「今ここで直接拝見させていただこう!」 ”もう自分はバケモノであり、こうしてデジモンを食べて暮らすしかないとあきらめたフリオは今日も空腹を抱え、食べるためにデジモンを探している。” シアターに触れた途端、情報の奔流が流れ込んでくるのを感じた。 ”───それが、俺のSAGAだ。” ”「カカカカカーッ! 畜生! 今日の昼餉は『黄油炸黒魚(ライギョのムニエル)』だーーッ!!」” それはまるで、光が影を消し去るかのようだった。 ”差し伸べられた手を握る。何だか不思議な感じがした。 これから何かが始まるような、そんな予感が。” ”28|八束 灰|男” ”眠良瀬 ミコト|とある村を滅ぼした少女。” 「は…ハハハ!そうだ…これが私の求めていたもの!」 ”ダークネスローダー→クロスローダー|ダゴモンに乗っ取られかけてる いあ!いあ!→蘇生で正気に戻ったおっとりお姉さん” ”1187062391|ピロモン|1190569429” ”331|瀬戸|男|成人” ”元は大昔の人間|ディーアーク|CV:遊佐浩二(オボロモン兼役)” なぜだ…? ”「なっ……ぬぐぐ、お子様たちの前でなければ貴方など即座に真空斬りの餌食にするものを……!」” ”禍福は糾える縄の如し。吉報に続いて齎された凶報に、蔵之助はただ呆然としていた。” ”「せや!ならダゴモンから完全に解放されたら集まってタコ焼きたべよーやないか!」” ”「デジモンイレイザー様がコチラにくるカラダをご所望だそうだ…お客様は壇上にあがりたいんだとサ♪」” おかしい!なぜこれだけ見てもどこにもいない! ”アイ|記憶喪失の少女|メシア計画” 成正…!あいつは俺たちをいつも引っ張っていた…確かに覚えてる… ”女|20周年|レックスロアグラウモン|番傘【斬雨】” ルイ…キザなところのあるウザいやつ… ”犬飼 るる|クラスでは学級委員、文武両道で人望も厚い|学校帰りに河原でエロ本漁りの最中デジタルワールドに飛ばされる ” 識乃…俺が始めて殺した人間… ”437|レオルモン→レオモン(X抗体)→(ザンメツモン)|えっちなのもいいよ” 彩女…イタいけど…そんなところが…好きだった。 ”「『オリジナル』、ないものねだりをしても仕方がない。さて、時間がもったいない。そろそろ『同期』を開始する。」” ”元の世界でも上手くいかなくて、なんの取り柄の無い私は何ができるんだろう…” 誰もいない。 俺の仲間達。 そして何よりも…俺がいない。 ネオデスモンなんかじゃない。本当の俺…広瀬夕真… 「いるわけがないでしょう?」 「だ…誰だ!」 「あなたですよ、ネオデスモン。」 「どういうことだ…?」 「あなたの意識は少々、芯が強かった。だから私から少し離れ、私が共有している知識を…どうしてこうなったかの統一解を失ってしまったのです。」 そうだ…おもい…だしたぞ… ───────── 世界の流れ…それは決まった一つの線ではない。 無限の多元宇宙の中で、死のスピリットと影のスピリットが交わることなんて幾度となくあった。 死と影のスピリットは相性が良すぎる。どんな者でもその二つから生み出される強力なエネルギーに耐えられず、 自分の情報…場合によっては自分がいた世界線が全て抹消されるという形で、真の”死”を迎える。 そして彼らは皆…死影の世界に落ちた。体を失い影となり…意識のみがあの煉獄に閉じ込められる。 無数の意識はやがて混じり合い、流れ着く物語を啜り、やがて一つの統一された意識を持った。 それが私だ。ネオデスモンだ。 そうだ…やっと思い出した…私は本当に…何者でもなかったんだ。 ───────── 私たち…いや、私の望みは一つ。 物語を啜り、劇を嗜む。 それが嗜劇のネオデスモン。それが存在する意味。 コアが壊されようが、ダークネスローダーがあればいつかはここに戻る。 いや、ダークネスローダーがなくとも永い時が私に世界の境を越えさせただろう。 たとえ意識が消滅させられようと、私の意識は無数にある。 ははは…一瞬でも忘れるとは…我ながら滑稽ですね…! そうだ、せっかくだし全員襲わせてみましょう!きっと…面白くなる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 引用怪文書 ※ダイスを振った時期の関係で列番号をそのまま使用しています。 >dice10d631=83 117 5 493 156 302 296 624 497 213 (2786) 83  julio y el hambre-フリオと空腹- 117 クイーンチェスモンフェス 5  ャャャの卵料理 493 私らしいありふれた、冒険の第一歩 156 担当者交代の挨拶、ドウモンの逆襲 302 テイマ忍産休のおしらせ 296 刑部令善の業務日誌 霧の中のダゴモン 624 Welcome to this crazy time !! 497 FE社定時報告 213 真宵お仕事風景 引用キャラスプシ >dice10d519=28 462 84 314 331 321 174 513 203 437 (2867) 28  八束 灰 462 眠良瀬 ミコト 84  ミレント→三津門 恋 314 盛山 登子 331 瀬戸 321 朧巻 タツミ 174 アイ 513 湯浴 タンザ 203 犬飼 るる 437 真見無目 モモ ━━━━━━━━━再掲の設定━━━━━━━━━ 以下の情報はネオデスモンが語ったことの詳細であり、事実であるのかは不明。 実際は、統合意識ネオデスモンに内包されている一人、広瀬夕真の記憶だったようだ。 ━━━━━━━━━ The Selected Five 裏十闘士や影十闘士のスピリットを手に、世界を守るため戦った子供達。 Dスキャナを使用せず、スピリットを直接取り入れることでスピリットエボリューションを行っていた。そのため負荷が大きく、それが原因で死亡したメンバーも存在する。 影 影宮 成正(なりまさ) とある財閥の会長の次男だった。高校生。兄は財閥を引き継ぐ事を周囲から期待される一方、自分は兄と比べて何もかも劣っているという鬱屈した思いを抱えながら育つ。 そんな思いと影のスピリットが共鳴し、選ばれし子供となった。 友真と共に最終決戦まで生き残ったが、その戦いの最中に死亡。自分の持っていたスピリットを全て彼に託し、消滅した。 スピリットの長期使用により、無意識に暗いところを好むようになっていた。 妖 大石 彩女(あやめ) 俗に言う所の厨二病の女子だった。中学生。ぬらりひょんの娘を自称しており、妖のスピリットを手にした際には舞い上がっていた。 しかし、本心では戦いなど望んでおらず、ただ普通に暮らしたかったと思っていた。戦いを重ねてゆく内その気持ちが大きくなり、戦闘を避け、仲間たちの後ろに隠れるようになる。 その結果、仲間たちがダブルスピリットエボリューションに覚醒する中、一人だけ戦力的に取り残されてゆく。 しかしある戦いの際、仲間たち全員が戦闘不能になるという事態が発生する。彼女は覚悟を決め、ついにダブルスピリットエボリューションに覚醒した。 だが、長く戦いを避けスピリットを使用していなかったその体には負荷が過剰であり、最終的に敵と刺し違える形で死亡、消滅した。 この出来事は残された仲間達にも大きな衝撃を与えることとなる。 呪 矢口 ルイ フランス人と日本人のハーフの少年。高校生。幼少期をフランスで過ごし日本とは縁の薄い生活を送っていたが、親が離婚。 彼は父親と共にフランスに残ることを望んだが、母親が無理やり日本へと連れ帰った。 途中から入った小学校では日本語が不自由なこともあり、周りから浮いた学校生活を送る事になった為、実母を怨むようになる。 そんな歪んだ感情が呪のスピリットと共鳴した結果、彼は5人の中で最も強い力を持つ戦士となった。 識乃は彼の従姉妹であり、デジタルワールドで初めて出会った。最初は母方の親戚ということもあって険悪なムードだったが、戦いの中で惹かれ合っていく。 識乃が死んだ際、識のスピリットは彼が引き継いだ。 敵の本拠地に至る戦いの際、友真と成正を先に行かせ、自らは足止めをする事を選んだ。最初から識乃の後を追うつもりだったらしく、4つのスピリットを取り込み敵軍を壊滅させたが、過負荷により死亡。 消滅した後、スピリットは友真と成正の元へと飛んでいった。二人はそれにより、彼の死を察した。 スピリットの長期使用により、憎悪を押さえ込むことが難しくなっていた。 識 矢口 識乃(しの) 平凡な日々を送っており、その平凡な生活に満足していた少女。小学校高学年。 識のスピリットに選ばれた理由もわからず、戦いに身を投じることに対し躊躇しなかった仲間達に軽い恐怖感すら抱いていた。 しかし、ルイとの交流を通じ、だんだんと覚悟を決めていった。 同性ということもあり仲を深めていた彩女が戦いを拒み始めたのとは対照的に、夕真の次にダブルスピリットエボリューションに覚醒する。 彩女が死んだ際彼女は深く動揺し、スピリットを使うことができなくなってしまう。それでも無理やり戦おうとした彼女はスピリットを悪へと変質させてしまい、暴走する。 ルイは暴走を止め彼女を救おうとしたが力及ばず、最終的に夕真が彼女に止めを刺す形になってしまった。 スピリットの長期使用により、図書館のデータベースの内容を夢に見るようになっていた。 死 広瀬 夕真(ゆうま) 自殺未遂を繰り返し入院中の少年。高校生。人生はつまらない日々をただひたすらに繰り返すだけだという考えから学校の屋上から投身自殺を図るが、一命を取り留めてしまう。 しかし、入院中の日々は彼にとってイレギュラーなものであったことから、入院することを目的に自殺未遂を繰り返すようになる。 何度も死に近づいたことで死のスピリットと惹かれ合い、選ばれし子供となる。 デジタルワールドでの戦いの日々は彼にとって非常に刺激的なもので、戦いを純粋に楽しんでいた。 しかし、仲間が一人、また一人と死んでいったことで考えが変わり、つまらない日々を繰り返せることがいかに贅沢であったかを思い知った。 最後には一人生き残ってしまい、危険を十分承知しながらも死、影、妖、識、呪のスピリットを全て使い「カムドモン」へと進化した。 己を全て燃やし尽くすことを代償とし、彼は敵を空間もろとも破壊し尽くし滅ぼした。 しかし長きに渡る使用によってか、魂と深く結びついた死のスピリットは彼を死なせることはなく、幽霊のような状態に変化させてしまう。 その状態をなんとかするために彼は残留していた影のスピリットと融合したが、イレギュラーな状態の体に複数のスピリットを取り込んだことによりエラーを起こした結果、彼は影の中に閉じ込められてしまう。 永遠にも感じられる世界からの拒絶は彼の性格を歪めた。 デジモンイレイザーに与えられたダークネスローダーの力により、彼はこの世界へと帰還し、自らを”死影将軍”嗜劇のネオデスモンと名乗るようになった。 なお、これらの出来事の記録はカムドモンが敵を滅ぼした際に巻き添えとなって世界線ごと消滅してしまい、どこにも残存していないようだ。 また、よく似た広瀬友真という少年の存在がある世界線で確認されているが、Dスキャナを所持しており、仲間に死者が出ていないなどいくつかの差異が存在している。 カムドモン 究極体・神人型・ヴァリアブル 裏十闘士や影十闘士のスピリットを5属性分集めることで顕現するとされるデジモン。 かつて神が怒りのままに振るった剣の名を冠しており、世界すら揺るがす強い力を持つ。 穢れを強く嫌う性格であり、正義も悪も構わずに自分が穢れているとしたものを消し去る。 神のようなその力を完全に引き出すためには、生贄を必要とする。