ウィーピピー！

ウィーピピー！月を前後なさい！

ウィーピピー！

ウィーピピー！間断ない連続ニンジャメント！

ウィーピピー！

ウィーピピー！ビズ終わりのニンジャメント程素晴らしいものはない！

>No.1237980955
◆これまでのあらすじ◆
地上と月を繋ぐウキハシVPNにオーバークロック・ジャンプしたグリッチは、アルゴスのデーモンと化した凶悪なるヨロシサン存在・ロブスターの多重ログイン攻撃に危機に陥った。
かろうじて地上のジグラットとの回線をつなぎ、ナツルとニアデスに助けを求めるも、海外メガコーポを始めとするハゲタカめいた暗黒メガコーポの包囲網が二人の行く手を阻む。
しかしその時、偶然にもニアデスの犯罪ロンダリング痕跡に触れたアルゴスは、モタギ・ウエカダの遺したスケベドミネイターに感染。これにより地上における論理タイプにケオスじみた混乱が生じたのである！

このシミュレート内で限定してもアマクダリによって人生滅茶苦茶にされたニンジャやモータルはたくさんいたんだ
そろそろ清算の時だ！前後なさいアマクダリ！

>No.1237981738
【ロンゲストデイ・オブ・ネオサイタマ：ニンジャ・フィクション】#14

ウィーピピー！
残されたものがケオスを巻き起こす！

>このシミュレート内で限定してもアマクダリによって人生滅茶苦茶にされたニンジャやモータルはたくさんいたんだ
>そろそろ清算の時だ！前後なさいアマクダリ！
アカチャンデリバリーに関与してたのマジで酷いと思うの

ケオスを引き起こせ！ウィーピピー！

サラッとドージョーにイラついてるラオモト＝サン！スシ以外に何かムカつくこと…いっぱいあるか…

ウィーピピー！

>No.1237981868
「……何かが起きたか」青白い電光を四方八方に撒き散らすメガトリイ・コイルを見上げ、鷲の王アガメムノンは呟いた。『ドーモ』そのタタミ二枚背後、フードを被ったアヴァターが現出し跪く。一度は精彩を取り戻したはずのヴィジョンは再びノイズがかり、一部が色をブロックノイズじみて乱す。

ラオモトの三日天下な！

>アカチャンデリバリーに関与してたのマジで酷いと思うの
ワシのプリザーブド＝サンくらいの年が一番食べ頃なんじゃがのう

>ラオモトの三日天下な！
ラオモトに3日も与えたらかなり色々されそうだな…

ヌゥー！伝令してくれるニンジャがなぜかいなくなったからあの流れがもう見れない！

アッ台形

>>アカチャンデリバリーに関与してたのマジで酷いと思うの
>ワシのプリザーブド＝サンくらいの年が一番食べ頃なんじゃがのう
カズモチ＝サン！

>>ラオモトの三日天下な！
>ラオモトに3日も与えたらかなり色々されそうだな…
つまりロンゲストから24時間も与えられないな…

>>アカチャンデリバリーに関与してたのマジで酷いと思うの
>ワシのプリザーブド＝サンくらいの年が一番食べ頃なんじゃがのう
ババア！貴方カズモチ前後なさい！！

ラオモト＝サンは実際金がいっぱいあるので決断的に奪うべし！

>ヌゥー！伝令してくれるニンジャがなぜかいなくなったからあの流れがもう見れない！
スク2世が現れたら耐えられない

>No.1237984221
それは鷲の王の唯一の友……否、最初にして最後の配下、あるべき世界を取り戻すための最初にして最後にして唯一のピース、すなわちアルゴスのアヴァターである。アガメムノンは肩越しにそれを冷たく一瞥した。『御身に伝えるべきことは何一つ。全て、滞りなく』アヴァターは消失した。アガメムノンはしばし何も無い場所を睨む。

やっぱパソコンが友達のやつはダメだな

ハタモトって原作通り二人組んで襲ってくるのか！？恐怖！

>ハタモトって原作通り二人組んで襲ってくるのか！？恐怖！
…なんでこの二人相手にして台形も倒せたんだろうね死神

>No.1237985288
ゼウスの火、ネオサイタマ電力網から持ち込まれた莫大な電力は月面宮殿の炉心に焚べられ、アルゴスはあるべき力を取り戻した。それでもなお瞬時の再定義が叶わぬのは、当然アガメムノンも承知の上である。致し方なき海外メガコーポの受け入れによる汚染、月面宮殿の老朽化と、地上における諸事によるタイプ伝達速度の遅延……だが想定以上の何かが起きている。

>No.1237986028
今やアガメムノンは正当なる王座に立ち戻った。ゆえにその情報遺伝子は完全たらねばならず、あらゆるノイズを許容しない。アガメムノンはメインフレーム制御室を離れ、やがて一つの銀河じみた黒く滑らかで美しく巨大な広間へとエントリーした。

>アガメムノンはメインフレーム制御室を離れ、やがて一つの銀河じみた黒く滑らかで美しく巨大な広間へとエントリーした。
レイドだと…

>>アガメムノンはメインフレーム制御室を離れ、やがて一つの銀河じみた黒く滑らかで美しく巨大な広間へとエントリーした。
>レイドだと…
ハッキヨホ！

>>アガメムノンはメインフレーム制御室を離れ、やがて一つの銀河じみた黒く滑らかで美しく巨大な広間へとエントリーした。
>レイドだと…
ヤメロー！ヤメロー！

そんな！ドヒョーがないなんて！

>No.1237986806
キーラー・ヘヴィサイド盆地の断崖に接する巨大な広間は宇宙に対して開かれ、鷲の王はダイヤモンドめいた月ガラスを隔て空を見た。アルゴスと同じ景色。星の道行き、青い星を。「汚らしいものだ」アガメムノンは呟いた。彼の目には、地表にへばりつくケオスの種がありありと浮かんでいた。

その汚らわしいものにいつまでも手間取ってるくせによぉ…

その風景を見て浮かぶ言葉がそれかぁ…

オマエはそいつに飲まれるんだぜ

>No.1237987484
かつてY2K前後、鷲の一族はインターネットという不確定存在を、その不確定性がもたらす予測不可能のケオスを恐れ……否、嫌い、厭った。なすべきことが正しくなされていれば、これほどの汚泥が地上に蔓延することを、彼は……彼の一族は決して許しはしなかったであろう。だが全ては挫かれ、彼自身もまた別荘を追われた。全ては宇宙の塵と化した。

一応確認された一族って三人ぐらいいたっけ

このロマン派の夢は敵ながら誉高い

衛星軌道上の実家が爆発／友達はパソコンだけ

一人は星を見た
もう一人は…泥に価値を見出した

>No.1237988097
ゼウス・ニンジャの憑依を受けニンジャとなったアガメムノンは、ナクソス島のザス山の隠されし洞穴に降り立った。ゼウスの洞窟とも呼ばれる秘されし地、二度と味わうはずのなかった重力の戒めと生還の充足……アーク放電の衰滅とともに麻薬じみたディセンションの高揚は失せ、そして究極的虚無と絶望が王を襲った。

>このロマン派の夢は敵ながら誉高い
その夢のために他人の夢や思い出を消し飛ばしてるのが最悪なのだ！

>記憶喪失で放浪／友達はロボット

>一人は星を見た
>もう一人は…泥に価値を見出した
空ッ！/零れ落ちたッ！/2つの星がッ！

こいつ他人の居場所やユウジョウを壊す側にいるのに本人はユウジョウ重点なのがほんと…

そういえばナクソス島なんだな…

>No.1237989460
運命に導かれし二人の鷲のニンジャが跪き、永遠の忠誠を誓うハイクを捧げた時でさえ、アガメムノンの精神はフラットにあった。だがそれは、かつてこの月面宮殿を初めて訪れた時のような……いわばアイロニカルなフラットだった。彼はその時、己が全てを失い、そして未来すらも潰えたことを理解していた。

G R A V I T Yって最後に出るゼログラビティ(邦題)いいよねとなんとなく思いました

同じ一族とも言える男は荒野やレースを走りその青い星に価値を見いだしていろんな人たちと交流してるんだぞオメー

ウワッハタモト…

ハタモトが万全の状態でコンビ組んで襲ってくるの怖すぎる
あの時のフジキド絶対に不如帰ついてる

アガメムノンは心から喜ぶことってないのだろうな

>No.1237990293
ニンジャ。始祖たる大イシュトヴァーンが、平安時代の日本より盗み出したカラテと秘儀が、鷲の一族の支配にそのミームを加えた。それゆえ当然、鷲の一族はニンジャのなんたるかを知る。ニンジャとは一族が従えるべき有象無象の一つに過ぎず、一族そのものがニンジャになることなど、絶対に有り得ぬはずのことだった。だがそれは、その時、すでに彼を襲い、そして何もかもが戻らなくなっていた。

付き人はともかく遺伝子最重要一族の末裔で正統な跡継ぎつってる野郎がニンジャになっちゃったらもう…ネ

アガメムノンの複雑な内面描く忍殺二次創作初めて見たのだ！素晴らしい…

不可逆的遺伝子汚染という時点でもう詰んでるのだ

アガメムノンはスタートすらできなかったと思っているのだろうな

シバからすればスタートラインがもうめちゃくちゃよ

鷲で染めるはずのミームとジーンにニンジャが入ってきた時点でもう屈辱だよな…

本来であればニンジャすら従えられる…かもしれない一族か…

チバがちょうどそのポジションに就く…はずだった

>No.1237991236
唯一の王は文字通り最終最後の存在となり、世界を横断しての徹底的な捜索が明らかにした事実は、もはや未来を紡ぐことの出来ぬ王に厳然たる事実をカラテストレートめいて味わわせた。彼はただフラットにその事実を、現実を受け入れ、そしてシバタ・ソウジロウという名を得、とうに名も忘れ去ったヤクザから全てを始めた……否、再開したのである。

チバキュン実際この次元だとどうなるんでしょうネー

>No.1237992398
それは玉座に君臨するべき王には不要な記憶だった。鷲の王は己の足跡を、ヤクザに取り入り、ネオサイタマ郊外の地方豪族に取り入り、政財界の末端から奥ゆかしく駒を進め、そして政治家サキハシに取り入った記憶を、想起すると同時にニューロンから消し去っていく。

サクセスストーリー！
とは捉えられんのだろうな

シバ当人からすればマイナスをゼロにする物語ですからね…

お前の夢もアイロニーもこれからギャン中フィギュアフェチの重婚正当化のための贄になるんだぁ…いいだろぉ？

>No.1237993014
全てが虚無の暗黒に潰えたわけではなかった。あるべき試みをあるべきがままに動かすための陰謀の中、ただ一つ明らかになった事実。すでにソウカイ・シンジケートを勃興し、ネオサイタマの闇社会に畏怖を伴いその名を轟かせていたラオモト・カンの実子。ラオモト・チバ。いずれは鷲の一族のスペアとなるべき運命の子の存在。

もし純血直系の鷲の一族が一人でも生き残ってたらアガメムノンってどうしたんだろ

>シバ当人からすればマイナスをゼロにする物語ですからね…
もはやジョニィ・ジョースター

スペア…か

原作ではあの態度で当の本人は結構優しく接してたつもりだったらしいな

>No.1237993532
既にその試みもまた、同時に進行している。ラオモト家は弱肉強食めいたサツバツとしたコミュニティであり、ハヤク・カケルでの凋落をきっかけにチバと密かなコンタクトを採ったアガメムノンは、仇敵ヨルジを取り除くための働きかけを引き換えに、彼をスペアとするための準備を整えた。鷲の王が最後に自ら及んだ陰謀の一手。

>もし純血直系の鷲の一族が一人でも生き残ってたらアガメムノンってどうしたんだろ
そいつを表向き立てるだろうけど摂政めいて側にいるだろうしあわよくば傀儡にすることも考えるのでは…
血族を支配する存在として…

接触してる！？

ヨルジの肉体無惨(推定)！

チバキュン怒られてた…

ハヤク・カケルはショーゴーが非常に印象深い！

>No.1237994046
チバは愚かな子供である。だが賢愚の多寡は重要ではない。鷲の一族であるならば、それは相応しき運命を定められた存在である。アガメムノンは相応のフレンドリーを以て接した……本来であればステップの一つ、「箔」の一つに過ぎぬコヨイ・シノノメに見せたものと同じように。

>アガメムノンは相応のフレンドリーを以て接した……本来であればステップの一つ、「箔」の一つに過ぎぬコヨイ・シノノメに見せたものと同じように。
バカ！スゴイ・バカ！コミュ障！

相応のねぇ…

ゼッテー嫌われてるわコイツ

まだ愚かと言わざるを得ぬ！この後のヤクザ・キャンペイグン(仮)に期待するほかない

>No.1237994825
多少のケオスを見込みつつも順調に進んでいたはずの計画は、しかしある存在が出現したのをきっかけに歪を生じた。それもまたハヤク・カケルが契機だった。アガメムノンは目を閉じ、精神をフラットに保つ。アルゴスと鷲の従者たちは王の完全性を保つために、その存在を決して伝えていない。だが彼は漠然と、「それ」の実在を、現存を確信している。

一等星が俄かに煌めいた！
天の王もそれを無視できなかったのだ

鏡映しの正反対な王！

その奥さんにすらロクに使いもしない無用のポコチンをこれからサツバツで剥ぐんだあ…いいだろぉ？

まるでハリーとヴォルデモートやジョリーンとプッチの関係性…不倶戴天

もう一人の自分か…

>No.1237995592
「それ」について王が情報を取り入れたのはただ一度きり、己の目でもってその本質を確かめた忠僕ドラゴンベインの報告の折だった。（御身とは一切共通点などありはせぬ、対極の存在です）ナザキ・マゴトはただ一言、そのようにのみ伝えた。アガメムノンは即刻の抹殺を命令し、セクトはそのために全力を注いだ。

自分と同じ存在である変異体！

遙か天空より地上を睨む鷲
大空を飛ぶことを楽しむ鷲

その一回であまりに十分だったのだろうなぁ…

>アガメムノンは即刻の抹殺を命令し、セクトはそのために全力を注いだ。
発見してデータベースで検索掛けるとアルゴスにキレられるの理不尽だと思うの

>No.1237996454
その時より今この瞬間に至るまで、王は「それ」を認識せず、意識することも、記憶することも、学習することもなかった。むしろ彼はネオサイタマの死神に注視し、その動向に興味を抱いた……キョートへと渡ったという事実に失望を抱き、忘れ去るまでのことではあったが、少なからぬ無聊の慰みにはなった。

>見せたもの
台形はチバくんやコヨイ＝サンに最大限腹割った自分の人間性を晒したつもりだったんだろうさ
アレで

フフフ何故か今ネオサイタマの上にいるぞ

>彼はネオサイタマの死神に注視し、その動向に興味を抱いた……キョートへと渡ったという事実
ネオサイタマの死神が復讐より優先することができたという事実に胸が熱くなるね…ザイバツも復讐の相手ではあるんだけども

>No.1237997124
ならば、今はどうであろうか。アガメムノンは「それ」を……あり得ぬはずの血統、スターゲイザーが表現するところの「反逆の遺産」が月面に立つことを、運命的ながらに確信している。認識している。ニューロンのリソースを注いでいる。だが感慨などない……あるはずがない。鷲の王はそのようなものを抱かないのだから。

>フフフ何故か今ネオサイタマの上にいるぞ
ロードぶっ殺してこっちくるかもしれないぞフフフ

鷲の王ならそうだ
だがニンジャたるアガメムノンはどうかな？

>台形はチバくんやコヨイ＝サンに最大限腹割った自分の人間性を晒したつもりだったんだろうさ
>アレで
これがアガメムノンの鷲の一族たる所以であり残念なところであり悲哀であるのだなぁ…

まあ鷲の王も最終的にヨロシサンされるんだがな

反逆の遺産(並行世界のアルゴス・システム)

>まあ鷲の王も最終的にヨロシサンされるんだがな
これ原作要素なのほんと酷い

アマクダリ支配が4643年に全て直結するとは限らぬから！

>アマクダリ支配が4643年に全て直結するとは限らぬから！
まあニンジャ消えてクローンバイオ兵器に対抗できるかと言うと…

>No.1237997771
『イヤーッ！』ゴウウン……玉座の間より遠く離れた月面宮殿の入口、クロノスの外骨格装甲が繰り出した拳を、「それ」が駆る鋼の拳が弾いた。「ガクテンソク、振り絞るぞ！」レトロフューチャーめいた計器に囲まれた狭いコクピット内、両腕を左右に接続し、ルヴァロリゼは吼えた。莫大な血中カラテ粒子が失われ、目眩をどよもす。

接触型コクピットか！

アマクダリが勝って再定義が成ったとして来る未来としては4643が裏切って
鷲の一族は滅んでバイオ天下が来る可能性の方が遥かに高いんだっけか

来たか！

やっぱ涼しいなあ

ほぼ行間で処理されたとはいえクロノスは実際ネブカドネザル並みと思われる

>No.1237999329
ガクテンソクとルヴァロリゼは霊的に接続された存在であり、コクピット内に座することでその接続はいよいよ緊密となる。こうした搭乗時、彼の両腕は肩口までが左右両脇の接続装置に取り込まれ、両足下部に設置されたペダル操作とカラテの伝達によってほぼ一心同体に等しいカラテ駆動を実現する。

こういうタイプのロボはなんだったかと思い出せない！アーッ！

ほぼ肉体的に一体化する仕組み！？

エヴァみたいな…

生体LAN端子ならぬ生体端末接続！

パッと思いついたのはガオファイガーな

私のイメージは決闘マスターズのアカイゾーン=サンです

>No.1238000611
ルヴァロリゼの視界が赤く染まった。ドクン！「グ……ッ！」充血した目からは血の涙が溢れ、ガクテンソクの受けたダメージのフィードバックがニューロンをチリチリと焦がす。「……せっかく月まで観光に来たんだ、爆発四散するのは足跡が本物かどうか確かめてからにしたいね」彼は不敵に笑い、流れ落ちた血の涙を舌で舐め取った。

タイタンパイロットにもう少し一体感つけるとガクテンソク…なのかい？素敵だ…

>流れ落ちた血の涙を舌で舐め取った。
アーイイ…

アポロ11号になってみせろ！！

>No.1238001873
『イヤーッ！』クロノスがスラスターを噴射、猛禽じみた鋭い滑空でイダテンとヌバタマを左右に弾き飛ばした。手首から凝縮カラテミサイルを放ち牽制、これはクロノス＝アルゴスが狙った通りランチャー射撃によって相殺される。爆炎を切り裂くのは実体化した凝縮カラテブレード。狙いは心臓部だ。

アーイイ…ヤバイ時に血反吐吐きながら軽口叩くイケメン…キクキク…

デン！デデン！デッ…デーデー！
https://m.youtube.com/watch?v=BvKWpyGQCK0

>No.1238002336
『回避を！』イダテンの電子音声が真鍮パイプめいた響きを伴った。ルヴァロリゼはあえて月面を力強く踏みしめ、正拳突きめいた構えで迎え撃つ。『滅びよ、禍よ！』カラテブレードが迫る。速度と質量は無重力下において最大効果を発揮するのだ！『「イヤーッ！」』カラテシャウトが完全に重なった。

ルヴァロリゼ＝サン！行けーッ！

パイロットとほぼ一体化したBT-7274的存在はニューロンの健康に素早く届く

>No.1238002895
ガクテンソクは左拳を腰のあたりにぴたりと付け、右拳をチョップめいた形にした。そして平手を突き出されたクロノスの左腕側面に沿わせ、右から左へゆったりと、滑らかに、だが速やかにスライドさせた。ガクテンソクは首を傾げるようにして、軌道を逸らされたカラテブレードの鋒を躱した。

これは…！？

おお！？

>No.1238003425
クロノスは肘部と左側面のスラスター各所を噴射し、僅かに距離を離した。アルゴスのタイプ速度による完璧な姿勢制御が、地上では到底不可能なカラテマニューバを実現する。『イヤーッ！』左のカラテブレードの消失と同時に、右奥から手前に向け繰り出されたチョップが、レーザーメスめいた切れ味を得た。

油断ならぬロボットカラテだ！

まさに人機一体な！

>No.1238004030
軌道はガクテンソクの首元を、やや斜め下に傾く形で通り抜けようとしていた。それはガクテンソクのみならず、胴体内に取り込まれたルヴァロリゼの首を刎ねる精密なチョップ軌道である。『「イイイヤアアーッ！」』シュゴウン！　ガクテンソクの左肘から、カラテ燃焼炎が噴き出した。

ファイアーブースト！

ロケットパ…エルボーロケット！

>No.1238004428
宙返りし着地したヌバタマは、息を呑んだ。彼女から見えるのは、ガクテンソクの首を刎ねる無重力ボトルネックカットチョップの軌道と、そしてクロノスの背中のみ。（ルヴァロリゼ＝サン！）『……グワーッ！？』叫びに返って来たのは苦悶の声だった。クロノスは左斜め後ろに向け吹き飛ばされ、ガクテンソクが姿を表す。

>デン！デデン！デッ…デーデー！
>https://m.youtube.com/watch?v=BvKWpyGQCK0
個人的にはレトロフューチャーってことでこっちな
https://youtu.be/zXpNqHFxzt8?si=MFxpv5LwC4mFm9dA

>No.1238004961
ガクテンソクは右拳を素早く引き戻し、左拳がそうしていたように腰のあたりで握りしめていた。ならば左拳は？　当然、クロノスに向けて突き出されている。カラテ燃焼炎の残滓が無重力の空に散り、砕けたように飛散したカラテ粒子と混ざり合って衰滅する。『「イヤーッ！」』『グワーッ！』

セイケン・ツキ！

>>もし純血直系の鷲の一族が一人でも生き残ってたらアガメムノンってどうしたんだろ
>そいつを表向き立てるだろうけど摂政めいて側にいるだろうしあわよくば傀儡にすることも考えるのでは…
>血族を支配する存在として…
たまにここでお題絵で見かける王ではなく王の家系に仕える長寿のエルフめいたおじさんになるのか

>No.1238005433
次の動きは一瞬だった。ガクテンソクはまるで生身のニンジャめいた滑らかな動作で、左拳と右拳を入れ替える形で斜め45度のカラテを繰り出していたのである。すなわちそれは、無重力下における攻撃的ポムポム・パンチ！（イヤーッ！）イダテンは電光石火めいた速度で地面を走り、蹴り、跳んだ！

これには若師範代もニッコリなカラテ

>これには若師範代もニッコリなカラテ
お義父さん！認めてくれるんですね！

>No.1238005833
シュゴウ！　展開されたオムラ逆脚の膝関節部から圧縮空気が噴出した。グリッチが休息を惜しんでまで組み上げたカラテプログラムが遺憾なく発揮される。『グワーッ！』イダテンのダガーめいた蹴りが、クロノスの外骨格装甲の隙間に突き刺さっていた。ラン・ライク・ア・ストリーク・オブ・ライトニング！

決まった！イダテン＝サンの代名詞！

テクノカラテプログラム(ジェットヤマガタインスパイア)

>こういうタイプのロボはなんだったかと思い出せない！アーッ！
サクラ大戦の霊子甲冑の操縦法が近い！

>No.1238006405
ヌバタマもその影を追うようにスリ・アシめいて低空加速していた。（ハイヤーッ！）岩肌を蹴ると同時に跳ね上がり、空中で両足を抱え回転。『グワーッ！』ハンマーめいた両足踵落としがクロノスを叩き落とす。月面への直撃はスラスター噴射により防ぐ。だがそこに一瞬の硬直が生じるのだ！

宇宙アワ・ダンス！

>No.1238007058
ヌバタマは反動を圧縮空気の噴射とカラテによってねじ伏せ、空中を蹴るようにして垂直落下めいて加速していた。（ハイ！　ハイ！　ハイヤーッ！）『グワーッ！』右、左、右！　胸部装甲を交互に叩く痛烈なコンビネーションパンチが……KRAAAASH！　今度こそクロノスを月面に着弾させた！

ボックスカラテには足技はない…そんなふうに思っていた時期が

>No.1238007414
土埃が無重力に舞った。地上のイクサであれば、即座にカイシャクのカワラ割りを頭部に振り下ろすところ、ヌバタマは側宙めいて右へ流れた。ZAAAAAAP！　バウンドしながらムーンサルトめいて後方へ逃れたクロノスと三人を分かつように、レーザー砲撃が境界線を刻み込む。

そうだ！これがあった！

連携しやがって！

>No.1238007896
ヌバタマは左手を地面に突き、ハイヒールめいた両踵も使い月面を削る。ZAAAAAAP！　奥へ流れたレーザーは鋭角的に軌道を変え、ヌバタマめがけ迫る！『イヤーッ！』シュゴウ！　赤紫のカラテ燃焼炎を噴き出し、ガクテンソクが横合いからヌバタマをかっさらうように救助した。

こちらも連携だ！

隙潰しのオート援護が3d6ダメなのズルだろ！

宇宙空間ならではのテキストカラテだスゴイ！

>No.1238008497
シュゴウ、ゴウ……ガクテンソクの手首、肘、太腿背面から小さな赤紫の炎が生じ、巧みに姿勢を取り戻す。『コツが掴めてきた。奴はいいメンターだな』ルヴァロリゼ＝ガクテンソクは、抱きかかえたヌバタマを奥ゆかしくその場に下ろした。『カラテ・エクササイズはいつまでやってくれるんだ？　サービス重点だな、クロノス＝サン！』

涼しい！

無重力カラテ教室！

>No.1238008999
その時すでにクロノスは十字架めいた直立浮遊姿勢を取り戻している。外骨格装甲の一部は凹みスパークを生じていたが、カラテを損なった様子はない。『当然、貴様ら全員が爆発四散するまでだ』オナタカミの使徒は冷然と言った。（やってみなさい。敵を許さないです！）イダテンは片足を折り曲げるように上げ、決断的に吼え返した！

>No.1238009517
【NINJASLAYER】

オツカレサマドスエ！

オツカレサマドスエ！

前哨戦が…クロノス！？

1G以外の環境でここまでカラテできるのがもうすごい

オツカレサマドスエ！

オツカレサマドスエ！

オツカレサマドスエ！
ウオー！続きが気になって仕方ない！

グラマス級複数人が完全に一枚岩で一箇所に集まってるアマクダリやっぱヤバいわ