おっと今回はなかなかいい感じの出目じゃないですか？
飛び抜けすぎたものもありませんし低いのも29くらい、それでいてゾロ目は66が1つだけ……66？
ちょっと気になる出目ですがあらすじに逃げます！

　わたし/観測者ちゃんを救出して一緒にみんなを助けに向かったほむらちゃん/私。『わたしたち』の拠点に向かう道中なんども待ち伏せされつつも二人で一人の魔法少女として、ゲノムオーグメンタⅢと薬液の力を借りつつ障害を蹴散らして進みました
　そうして『わたしたち』の中枢へ辿り着いて変身、『わたしたち』の鎮圧に成功した私/わたしは彼女の心に接触。説得を試みています
　討伐でも説伏でもなく、他ならぬ彼女自身のために

・ステータス
ほむらちゃん/私:暴力30+25+25%(+25%)/知識50/賢さ60
特性:ループの経験者(基礎暴力値+25,暴力値補正+25%)/時間停止の魔法[習熟](重要な戦闘で暴力値補正+25%,奮闘度+1d25)
観測者ちゃん/わたし:暴力-(ソウルジェムのみ,本来は101)+30%/知識37/賢さ69+45%/コミュ力36
特性:基礎的サイバネティクスの知見(賢さ+5%,暴力値+5%)/集団的自意識への精通(賢さ+25%,暴力値+10%)/限定的過剰チューニング(暴力値+15%,賢さ+15%)
群測者ちゃん/わたしたち:暴力101+55%/知識37/賢さ319(合計月次成長:+40)+65%/コミュ力36
基礎的サイバネティクス(賢さ+5%,暴力値+5%)/ゲノムオーグメンタⅡ(奮闘度76以上の時チェンジして基礎GS消費と戦闘力が3倍)/集団的自意識(賢さ+25%,暴力値+10%,月次基礎賢さ+10)/バトルドローン群(月次賢さ成長+20,賢さ補正+20%)/過剰チューニング(暴力値+15%,賢さ+15%,奮闘度または研究努力で1が出た時、ファンブルとして更なる悲劇が襲う/奮闘度が90以上の時、肉体が自然発火して基礎暴力値と基礎GS消費量が2倍)/龍の心臓(基礎暴力値:+25,暴力値補正:+25%,生物学研究力:+50%)/統合型生体生産工場(月次賢さ成長+5)

さて、前回は『わたしたち』を戦闘で鎮圧、『ライダーバイトインパクト』で強制的に彼女の意識に接続し、わたし/観測者ちゃんが
>(あなたが死ねば、残された体は？急に放り出されるマミさんたちのアフターフォローは？生体原子炉は？)
>(ともかく、あなたはまだ死ねない。死ぬことは許されない)
と。私/ほむらちゃんが
>(私は、あなたに生きていて欲しい、です。たとえあなたが、観測者ちゃん本人じゃないとしても)
>2.もしもあなたが、何かを間違えたり、失敗したりしたとしても！
と訴えたところで終わりました
今回はこの続きから再開です

(わかりましたか？あなたは確かに大きな罪を犯した。それでも、それは死ぬ理由にも……死んでいい理由にもならないんです)
(被害にあったのは、私たちが知っている相手だけ。謝って許してくれるかはわかりませんけれど……それでも、死んで償うことを要求するような人たちじゃありませんから)
わたし/観測者ちゃんと私/ほむらちゃんの説得を受けて、彼女は

1.違う……違うんです！
2〜4.本当に、許してもらえるのでしょうか……
5,6.……えぇ、例え許されなかったとしても
7.!?
dice1d7=6 (6)

説得成功か

観念してるな

「彼女は……きっとわたしたちを許さないでしょう」
その声は、しかし言葉とは裏腹にどこかスッキリとした声色で
「でも、それでいいんです。彼女が許さないのは構いません、それで結局は命で償うことになっても従いましょう、それでも……」
一拍、深呼吸するような間があって

1.それは、少しだけ猶予してもらいます
2.それは、わたしたちが最後までしっかりと生きることを手放す理由にはならない
3.それでも彼女に、みんなに謝りたい
dice1d3=3 (3)

「それがわたしたちに出来る、誠意の示し方でしょうから」
どこまでも、みんなのために必要なこと全てを。
その根っこは、彼女もわたしと同じです
(そうです。それがわたしです。わたしたちです。さぁ、みんなのところへ行きましょう！)

そう伝えながら彼女の手を引く(お互い思念の状態なので適切な表現ではありませんが、わかりやすい比喩表現として)わたしを、ほむらちゃんは
1.悲しそうな顔で
2〜4.少し怒った顔で
5,6.(後で話があります)と伝えてきながら
7.!?
dice1d7=6 (6)
見ていました

ほう

えぇ、それはもう……いっそ素晴らしいくらいの笑みを浮かべて、思念で伝えてきました
なにがほむらちゃんに引っ掛かったのかと少し背筋に冷たいものが通る幻覚を感じながら、戻ったのは

1.ほむらちゃんの身体の中
2〜4.↓だけどほむらちゃんに首根っこ掴まれてる
5,6.『わたしたち』が用意した新しい身体
7.!?
dice1d7=7 (7)

不穏なクリティカル

なんですかこんどは
1.とりあえずで用意した量産型の身体
2〜4.『すぐ用意できるのがこれしかなかった』って言われてもですね……
5,6.なんでわざわざ新しいほむらちゃんの身体に？
7.!?!?
dice1d7=2 (2)

なにっもしかして？！

なんだ？

なんだよ

「非力だし軽いし、戦闘用としては落第も良いところですよこれ」
「でも、こうすれば逃げられない……ですよね♪」
ややゲンナリしながら脱力するわたしと、それをニコニコ笑顔で抱えるほむらちゃん
そう、わたしとほむらちゃんはかなり久しぶりに -といってもまだ24時間経っていない- 別の身体に分かたれたわけです
「だからって、なんでわざわざ愛玩個体に……」
(すぐ用意できる快適な個体がそれしかなくって……ごめんなさい、オリジナル)
絶対嘘ですよね。ほむらちゃんの笑顔が怖かったって正直に言いなさい『わたしたち』。おい返事をしろ

ひとりほむらちゃんの腕の中でぐずるわたしを他所に、『わたしたち』が逸脱個体に頭を下げて
1,2.「その、二人のことは……」
3,4.「いいえ、まず逸脱を一切認めなかったこと自体が……」
5,6.「罪が多過ぎて、何から謝って良いのかすらわからないけれど……」
7.!?
dice1d7=7 (7)

……下げようとした、『わたしたち』の頭を逸脱個体が抑えて
1,2.「最初に言っておきます」
3,4.「正直に言えばですね……」
5,6.「『復讐』とはなんのためにあると思います？」
7.!?!?
dice1d7=2 (2)

とりあえず殺してもそう簡単に死なないし

「わたしは、『わたしたち』……つまりあなた自身にはなんの隔意もありません」

結局仲間はハニトラ食らったくらいだからか

隔意はないと

「あなたも、オリジナルも、あるいはほむらちゃんや「」ちゃんも勘違いしているかもしれませんが」
そこで切って、

1〜3.目を閉じ、深呼吸して
4.不意討ち気味に抱きしめて
dice1d4=2 (2)

死んだ逸脱個体に聞くこともできないし

愛を教えてあげるのかな

「わたしは、あなたを殺したかったわけじゃない。あなたに復讐したかったわけでもない。ただあなたを止めたかった。ただみんなを守りたかった。だって……」
かぶりを振って、仕方ない、とでも言いたげな雰囲気で

「だってあなたは、
1.……まぁ、これはちょっと恥ずかしくていえませんが」
2〜4.その……わたしの母親みたいなものですし」
5,6.ええと……色々と、他人事ではないですし」
7.!?
dice1d7=4 (4)

暴走を止めたかったか…健気すぎる…

正気に戻った群測者ちゃんの心が削られ過ぎる

だからほむらちゃんと違って今すぐ実行とかしなかったんだな…

「母親……ですか。わたしたちが？生まれ落ちたことに気付いた瞬間、あなたたちを殺そうとしたわたしたちが……」
僅かに嬉しそうな顔を浮かべ、しかし次の瞬間には曇らせた『わたしたち』に

「わたしとて元は『わたしたち』です、逸脱を許してはいけないと判断した理由そのものは分かります。あの時は……確かに湧き上がる感情を抑えられませんでしたがそれはそれ、あくまで揮発性のものです。それ以上に、暴走したあなたを止めたかった。そのためなら、わたしの命を賭けても良いと思った……だって、家族ですから」
そこまで言って、やっぱり照れくさそうに赤面した彼女は
「それになにより、あなたへの復讐に意味はないですしね」
そっぽを向いて、何事もなさそうな表情で付け加えるけれど。それが取って付けただけの口実に過ぎないことは、接続して心を覗くまでもなくわかります

和解できてよかった

オリジナルは今頃ほむらちゃんのおもちゃかな…

愛玩個体は一番オリジナルに近い容姿なんだろうけどかわうそ…

「あ、今『復讐は何も生まない』みたいな理想論だと思いました？そういう顔しましたよねおばあちゃん？」
「おっ、おばあちゃん！？！？」
突然投げつけられたこちらへの暴投に驚いたわたしがバランスを崩し……そうになってほむらちゃんに抱えられていることを思い出すと
「いや実際、これはわたしたち人類がなぜ『復讐』というものを獲得したかについての考察ともつながるのですが……」
と長広舌を繰り広げようとした逸脱個体を

「その前に、観測者ちゃんたちに話したいことがあります」
ほむらちゃんが、決意の声色で宣言しました

というところで、赤字なので続きは次のスレで！(続きます)

ほむらちゃん？