○imgアニマ  赤瀬満咲姫が識のヒューマンスピリットの機能を参考に作り上げたもの。通称「スピリットモドキ」。使い捨て。  →形状  ・白いトランプ状の紙にコードが刻まれたもの  ・色のついたキューブ状のもの  の二通りが存在。前者はプロトタイプで後者は改良品。前者では不可能であった「進化への指向性」を持たせることが可能になった。  →機能  刻まれたコードを何らかのデバイスで読み取ることで人体にデジモンのデータを流し込み、使用者の欲望に合致するデジモンに変貌させる。  変化する先は幼年〜成熟期のデジモン、そのモドキ。正確にはデジモンになるわけではない。  人間の体を素体に表面にデジモンのデータを着ぐるみのような形でリアライズし素体に纏わせている、という表現が近い。  デジモンにも使用可能で、こちらは一時的な進化を促すアイテムとなる。  キューブ状のimgアニマが持たせられるようになった「指向性」というのは属性のことで、デジメンタルや本来のスピリットなどが持つ属性を選んで進化することが可能になった。  なお、デジタルワールドで使用する際はスキャンではなくキューブを飲み込むという形になる。これはリアルワールドとデジタルワールドではスピリットモドキの発動の仕方と制御周りが異なるため。  副作用として、使用した際に抱いていた強い欲望、欲求に精神を支配されてしまう。これのせいで使用者が理性を失った獣のように暴れてしまうことが少なくない。  デジモンに使用した場合はこの副作用が人間よりやや薄め。  →その他  デバイスの補助などがないため、人体への負担が激しい。赤瀬満咲姫はこの負担を抑制するために、  ・成熟期以上にならない  ・24時間経過すると進化状態が解除される  ・デジモンそのものに肉体を変化させない  という3つのセーフティをかけている。  ただし、使用者の精神状態や意志によってはこのセーフティは突破されてしまう場合がある。