レッドストライフ ユウジョウについて: アマクダリニンジャの場合、初期からユウジョウ対象とできる。 重要視するステータス:【精神力】(彼は己のエゴが弱い自覚があり、故にエゴを貫く精神の強さへ嫉妬と憧憬を抱く) また『◉忠誠心:アマクダリ』とそれに基づくスキルの数、および累計DKKの合計値だけ判定ダイスがマイナスされる(彼は内心アマクダリおよび無意味な邪悪行為を嫌っている) NMはユウジョウ判定を行うニンジャが「己を良く見せるための虚飾を重ねる者」と判断した場合、判定難易度を1~2段階上昇させてもよい。 なお、ニンジャ【サーガタナス】とはユウジョウ判定が排他となる(サーガタナスとユウジョウ済みの場合レッドストライフとはユウジョウ判定不可。逆も然り) 親密度1:「ドーモ、レッドストライフです。…ア?ヤクザのソンケイに興味がある?なら他の奴を当たりやがれ。俺をあのヒゲめいてイラつかせてぇんじゃねえならな…」  報酬:『◉頑強なる肉体』/『◉交渉:威圧』 親密度2:「…チッ。俺みてえなメのねえクスブリにウダウダ絡んでる暇があんなら、次のビズの用意ぐらいしっかり済ませやがれ。オイ、そんなんでスシとZBRが足りんのかよ」  報酬:『◉知識:ヤクザの流儀』/『◉常人の三倍の脚力』 親密度3:「…テメェを見てると、たまに昔馴染みのアホ面が過ぎりやがる。…そうだな。頭の回りは悪いが気のいい奴だったさ。ア?テメェはどうだって?…さぁな」  報酬:『◉不屈の精神』/『◉スマッシュ』 親密度4:「…ヤクザなんざとっくに廃業した。ソンケイなんぞドブに捨てた。…そう思ってたんだがな。      テメェがこんな燃えカスに火をくべやがるから、キアイしたくなっちまったじゃねえか。      …ああ、テメェにソンケイ、見せつけてやるよ」  報酬:『◉交渉:共感』/『☆◉弾き飛ばし』/『◉憎悪:アマクダリ』 親密度4判定成功と同時に、判定に成功したニンジャが所持する『◉忠誠心:アマクダリ』とそれに基づくスキルは自動的に消滅する。 また、レッドストライフおよび彼と親密度4になったアマクダリニンジャは以降のミッションではアマクダリをヌケニンする前提で行動することになる(NMは場合に応じて追手を出す等の対応を行ってよい)。 爆発四散:親密度3以下「…ざまあみろ…ブザマな負け犬が…サヨナラ!!」/親密度4「…まだテメェと、呑みてえサケも…あったのによ…サヨナラ!」   報酬:『**バンテージ・オブ・レッドストライフ**』 レッドストライフがいつかの誕生日に、親友から譲り受けた真っ赤なカラテ・バンテージ。 レリック枠に装備する限り、近接ダイス+1、回避ダイス+1。また、シナリオ中1度限り、命中した素手攻撃のダメージを1増加する。 ☆本編とは関係のない製作者の脳内設定☆ ・レッドストライフ、本名セイク・ヒラカズ(青空 平和)は心優しい中流サラリマンの父親と、奥ゆかしいオーエルの母親の間に生まれたごく普通の少年であった。 ・彼が物心ついた頃に両親は家族旅行中の交通事故でこの世を去り、両親から命懸けで守られた天涯孤独のヒラカズ少年は  たまたま事故に居合わせたオールド・ヤクザの老人によって育てられることとなる。 ・ソンケイを何よりも重視し力なきカタギを守る、今やオールドムービーにしかいないような孤高のヤクザ老人は、  老衰で死ぬ瞬間までヒラカズ少年へ己のヤクザ・ドーを厳しくも優しく叩き込み、ヒラカズもまた自然とそのようなヤクザとなることを志し裏社会へと身を投じた。 ・しかし、ネオサイタマの裏社会に蔓延るヤクザは誰も彼もが弱者を食い物にする、ソンケイとは名ばかりの何かを追い求める生き物であり、次第にヒラカズはヤクザに倦んでいく。 ・どのクランにも馴染めず、流しのヨージンボとしてただカラテを振るい名を挙げていく毎日を送る中、ヒラカズは昔気質のヤクザクランを実質的にけん引する一人のグレーター・ヤクザと出会う。 ・頭は悪いが気のいいグレーター・ヤクザと、自身が思い描いていたヤクザ・ドーに近い雰囲気のヤクザクランとの交流は、徐々に彼の荒れていたニューロンを癒していった。 ・その日々の最中、ヤクザクエスト中に一度親友の盾となり死にかけたことでヒラカズはニンジャとなった。  彼は、「ターゲットと定めた相手を血まみれにするまで手を止めない」己のカラテスタイルを揶揄した仇名である「レッドストライフ」をそのまま己のニンジャネームと定めた。 ・しかし、騒々しく血にまみれつつも楽しかった日々は唐突に終わりを告げる。 ・アマクダリ・セクトによる大規模なヤクザクランの懐柔あるいは殲滅の、その先鞭として彼の親友が所属するクランが狙われたのだ。 ・親友の危機に駆け付けたレッドストライフはしかし、嘲る犬めいたメンポを付けたニンジャにより死の一歩手前まで一方的に追い詰められ、あべこべに親友の命を捨てた特攻により救われることとなった。 ・ヤクザ抗争やニンジャとなってからも鍛え続けた己のカラテが何の意味も為さなかったこと、親友を己のために死なせたことはレッドストライフの精神をへし折るには十分すぎた。 ・その後はアマクダリの末端ニンジャとして組み込まれ、親友のクランがセクトの甘言と謀略で崩壊していく様を無気力に眺めながら、  カラテを錆びつかせつつも死の淵で目覚めたヘンゲヨーカイ・ジツを濫用してミッションを適当に成功させ続けていた。 ・己を屈服させたニンジャとアマクダリに対しては内心では憎悪と嫌悪を抱きつつも、強大に過ぎる組織へ反抗するだけの気力も沸かずにただ生きると化しており、表面的にのみ粗暴でつっけんどんな皮肉屋を気取っている。 ・カラテが必要でない主な仕事は敵対クランを(かつて懇意にしていたクランが破滅したようなやり方で)懐柔することと傘下クランのケツモチであり、そのようなビズをあてがわれることへは日々不満と鬱屈をため込んでいる。 ・そのままであればソンケイ次元でのマスタッシュのようなアマクダリへ適応したニンジャから目を付けられることで、彼らに利用され流されるままにカラテを磨きなおし、セクトの有能な駒となるだろう。 ・彼のソンケイを取り戻させたくば、ユウジョウを深め彼の苦悩を燃やし尽くすような輝きを見せつけて、いまだ彼の心にはソンケイの残り火が燻っていることを思い出させる必要があるだろう。 ・なお、人間としての好みは「自分を偽らないもの」「必要なく残忍なふるまいをしないもの」「カネや地位で相手へ媚びないもの」  逆もまた然りである。そのため現状の己自身へもまた強い嫌悪を抱いている。 ・好きなサケは辛口の日本酒、好きなスシネタはサーモン(ノミカイではちびちびと舐めるようにサケを飲みつつ、大量のサーモン・スシをかっ食らう姿が『昔は』たびたび見られた)。 ・アマクダリに取り込まれて以降は過去と現在の落差を実感させられるからか、はたまたノミカイの時の親友の顔を思い出すからか、どちらも口にしていないようである。 ・ちなみにステータスはなんらかwikiの初期状態から1段階成長したものをそのまま利用するか、最終ステータスからカラテ・ニューロンを-1し生体AN端子を付けていないものを想定しています。