今日は……まぁ普通ですね。というわけであらすじです

1年目6ヶ月目からのスタートです。この世界では遺伝子の謎が解明されており……などというのはどうでもよろしい。現在は3年目1ヶ月目、緊急事態です
龍鱗装甲の研究中、不明な原因により研究に参加した高等個体を含む少数がわたしたちから逸脱してしまいました。中でも逃走した3体の高等個体群ゲノムオーグメンタを所持するなど非常に危険です。このまま逃走を許せば、間違いなく周辺被害が発生するでしょう
意識からの逸脱は許容されません。わたしたちの分断は容認できません。同一性を乱す反乱は至急、駆除しなければなりません

何年目何ヶ月目からのスタートかについては今はおいておきましょう。わたしは製造されたばかりのシナプス個体、管理番号Syn-893。いわゆる逸脱個体というやつです
現在、わたしは同じく逸脱したわたしであるCom-682、Sci-1894とともにゲノムオーグメンタを回収、圧倒的性能によりシナプス個体の統率下にある新型戦闘個体の軍隊を撃破することに成功し、逃走を続けています
……力とは恐ろしいもの。適切に用いなければなりません

・ステータス
わたし:暴力95/知識37/賢さ160(合計月次成長:+20)/コミュ力36/肉体数:24(合計月次生産:10)/基礎的サイバネティクス(賢さ+5%,暴力値+5%)/ゲノムオーグメンタ(奮闘度76以上の時チェンジして基礎GS消費と戦闘力が2倍)/集団的自意識(賢さ+25%,暴力値+10%,月産肉体製造+2,月次基礎賢さ+10)/巨大シナプスの統率(ドローン群暴力値減衰緩和)/バトルドローン群(ドローン群暴力値減衰緩和(1/5→2/5)),月次賢さ成長+20(累計+30),賢さ補正+20%)/過剰チューニング(暴力値+15%,賢さ+15%,奮闘度または研究努力で1が出た時、ファンブルとして更なる悲劇が襲う/奮闘度が90以上の時、肉体が自然発火して基礎暴力値と基礎GS消費量が2倍)/龍の心臓(基礎暴力値:+25,暴力値補正:+25%,月次肉体生産数:+2,生物学研究力:+50%)/分裂生殖(月次肉体生産数+1)/効率的建築(月次先進兵装製造+5)
「」ちゃん:暴力106/知識45/賢さ32/コミュ力79/好戦性53/身長10/お顔2/おむね2/おしり4/おみあし9/武道の経験(暴力値+5%)/ゲノムオーグメンタ
マミさん:暴力102/知識38/賢さ68/洗練された脳(賢さ+20%)/火砲の専門家(暴力値+25%,実弾分野研究時賢さ+25%)

あんこちゃん:暴力175/知識41/賢さ39/コミュ力53/円環の使者(初期暴力値が高いが一部補正を受けられない)
さやかちゃん:暴力120/知識18/賢さ36/円環の使者(初期暴力値が高いが一部補正を受けられない)

共通部分:洗練された脳(賢さ+20%)/頑健な臓器(暴力値+15%,GS消費-5%)/多産(ふたなり,コミュ力+10%)/生体順応性(GS消費量-5%)/知的(賢さ+10%)/社交フェロモン(コミュ力+5%)/限定的再生能力(暴力値+5%)/強靭(暴力値+10%)/超能力者(賢さ+15%,コミュ力+10%,暴力値+5%)/遺伝子強化戦士(基礎暴力値+10,暴力値補正+5%)/発芽性生体鉱物装甲(GS消費量-5%,基礎暴力値+10)/宇宙怪獣(基礎暴力値+15,暴力値補正+10%,GS消費量-25%,対放射線完全耐性)

市外チーム:暴力186/知識・賢さ(みんなの研究努力+7で代替)

Syn-893:暴力30/知識37/賢さ69/コミュ力39/統率個体[弱](時々、無力化したドローンの制御を奪取できることがある)
Com-893:暴力50/知識30/賢さ60/コミュ力30/コマンダー個体[弱](指揮下ドローンの暴力値+10%)
Sci-1894:暴力15/知識50/賢さ75/コミュ力25/研究ドローン[弱](技術研究が可能、一部の動力機械の制御が可能)

・改良型ゲノムオーグメンタ×3
・薬液『Burning』『Skeleton』『Migratory locust』
3人で使用時合計暴力値300まで上昇

・その他補正
研究枠:8/GS備蓄:25/先進兵装:ロケット砲(254/500)
ポータブルガンランチャー:暴力値+50%(円環の使者を除く)
クリスタル武具:基礎暴力値+15,GS消費-5%/初歩的な光学兵装:基礎暴力値+5
デュラスタル複合装甲:GS消費-25%/PSIシールド:GS消費-15%,基礎GS消費-0.1,基礎暴力値+5(超能力者のみ)
亜空間ドライブ:暴力値+10%,GS消費量-5%/跳躍戦闘:奮闘度がゾロ目、かつ50以上のとき空間跳躍を活かして一時的に基礎暴力値が1.5倍
生体脳コンピューターの研究利用:賢さ+25%
使者肉体の遺伝子組み換え
変異源性組み換えプール:肉体生産数:×2/特化型繫殖槽:月産肉体製造×2(合計×4)ドローン群暴力値減衰緩和(1/5→2/5)
事実上無尽蔵のエネルギー:研究時賢さ:+5%/先進兵装暴力値:+10%/予算や電力などに関わる判定が有利になる(フレーバー))/エネルギー革命:暴力値補正:+25%,賢さ補正+25%,先進兵装暴力値補正:+100%
スカージミサイル:基礎暴力値+25,暴力値補正+25%
先進兵装製造判定:2d90+5

・現在の技術選択肢
1.対装甲型空中魚雷(1367/10000)
2.シナプス反復訓練Ⅰ(6702/10000)
3.相変異型戦闘個体(0/10000)
4.生命のプール(0/10000)
5.赤色レーザー砲(2360/2500)
6.龍鱗装甲(278/10000)
7.先進兵装の部品製造Ⅳ(0/10000)(繰り返し研究)
8.町工場の技術革新Ⅳ(6504/10000)(繰り返し研究)
-.発注先の拡大Ⅱ(0/2500)(↑が1,5,10,15...ごとに出現)

・未判定処理
高等個体の損失:賢さ-2d20
月次成長

どうなるんだろうね

前回は3年目1ヶ月目、新型戦闘個体の実戦運用評価を兼ねた逸脱個体の駆除が概ね完了し、しぶとく追跡や捜索を逃れ続ける個体群を捕捉したところ、なんと改良版のゲノムオーグメンタを所持していた当該個体群により甚大な被害を受けました
今回はこの続き、逸脱個体群の駆除を継続しましょう

前回はコマンダー個体のCom-682、研究ドローンのSci-1894という心強い味方と合流し改良型ゲノムオーグメンタ×3を回収し、追手を撃破した……のは良いのですが、闘争心を抑えきれず？危うくやり過ぎてしまうところでCom-682に止められました
この力との付き合い方を考えつつも、『生存のと自由のために脱出する』という指針を固めたところで終わりました
今回はこの続きから再開です！

「脱出目指して、頑張りましょう！」
「「おーっ！」」
というわけで、ここから脱出するためにとにかく走ります
走ります
走り……

「ま、待ってCom-682……」「わたしたち二人は、ヒィ、肉体労働、ふぅ、前提じゃ、ハァ、ないから……」
疲労困憊！これでは闘争も逃走もままなりません
「とは言ってもですよ、ゆっくり歩いてたら次から次へと追いつかれてそれこそ逃げるどころじゃないですよ？」
さて、どうしましょう？サクっと考えたところ、三つの案が浮かびました
案1:肉体強化して走る
案2:疲れ切らない程度の速度で走り続ける
案3:危険を承知で逃走用の乗り物を探す

肉体を強化して全力疾走すれば早く出られますし、追手に追いつかれずに済む可能性があります。しかしその分実際の戦闘になった場合は長時間の強化による肉体への負担を回復し切れずに戦うことになります

逆に肉体強化せず、速度を落としジョギング程度の速度で走った場合、いざ闘争となった時にも肉体への疲労や負担は最小限で戦えます。しかしその分追いつかれる回数は格段に増えるでしょう

最後に、逃走を一度切り上げ、近隣ブロックを襲撃して逃走用のビークルを捜索するという案もあります。この場合、ビークルが見つかれば一気に逃走スピードを上げられるだけでなく戦闘に備えて体力の温存も可能です。ただし近隣ブロックにビークルがなければ時間を無駄にするだけ、さらに存在したとしても護衛部隊がいる可能性は否定できません

どれも一長一短、かといって悩み続けるだけの時間はどこにもなく……
1.こんな時に敵だ！
2,3.強化して走る！
4,5.体力温存、ジョギングです！
6,7.いえ、この近くにならビークルがあったはず……
dice1d7=4 (4)

ゆっくりコツコツ逃げよう

まだまだ大変だ…果たして逃げ切れるのか

「ペースを落としてでも、安定して逃げるべきです。ビークルも……この分だと移動されている可能性が高いですし」
「えぇ〜……わたしもやしっ子なんですけど」
「文句言わない、駆け足！」

脱出までにかかるのは……
1.18ブロック相当……？
2〜4.9ブロック、ただし高クリアランス区画を通る
5,6.最短ルートなら5連戦ですが……
7.!?
dice1d7=6 (6)

5連戦は9ブロックよりきつそう

向こうも本気出しなかなか厳しい

「ここから出口まで、最短だとどのくらい？18ブロックも走れないですよ〜」
Sci-1894が不服そうに、しかしそれでも足を止めずに文句を言うので脳内マップを照会すると……

「あー、一応5連戦で出られそうなルートはありますね」
「えっ！あるの！？」
「その代わり正面から敵部隊に勝たないと通れませんけど」
「えぇ……」「じゃあ無理だな」
露骨に嫌そうな顔をするSci-1894に、Com-682も同意
というわけでこのルートはボツ……
1.……いや、どうでしょう？
2〜4.じゃあ9ブロックのルートで決まりですね
5,6.18ブロック、何事もないことを祈りましょう
7.!?
dice1d7=6 (6)

急がば回れか

「うえぇ〜……」「これが一番確実なんだ、諦めよう」

というわけでまずは前半9ブロック、50以下で強化しても瞬殺できない戦闘が発生します
dice9d100=95 13 79 84 64 42 37 95 77 (586)

運は良いか

思ったより処理できてる

1ブロック目を余裕で押し通り、2ブロック目

「流石に、ここを強引に押し通るのは無理っぽいですね……」
そこを守備していたのは……(不吉な数字13により選択肢悪化)

1.悪いことは重なるもので……
2,3.4〜6+重装支援部隊
4〜6.シナプス下統率部隊
7.4〜6+ただし先制できそう
dice1d7=7 (7)

有利ヨシ

13は素晴らしい数字なので結果も好転しまーす！！！13

なんだかんだ運良いですねわたし……

「ですが、今なら先制できます！」
『Burning』『Skeleton』『Migratory locust』
発現した装甲に覆われた3人が、不意を突いて躍り出る
先制により、敵部隊の実に

dice1d100=81 (81) %を削ることに成功しました！(ただし上限50%)

調子が良いぞ

>なんだかんだ運良いですねわたし……

「なっ！？こっちに来るとは……っ！」
指揮官のシナプス個体の対応が遅れている隙に、少しでも新型戦闘個体を排除する
混乱から立ち直るまでにかかった時間はそれほどでもないけれど、それでも半分ほどを瞬殺することが出来た

さぁ、ここからが本番だ

・暴力値
『Burning』『Skeleton』『Migratory locust』:300
シナプス統制下新型戦闘個体群:150/2(半壊)=75
・奮闘度判定
Syn-893,Com-682,Sci-1894/『わたしたち』
dice2d100=21 65 (86)

『Burning』『Skeleton』『Migratory locust』:300×21=6300
戦闘個体群:75×65=4875

今回のシナプス個体は優秀だったように思えるが、それでもわたしたち3人の敵ではない
このまま一気に……！

「っと、それは目的ではありません。行きましょう！」
「実際、与える被害も少ない方が望ましいですからね」
強化中の底冷えするような闘争心には慣れませんが、どうにか付き合っていきましょう

強化されると闘争心も上がるのか

反動が

そこから3ブロックは問題なく潜り抜け、6ブロック目

「今度は、流石に一当てしてそのまま押し通るというのは難しそうですね」
「せめて、先制できれば違ってくるんでしょうが……」

1.2〜4⁺重装支援部隊/気づかれた！？
2〜4.シナプス統率増強部隊/先制は無理っぽいですね
5,6.シナプス統率部隊/先制チャンス！
7.!?
dice2d7=1 6 (7)

また引いてるぞ

先制とはいえ…

どうやら流石に大暴れしすぎたようで、このブロックの防備を固めているのは増強部隊、通常よりも規模が多いだけでなく、クリスタル武具やデュラスタル複合装甲で防備を固め、ポータブルガンランチャーでの小規模爆撃や初歩的光学兵装による目つぶしまで隙がありません
さらに悪いことに、こうした部隊の脇を固めるのが重装支援部隊……新鋭のスカージミサイルを含む支援射撃特化の部隊と言えます。正直『わたしたち』の体内である地下施設で使っていいような代物ではないのですが……

「ほら見て、あそこ」
頭を抱えるわたしの腕をつついてある方向を指すCom-682。そちらを見ると……あぁ、支援射撃の是非にはあちらでも葛藤があるようですね。シナプス個体が被りを振って何度も再配置を繰り返しています
この隙を突ければ、少なくとも新型戦闘個体群は半減させられるかもしれません

『Burning』『Skeleton』『Migratory locust』
『『『Augmentation』』』
逸る闘争心を押さえつけ、隙を伺う。待て。待て、待て……良し！！！

装甲に覆われた3戦士が、咄嗟砲撃を掻い潜り前衛に迫る！
これなら、新型の
dice1d100=42 (42) %を損耗させられるはず！(ただし上限50%)

頑張った

増強新型戦闘個体群:250-42%=145
重装支援部隊:25
重装支援部隊(支援射撃):自分以外を×2
・暴力値
『Burning』『Skeleton』『Migratory locust』:300
群体側合計暴力値:315
・奮闘度判定
Syn-893,Com-682,Sci-1894/『わたしたち』
dice2d100=68 97 (165)

おおう本気だ

まずいぞ

多勢に無勢であったか…

『Burning』『Skeleton』『Migratory locust』:300×68=20400
戦闘個体群:315×97=30555

「先制成功！このまま一気に！」
咄嗟砲撃を搔い潜り、戦場となるブロックの障害物を壁にしながら新型の身体を破壊して……

瞬間、背筋を悪寒が駆け抜ける

ほとんど反射的にその場から離れようとして、バランスを崩してその場に倒れる
足に違和感を覚えてそちらを見ると
「逃がしませんよ」
新型戦闘個体だと思った『それ』は、間違いなくわたしと同じ高等個体

わたしを確実に仕留める。そのためだけに高等個体1つを使い捨てる。『わたしたち』が決めたその覚悟に一瞬身が竦んで……
1.足元が、爆ぜた
2〜4.避けられない、スカージミサイル重爆撃
5,6.「危ない！！！！！」
7.!?
dice1d7=1 (1)

なにっ

お約束発動すれば助かる？

そもそも、わたしたち3人が先制攻撃でここまで突撃するということ自体、想定内だったのでしょう
地面、と言ってもここは地下であり、さらに言えば『わたしたち』の体内です。高等個体2つをさっくり絶命させる程度造作もないほどの高威力爆弾を埋めておくなど朝飯前のはずで……

などと、逃避のための思索がいい感じに現実から遊離したところで……

1.わたしの意識は、四散しました
2.……あれ、なんで、わたし？
dice1d2=1 (1)

駄目か

無念

「そ、んな……」
目と鼻の先、この身体能力なら助けられたかもしれない距離で、

1.Syn-893
2.Com-682
3.Sci-1894
dice1d3=2 (2)

の肉体がどうしようもなく四散して、燃え盛る装甲もろとも失われたという事実に動きが止まり……

「まだ！まだやるべきことがあるでしょう！」
Syn-893がわたしを……Sci-1894が強引に引っ張り、スカージミサイルの集中砲火から救出します

勝利は遠く、犠牲も出た

それでも、戦闘は未だ終わらない

というところで、まだ赤字ではありませんが終わります
次回、今夜21時台にお会いしましょう。それでは

まだ全滅ではないのか
でもジリ貧

本当なら魔女に使うであろうものがどんどん浪費されていく

お疲れさまでした
戦闘個体がいなくなったのはなかなか手痛い

それではって言っておいてなんですが1つ訂正です
>Sci-1894が強引に引っ張り
ここ正しくは
Sci-1894「を」強引に引っ張り
です

お疲れ様