「んぐ...外れないか」 巨大ナメクジの触手で磔にされたワタシは抵抗するけど、この忌々しい触手はほどけない。 叫んで助けを求めても、森の木々と虫達のざわめきが邪魔して仲間には届かなかった。 今日は中々獲物が現れないからと、遠くまで森を掻き分けたのが運の尽き。結果はこの気味悪く粘液をまき散らすナメクジに捕まって、じわじわと粘液の毒が回るまで触手で縛られている。 「っこのっ!」 まだ毒が回っていないこっちの体で、巨大ナメクジの顔?と思われる箇所に蹴りを当てたけど、ぶよぶよとした感触が足に伝わるだけでケロッとしている。カエルじゃなくてナメクジのくせに。 本体で攻撃しようにも、既にこの触手の毒で麻痺させられて、死んだように動かない。その本体から毒が回ってくるまでもう時間も無いだろう。 何とか脱出方法は無いか頭を動かすけど...そんな都合の良い方法など浮かばない。もう、アリジゴクに引きずり込まれたアリのように、この状況に持ち込まれた時点でもう詰んでいるのである。 「ううっこっちも痺れてきた...動いてっ動け!」 ワタシの想像以上に、このナメクジの毒が回るのが早い。抵抗する腕も痺れて力が抜けていく。 この世界は食物連鎖。捕食者がいれば更にその上の生物もいる。そのことは頭では分かっていたつもりなんだけど...いざ自分がその立場になると納得は出来なかった。 今までワタシがしてきたように、散々いたぶられた後にご飯としてお腹の中に入っちゃうかなあ...。 そう悲観する私に、拘束する触手とは別の触手が近づいて... 「うひっ...!?」 下着の中に触手が入ってきた!? うえっ、いたぶるやり方にしても最悪...。 「どこ触って...んっ...♡ちょっと!」 生暖かくねめついた触手が不意にこの体の股の下を通り抜け、変な声を上げさせられる。 その事に腹が立ち睨みつけて抗議するが、このナメクジは無言のまま全く反応を返さない。 「んいっ...♡うっ...♡殺すなら早くやってよ...!」 股の下を通った触手をわざわざ前後させ、感じさせて弄んでくる。 声を抑えようとしてもなんか止まらないっ...♡ 「んゅっ♡あぅぅ...」 抵抗するような力も気力も削いでから食べるつもりなのか、前後に動かす触手の動きは徐々に早くなっていく。 ローションのように適度にネバついた触手が、拷問のように快感を増幅させる。 その触手粘液に交じって、私の愛液も秘所から垂れていく。 「このっ...♡んっぐう...♡」 だらだらとワタシの秘所から垂れる蜜は止まらず、地面へと落ちて土を湿らせる。 ただ触手を動かすだけで、こんな感じさせられるなんておかしい...! 体の芯からじわじわ広がるこの熱...このナメクジの毒には媚薬のような効果もあるの!? 「んっく...♡」 触手は私の胸の方にも伸びてきて、乳房の上でとぐろを巻いて揉んできた。 もにゅもにゅといやらしく執拗に乳房をこねくり回してくる。 「ううっ...♡んっく...」 とぐろを巻いた触手の先端が、感じさせられて服の上からでも分かるくらい尖っていた乳首を捕らえた。 「いっ...!んああっ...♡」 立っていた乳首を更に尖らせてやろうと言わんばかりに引っ張ってくる触手。 痛みが最初に走ったけど、媚毒のせいで快感がそれ以上に押し寄せてきた...! 「んぎぃ!?...んんっぐう...♡」 乳首の次はクリトリスを引っ張ってきた。強い刺激に悲鳴のような嬌声を上げさせられる。 「んんぐっ...あっひぃ...♡」 触手を股で前後させる動きも、当然止めずに乳を揉む触手と連動させてくる。 体の熱がどんどん全体に広がって止まらない。 「お゛っ、ひぅ、いやっ、こんな...♡♡♡」 深い森の中、乳首とクリトリスをしごかれて、吊るされた状態で情けない醜態をさらし者にされた。 こんな醜いナメクジにイかされたくない...♡そんな思考もクリトリスの触手が奪い去る。 「おお゛ううっ...♡ああああっんんんんうぅ...♡」 快楽に屈しまいと耐えたが、抑えきれずにくぐもった声が森の中に響く。 触手快楽の前に、ワタシの表情はだらしなく綻び、焦点の合わない目のまま絶頂させられた。 「はぁ...♡はぁ...♡」 攻める触手が止まった。そして、私の頭に考える時間ができ、ある結論が浮かぶ。 媚薬のような効果を持つ麻痺毒、すぐに食べずわざわざ私を絶頂させるまでいたぶった事。 もしかして、この触手はワタシを食べるのが目的じゃなくて...。 「っ、まさか...」 「...」(ニュルリ) 「う、ひっ」 巨大ナメクジの下半身から、男性器のような触手がニュルリと飛び出してきた。 十分な下ごしらえが済んだ獲物に卵を産み付ける気だろう。 「やめて...いやぁ...」 麻痺媚毒が全身に回り、こっちの体を触手でイかされて息も絶え絶えのワタシは、許しを懇願することしかできなかった。 だが、当然触手は止まらない。思案することすらない。ただ、目の前の哀れな獲物にとどめを刺すことしか考えていない。 今までワタシが獲物にしてきたように。 「ううぅ...♡ああっぐう...!」 触手が膣内へと容赦なく入ってくる。 ワタシのそこは既に濡らされているとはいえ、赤子の腕ほどもあるサイズの触手はかなり苦痛も伴った。 「ひっぎぐ...♡♡♡うひあああっ...♡♡ゆるしてぇ...」 膣内を掻き分けて、産卵触手が奥へと入っていく。 挿入時の苦痛と快感が全身を貫き、初めてマゾヒズムな快楽を味合わせられた。 「んぎっううう♡♡おおっひい♡♡んん゛っっごぅぐっくるしっ」 ぼっこりと、産卵管の触手の形がワタシの腹に浮き上がるまで、無理やり挿入された。 膣内を圧迫される苦痛で、くぐもった声が喉から飛びでてくる。 「んっぐひっぅ...んんひぅぅ♡♡やめっ♡♡だめ゛っっぅ♡♡」 当然挿入するだけでは止まらず、巨大ナメクジは触手を前後させて、暴力的な腹ボゴピストンを開始した。 「んいっご♡♡いいいっひっぐ♡♡おおおっごおおおおおおおお♡♡」 母体の様子など全く気にせず、子宮の奥まで触手を叩きこんでくる。 快楽で、もうワタシの声は言葉にはならなかった。ただ蹂躙されるメスとして快楽に悶えて、苦痛に交じった嬌声を上げさせられる。 「おひっううううっぐ!?お゛っ、お゛っうひゅひぎゅううう♡♡」 ピストン運動を繰り返す産卵管触手はただワンパターンなだけではなく、時折動かし方を変えて虐めてくる。 緩急をつけたり、膣壁入り口付近の部分に押し付けるように動かして、徹底的に抵抗する意思を奪った。 「おくゅううう♡♡♡ふひごぎょおおっおおおおお♡♡♡♡♡♡」 ついにワタシの弱点...Gスポットを見つけた触手はズコズコと重点的に狙ってきた。 えぐるような触手の動きに焼ききれそうな快感が脳へとダイレクトに伝えられる。 「おごっごおおおおおお♡♡♡♡♡ひうっぐうううう♡♡♡♡♡」 与えられる快楽に限界を迎えているというのに、何度何度もイカされる。 そこでようやく、産卵管の触手もビクビクと震え、確実な繁殖のため膣内をロックオンして一気に突っ込んだ。 「おっぎぎゅううううううううううううううううううううう♡♡♡♡♡♡♡♡♡」 プツンと糸を切るように、急激に終わりは訪れた。 ワタシは子宮口まで一気にえぐられたことで白目をむきながら強烈な絶頂をした。それと同時に、産卵管から排出された卵が私の中へと入ってくる。 「あっへぇ...♡♡」 気味の悪いナメクジの卵を産み付けられたというのに、嫌悪感はワタシには無かった。 絶頂に浸り、次はどんな手段で快楽を与えられるか期待するだけの被捕食者となったからである。 「えへへ...♡♡んんんっ...♡♡」 あれから一か月が経った。 ワタシは産んだ子供たちに囲まれて、乳から物欲しそうに垂れた母乳を吸われていた。子供たちにチュウチュウと乳を吸われると軽イキして、幸せが心にあふれだして止まらなくなる。 触手や麻痺毒による拘束はもうされてはいないが、逃げる理由はない。 ワタシはお腹を擦り、次なる出産を待ち望んだ。