◆あくまで全部我の独自設定であり「」んチ=サンの次元とは一切関係ない◆ キューティブレード / Cutie blade ソウカイヤの末端ニンジャ。カチグミ家庭出身であるが学校生活からドロップアウトした元女子高生「チサトネ」にニンジャソウルが憑依。「ツルギ・ニンジャクラン」のレッサーソウル憑依者であり金属バットを振り回して相手に突撃するしか能がない典型的なサンシタである。 ネオサイタマのカチグミ家庭に産まれたチサトネは(あくまでモータルの少女の範疇で)身体能力が高く、所属した運動部での評判は良かった。しかしカチグミ社会において「女子は健全に奥ゆかしくあるべし」という脅迫的ですらある固定観念に抑圧され、すぐに部活動を辞めざるを得なかった。また彼女は生来低知能指数であり成績は学年最下位争いが常だった。 当然ながら両親とは諍いが絶えず、高校の学期末テストで学年最下位となったことで起こった親子喧嘩でチサトネは遂に限界を迎え家出した。 ネオサイタマの街を豊満な体つきの何の力もない女子高生が彷徨いてただで済む訳もなく、当然のようにヨタモノ達に襲われファック&サヨナラされようとした瞬間ニンジャソウルが憑依。ヨタモノが持っていた金属バットを奪い全員を殴り殺した。 その後はストリートを彷徨いながら襲ってくるならず者を返り討ちにして食べ物や金品を奪って生活していたがやがてストリートに住む善良なニンジャに保護される。彼(彼女かもしれない)はチサトネの低知能指数に苦戦しながらもニンジャとしての力の使い方、ストリートでの生き方をインストラクションした。チサトネはニンジャという「怪物」になった自分にも受け入れてくれる人がいることに深く感謝し、暫しの共同生活を送った。 ある時彼女はソウカイ・シンジケートのニンジャからスカウトを受ける。その巧みな弁舌にすっかり乗せられた彼女は最終的にこのスカウトを承諾。世話をしてくれたニンジャと抱擁を交わして別れトコロザワ・ピラーへと向かった。 それからは複雑な命令を解する知能を持たないことをソニックブームに見抜かれ威力部門所属となる。また未熟なワザマエによりトレーニング中に持っていたカタナをよくすっぽ抜けさせることがあり、遂に別のニュービーニンジャに突き刺さり重傷を負わせた一件により真剣の使用を禁じられる。やむを得ず金属バットを使う彼女はいつの日か真剣を持てる日を夢見る。 ソウカイヤの末端ニンジャとしては腕っぷしに自信を持つ上昇志向の強い典型的なサンシタ。ソウルの格が低くスリケン生成すらままならず、低知能でとにかく真正面から金属バットを振るって突っ込むしか能がない。だが低知能なりに仲間との連携は取れるしニンジャ第六感に素直で危険に対して必ずしもウカツを働くばかりでもない。これはストリート時代の経験によるもの。 日常では基本的には明るく喜怒哀楽のはっきりした性格。だがソウル憑依の影響か戦闘時には非常に苛烈な気質が現れる。その迫力は元女子高生とは思えないバイオ生物染みたものとまで言われる。 案外カラテそのものにはストイックな姿勢であり、暇な時はカラテトレーニングを行っている。センパイにも物怖じせず稽古を頼み込むこともあり、この点だけはソニックブームも評価している。しかしゲイトキーパーにすら物怖じせず頼み込んだ時はソニックカラテで折檻された。 もちろんソウカイヤの帝王ラオモト・カンに対しても強い憧れを抱いており、いつかシックスゲイツに成り上がりオーガニック・トロスシを一度に二つ食べられるほどビッグになるのが今の夢。 良くも悪くもネペンテスのようにソウカイヤのライトな面ばかり見ており、その邪悪な本質に気づいた時に取る行動はそれまでに築いた『心の王国』の在り方に左右される。基本的にはヤクザとしての流儀に染まり、徐々にありふれた邪悪ニンジャになるだろう。だがもし彼女に真のヤクザのソンケイを見せた者がラオモトに対して立ち上がるのであれば…彼女もまた、立ち上がるだろう。 豊満な体つき含めて自分の外見に絶対の自信を持っており、今のところそれを損なうようなサイバネなどを入れることは考えていない。また流行にも敏感なためヘアスタイルやファッションはよく変わる(NMは好きなようにオシャレさせてよい) 稼いだ万札は大半がファッションやアクセサリー、スイーツに消える。また非常に面食いでありインパルスのようなイケメンに弱い。 好きなスシネタはトロマグロやサーモン、タマゴ。割と子供舌でヒラメのような高級で繊細なネタはあまり好きではない(モータル時代のうるさい両親を思い出すため)。 シナリオ導入のヒント 上にもあるようにNMは典型的なソウカイニンジャとして扱って良い。PCがソウカイヤ所属なら最初から友好的であり、それ以外でも(ザイバツやアマクダリとしての身分を明かして敵対しない限り)基本的にフレンドリーでソウカイヤへスカウトしてくる。 もしソウカイヤPCとして成り上がるなら彼女は心強い味方となるだろう。低知能指数故に言いくるめて盾にしても許してくれるからだ。 またPCが彼女とユウジョウを深め、真のヤクザのソンケイを見せたなら、ゲコクジョを目論んでいても仲間になってくれる可能性がある。 敵対するなら特に和解の余地のないサンシタとして扱って構わないが、もしソウカイヤ所属以外で彼女を味方にしたいならいっそストリート時代に助けたことにし、ソウカイヤのスカウトから守ってあげても良い。多様性! 【キューティブレードのユウジョウ表】 ソウカイヤ所属のニンジャなら初期からユウジョウの対象にできる。 判定に使用する能力値:【カラテ】または【ニューロン】(『◉忠誠心:ソウカイヤ』の数とそれに基づく所持スキル数だけダイスを追加できる) 親密度1:「ドーモ、キューティブレードです!カラテならアタシに任せて!それ以外は全部お願いね!」  報酬:『◉知識:カチグミエリア』/『◉知識:スポーツ』 親密度2:「ねーねー今ヒマ?もし良かったらちょっとトレーニング付き合って!今度はちゃんと力加減するからさあ!」  報酬:『◉交渉:誘惑』/『◉滅多斬り』 親密度3:「貴方と一緒なら、シックスゲイツよりも上にいける。アタシ、本気でそう思ってるよ」  報酬:『◉◉タツジン:ツルギ』/『◉忠誠心:ソウカイヤ』/『◉魅了』 親密度4:「ありがとう。こんなバカなアタシとユウジョウしてくれて。貴方といると、昔お世話になった人のことを思い出すんだ…よかったら、アタシの昔話聞いてくれる?」  報酬:『◉ヒサツ・ワザ:ペインキラー』/『◉マーク・オブ・ソウカイヤ』/『◉交渉:共感』   爆発四散:「やだ…アタシまだ全然ビッグに……サヨナラ!」   報酬:『**バット・オブ・キューティブレード**』 使い込まれ血が染み付いた金属バット。持っていると元の持ち主のカラテが微かに伝わってくる。 業物の標準型近接武器とみなす。精神力+1、近接+1、シナリオ中一度だけ【精神力】を使った判定の振り直しが出来る。