すみれ先輩すき

わたくしのお嫁さんです

ククの嫁デス

今日も沼津でなんかあるわよ！

沼津最終日のへあんな

三日目のへあんな

虹ヶ咲の映画も観るのよ！

渡辺先輩の代わりに出ろへあんな

じもあいってマジであのパイプ椅子なんですか？

祝日のへあんな

月曜日はへあんな

>今日も沼津でなんかあるわよ！
グッソクムシ〜

おはへあんな
沼津最終日だぞへあんな

「すみれ先輩、今日の予定は？」
朝食のバイキングでデザートを取り席に戻ると、食事を済ませ紅茶を飲んでいたマルガレーテに声をかけられた。
「ん〜…イベントまでは特に何も考えてないわね」
寿太郎という品種を使っている事を大きくアピールしていたみかんのジャムをたっぷりと入れたヨーグルトを掬いつつ答える。
「それなら、少し付き合って欲しいところがあるんだけど」
ツンと澄ました顔でティーカップを傾けるマルガレーテの言葉は、頼んでいるというより従者かメイドへの命令といった雰囲気に思える。
「いいけど…どこへ行くわけ？ってかなんで私？」
当然の疑問だと思うのだが、何かがマルガレーテの癪に触ってしまったらしい。半ばキレ気味に捲し立てられた。
「もー…うるさい！行き先は沼津御用邸記念公園！そういうロイヤルな雰囲気が似合うのはLiellaだと私とすみれ先輩くらいでしょ！？だから2人で写真を撮りたいの！わかるでしょ！？30分後にロビーでね！」
顔を真っ赤にして怒るマルガレーテの剣幕に気圧された私は、いやわからん…と思いつつも首を縦に振ったのだった。

鈍感へあんな

いやわからん…