>No.1231976927
◆これまでのあらすじ◆
カスミガセキ・ジグラット斜面、サヴァイヴァー・ドージョーとヨロシサン製薬の最終決戦はトランスペアレントクィリンの爆発四散で幕を閉じた。
誰一人欠けることなき勝利。それは、サワタリが目指す最終地点のジゴクの前では祝うべきかはわからない。
それはともかく、ただ一人慌てふためく者がいた……実は生きていたサブジュゲイターである！

>No.1231977334
【ロンゲストデイ・オブ・ネオサイタマ：ニンジャ・フィクション】#10

>No.1231977421
「まずい、まずいぞ……！」サブジュゲイターは革張りのヨロシチェアに腰掛け、余裕ぶっていたアトモスフィアを完全に失っていた。トランスペアレントクィリンの帰還に合わせて「取締役会」をこの世から葬り去り、ヨロシサン製薬のCEOとして君臨するというそのプランは、まさかの奮戦によりあえなく散った。

>No.1231977714
この状況を利用すれば、トランスペアレントクィリンの後釜に座るそれ自体は容易い。ただ「取締役会」にそのスキームを提出し承認を得ればよい。だがそれでは意味がないのだ！　傲慢なるサブジュゲイターは、ヨロシ・ジツを持つ己こそがヨロシサンを支配するべきだと考えていた。取締役会は不要だ。

ウィーピピー！

>No.1231978212
サヴァイヴァー・ドージョーはあくまでも捨て石、あるいは彼らの窮地に駆けつけ、ディスカバリーおよびミッシングリンクの生体データによってセキュリティロックを解除したヨロシ・ジツを使い、トランスペアレントクィリンの爆発四散に一役買うことで彼らの態度を軟化させる……そのプランBさえ失われた。

取締役会はうん……沸かせないと

うん
間違いなくサトルだわコイツ

>No.1231979159
そもそもサヴァイヴァー・ドージョーは何を目的にしている？　サブジュゲイターは取締役会へと急ぐ……浸かるべき大師なき秘密のプールは、静かな湖面めいて揺らぐことなく彼を出迎えた。

>No.1231979872
サブジュゲイターはそのプールを見、胸のむかつくような言いようの知れない嫌悪感を抱いた。それはさながら、親の醜態を目の当たりにした子めいて……サブジュゲイターはついさきほどまでニューロンに思い描いていた栄光あるCEOとしての第一歩、その風景を泣く泣くデリートする。考えていた台詞もすべて闇へと消えた。

>No.1231980265
このプールに足を踏み入れれば、サブジュゲイターは新たなる大師として取締役会が持つ闇の福音を与えられ……そして、栄誉あるヨロシ社会の先触れとなるだろう。取締役会の意のままに動くジョルリめいて。「問題外だ」サブジュゲイターは吐き捨て、プールをしておきUNIXデッキへと大股で歩み寄った。

>No.1231980956
彼は自らがこのような些事をしなければならない苛立ちに舌打ちしつつ高速タイプを開始した。スレンダーマンはジグラット防衛とカンゼンタイ成長のためにすでに出払っており、ノースロットだ。計画だけ存在していたペイガン464も、中核となるアルゴスのタイプ速度がウキハシVPNに注がれているため役に立たない。

>No.1231981493
BZZZZZ……ZZZZTTTT……「私の晴れ舞台がこのような」静かな音を立てて沸騰し始めたプールを一瞥し、サブジュゲイターは口惜しさに頭を振った。神話は常に親殺しによって新たな時代へと移る。トランスペアレントクィリンへ送るべきフレーズもいくつもアイデアを用意して待ち構えていたというのに……「イヤーッ！」

取締役会は大いに沸いた

>No.1231982385
その時である。サブジュゲイターのニンジャ第六感が、アンブッシュの危険を告げた！「イヤーッ！」KRAAASH！　ブリッジ回避したサブジュゲイターを狙うタケヤリがUNIXを貫通破壊！「チィーッ！」天井ダクトを通り現れたニンジャがタイルに着地した。「ドーモ、フォレスト・サワタリです」怒りのアイサツがブリッジ状態のサブジュゲイターを射抜く。

>No.1231982879
「待ちなさい！」サブジュゲイターはブリッジ姿勢のまま叫び、我に返ると滑らかに起き上がった。「ドーモ、ヨロシサン製薬の新たなCEO、サブジュゲイターです」「CEO？　コイツ何言ってンの？」ダクトから次々とドージョーの面々が降り出す中、スキアーは訝しんだ。

>No.1231983217
「あなた達こそ何を目的としているのです！」サブジュゲイターは苛立ちを籠めて叫んだ。「トランスペアレントクィリン＝サンを殺し、本社ビルを襲い……私と同じようにCEOの椅子を狙っていなかったというのなら、なんのために？」「……外から貴様らの非道を眺めれば、力も知恵もつける。己がかつて加担した非道行為の正体も」サワタリはナム妄想を振り払い、言った。

ドヤ顔で叩きつけようとしてたカッコいいセリフが全部パァ！

あっサワタリが正気に

貴重な正気の大将

>No.1231983957
ブガーブガーブガー！　遅まきに警報が鳴り響く。サブジュゲイターはサワタリと、その後ろに並ぶバイオニンジャ達の壮絶な表情を、アトモスフィアを訝しんだ。『本社総破壊プログラム進行中ドスエ』「なんだと！？」サブジュゲイターは半壊のUNIXデッキが発した電子音声に泡を食った。

さぁこの時空ではどうなる

>No.1231984445
「これこそが貴様の求めた答えだ」サワタリはジゴクめいた面持ちで言った。「我々が転戦を続けてきたのは、何もボンサイのためだけではない」「まさか……ADMINパターンをかき集め、パッチワークめいて照合することで！？」サブジュゲイターは高い知能指数によりその理由を理解！

>No.1231985261
然り。サワタリの目的とは、すなわちバイオインゴットの……否、ヨロシサンの根絶。バイオ生物、そしてバイオサイバネの維持に必要なヨロシサンそのものが滅びれば、必然的にすべてのバイオ生物もまた絶えることになる……「何を考えている！？」サブジュゲイターは愕然とした。サワタリの背後のバイオニンジャ達は一様に無言。

何たる高知能！感嘆！

>No.1231985679
「あなた達は……この男が何をしようとしているのか、わかっているのか！？」「そんなもん、わかってら」ハイドラが答えた。「その通り」ディスカバリーが頷いた。「構わねえよ。大将が覚悟しての事だ。俺らはついていく」「ヨロシサン、完全破壊。バイオインゴット、根絶」ファーリーマンが厳かに言った。

>No.1231986062
「俺のダブル・イアイドは最強だ。トランスペアレントクィリン＝サンを殺して、その証明は済んだ。……済んだんだよ」ノトーリアスですら、すさまじい覚悟を示す。「こいつらはお前とは違う。諦めろ」フロッグマン。K2とK3はあえて口を閉ざす。彼らすらもすべてを飲み込んでいた。

サワタリカンパニーはこの時空では発足しないのかな…

ノトーリアス…

>No.1231986556
取締役会が消滅しバイオインゴットが失われれば、バイオニンジャのみならず、地上に生きる重改変バイオ生物も、重バイオサイバネ臓器移植者も、全てがジゴクを味わい滅びるやもしれぬ。だがそのジゴクと引き換えに、二度とヨロシサンの気紛れと傲慢によって理不尽なる悲劇が生み出される事はない。

もはやサトルくんの命乞いフェイズと化したイクサ場

凄い覚悟だ…

>No.1231986766
「ヤメロ！　そのような……私のカイシャが！」「ニイイーッ！」「グワーッ！」セントールがショック・サスマタでサブジュゲイターを押さえつける。サワタリは無言のままマチェーテを抜いた。彼らの背後、謎めいたモニタには太陽系モデル図……そして、スモトリめいた奇怪な存在の三面図が現れ、そしてノイズがかって消失した。

最終的に自分達が滅びる前提の「生き残り達が道場」あまりにも悲壮だよね

スモも消え失せたか

アイエエエ…

それだけだと他のバイオテック企業が嬉々としてシェア拡大に乗り出しそうだが…

とりあえずスモは対処しないとね・・・

>そして、スモトリめいた奇怪な存在の三面図
アババババババーーツ！？

>それだけだと他のバイオテック企業が嬉々としてシェア拡大に乗り出しそうだが…
言ってしまえば4部のサワタリコーポもその一つなのだ

>No.1231987353
グエン・ニンジャのソウルは勝利を求める。犠牲を払い、戦い続けてきた。勝利。解放。自由。破滅に繋がろうとも……「私の、私のカイシャが……CEOの座が！」サワタリは無言のままサブジュゲイターに歩み寄る。ファーリーマンらが入口を警戒し……「待って！」叫んだのはスキアーだった。

ん？

他のバイオテック企業とかあったっけ？
ケモビール社ぐらい？

スキアー！

>No.1231988176
「スキアー＝サン？　どうしたの」隣にいたフォクシーが訝しんだ。一同の視線が彼女に集まる。「……あのさ、CEOって、何？」「この状況で何言ってやがる！」フロッグマンが厳しく咎める。「だってさ、気になるじゃん！　こいつ、あの場にいたみんなを洗脳してたクソ野郎だけどさ、そいつがここまで執着してンならブッ潰してやりたいよ！」スキアーは反抗する。

まぁ王様がいなくなったら群雄割拠になるだろうな
それでも王様が気まぐれで悪さすることはなくなるわけだが

そっちかー

スゴイ・バカ！

おや…CEOに興味が…？

>それだけだと他のバイオテック企業が嬉々としてシェア拡大に乗り出しそうだが…
セラピス＝サンもそのタイプの御仁だろうね

ヨロシサンを…潰す！
よりもヨロシサンを変える方が良いのだ

>No.1231988691
「CEOッてのはだなァ、つまり」「チーフ・エグゼクティブ・オフィサー」フロッグマンの言葉をサブジュゲイターが滑らかな発音で遮った。「すなわち、最高経営責任者。あらゆる役職の上位に位置し、コーポのすべての決定権を司る存在です」「なにそれ」スキアーは目を丸めた。「つまり一番偉いってこと？」「そうです」

ニチョームで戦ってた49もこっち来るだろうし大忙しだ
…この次元だと今すぐオムラも捜査しなきゃならないのカロウシの危機では？

>No.1231989801
「それって……じゃあ、バイオインゴットも食べ放題？」「勿論です」サブジュゲイターは再び頷いた。「クローンヤクザもこき使えちゃう？」「当然です」「マジかよ」「ゲームもやれちゃうのか？」K2とK3が囁きあった。「テメェら！　いい加減に……」フロッグマンが叱りつけるさまを、サワタリは無言で睨む。

服従させる者って名前のサブたゃんが服従させられる事態になろうとは…

お前ら…

まあコイツらにとっては好きに自分の首根っこ掴める奴だもんな…
むしろ本編のサトルはあそこまで愉快な奴になれたよな…

スキアー乱心！

>No.1231990485
サブジュゲイターの高い知能指数が発火寸前でニューロンを加速させる。この状況を切り抜けるべき打開策を見出すために。「わ……私がCEOになった暁には、あなた達にも相応のポストを……」「フザケルナー！」「グワーッ！」スキアーは突如としてムチを振るった！「だったらアタシがCEOになったほうがいいじゃん！」憤怒！

アッハイ

これは高知能

完璧な理論だ…

誕生してしまうのか…！？スキアーCEOが…！

>No.1231991329
「そうだよ。それがいいじゃん！」スキアーは振り返った。「アタシがCEOになってさ、でもってこう、なンかいい感じに……」「いまさら大将に意見する気か！？」ディスターブドが割り込んだ。「色々デカいからって、生意気だぞ！」「ナンデ！？　名案でしょ！」「だいたいお前はなァ！　カマイタチ……」「ヤメロ！」サワタリが叫んだ。

いたずらに命を生み出し弄ぶヨロシサンへの怒りはあれど
生み出された者が生きようとする願いを大将が否定する理由は無いのだ

まあCEOまでいかんでも幹部なら液化バイオインゴット風呂に毎日浸かるくらいはできるのじゃ

色々デカい…態度も…体も…フィーヒヒヒ！

>色々デカい
そうだね×4643

>「色々デカいからって、生意気だぞ！」
CEOにセクハラか？

>No.1231992091
その場をシシオドシを打ったような静寂が支配した。サワタリは握りしめたままのマチェーテをブルブル震わせた。「……スキアー＝サン。貴様はCEOにはなれん」「ナンデ！？」「知能指数が足りん。貴様では暗黒メガコーポを制御は出来ん」スキアーは口を開けたまま呆けたように言葉を失った。

アッハイその通りです

>「……スキアー＝サン。貴様はCEOにはなれん」「ナンデ！？」「知能指数が足りん。貴様では暗黒メガコーポを制御は出来ん」
アッハイ

ダヨネー

正論！

>知能指数が足りん
そうだね×4643

まさかサワタリCEO誕生か！？

>まさかサワタリCEO誕生か！？
人のGO！！！！！

よかった
お前に米軍の統率は出来んとかナム妄想状態じゃなくて

>No.1231992802
「そうだぜ。だからこそここまで来たンだろ、大将」ディスカバリーが言った。「苦労してきたのはそのためだろうが！」「……そうだ」サワタリは滴るような苦い声音で言った。総破壊プログラムの進捗バーを睨む。「おい大将、まさかやめにするなんて言わねえだろうな」フロッグマンが暗い声で言った。

どうする大将…

>No.1231993763
サワタリはぐっと何かを堪えるような表情で彼を睨み返した。「……情けねェ大将が」フロッグマンは嘆息した。「おい、どういうことだ兄者？」「ダメだ、この面はもうその気だ」「どういうことだ大将！」ハイドラが食って掛かる。サワタリは唇を引き結び、そしてやがて言った。「……フロッグマン＝サンの言葉通りだ。やめにする……！」

サワタリカンパニーのアットホーム感好き

大将…

本編でもそうだけどサワタリは自分も狂気を抱えつつちょっと何かあればすぐ振り切れて
邪悪ニンジャどころか邪悪野生動物になりかねない連中を導きながら
人の心を失わずに走り抜けた凄い男な…この場面は特にそれがよくわかる…

サワタリとフロッグマンのツーカーの関係性よ

フロッグマン＝サンもしょうがないな大将はってなってるのが付き合いを感じるのだ

狂気と妄執を根絶でなくコントロールする
それがどれだけ厳しく険しい道であるか
だからこそ…サヴァイヴするのだ！

社会人になってしばらく経つとサワタリの言う摩耗がわかってくるようになりました

>No.1231994367
バイオニンジャ達は唖然とした。ある者は顔を見合わせ、ある者は頭を振り、ある者は己の知能指数について思索に耽る。「そうだ！よしなさい！」サブジュゲイター。「黙れ！」ディスカバリーが叫んだ。「止め？何のために、こんな苦労して本社まで！」ハイドラが唸った。「ふざけるな大将！」「……やめだ！」サワタリは再び言った。

死ぬためでなく/生きるために/生き残れ

>No.1231995228
「ヨロシサンとて、この世界にこうして在る以上、曲がりなりにもインフラストラクチャとして食い込んで……世界の一部として在るのだ。お、俺は貴様らの命を奪ってまでヨロシサンを……潰せん……今ここでその結論に至った……！」「ナメるな！」ハイドラが地団駄を踏んだ。「ナメるなーッ大将ーッ！」

原作でのサワタリは死ぬために戦い抜いてたし実際ここでサワタリだけならやり切ったんだろうけど
なんというか…サワタリが大将として凄い奴だったから予定よりもっとみんな生き残っちゃったんな…

ここは大人しくしとけサトル

>No.1231995431
　ブガーブガー！「ザッケンナコラー！」「スッゾオラー！」白衣クローンヤクザが雪崩れ込んでくる。ハイドラとファーリーマンは次々に彼らを殺害した。緑の血液が飛沫を上げ、壁に、UNIXデッキに、取締役会に跳ね散る。「だよね！　やっぱアタシがCEOにさ！」「スキアー＝サン、諦めなッて」フォクシーが奥ゆかしく諭した。

そんなだから知能指数ダメって言われるんだぞスキアー！…10年経って開発できるぐらいガンバロ！

大将は優しい人なんだ
自分一人ならともかく家族を殺すことなんてできないんだ

>No.1231995746
「本当に情けねェ大将だ！」フロッグマンが言った。だが彼はすでにそのつもりで動いていた。サワタリは肩を震わせ、進捗の停止ボタンを殴りつけた。ガギュン……サーバー復帰音が響いた。ディスカバリーは観念し、サスマタで押さえつけられたままのサブジュゲイターを全力で殴りつけた。「イヤーッ！」「グワーッ！」

>No.1231996288
「もう一発だ！　イヤーッ！」「グワーッ！」ヨロシ・ジツのコンフリクトによってサブジュゲイターのニューロンが白熱し、気絶せしめた。「クソッタレが！この社長野郎生かして、ズラかるしかねえんだろ！ふざけるんじゃねえ！」「軍法会議は事後に甘んじて受ける。だが今は総員、俺の決定に従え！」

原作より多くが生き残った上で原作通りの道になった
これだけでも少し泣く
サワタリの…そしてフロッグマンやノトーリアスのソンケイの賜物だ

さらにもう一発！

ヨロシサンなくならないと4部に繋がらないからねぇ…

>No.1231996471
「ザッケンナコラー！」「スッゾオラー！」「イヤーッ！」「グワーッ！」「イヤーッ！」「アバーッ！」アビ・インフェルノ緑色！ヤクザ死体無数！「0点だ！今日の大将はよォ！」ハイドラは叫んだ。「……けどよ、ホッとしちまったぜ」ノトーリアスがぽつりと呟いた。「よくわかンねェけど、兄者達とまだいられンだろ。な、なら俺も、いいよ。いいさ！」ディスターブドが頷く。

まあ殺せないよな…
コイツは味方を守る重責を狂気で誤魔化して来た男だから…

ノトーリアス…！

ノトーリアスがいい…

>「……けどよ、ホッとしちまったぜ」ノトーリアスがぽつりと呟いた。「よくわかンねェけど、兄者達とまだいられンだろ。な、なら俺も、いいよ。いいさ！」ディスターブドが頷く。
少し泣く
嘘いっぱい泣いてる

ノトーリアスが生きてここにいるのがなんだかとても嬉しいのだなあ

トチノキ…

マッポーの世をサヴァイヴしてくれ…みんな

>No.1231996975
各々に複雑な思いを抱きながら、しかし指示には従った。UNIX机によじ登り、元来た天井穴へ一人また一人とよじ登り、去っていった。「待った」再びスキアーが言った。「何してる？」フロッグマンが訝しむ。「アタシ残るわ」「何？」「このクソ野郎をアタシが見張る。みんなに悪さしないために」

とりあえずスモは消えた…

エッ？

スキアー！？

しかしここにイルカやダイナソーが加わると混沌がやばい

本編時空ではそもそもここに何人か居ないんだもんな…
ノトーリアスもディスターブドもフロッグマンも…

そんなっ！サトルCEOがコブ付きに？！

フロッグマンとノトーリアスが生きててさらにスキアーやフォクシーという新たな仲間も加えて
さらに賑やかになるな…サワタリの会社

サトル社長夫人誕生！

>No.1231997670
「大将！　スキアー＝サンが！」「このクソが約束守るかわかンないじゃん！　あとアタシ絶対やれッから、CEO！　こいつがヌルかったらアタシがなるから！」「……よかろう」サワタリとスキアーは目線を交わし、頷きあった。スキアーは仲間達を見送った。「起きろ！」「グワーッ！」ムチでサブジュゲイターを打擲！

>しかしここにイルカやダイナソーが加わると混沌がやばい
🦖混沌とはなんだロングモーン=サン
🦕わからない　やはり殺すしかない

ヌゥーッ！うらやまけしからん！

しかし4部のヨロシサンとサトルの激動を思うと
残ったらあっさり爆発四散しそうで怖くもあるのだスキアー＝サン

>No.1231998416
サブジュゲイターはいまだ混濁する意識を首を振って覚醒させた。腕を組み、豊満な胸を寄せあげるように仁王立ちするスキアーと目が合う。背後には白衣ヤクザの死体の山。「なぜお前がここに？」「アタシが、テメェを、見張る」スキアーは凄まじく言った。

K2たちの脳が破壊されてしまう

サヴァイヴァー・ドージョー出向外部監査スキアー爆誕！

おぅサトル
ヨロシサンCEOの座は要らないからちょっとそこ替われ

>K2たちの脳が破壊されてしまう
K2＆K3「アアアアーッ！アアアアーッ！」

>しかし4部のヨロシサンとサトルの激動を思うと
>残ったらあっさり爆発四散しそうで怖くもあるのだスキアー＝サン
あっという間に成長して中々死ななくもなりそう
育ち切ったバイオニンジャのタフネスをなめてはいけない

東方定助みたいなツラしてるくせにこのサトル野郎！

>No.1231999151
「見張るだと？　何を……」「あンたがドージョーに追手とか出さない保証がねェーだろ！」スキアーは遮り、唸るように言った。「アタシは、みンなに感謝してるンだ。仲間を奪った前のアタシがいるのに、それでも受け入れてくれたみんなを……だから、あンたがアタシよりCEOに相応しいのか、見て確かめる」

暗黒メガコーポのCEOたる者秘書の豊満な尻を揉まなければならない
平安時代から伝わるリベリオン・ハイクである

>No.1232000404
サブジュゲイターはその言葉を鼻で笑いかけ、しかし即座に思い至った。仮にスキアーがサブジュゲイターを不適格とみなしカラテを振るおうとしたとて、ヨロシ・ジツによって即座に無力化……否、この場で洗脳し幹部社員に据えることも、最下級のバイオニンジャにすることも思いのままだ。

シャドアサちゃんはいい悪役だった

果たしてそう上手く行くかな…？

>やはり「」んチは…
それ以上いけない

サブジュゲイターならそれができる
だがそれを（基本的には）しないのが……

やはり「」んチの正体はニンジャなんだ！

>やはり「」んチは…
🥷ニンジャは存在しません

>>やはり「」んチは…
>それ以上いけない
歴史の闇に不用意に触れることは得策ではないとだけ申し上げておこう

アバーッ！？アババーッ！？

>No.1232001170
しかし問題は、サヴァイヴァー・ドージョーだ。仮にスキアーが爆発四散しようものなら、奴らは即座になんらかの手段で報復に出るだろう。トランスペアレントクィリンをすら爆発四散せしめ、一度は本社をすら滅ぼしかけた凶悪なバイオニンジャの愚連隊が、次は何をしでかすか予測がつかない。

常にベトコンは目を光らせているのだ
スキアー＝サンはさしずめブービートラップな

そしてこの愚連隊は原作より強いのである

クィリン爆発四散させられたならセキュリティブリーチは自由自在だろうなあ…

>No.1232002022
スキアーにそこまでの深甚な意図はなかった。だがサイオー・ホースというべきか……サブジュゲイターにとっては皮肉なこと極まりないが、監視役としての役割はただそこにいるだけで果たせてしまっているのである。もはやサブジュゲイターは、彼女を取り除くことは出来ない。「私のアジェンダが！」彼は嘆いた。

何らかのなにか(ベトコン)

>>やはり「」んチは…
>🥷ニンジャは存在しません
こっちはまだニンジャとも言ってないのに尻尾を出したな

…そうか！(ﾎﾞｷｯ
スキアー=サンはそこまで計算に入れて…！

１０年後ならともかくこの3日後くらいにスキアー=サンが爆発四散しようものなら
今度こそヨロシサンを滅ぼしに来るかもしれん

ニンジャの…アジェンダ！

>>>やはり「」んチは…
>>🥷ニンジャは存在しません
>こっちはまだニンジャとも言ってないのに尻尾を出したな
🥷非ニンジャのクズが調子に乗ったか？イヤーッ！

>ニンジャの…アジェンダ！
アニンジャ！

>>ニンジャの…アジェンダ！
>アニンジャ！
ウン！

>>ニンジャの…アジェンダ！
>アニンジャ！
ウン

>>ニンジャの…アジェンダ！
>アニンジャ！
ウン！

ヨロシの泉をタマリバーに放流する

ンモー

ウン・ニンジャのブンシン・ジツ！

ヨロシジツが有ってもアンブッシュで爆発四散は大将にとって割と簡単だろう
スキアー＝サンを大事に扱いなさいよ！

>１０年後ならともかくこの3日後くらいにスキアー=サンが爆発四散しようものなら
>今度こそヨロシサンを滅ぼしに来るかもしれん
ガチで全員バンザイ・ニューク背負って来かねない危険テロリスト軍団になりかねない

ここだとウン・ニンジャかスモかわからないよぉ！

>ウン・ニンジャのブンシン・ジツ！
ダイジョッブ？これスモウン混じってない？

>No.1232002675
そしてさらなる皮肉なことに、このような予期せぬインシデントこそが、サブジュゲイターをある程度の節度あるCEOとして自覚を促すことにも繋がった。なにせ、サヴァイヴァー・ドージョーはあのニンジャスレイヤーですら手をこまねく凶悪な独立小組織。それらに首根っこを掴まれた状態では気が休まるはずもない。

アイアンアトラスvsスキアー プレジデントになる可能性が…？

>…そうか！(ﾎﾞｷｯ
>スキアー=サンはそこまで計算に入れて…！
スキアー＝サンそこまで考えてないと思アバーッ！？指を折るな！

何もなくともいい感じのCEO業務やってるサトルはなんなんだろうね

ヨロシ・サトルCEOに美人秘書が…二人！

（すごく嫌そうな顔のニンジャスレイヤー）

サブジュゲイターが！
サブジュゲイテッドに！

サトル…おもしれー男になれ…

ダモクレスの……青肌豊満！

>No.1232003723
この後、サブジュゲイターはヨロシ・サトルと名を変え、ヨロシサン・インターナショナルのCEOとして君臨することになる。彼は高い知能指数でもってスキアーを宥め、セイテン・ニンジャめいた名誉職にあてがうことで会社経営からは注意深く遠ざけたが、しかしスキアーは彼女なりに睨みを効かせ続けた。

結果的に相互の安全保障としてスキアー=サンが機能しているのだ

>何もなくともいい感じのCEO業務やってるサトルはなんなんだろうね
初手で計画をズタボロにされてから逮捕されての投獄生活でなんかいい感じに牙が抜けた…

>アイアンアトラスvsスキアー プレジデントになる可能性が…？
場末のバーでバイトしながら安アパートでルームシェアし続けるサトル

色んな偶然重なったけど悪くないポジションで良いCEOを見て学べるスキアー＝サンはどんな成長をするんだろうね

ある種の江戸時代の人質めいているのだ！

対クィリンでサトルにいっさいの手出しをさせず尚且つ誰1人として犠牲を出さなかった事が抑止力になっている…

>>何もなくともいい感じのCEO業務やってるサトルはなんなんだろうね
>初手で計画をズタボロにされてから逮捕されての投獄生活でなんかいい感じに牙が抜けた…
クローンヤクザからもバカにされるの好き

スキアーもモータルネーム名乗るのかな

おお…もはやヨロシサンはポスト磁気嵐時代では実質フェードアウトかな
ワザマエなたたみ方である

>No.1232004296
いずれにせよ、この場においては、かくの如くしてバイオテックの未来は首の皮一枚で繋がることとなる……そしてヨロシ・サトルのエゴを鍛え直したもう一つにして最大要因は、やがて遠からず訪れるリアルニンジャの跋扈、そして世界的なカラテビースト生態系の繁栄。ヨロシ・サトルを待つ苦難は、重い。

サヴァイヴァー・ドージョーはいつでもあなたを見ている

>色んな偶然重なったけど悪くないポジションで良いCEOを見て学べるスキアー＝サンはどんな成長をするんだろうね
ナイン＝サンと仲良くなってたりしてほしい
社長に対するスタンスは違ってもプライベートだと一緒に買い物したりとか

サヴァジョ相手にやらかしたり非道なことしたら黙っちゃおけねえポジションな

>No.1232005129
【ロンゲストデイ・オブ・ネオサイタマ：ニンジャ・フィクション】#10終わり。#11へ続く。

なんでリアルニンジャだけでなくカラテビーストまで大量発生してんだよ！

始まるのかカラテビーストの国が

オツカレサマドスエ！
また一人未来が楽しみなニンジャが増えたぞ！

ファイアバグ＝サンのやらかしで引っ叩かれたのかな…

>なんでリアルニンジャだけでなくカラテビーストまで大量発生してんだよ！
あなたAoMシーズン3を読む今！

オツカレサマドスエ！

ビールよりサツバツとしたブルーシェードとレッドシェードが…いるのか…？

オツカレサマドスエ！

正直一人は死ぬんじゃないかと覚悟してました
生きててよかった…

ヨロシサン由来のバイオ生物が繁栄するよりは
カラテビーストが繫栄した方が少なくともオーガニックではあるし…