>No.1238093677
◆これまでのあらすじ◆
アガメムノン、ついに月面到達！
その野望を挫き愛とカネとストリートを守るため、グリッチはルヴァロリゼそしてヴォスムシェーニャとともに月面宮殿を目指す
だがその行く手に強大なるクロノスが立ちはだかった！
イダテンとヌバタマにイクサを任せ、アルゴスのデーモンと化したロブスターと死闘を繰り広げるグリッチ！
起死回生の一手は、ジグラット深部に辿り着いたナツルとニアデスの手によってもたらされたのである！

>No.1238093958
【ロンゲストデイ・オブ・ネオサイタマ：ニンジャ・フィクション】#14

>No.1238093992
「「「ムワハハハハ！　ムワハ……グワーッ！？」」」ロブスターは悶え苦しみ、その身体から再び01ノイズで構成されたグリーンゴーストのシルエットが左スライドした。「「「011101010ヨメェエエエ01101010」」」「「「グワーッ！　待て！　離れ……グワーッ！」」」そして、グリーンゴーストのシルエットはロブスターから分離した！

アサ・ニンジャ！？アイエエエ！アイエエエーエエエエ！

>No.1238094067
唯一のロブスターを残し、多重ログイン体は苦しみながら01分解し消滅した。「00111010110電子の0110101」グリーンゴーストは流れ行く情報ストリームに飛び込み姿を消す。「行くよ、グリッチ＝サン！」「ええ！」二人は頷いた！「「イヤーッ！」」「グワーッ！？」ダブル・ドラゴン・トビゲリ！

>No.1238094234
ヴォスムシェーニャのそれを鏡合わせめいて真似た、同時KICK攻撃がロブスターを貫いた。「サヨナラ！」ロブスターは爆発四散した。空に浮かぶ「PONTIFEX」の誇らしいショドーに頷き、二人は手を握りあった。「このまま月面へ！」「うん！　待っててね、ルヴァロリゼ＝サン！」今やウキハシVPNの終端は、逆再生映像めいて修復されていく。

ウィピピピ！朝ニンジャ！

アイエエエエエエ！？朝ニンジャナンデ！？

「」んチの一刻も早くハタモトとイクサし月を割りたい気持ちを感じるぜ…！

>No.1238094321
二人はDNA螺旋めいた軌道を描き飛翔した。情報ストリームの流れは向かい風から追い風へと変わり、突き出した拳を、脚を、小さな体の全てをエンハンスする。VPNオーラ、あるいはIRCエンハンスメントとも呼ばれる、情報加速度の堆積がその身を鎧うのだ。

グリーンゴーストは逃げたか

ニンジャスレイヤー&ドラゴン・ニンジャ→ゲキリンからのカラテのミームが結果的に伝達されていってるの良いね
笑顔になれる

>No.1238094624
ネガティヴィティなエンハンスメントは、ヴォスムシェーニャの電子コトダマ体を構築するチャドーの流れと反発し、体表との隙間に電離層めいた01の渦を生じた。「わたしの手を離さないでね。この力、チャドーがないと呑まれちゃう……！」「はい！」グリッチは頷き、手を握りしめる力を強めた。「スゥーッ、フゥーッ……！」電子チャドーとでもいうべき力が、その手を通じて二人を循環する。

デスライユーで唐突にVPNエンハの文字列見たときには自分のニューロンが焦げつくのを感じた

>No.1238095096
01110011010……ジグラット深部に隠され……否、忘れ去られていた端末群は、月面宮殿の力を受け止める地上の座。アルゴスのPINGをネットワークの根へ伝達するトリイを飛び出し、驚くべき電子速度でゴチソウとオカワリが二人を追う。『グリッチ＝サンに合流です！』『ニンジャのオカワリですね！』『『イヤーッ！』』ゴウ！　情報ストリームが加速！

>No.1238095950
それは当然アルゴスの注意を惹いた。内なるスケベドミネイターの疫病に苦しみ、その抗体を自己生成するアルゴスは、しかしそれでも無数の目と城壁めいたIGNOREとKICKの嵐でそれらの侵入を妨げようとした。それは病的に白い巨人の掌として可視化される。

>No.1238096318
「イイイヤアアーーーーーーッ！」ユンコは左目の∴サイバネアイを真っ赤に輝かせ回転させながら、両レバーを限界まで捻る！KBAM！　KBAM！　KBAM！　KBAMKBAMKBAMKBAMKBAM！　モーターオムラの巨大な腕が振るわれた軌跡を中心に、空中で数百個の連鎖爆発の華が広がった！　航空戦力を破壊されたフィードバックが、アルゴスへと還元される！

ユンコ＝チャン！

>No.1238096835
モーターオムラは無限めいた戦力を相手に、キョウリョク・カンケイを目指し孤独な進軍を続ける。そのカラテは、触れずとも確かに海を、電子を、空間そのものを伝わりアルゴスへ届き、そして月にさえ届いた……そのように考えるしかなかった。IGNOREの掌がブロックノイズを生じ、半透明と化し、ウキハシVPNの再生が強制的に再開する！

>No.1238097045
「次！」「ハイ！」偉大なるホリイ・ムラカミの指示を受け、エビザキ・クノリは新たなフロッピーディスクをパスする。深淵の知識を恣とした魔女は、まるで運命の糸を機織りする三乙女めいて、あるべきスロットにフロッピーをインサートし、薬莢めいて排出されたフロッピーをキャッチし、クノリへパスする。クノリはそれを受け止め、新たなフロッピーを手渡す。

ウキハシを保持し続ければ誰かが他に来られるかもしれない！

>No.1238097333
「私……私、もっとちゃんとウィッチの修行をしておくべきでした！」手を止めずにクノリは瞑想的に叫んだ。「せめてもっと知識があれば……コードロジストとして一人前なら、もっといろんなことが出来たはずなのに……！」「いいえ、あなたは十分働いている」聖なる魔女は微笑みかけた。

>No.1238097676
「たとえ未熟で、多くの人々の手を借りたとしても、あなたは自らの魔術を書き上げた。それは間違いない事実よ。誇りなさい」「……！」「さあ、まだよ。次！」「……ハイ！」クノリは力強く頷いた。オーエル時代に鍛え上げた、コピー用紙入れ替えのスキルとチャ汲み作業の経験が、木人拳めいて彼女のフロッピー捌きに繋がっているのだ。

>No.1238098049
（エヒミ＝サン、私、回り道をしてきたけど……でも、あの時間も無駄じゃなかったみたいだよ）クノリは目頭と鼻の奥にツンとしたものを感じた。唇を引き結び、様々なものがこぼれないように堪える。（迷惑ばっかりかけていたかもしれないけど……でも、無駄じゃなかったよ！）

>No.1238098501
「今こそブルジョアジー打倒の時！　欺瞞的シュプレヒコールに闘争の旗を掲げよ！」ニンジャスレイヤーによって壊滅されたはずのイッキ・ウチコワシの残党が、バスター・テツオによって植え付けられたオルグのコマンドを狂ったデーモンめいて繰り返す。「暴力こそ資本主義への唯一の抵抗手段！」「革命！」「闘争！」「進歩！」なんたる皮肉！　これこそ欺瞞的シュプレヒコールに他ならぬ！

ウチコワシのニンジャはアムニジアを取り戻す過程で全滅したんだったかな…？

ネオサイタマどころか日本全土が凄いことになりそうなのだ！

>No.1238099075
「進歩だってよ！」「よくわかんねェが、やっちまっていいってことだろ！？」バールやタケヤリ、個人商店から奪ったサスマタ、鎌バットを担いだモヒカンたちが騒いだ。「奪わないとこっちがやられるぜ！」「どうせマッポも守ってくれやしないのよ！」ヨタモノたちの暴力に晒される地元住民も、タケダチック・アガキ製の電磁ショットガンやボーを手に破裂寸前！

>No.1238099502
暴力は自衛のための暴力を生み、その反撃を鎮圧することを大義名分に新たな暴力を呼ぶ……それはカラテではない。己たちが何を相手にしているかも知らぬままに振るわれるただの力だ。それこそがイッキ・ウチコワシの望むものであり……「シバラク１　シバラク！」そこへ一人の男が駆け込んだ。

>No.1238099798
ウチコワシ残党、ヨタモノ、地元住民、三つの派閥の視線が男に集中した。書生めいたアトモスフィアの男は息を切らせ、汗を拭い、無数の目に慄く。それは社会の日陰を背中を丸め生きてきた彼には強烈なプレッシャー。だが。「……我々が戦うべきはお互いではありません」彼は慎重に言葉を選んだ。「ニンジャなのです……！」

ユヒタ！

>No.1238100024
「ニンジャ？」「ニンジャだって？」「ニンジャ、ナンデ？」三派閥はそれぞれに戸惑い、囁きを交わした。「マッポはおろか、ネオサイタマ各省庁……いいえ、内閣府の背後にはニンジャがいます。そもそも都知事選を競う二人の候補が実際ニンジャなのです！　全てはニンジャ、我々はニンジャの陰謀のままに動かされている……！」

革命思想より染み入るもの…それはニンジャ陰謀論！
いいのか？

ユヒタ＝サン！

>No.1238100337
ユヒタは大学時代の孤独な論文発表を思い出した。あの冷たく刺々しい拒絶と冷笑の視線の連なりに比べれば、怪訝と疑念はむしろ望むところだった。「ですが、ニンジャの意のままにジョルリめいて操られてはいけません。今私達がすべきは、力を合わせニンジャの陰謀に立ち向かうことなのです！」

本当のことではあるけどヤクがキマってるようにしか聞こえない陰謀論すぎる…

真実なんだけど…真実なんだけども

これに関しては大真面目に陰謀論みたいなことやってるアマクダリがすごいよ

平和な時に言われたら変なハッパ吸った扱いされるだろうが状況が状況なだけに信ぴょう性が増すのだなぁ

>No.1238100586
ストリートにはシシオドシを打ったような静寂が満ち、戸惑いのアトモスフィアが感じられた。ユヒタは祈るような気持ちで彼らの第一声を待った。「……ニンジャなんて、くだらねえ！」ヨタモノの一人がサスマタを放り出した。「どう考えても狂ってるぜ」「なンか、バカらしくなっちまったな」「相手してるとイカれちまう」ヨタモノたちは興を削がれ、去っていく。

革命思想殺すに弾圧は要らぬ
もっと胡乱な陰謀論があれば事足りる

帰って家族と話をしなさい！

お…おう……とにかく暴動鎮圧だ

>No.1238101048
「あの人、コワイだわ」「マッポに通報するか？」「でもレディオでもニンジャって……」対抗すべき暴力を見失った地域住民たちは、ヨタモノよりもユヒタ個人に対し恐怖の反応を見せた。中にはその論に一定の理解を示す者もいたが、いずれにせよ潮が引くように暴力の熱を失う。

サイバネ辻説法師と言ってること変わんないからな…

>No.1238101259
「ニ……ニンジャとはどういうことだ！？」その場に残されたウチコワシ残党のリーダー格がユヒタを指さした。「何を突然胡乱なことを！　さてはIRC辻説法師か何かか？　ドリームランド埋立地にでも行け！」「私に対して論争を挑むのですか？」ユヒタの目がギラリと光った。

ナンテコッタ

>No.1238101479
得体の知れぬアトモスフィアに、ウチコワシ残党は怯んだ。ユヒタはあくまでも、自らの提唱するニンジャ理論に対する一定の理解とディベートの機会が得られたことに喜びを見せたのみである。「ではまず、ニンジャの陰謀についてより詳しく……」「ニ、ニンジャなんてフィクションだ！　狂人め！」ウチコワシ残党は捨て台詞めいて叫び、撤退した。

>ニ、ニンジャなんてフィクションだ！
まさにニンジャ・フィクション

>>No.1238101479
>得体の知れぬアトモスフィアに、ウチコワシ残党は怯んだ。ユヒタはあくまでも、自らの提唱するニンジャ理論に対する一定の理解とディベートの機会が得られたことに喜びを見せたのみである。「ではまず、ニンジャの陰謀についてより詳しく……」「ニ、ニンジャなんてフィクションだ！　狂人め！」ウチコワシ残党は捨て台詞めいて叫び、撤退した。
なんだかんだユヒタ=サンも胡乱な狂人側の存在なのだなあ…

もはやニンジャのことも知らないウチコワシ残党が本当に形骸な

ニンジャの存在を薄々わかってるからこそ常人はニンジャの議論をせずに打ち切って逃げる

まあお前らんとこの上層部にもニンジャが紛れ込んでたんだが…

>なんだかんだユヒタ=サンも胡乱な狂人側の存在なのだなあ…
ムッハハハ！変なアルゴリズムで陰謀論唱える男は狂人寄りなのです！

>もはやニンジャのことも知らないウチコワシ残党が本当に形骸な
あそこもメイン戦力はニンジャだったので本当に下っ端のカスしか残ってないんだな

ユヒタ＝サンの脳内ビジュアルを天野浩成＝サンでイメジしてたが
奇人変人ムーヴにより深まった事だ

>No.1238101759
彼らはイッキ・ウチコワシの末端のさらに下位じみたごく僅かな少数に過ぎず、それゆえウチコワシ中枢に点在したニンジャの同志の存在など当然知らず、またニンジャを見たことがあるわけもなかった。それゆえにバスター・テツオの望むがままに思想を先鋭化させ暴力的闘争を煽って回っていたオルグ的細胞は、しかしその先鋭化ゆえにユヒタのアトモスフィアに抗いきれず瓦解したのである。

ユカノを様子見しようと考えずに無理やり引き剥がしたのでそこでデカいイクサが起こりニンジャも全滅したと思われる
もしかしてアンサラーもその時…？

ニンジャはともかくバスター・テツオ本人はどうなったのか
本編通りいつの間にか姿を消してこの騒動をどこかで眺めているのか

>No.1238102548
それは決して彼の狂気だけではなく、実際にニンジャと相対し、時に生き延び、時に協力し……あるいは、時に奥ゆかしい想いを言葉にしないまま共有したがゆえのアトモスフィアだった。「……やはりこのストリートでも、私の話に耳を傾けてくれる方はいませんか」ユヒタは致命的な衝突を回避できたことに胸を撫で下ろしつつも、なぜ突然人々が衝突を避けてまでこの場を離れたのか、己の言葉に耳を貸さないのか心の底から疑問を抱き、次なるストリートへと駆け出した。

>なぜ突然人々が衝突を避けてまでこの場を離れたのか、己の言葉に耳を貸さないのか心の底から疑問を抱き
ﾝﾝｰﾝ

>あるいは、時に奥ゆかしい想いを言葉にしないまま共有したがゆえのアトモスフィアだった。
ケシミ＝サン…

やっぱりだいぶおもしれー男なユヒタ＝サン

アイエエエ朝ニンジャ？！

アーバンレジェンド＝サンもユヒタ＝サンと同じくニンジャ真実を追うものだったな…

かつて愛した女の件もある事なのだなぁ

帰っパでもなんでも無為な衝突を避けられたことはサイオーホースな

>No.1238102929
「ドーゾ、熱いので慌てずに食べてください」テラバイトはスープをよそったチャワンを地域住民に手渡した。隣ではシャープハンドが古いコメを使い久方ぶりのスシを握っている。ソウカイヤはデモや暴動で壊滅的被害を受けたストリートに、こうして炊き出しのスタッフを油断なく送り込んでいた。

ここでクノリ=サンとユヒタ=サン出てくるの熱いな…

>No.1238103948
スカウト部門のニンジャすら駆り出されるほどに手が足りぬ。アマクダリ・セクト、あるいは何処かに潜伏していたザイバツ残党……その他ニチョームへの集中攻撃に参加しなかった犯罪者ニンジャ、人気のないゴーストタウンに突如出現した謎めいたフェイスレスなど、対応せねばならないものが無数にあったからだ。

ウワッソウカイヤの狡猾な側面

抜け目のないヤクザ的手法！この状況下での炊き出しそのものはありがたいのがまた

あらテラバイト=サンお久しぶり

>No.1238104137
「こんなにスシを握ったの、ニンジャになる以前なら絶対に手首が壊れてましたよ」シャープハンドはぷらぷらと利き手をストレッチした。「ニンジャでも壊れそうですけど」「クローンヤクザにも限りがあるからね」「もし、よければお手伝いさせていただいても？」テラバイトはザゼンめいた心地よい声に振り返った。

スカウト部門頑張ってるな…

あっまさかファルスエンジェル！

ヤクザのニンジャの炊き出しなんてシャブ入りシチューに決まってるんだ！
俺は騙されないぞ！

>ヤクザのニンジャの炊き出しなんてシャブ入りシチューに決まってるんだ！
>俺は騙されないぞ！
そんな…麻薬（ヤク）で救済したかっただけなのに…

>ヤクザのニンジャの炊き出しなんてシャブ入りシチューに決まってるんだ！
>俺は騙されないぞ！
そもそもネオサイタマの食材なんて全部バイオ入ってんだからネオサイタマ住人は必然的にバイオ生物であり焼くしかない

>No.1238104367
そこにいたのは、冒涜的増設生体LAN端子を尼僧めいたヴェールと淑やかな髪で奥ゆかしく隠し、聖母めいたアトモスフィアを纏う女だった。「ドーモ、ヤフキエルです」淑女はカーテシーめいてオジギした。「テレビに出てた人……！」シャープハンドは唖然とした。「何の用です？」「皆様の奉仕精神に、私、感銘を受けましたの」

この次元にエスパーダ=サンがいたらこの場で炊き出ししてるだけでソウカイヤへの評価爆上がりだったことだろうなあ…美しさで

ウワッ欺瞞！

アイエエエ！アイエ…ハレルヤ！ハレルヤ！ウオオーッ！

帰れ欺瞞のカス！前後しなさい！

>帰れ欺瞞のカス！前後しなさい！
庶子！

>帰れ欺瞞のカス！前後しなさい！
欺瞞のカスと…前後を…？フィーヒヒあっちょっと考えさせて

「下半身さえあればいい」
悪い人もそういっていたのだ！

>No.1238104841
テラバイトは眉根を寄せ訝しんだ。彼女のヤクザとしてのソンケイが、この女の鼻持ちならなさを怪しむ。ラオモト・カンと直接NSTVに出演したようなVIPが、ストリートに？　いかにも訳ありだ。「よければ炊き出しをお手伝いさせてくださいませ。論理聖教会は、全ての生体LAN増設者と資産所持者の味方ですわ」

欺瞞のカスは未だに本人は唯ひたすらに善行してるつもりなのか全部分かってて利用してやるぜ〜と思ってるのか分からん…AoMで分かるのだろうが

>>帰れ欺瞞のカス！前後しなさい！
>欺瞞のカスと…前後を…？フィーヒヒあっちょっと考えさせて
前後の最中にゼゲン・ジツか直結で自我破壊されそうなのですが！

口に出す旅欺瞞である

> 「よければ炊き出しをお手伝いさせてくださいませ。論理聖教会は、全ての生体LAN増設者と資産所持者の味方ですわ」
清々しいほどの欺瞞過ぎる…

実際供周りもつれずに出歩いてる今こそ消すチャンスではあるが…

ソウカイヤも今欺瞞炊き出し中ではあるのだが・・・
それ以上の欺瞞に牛耳られるのは極めて危険だ
しかし二人ではこの欺瞞を相手取るのは無理なのであんとかお帰り願うしか・・・

LANや資産が無くても埋め込んでくれるから皆救われますね？

>実際供周りもつれずに出歩いてる今こそ消すチャンスではあるが…
この2人じゃちょっとつらい！

どっちにも炊き出しして欲しくねえな…

「」キヨエ師＝サンのテラバイト＝サンの古式ゆかしい眼鏡委員長めいた姿これが好き

>この2人じゃちょっとつらい！
なぁに体力5しかない！やれるって！

>No.1238105516
テラバイトが答えるまでもなく、ボランティアを乗せたバンが複数到着し、統率された動きで設営を開始した。「ご自由にどうぞ」テラバイトはそのように答えるにとどめた。「そちらの方、よければ生体LAN手術はいかがですか？　無料で処置出来ますよ」ヤフキエルはシャープハンドに簡易サイバネ手術バンを示した。「い、いえ、いいです、悪いです」シャープハンドは両手を晒し首を横に振った。

GMブラストとイビルアイビルドだからな
当たれば初期作成は精神0！

手際がよい！危険だ！

>どっちにも炊き出しして欲しくねえな…
ソウカイヤは少なくとも地盤固めのためだから危害は無いが
論理聖教会は奥に連れて行かれ生体LAN端子手術や洗脳プログラム仕込まれそうで

そう仰らずに

>簡易サイバネ手術バン
邪悪アンビュランス！

AoMへの種が蒔かれている

大丈夫？ハイデッカー系クローンヤクザじゃない？

>GMブラストとイビルアイビルドだからな
>当たれば初期作成は精神0！
この前高位カナシバリ使いにPCゴミにされた記憶が…

>>GMブラストとイビルアイビルドだからな
>>当たれば初期作成は精神0！
>この前高位カナシバリ使いにPCゴミにされた記憶が…
オタッシャですねぇ……

それこそウォーダーみたいなのは彼女みたいなビルドが天敵なのです！

>それこそウォーダーみたいなのは彼女みたいなビルドが天敵なのです！
🕷カズモチ＝サンか？
👼はい♡
🕷せやったらカズモチ＝サンかぁ…

>No.1238106058
より危険に見舞われたストリートもある。たとえばここ7マイル・ディストリクト。「アイエエエ！　アイエーエエエエ！」01の風の中、ぐったりと動かぬ妻を背負った男性は必死に走る。その背後、連続側転しながら追いかけるのはフェイスレス。その速度は実際三倍近い！

混沌の中で人々が皆戦っている…！

モータルにはクローンヤクザの数倍の脅威だよなあ

>No.1238107357
通りに連なるビルは焼け落ち、あるいは01ノイズによって不自然に崩れ果て、あるいは建造物それ自体が消滅していた。そして瓦礫の中には無惨な灰色の死体が転がる。それすらも01消滅することなく形を残しているのは幸運といえよう。これはすべて、キョート城から発射された異様な光線のもたらした破壊だ。

>>簡易サイバネ手術バン
>邪悪アンビュランス！
見ろよ「天使医療チーム」が待機してるぜ
臨めばLAN端子を入れてくれるんだ

マッポーカリプスだ

埼玉県の七里駅…？

キョート城のカタストロフ！

再定義とヘルオンアースが同時に起こり恐らく最後はネオサイタマ炎上もする
オーボンとオショガツとクリスマスがまとめてやってきたようだ

フジキド！ロードをやっつけてカタストロフを止めてくれ！

ビルが焼け落ち、フェイスレスが人を襲う
ネオサイタマではよくあることだ

>No.1238107738
あのフェイスレスもまたその破壊と前後して出没した存在である。男は日々の工場勤務の中で右腕にサイバネを置換していたが、ニンジャを相手に立ち向かえるようなカラテがあろうはずもない。重サイバネ犯罪者とは違うのだ！「アイエエエ！　アイエーエエエエ！」「イヤーッ！」そしてフェイスレスが間近に迫った、その時だ！

一瞬フェイスレスが何かと前後したのかと空目しちゃった

シガキか？！

シガキ＝サンでは！？

>シガキか？！
シガキって嫁さんいたっけ

アイエッ！？朝ニンジャ！？

>No.1238108308
「アオーン！」「グワーッ！？」色付きの風めいて飛び出した何かが気高く吼え、フェイスレスに飛びかかった。「アイエッ！？」男は妻を背負ったまま振り返り、フェイスレスにマウントめいてのしかかるものを見た。それは一匹の盲導犬だ。「アオオーン！」「アバーッ！」盲導犬は獰猛に喉元を食いちぎり、フェイスレスを破壊した。

>一瞬フェイスレスが何かと前後したのかと空目しちゃった
フェイスレス前後しなさい！

>一瞬フェイスレスが何かと前後したのかと空目しちゃった
庶子！

タロウイチ！

ストライダー！

センセイ！
ブルズアイのセンセイか！？

ストライダー=サン！

ソンケイだと初登場？

ブルズアイの師匠以来だ
お久しぶりですストライダー＝センセイ

センセイ！

🐶ヘイン！ヘヘイン！

タロウイチはモータル柴犬が盲導犬やれてたという事実がもう凄い

>🐶ヘイン！ヘヘイン！
犬のニンジャの話になるたびこいつがニューロンを過るとかなんてことしてくれたんだボンモー

Q.シガキ=サンでは？
A.彼はZBRと扇動だけでテクノカラテに目覚めてニンジャスレイヤー=サンに一発入れました
ほなシガキ=サンと違うかぁ…

>🐶ヘイン！ヘヘイン！
胡乱SoCのカスめが！センセイに風評被害を及ぼすべからずーッ！

>No.1238108669
男が唖然と見守るなか、盲導犬は誇り高い狼めいて振り返った。労働者はガタガタと震え……「大変……！　今すぐ手当しないと」男は再び正面を見た。いつのまにか、そこにはヨレた白衣姿の女性。首元にはスカーフ。「ドーモ、アルコンです。そちらの方は奥さんですか？」医者めいた女性は男性を促した。

アルコン＝サン！

カルマ善DIY！

DIY善ニンジャ！
なんか悲しいことになりそうなDIY善ニンジャ！

なんかクガイ老人を思い出してしまう経歴の人だ

おっカルマ善DIYだ

>No.1238109220
「あ……ああ」男は頷き、ハッと我に返った。「そ、そうなんだ、女房が怪我して！」「ええ、はい。私の治療院にご案内します。ささやかですが手当が出来ますので……」アルコンは男性と入れ替わるように彼の背中に回り込み、じっとこちらを見つめる盲導犬を振り返った。（ドーモ、ストライダーです。その二人は任せよう）盲導犬は舌を出し、ハッハッと呼吸しながらアイサツした。

ストライダーかっこいいなぁ…

ストライダー＝サンに悲劇のニンジャの相棒になりがちのジンクスができそうなやつだ

>No.1238109697
アルコンは驚きつつも、男性をこれ以上混乱させないよう平静を保った。アイサツはすでに済ませている。彼女が目線で了解の意を示し頷くと、ストライダーは風めいて姿を消した。「な、なあ、さっき犬がいなかったか？　えらくおっかないが妙に優しい……」「見間違いかもしれません。さ、あなたも手当しないと」アルコンは微笑み、男を再び促した。

センセイ…

この次元のこの時間軸ではインガオホーが訪れた後に再起したアルコン＝サンかもしれない
備えよう

名鑑見るにアバババーッ！？

犬の…ニンジャ！

アルコン=サン回復アイテム持てるだけ持ってるの面白いデザインな

アルコン（統治者・支配者・偽の神）…

>No.1238109940
そして7マイル・ディストリクトからやや離れたレンダ・ストリート。「イヤーッ！」「イヤーッ！」空間そのものに滞留する01ノイズから現れたフェイスレスは、連続側転、連続バック転、あるいはトライアングルリープを繰り返し、廃墟じみたストリートを闊歩する。切れかけた「誰もが憧れる」のネオン看板が、バチバチと慄くように明滅した。

私こういうコンセプト先行型DIY大好き！

それなりに善だったり明確にカルマ:善のDIYニンジャが人助けしたりするシーン好き

>アルコン（統治者・支配者・偽の神）…
コンタクトメーカーだと思ってた

まさに最強で無敵のニンジャ！

>No.1238111134
「アイエエエ……」ヒャッキ・ヤギョめいた恐ろしい影の連なりに、廃墟の陰に隠れた母娘は身を寄せ合った。「お母さん、コワイよ！」「いい子だから、ね、静かにしてましょうね」母は震える腕で我が子を抱きかかえ宥める。だがナムサン、その声はフェイスレスの注意を惹いてしまった！「イヤーッ！」KRASH！　母娘が隠れる壁がトーフめいてカラテ粉砕！「「アイエエエ！？」」

バハァーッ！

デブ＝サンもローンしてまでしてオーガニック・トロスシ買ってたりとキャラにあったビルドや装備してるの好き

>デブ＝サンもローンしてまでしてオーガニック・トロスシ買ってたりとキャラにあったビルドや装備してるの好き
善ニンジャはあんま強くして電子の立場奪っても…みたいな自制でも効いてるのかなんか尖ったビルドのやつ多くない？

>No.1238111578
ブッダ！　まるで平安時代だ！　このままニンジャの暴虐が母娘の絆を引き裂いてしまうのか！？　否、その時だ！　BLAMBLAMBLAM！「「「グワーッ！？」」」背後からの銃撃を浴び、フェイスレスが消滅！「イヤーッ！」「グワーッ！」滑り込むような射撃反動回し蹴りで最後の一体も消滅した！

撃つのは稀もコンセプト型なのだが32pt式のおかげで普通にガチ

DIYは基本切られ役だからな…そこに善悪の差はない

ピストルカラテ使い…誰な？

誰な！

>No.1238112045
母娘は見上げた。ニンジャを殺したニンジャを。それは驚くべきことに女性である。ウェーブヘアを片側に流し、どこかニヒリズムのある憂いた流し目が一瞥を返す。二挺拳銃を構えザンシンする彼女の名はハプスブルク。「無事だな」ハスキーボイスが呟くように言い、母娘の答えを待つことなくその姿は消えた。

>撃つのは稀もコンセプト型なのだが32pt式のおかげで普通にガチ
レールガンを普通にノダチとして扱うのぶっとんでて好き

ハプスブルク＝サン！

ハプスブルク＝サン！
カレー以来！

善DIYニンジャのなかでは結構無難にツヨイハプスブルク＝サン！

こういうのを見捨てられない人なのだろうなぁ…

ピスカラでなくミリカラか！

>まるで平安時代だ！
たまに見かけるがこれどういう意味なのだろうか…

悪人みたいな人相の善人好き

>>まるで平安時代だ！
>たまに見かけるがこれどういう意味なのだろうか…
ニンジャがモータルを害するとかそういうやつ

カレーの時も辛口評価ではあったけどちゃんとためになることを言ってくれるの好き

>No.1238112343
全てのストリートニンジャがニチョーム、あるいはカスミガセキに集まっていたわけではない。アイアンハンドのような胡乱な狂人も、比較的マシなニンジャも、ある者は己のレルムを、ある者はヴィジランテめいてストリートを走る。ネオアイタマのケオスめいた夜を。その混乱は頂点に向かいボルテージを増していく。

混沌の夜の中で皆がイクサに走る

これは…ネオサイタマに火が付くか？

すべては…ニンジャなのだ！

>アイアンハンドのような胡乱な狂人も
ストレートでダメだった

>これは…ネオサイタマに火が付くか？
赤黒が戻ってきたら…

ニンジャは存在する！あなたのそばに！

>No.1238113186
その曲線めいた上昇は再定義プロセスの進行、すなわちオヒガンの接近とある意味比例していた。もはや無視できぬケオスが、一つ一つは取るに足らぬインシデントが、疫病に冒されたアルゴスのタイプ速度を三度揺さぶった！「「イヤーッ！」」グリッチとヴォスムシェーニャは、飛び蹴りによってIGNOREの壁を突き破った！

ニンジャなんているわけないから部屋に戻るわ

でもネオサイタマが燃えたのはほぼほぼザイバツが原因だから…他の外部勢力が爆破させる可能性は全然ある？そうだね

ニンジャはフィクションの産物か？
否 こうしてすぐそばにいる

>>これは…ネオサイタマに火が付くか？
>赤黒が戻ってきたら…
やりますかッ
月面から地球まで38万Kmアラバマオトシッ

蹴り込め！

ニンジャはフィクションではない
実際私もニンジャであるからな

ニンジャが世界を支配しているのだ！

>No.1238113604
KRAAAASH！　アルゴスの掌を突き破り、二人は宇宙港へ、すなわち真空へ飛び出した！（イディル……！）クロノスのクナイ攻撃を側転回避したイダテンが電子的に叫んだ。現代の科学において、宇宙空間で人類が生命維持装置なしに生存できるのはおよそ十数秒とされる！

究極生命体も何もなしに宇宙空間に放り込まれたら…死ぬ

>No.1238114025
だがイダテンは言葉を飲み込み、頷いた。グリッチの無鉄砲は、本当に大事な局面では必ずなんらかの備えや確信がある。彼女はそれを知っている！（イヤーッ！）ラン・ライク・ストリーク・オブ・ライトニング！　仮になければ、己がその活路を拓けばよい！　カラテだ！

10数秒！

ギャンブルの無鉄砲は本当に大事な時じゃないからな…先物取引も

カラテあるのみよー！

>No.1238114315
イダテンはガクテンソクとロックアップしたクロノスの腹部めがけ、岩肌を蹴ってスラスター加速飛び蹴りを叩き込んだ！『グワーッ！』クロノスは意識外からのアンブッシュに怯んだ。シュゴウ！『「イイイヤアアーッ！」』ガクテンソクがカラテ燃焼炎を噴き出し、クロノスを押し返す！

グリチャンのマジの本気に大事な局面では確信もって大胆に行動するの好き

>No.1238114658
そしてヌバタマ！　敬愛するイダテンが動き、彼女が信頼しヌバタマ自身も愛するグリッチが行動に出たならば、彼女もまたカラテあるのみ！（ハイヤーッ！）『グワーッ！』逆側からの痛烈なカラテパンチがクロノスをグラップルから弾き飛ばす！　そしてルヴァロリゼは見た。銀色の髪を靡かせ、宇宙を飛ぶ稲妻を。

アバヨ！クロノス＝サン！貴様の死因はスーパーロボットによる拳だーッ！

相棒がやってきたぞ風来坊！

幼さと美しさと凛々しさと
若き龍よ行け！

金が絡まない賭け事には滅茶苦茶ツヨイからねグリチャン

ついに受肉したポーリャ＝サン

>>>これは…ネオサイタマに火が付くか？
>>赤黒が戻ってきたら…
>やりますかッ
>月面から地球まで38万Kmアラバマオトシッ
ついでにトコロザワピラーに突入してラオモト=サンの脳天にぶつけてやろうぜ！

>No.1238114898
ルヴァロリゼは言葉を失い……ヴォスムシェーニャは得意げに微笑み、流し目を送った。『行くよ、グリッチ＝サン！』『ハイヤーッ！』二人は加速した。すでに数秒が経過していたが、二人はソクシンブツになることも爆発四散することもなかった。その理由は、二人を鎧うIRCエンハンスメントである。

やはりインターネットか！

残念だな風来坊
自分が孤独と思い込んでいたのは君一人だ

友達がパソコンしかいない鷹の一族VS頼れる仲間がいっぱいいる鷹の一族

IRCエンハンスメントすげえ…

>No.1238115331
VPNの力は高密度情報ストリームの電荷となって二人を守っていた。それはすなわち速度であり、電子であり、いわば燃えゆくネオサイタマそのものが産み落とした二人の少年と少女に相応しい力だった。エンハンスメントはカラテを生じ、そして！『『イヤーッ！』』『グワーッ！？』

>友達がパソコンしかいない鷹の一族VS頼れる仲間がいっぱいいる鷹の一族
鷲〜！

>友達がパソコンしかいない鷹の一族VS頼れる仲間がいっぱいいる鷹の一族
Sだ Sが正体を表すぞ
ﾋﾞﾘｯﾋﾞﾘﾘｯ
我が名はスモメムノン

>>友達がパソコンしかいない鷹の一族VS頼れる仲間がいっぱいいる鷹の一族
>鷲〜！
素で間違えました
オイはハズカシカ！

>No.1238115904
VPNオーラを纏う二人の飛び蹴りが、がら空きのクロノスの胴体を貫いた！　二人はそのままエンハンスメントが剥がれ落ちていくよりも早く、KRAAAASH！　クロノスの肉体を縦代わりに、閉ざされた月面宮殿隔壁を破壊し、内部へとエントリーしたのである！

押し込めーっ！

内部へ突入！

>>>友達がパソコンしかいない鷹の一族VS頼れる仲間がいっぱいいる鷹の一族
>>鷲〜！
>素で間違えました
>オイはハズカシカ！
カイシャクしもうす！イヤーッ！

月面押し入り！

台形の前にハタモト…ハタモトかぁ…

さあハタモトが待つ
5vs2の熾烈な戦いになるだろう

>No.1238116275
イダテン、ヌバタマ、そしてガクテンソクのコクピットから飛び出したルヴァロリゼがあとに続く。グリッチは振り返り、三人よりも遥か彼方、こちらを狙い定めた月周回衛星を物理とコトダマの視界で同時に捉えた。ウキハシVPNはアマクダリVPNの一部であり、それゆえにエンハンスされたグリッチのアカウントはアルゴスのそれに近似する。レーザー発射コンマ1秒前、病毒によって生じたタイプ速度の間隙に滑り込み、ADMIN権限を奪い取る。

神業だな…

>それはすなわち速度であり、電子であり、いわば燃えゆくネオサイタマそのものが産み落とした二人の少年と少女に相応しい力だった。
輝かしいセンテンスだ…

いよいよ…オリュンポス十二忍の頂点であり原作ナラクが「ちと荷が勝つか？」と言うほどの恐ろしい強さを誇るゼウス・ニンジャ憑依者との対峙なのだ！

ウキハシの終点をうまいこと…弄れないかな？

アルゴスさえも奪いさる！

すげえ…

「」んチのテキストカラテにより「」ブは次々と感嘆！

アカウントﾁｮﾄﾆﾃﾙ

>No.1238116748
ADMIN権限の維持は1電子秒にも満たぬ刹那だった。だがレーザー発射口の角度をずらすには十分すぎる時間である。ZAAAAAAAAAP！　軌道砲撃は名も知られぬクレーターを無意味に切り裂き、光は宇宙の暗黒に消えた。グリッチは両目から血を噴き出し、心停止。『グワーッ！』SMAAASH！　壁に激突したクロノスの振動が、偶然にもAEDめいて心臓を賦活した。

またグリッチが心停止しておられるぞー！

心停止！
心停止解除！

心臓がエンスト気味な

ホンットにギリギリのイクサしてんなグリッチャン…

ギリギリのところまで粘って粘ってしかし最後に立っているのがグリッチだ

またグリッチ＝サンが死んで生き返ってる！
イダテン＝サンの心労を考えて！

>ホンットにギリギリのイクサしてんなグリッチャン…
点棒が無くなっても倍プッシュすればいいって考えだから…

この漢躊躇なく命をbetしすぎる

ギリギリまで頑張って/ギリギリまで踏ん張って/ピンチのピンチの連続

>No.1238117629
『バカな……こんな、バカな！』クロノスは狂乱し、失われた電子の神との繋がりを求めた……ブッダの垂らした糸を掴もうとする亡者めいて。（ガクテンソク！）ルヴァロリゼはそのさらに奥の壁、固く閉ざされた鋼鉄フスマを睨み、体液の沸騰を感じながら声なき叫びを上げた。（フキトバセ！）『イヤーッ！』ガコンプシュー！

パンチだ！ロボ！

血潮をカラテを全てを燃やせ

フィニッシュムーブだ！ぶち抜け！

>No.1238118187
ガクテンソクの右腕が左右に展開しランチャー出現！　抉るようなアッパーカットが、反動で後方へ回転跳躍したヴォスムシェーニャそしてグリッチと入れ替わる形でクロノスの腹部に突き刺さる！『アバーッ！』クロノスは悶絶した。『「エスコートご苦労だ、クロノス＝サン！」』KBAMKBAMKBAM！　KA-BOOM！　密着距離でのグレネード炸裂！『サヨナラ！』クロノスは爆発四散した。

ウィーピピピ！叛逆の勝利だ！

涼しい…

クロノス撃墜！そのままダイナミックエントリーだ！

クロノスも大健闘だった
オナタカミの粋に包まれてあれ

>No.1238118563
KRAAASH……爆煙が晴れゆき、破壊された通路が間口を開く。グリッチとヴォスムシェーニャを抱えたイダテンとヌバタマは、逸る気持ちを抑えてスラスターを噴射。ルヴァロリゼは振り返り、ガクテンソクの赤紫色の瞳めいた炎を見つめた。黒き遺産はそれを見返し、赤紫の炎となって消失。炎はルヴァロリゼの肉体に吸い込まれ、彼の灰色の瞳を染めた。ルヴァロリゼは力強い側転で酸素の中へ飛び込んだ。

ガクテンソク…

おや…染めた…？

どういう事な…？

ワッザ…？

>どういう事な…？
そのままの意味ならば単純に瞳の色が赤紫に変わったとなる
つまりはレイドのスパシャ＝サンと同じに…
これが何を意味するのか…

>No.1238119108
「……ハァーッ！　ハァーッ！」グリッチはその場に這いつくばり、必死で呼吸した。一度停止し、再び動き出した心臓が新鮮な酸素を全身へ運ぶ。靄がかった思考が明瞭になり、途端に全身の痛みがぶり返した。「よく頑張ったわ、本当に」イダテンがその背中を撫で、抱き寄せる。

本当に…これで前哨戦だってンだからやばい

>No.1238119802
「ハァーッ、ハァーッ……ぎ、ギリギリだったね」ヴォスムシェーニャは汗ばんだ髪を指で梳いた。「ヌバタマ＝サンも、アリガト。助かったよ」「とんでもございません」ヌバタマは奥ゆかしくオジギし、ルヴァロリゼに視線を向け、僅かに微笑んで少女に頷きかけた。

>本当に…これで前哨戦だってンだからやばい
なんならハタモトも前哨戦だぞ！

>>本当に…これで前哨戦だってンだからやばい
>なんならハタモトも前哨戦だぞ！
……なんでフジキドは1人でこれ突破できたんだろうな？！

ヌバタマ＝サンは普通にしてれば楚々とした人なのだ

赤黒の狂人がイカれてるのは皆さんご存知なのだ！

>No.1238120138
ルヴァロリゼはやや躊躇いがちに歩き、駆け寄ったヴォスムシェーニャのタタミ2枚距離で足を止め、頭を掻いた。「……変に格好つけないうちに、正直に言うよ。キミが来てくれるとは思ってなかった」ルヴァロリゼは俯きがちに視線を外し、苦笑した。「俺は一人になったんだと、そう思ってたんだ」

スゥー！ハァー！スゥー！恋の波動を感じるぞ！

一人じゃないぜ…

>スゥー！ハァー！スゥー！恋の波動を感じるぞ！
あなた前後して静かにする！庶子！

お父さんが送り出してくれましたからね…

よう台形
これがお前に足りなかったもの
ボーイミーツガールだ

…ｳｯ

>No.1238120606
ヴォスムシェーニャは微笑んだまま小首を傾げ、無言で言葉を催促した。「……俺が思い上がってた。キミは帰るべき場所を見つけ、辿り着いたんだから……それでおしまいだなんて、ブザマだよな」「ううん。そんなことないよ」少女は首を振った。「だってあなたは、完璧な人間なんかじゃないもの」

インパーフェクトよ

台形も奥さんにちゃんと懐晒したのだがなぁ…あれ晒したって言って良いのか…

>No.1238121305
ルヴァロリゼはその言葉に、やや驚いた顔をした。「他の人はそう思うかもしれないけどね。でもわたしにとってのあなたは、気取り屋で格好つけで、カッコ悪いところもあって……人前では絶対に弱音を吐かない頑固で強情な、ただの男の子だよ」「……はは」ルヴァロリゼは頭を振った。「敵わないな」

ノーバディーズパーフェクトな

アーッ！アーッ！アーッ！アッ

たった一人で完全を自負する台形の真逆な

>台形も奥さんにちゃんと懐晒したのだがなぁ…あれ晒したって言って良いのか…
台形本人が見せちゃいけないもん見せてバカにされたわって受け取っちゃったからどうしようもない

>インパーフェクトよ
さあ始めよう/僕らの世界を/勝ち取るために

>No.1238121735
「ズバズバ図星突かれて、凹んだ？」「ちょっとね。我ながらナルシズム極まったものだって、恥ずかしいぐらいだ」ルヴァロリゼはまた頭を掻いた。「でもそんなキミだからこそ、俺にとっても替わりのいない相棒だ」「うん。そんなあなたでも、わたしをここまで連れてきてくれた、いちばん大事な相棒だよ」

娘の彼氏は/住所不定/無職/ハッパとバイクが好き

相棒…！

>娘の彼氏は/住所不定/無職/ハッパとバイクが好き
ハシはキレた。

>人前では絶対に弱音を吐かない頑固で強情な
ここだけ抜き出せば台形も同じなんだ
だが何もかもが違った

>>娘の彼氏は/住所不定/無職/ハッパとバイクが好き
>ハシはキレた。
ポーリャは光った。

>ハシはキレた。
まだキレるか分かんないのに決めつけはイケナイ！