすぎている以上は古くから生きている魔女なのだろうな

>>つまり…逆にヤツをおびき寄せて囲んで棒で叩くにはばっちいとこがイイ！ってことにならにゃい？
>｜あっ…そう言われると…｜（PON）
じゃー桜子！おとり用超つよつよ種の用意がいるよー！
いちばん最初にやった時みたくほうぼうから魔法少女を集めて魔力を搾るにゃー！(むんっ)

>｜だけど、最近はだいぶ落ち着いてきた…ユニオンのみんなが通ってくれるし、山に住み着いている魔法少女も居るから｜
桜子のウワサ本体の居る山は、当面大丈夫そう…って考えても良いのかもしれないにゃー（頷く灯花）
わたくしたち魔法少女が毎日誰かしら居るんだもんねー、くふふっ
だからといって警戒を怠るつもりは無いけど！

>神話が先か魔女が先かはこの際置いておくにして
>少なくとも明らかにお話と性質が当てはまりすぎている以上は古くから生きている魔女なのだろうな
そうだよ、おじさん…油断ならぬ相手なのは間違いない（にっ…👓）
これから古からの知恵を借りに行ってくるよ…だから、あの地下室に入るための合い言葉を教えて欲しいな

良いだろうヨシ！……合い言葉はああああああーーー！！
『らぶ！みー！どぅ！』ーーーーーーーーー！！！！

まずは守りを固める所からだな？いかんせんこちらにはまだ足りないものが多い
かといって桜の木を今のままの無防備に近い形のままにするのも良くないからね

叫ばなくても良いわよ「」っしー！？
あたしが決めた合い言葉だからなんかハズいでしょーが！！

魔女のパトロールだけじゃなく守りも…かぁ…
でもあたし達の魔力はあの桜に助けられてるとこあるもんね！

>『らぶ！みー！どぅ！』ーーーーーーーーー！！！！
じ、情熱的な合い言葉だね…（たじろぐねむである）
善は急げだ、さっそく地下室にお邪魔してくるよ（ｶﾞﾗｯとフスマを開けて廊下に向かう）

……ねぇ、おじさん（ﾋｮｺｯとフスマから顔を覗かせるねむ）
その合い言葉、だけれど…今みたいに大声で叫ばないとダメだったりするのかな…？

そういうことは・・・ない！

って、おじさまは言うにゃー…？（ﾆｨｨｨ…！）
小さすぎる声では反応無いかもよー？
大事な合い言葉ならいっそ叫んだ方がオススメではあるってわたくしは思うなーねむ〜？

わたくしたちの本家の守りはそーとー頑丈なんですけど〜
おじ様たちのとこは大丈夫〜？

ねー？おじさまもそう思うでしょ〜？
（ニヤついている灯花だ！友人の恥ずかしいシャウトが聞きたいにゃぁ！って顔だ！）

>わたくしたちの本家の守りはそーとー頑丈なんですけど〜
>おじ様たちのとこは大丈夫〜？
言ってくれるじゃないのさ〜？見滝原―ズを舐めないでくれますかな？（どやぁ）

灯花ちゃん…！（Oh…）
…で、でもそうだな！叫んだほうが良いかもな！（乗っかる成人男性であった）

むぅ…君たちという人は…
（むすーっ…とした顔で廊下へと引っ込むねむ、そして）

＜すぅーっ……はぁ…よし
＜ら…ら……ｵﾎﾝｯ！…ら…！

＜…らぶ！みー！どぅーっ！（ねむの声が廊下から響き渡る！）

で、もって〜(ｺﾞｿｺﾞｿ)
おじ様、これ持っててくれる？魔女を誘き出すのにオリジナル桜子に限りなく近い分け株を作った方がよさげだから
はい、魔力吸うやつと蒐集カプセル！(ｺﾞﾄﾝｯ)

ｸﾞｵｺﾞｺﾞｺﾞ…

『ﾋﾟﾛﾘｰﾝ♪　合い言葉を検知しましたﾄﾞｽｴ』
『地下格納庫、ロックを解除しますﾄﾞｽｴ』

>＜…らぶ！みー！どぅーっ！（ねむの声が廊下から響き渡る！）
くふふふふ♪やったよおじさまーっ！（ﾊｲﾀｯﾁ！）
録音してたらねむ、後で泣いちゃいそうだからさすがにしなかったけど！

>くふふふふ♪やったよおじさまーっ！（ﾊｲﾀｯﾁ！）
>録音してたらねむ、後で泣いちゃいそうだからさすがにしなかったけど！
ｳﾑｯ！ムハハハハハ！！（ハイタッチに応じる成人男性！大人げない！）
>はい、魔力吸うやつと蒐集カプセル！(ｺﾞﾄﾝｯ)
……ワッザ？！

灯花も「」っしーもくだんないイタズラしてんじゃないっての…ったく！
大天才と良い大人がふたりして子供みたいなことしちゃってさ！

（陥没事故の一件から少し強くした地下の保管庫である）

『灯花におじさん…あとで覚えて置いて欲しい…💢』※ねむテレパシーだ！コワイ！
『さて、僕の方はインタビュー相手を探すとしよう…マギカスートラは…』

>……ワッザ？！
魔力がたくさんひつよーだってわたくし言ったでしょー？
おじさまにはさやかお姉さまからの採取をおねがいするね

>『さて、僕の方はインタビュー相手を探すとしよう…マギカスートラは…』
『我を探すものは誰か』

（地下室の棚の前に立つねむの前にはワケありな古文書がひとつ）
（男女が絡み合ったような形の淫猥なレリーフがはめ込まれているそれこそは）

むふっ、マギカ・スートラだ
相変わらず卑猥な装飾の表紙だ…

マ連全員分のカプセルはいちおー用意だけしてるから！
こっちはこっちに任せてよろしくにゃー

>『我を探すものは誰か』
やぁ、僕だよ…柊ねむだ、君をかつてフェントホープに蒐集し
君のページをかつて再編纂した魔法少女さ

『何を識きたい？』

君に尋ねたいことがあってやってきたんだ
古代から眠っている、魔力を食む魔女のことさ
生まれただろう時代を近しくする君なら聞いたことくらいはあるんじゃないのかな

>おじさまにはさやかお姉さまからの採取をおねがいするね
｜あなたのやり方を見せて、「」…参考にするから｜
(さやスカートをｶﾞﾊﾞｰｯとめくる)

（本に変生した魔法少女が光る）

『ヴリトラか、あれは恐ろしき厄神である』
『我は見た事はないが…伝え聞いている…災厄・鬼女の夜に比肩するものと』

（ポケットから羽根ペンを取り出し余白にサラサラと質問をかき込み出すねむ）

『木の根に宿る魔力を食む魔女について知恵を借りたい』

『ヴリトラ…？それはインド神話…いや、キミたちの紡ぐ話に出てくるものだね』

『そして以前アレに呑まれて識ったことが…腹の中が、すごかった…』(控えめな小文字で)

ねむのやつ、大丈夫かしらねー…あのきかん坊だった本に会いに行ったんでしょ？
って…ちょっと「」っしー？なによその機械は！それに採取って！？
>｜あなたのやり方を見せて、「」…参考にするから｜
>(さやスカートをｶﾞﾊﾞｰｯとめくる)
ぎゃーーーー！？桜子ーーーー！？？！

ｽﾞﾙｯ(手際よく膝まで下ろされるしまぱん)

>『木の根に宿る魔力を食む魔女について知恵を借りたい』
『あいわからぬ…神の域に触れるは禁忌…だがお前たちの知っているワルプルギスの夜の程と同じかと』

『…参ったね…そこまでのものだったとは…にしてもヴリトラとは…
いよいよ古くから活動している魔女という事になったね』

むっ！…いやいやいや！（頭を振る「」）
い、いまここでは…しない！青少年のなんかに実際悪い！
若輩者の桜の化身のなんかにはもっと悪い！！