真仁:あっ、おーい！
空を飛び此方へ接近して来るなのは達に手を振る真仁
ウルトラマグナスは相手を混乱させぬ様トレーラーの姿となって身を隠し、様子を見守っていた
なのは:真仁さん！どうしてこんな危険な所に…
フェイト:あまり人の事は言えないかも知れませんが、早めの退避を
2人とも困った様な顔で離れた方が良いと訴える
真仁:でも探し物がもうちょっとで見つかりそうなんだよ〜
1〜3.だからもう少しだけ待って！おねが〜い！
4〜5.それに前みたいに管理局に見つかったら面倒だし…
6.…
dice1d6=3 (3)

なのは:うーん…
どうしたものか…
愛らしい仕草でお願いする真仁を前に戸惑いを見せる…が、そこへギンガが真仁へ話しかける
ギンガ:あの、真仁さん
真仁:はいなんでしょう
ギンガ:
1〜3.渡航許可証って、お持ちですか？
4〜5.此処に立ち入るのって…許可貰いましたか？
6.…そちらのトラック、調べさせて頂いても？
dice1d6=2 (2)

フェイト:あっ
真仁:……ちょっと待ってね、トレーラーにあるから
フェイト:(良かった…)
確かにそうだ、渡航許可証は局員でさえちゃんと申請しないといけない物だ(非常事態を除く)
今回の場合は緊急を要する事では無い為、持ってないと面倒な事になってしまうのだが…
真仁:よっと
マグナス:持ってるのか？
真仁:
1〜3.無いよ、だから今から作る
4〜5.えーっと別の所に行った時のがバッグの中に…あったあった
6.勿論、特別なのがね
dice1d6=6 (6)

ギンガ？

ハニエルは使うなよ！

マグナス:それは？
カバンから取り出したのは仰々しい何か
下部にはハナミ・テスタロッサの名が筆記体で綴られていた
真仁:ハナミちゃんお墨付きの渡航許可証、これさえあればどんな次元世界にも行けちゃう優れもの、さ
正確にはこれを見せた場合、後出しでハナミが申請してくれる
提督権限で限られた者にしか渡されない特別な許可証だ
真仁:お待たせー、これで良いかな？
ギンガ:確認し…！？
1〜3.こ、これ…！
4〜5.貴方は、一体…
6.まさか貴方が…〈ゴースト〉と戦った…！？
dice1d6=4 (4)

許可証に書かれたハナミの名
コレが意味するのは…恐らく彼女が此処にいるのは提督の手引き
そう考えたギンガは僅かに疑いを持った目で真仁に視線を向けた
ギンガ:…確認しました、お手数をおかけし申し訳ありません
真仁:いえいえ、確認は大事だからね
1〜3.…と、そろそろ発掘が終わるかな？みんな私から離れちゃダメだよ
4〜5.にしても遅いなドリラーくん…ちょっと調べて来ようかな
6.…あれ？君って…
dice1d6=4 (4)

ドリラーくん呼びか

暫く離席…

可愛いがってるな

元から持って色んなところ行ってるんだろうな…お騒がせ魔女が…

兄の分け身でフェイトの友人の姉となると渡してもおかしくはないんだが

なのは:ドリラーくん…？
聞き慣れない名に首を傾げる
真仁:ドリラーくんはデカくて…太くて…トゲトゲで…カッチカチなんだよ、あとミミズみたい
フェイト:そ、そうなんですか…
ダメだ、全く想像が出来ない
一体どう言う形をしているのだろうか…デカいミミズ？
ティーダ:なんか…嫌な予感が…
1〜3.い、生き物なんですか？
4〜5.俺達喰われたりなんて事は…
6.(というかこの声…どっかで────)
dice1d6=4 (4)

ゴロゴロしてるし

真仁:んー、大丈夫じゃない？多分
ティーダ:多分！？
それ本当に大丈夫なのか！？と叫びたくなるが…あまり強くは言えない
色々てんやわんやのお陰で真仁が自身を助けてくれた魔女だとは気付いてない様子
真仁:(…これなら大丈夫かな？)
…と、暫くしないうちに地響きが鳴り始め、地面が大きく揺れる
ギンガ:これは…！
そして少し離れた地点からドリラーが地面を突き破って現れるのであった…

という訳で此処まで