二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1724939334390.png-(1151848 B)
1151848 B24/08/29(木)22:48:54No.1227287399そうだねx2 00:14頃消えます
埋蔵金への参加皆様ありがとうございます
先日の怪文書のエピローグ的なのを書きました
ダブルクオーテーション(")で囲まれた文章は以下の怪文書からの引用箇所です。
No329『燃え残りの先、終焉進化ラグナルガルモン』
No334『家族と一緒に村へ』
No271『愛媛のスナおじ』

fu3923425.txt
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/08/29(木)22:49:09No.1227287495+
俺は昔夜が怖かった。
影から何が出てくるのかわからない。夜寝る時も、怖がってずっと母親の手を握っていた。
今俺を取り囲んでいるのは、あたり一面の闇、闇、闇。影、影、影。
死の力と影の力。暴走する力は俺をこの空間に縛り付けている。
わずかな光に縋れば、そこに見えるのは誰かの物語。
家族、恋人、仲間達。もう俺には得られない物語。
見たくない。もう得られない幸せを見せつけられるなんて苦しいだけだ。
友情、希望、達成感。見たくもない。
ああ。俺はまだ、暗闇が怖かったのか。
224/08/29(木)22:49:20No.1227287567+
…………昔のことを思い出していた。
広瀬夕真…私がこの空間に閉じ込められたばかりのことだ。
楽音に擬似コアを破壊され、私は再び世界から拒まれた。
ダークネスローダーがある限り、いつかは戻ることができる。
しかし、この影の中では物語に触れるぐらいしかできることはない。
この空間には遥か昔の物語も遠い未来の物語も、はたまた違う世界の物語でも流れ着く。死のスピリットの力によるものだ。
なぜなら死は隔てられていない。いつ死のうとどこの世界で死のうと行き着く先は同じ死であるからだ。

さあ、どの光に縋ろうか。私は手を伸ばした。
324/08/29(木)22:50:12No.1227287875+
残りはtxtからどうぞ
424/08/29(木)22:52:38No.1227288723+
怪文書が採用されている ありがとうございます
524/08/29(木)23:01:40No.1227292005+
事情はあれどなんともはやねぇ…
624/08/29(木)23:03:29No.1227292677+
あ、ウチのおじさんがいる嬉しいじゃないの
724/08/29(木)23:04:15No.1227292962+
怪文書のチョイスはダイスに委ねてます
どれも面白かったです
824/08/29(木)23:20:11No.1227298743+
あああのダイス…
924/08/29(木)23:31:32No.1227302827+
読んでくれて面白いと言ってもらえるのがやっぱり何よりだ
1024/08/29(木)23:41:06No.1227306078+
なるほどこういう視点で見るのも面白いね


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