田舎の温泉街、銀髪の女将が仕切るそこは、権力者もお忍びで通っている、秘密の名湯である。 だがそこには薄汚い妖力が渦巻く、それを感じ取った300歳超えの僧侶が乗り込んだ。 しかしそこは相手の根城、いかに強くても、限界があった。 「あぁ…あぅ…」 「くかか、まさかお主をこうして味わえる日が来るとはのぅ」 温泉街の老舗旅館、そこの主である7尾の銀狐が、その手足を尻尾で飲み込み、さらに2本で僧侶の二つの穴を弄んでいた。 僧侶が来たときに1本失っていたが、温泉街であることを生かし、権力者を付きまとわせた。 この人のいい僧侶でも、各地の権力者達の支援なしでは単独での旅など続けられない、結果としてその力を封じる薬入りの酒を飲ませ、こうしていたぶることができた。 「わ、私は…絶対に」 「諦めよ、お主はもう負けておる」 「あぁ!」 言葉では抵抗しても、尻尾を突き入れられれば艶声をだす。 淫気にもあてられた僧侶の肉体は、完全に堕ちていた。 「さて、妾の尾を一本消し飛ばたつけ、今払ってもらおうかの」 「どうする、つもりよ」 「なに、お主には、妾の後継者になってもらうだけど、娘となってな」 銀狐の残された尻尾が僧侶の眼前に出され、先端が開くと肉色の穴が広がる。 僧侶は、顔をそむけるが、これから起こることを回避はできなかった。。 「いただきます」 「むぐっ!」 「おっ!これはっ!すごいっ!」 尻尾は僧侶を頭から飲み込む、彼女も必死に抵抗するがズルズルと音を立て飲み込んでいく。 銀狐はその抵抗と、僧侶から溢れ出る魔力で快感を得ていた。 「もっとじゃ!もっと!妾を!」 僧侶を飲み込んだ尻尾は暴れまわり、そのたびに銀狐は絶頂する、そして。 「きたっ!きたっ!きたっーーー!」 尻尾の膨らみが本体に達し、そのまま一気に腹が膨れ上がる。 銀狐は手足を伸ばし絶頂を味わい、しばらくして腹をなでる。 「甘露であったぞ、お主、ふふふ、こうなると可愛いのぉ」 さっきまでとは裏腹に、その腹をなでる手つき、そして声には優しさが見て取れた。 「お主は妾の娘になるのだ、きっと生まれながらの九尾じゃ」 んんっ、と声を上げると、銀狐の尾が2本増える、僧侶の魔力で九尾の銀狐となったのだ。 「じゃから、お主は赤子に、その前にまで戻ってもらうぞ」 今ごろ、銀狐の支給では肉紐が僧侶を襲っている、目的の場所を探し、穴という穴に侵入を試み、そして臍に張り付き臍の緒となる。 ぼこぼこと波打っていた銀狐の腹がおとなしくなり、そしてしぼんでいく、そして。 「う、うぐっ、これでお主は…妾の娘じゃ」 胎児より前まで戻し、自身の卵子と融合させることで、僧侶は妖狐に生まれ変わる。 銀狐の腹は少し膨らみ、身ごもったことが外からでもわかる。 「いつもは妖力を注ぎ込むだけじゃが、お主は特別じゃ、十月十日、我が腹で過ごすがよい」 優しい声を掛けおなかをなでるその光景は、我が子の誕生を待つ母の姿そのものであった。