二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1723197175418.jpg-(732455 B)
732455 B24/08/09(金)18:52:55No.1220099351そうだねx1 20:06頃消えます
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/08/09(金)18:53:19No.1220099515+
「全くもって胸くそが悪いミィ!タブンネちゃんはタブンネちゃんだミィ!それ以外でもそれ以下でもないミィ!」

「タブンネちゃんはカーストトップのポケモンだミィ!他のポケモンはぶっ殺されても仕方がない種族だミィ!」

「生きてるだけで勝ち組のタブンネちゃんはきの実一兆個もらって感謝されるべきタブ!!」


「タブンネオリンピックはタブンネちゃんが可愛すぎるため全競技で金メダルだミィ!!社会常識だミィ!!」
224/08/09(金)18:53:37No.1220099634+
「調子こいてるポケモンはタブンネちゃんが制裁するミィ!!この世の摂理はタブンネちゃんが中心だミィ!!」

「卵かけご飯に醤油をかけるやつは無能中の無能ミィ!!百回殴られるミィ!!」

「お寿司とか言う食べ物は頭が可笑しいミィ!!生の魚とかタブタブミィミィミイーw食ってる連中は気狂いミィ!」

「次郎ラーメンは豚の餌だタブーwwwちゃんちゃら可笑しいざっぱんミィーwwなぜミィシュランは店員達の首を切り落とさないミィ!!」

「タブンネちゃんは全ポケモンの中でトップに優秀、賢いポケモンだミィ!!京大、東大?知らんミィwwwwwタブンネちゃんミィミィ小学校が世界一の学校ミィwww」
324/08/09(金)18:54:13No.1220099845+
個人的に萌えるタブンネちゃん虐待シチュエーション
・出掛ける前に下剤入りのフードを食べさせ、戦闘中に粗相させて恥をかかせる。帰宅したら罰として粗相した物を耳、鼻、口に詰め、肛門を溶接する
・手足や耳を切断して食べさせる
・複数匹飼ってわざと極度のストレスに曝した上、食事を与えずに共食いさせる
・生まれたてを踏み殺す
・全身に灯油をかけて燃やす
・オーブンにブチ込み、不安がって泣き出した所でオーブンのスイッチを入れて苦しみながら焼け死ぬ所を観察する
・触覚を固結びして観察
・異物を大量に誤飲させて苦しませる
・土下座させた所を写メる
・触覚を片方引きちぎって肛門に差し込んで溶接する
・口か肛門から内臓が飛び出るまで何度も踏んづけ、飛び出した内臓を炙る
424/08/09(金)18:54:44No.1220100062+
>No.1220099845
なかなか素敵なシチュエーションw自分だったら・・・

・洗濯機に放り込み、回転水責めでトラウマを作成
・親の前で子供を痛めつける(逆パターンも有り)
・孵化したベビンネを生かさず殺さずで虐待し続ける
(成体は可愛くないので、飽きたらチビンネの内に処理)
524/08/09(金)18:55:24No.1220100338+
ポケダンでは、タブンネは教師やってたけど、冤罪吹っ掛けて、村八分にして路頭に迷わせたい
624/08/09(金)18:55:51No.1220100537+
タブンネ殺したいタブンネをぶっ殺したい雄も雌も子供もベビンネも卵もメガタブンネも全部殺してやりたい
肉体と精神を蹂躙と拷問でボロボロにしたあと
ありとあらゆる殺し方を試す
こいつらをぶっ殺す為なら時間も金も惜しまない
様々な凶器、様々な設備で無限ともいえる数のタブンネを殺し続けてやる
もう何もいらない、地位も名誉も金も女も子供も健康も寿命も睡眠時間も
只々こいつらを痛めつけて殺す人生でいい悲鳴を聞きたい
こいつらがあの世に行ってもあの世でもい一回殺してやる
来世でもタブンネはタブンネに生まれ変われ
俺はどんなモノのに生まれ変わっても必ずまたタブンネを殺し続ける
ずっとずっと朝起きてから夢の中まで、クソしてても風呂に入っても誰かと会話してても女抱いててもタブンネをぶっ殺すことだけ考えてる
野生を殺し尽くしたら飼いタブンネもぶっ殺してやる
この勘違いしている生物は一匹残らずぶっ殺す全世界を周ってな
724/08/09(金)18:56:08No.1220100641+
ただし絶滅するなよ!また希望を持って一族を増やせ永遠このマラソンゲームを続けるぞ
恨みがあるなら夢の中に出てこい
夢の中でもぶっ殺してやる
貴様らの尊厳ごと殺してやる
悲鳴を聴かせろ!!!叫びを止めるな!!!無様に惨めにバラバラにして殺してやる
アイドルや癒し系、可愛い系と勘違いしているゴミクズどもに地獄すら生温い地獄を見せてやる
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!!!!!!!
824/08/09(金)18:56:27No.1220100779+
あータブンネをぶっ殺してーなー
デカヌチャン並みのハンマーであのムカつく顔面ぶん殴りてーなー
そのあと全身隈なくハンマーで殴ってギャグ漫画みたいにペラペラになるか試してーなー
924/08/09(金)18:56:46No.1220100908+
タブンネの両腕両足をハンマーで殴り続けてオシャカにする!
ミィギャアアアアアアアアアア!!!!
ブンンネエエエエエエエエ!!!!!
と不快な悲鳴を上げても俺のハンマースピード止まらない。
両腕と両足がもんじゃみたいになったらタブンネを椅子に縛りつける。そして目の前にはバッチングセンターにあるピッチングマシーン!!!
速度は160キロ!!玉は鉄球だ!狙いはタブンネの顔面!!俺は小銭で1万円分をマシーンに投入!!
某ヤクザ映画のワンシーンの様に一定のタイミングで鉄球がタブンネんの顔面を捉える。
ぐちゃぐちゃの顔面になりながらも顔は腫れ上がり不気味な生物へと変貌を遂げていく。
クソとしょんべんを垂れ流しだした。しかしとんでもない生命力でかろうじて命を繋いでいる。
俺は更に1万円を投入。顔面が消滅するまで見届けるつもりだ。
1024/08/09(金)18:56:57No.1220100992+
謹賀新年。新たな一年の始まり。人もポケモンもこの日は体を休め皆が大いに年明けを祝う。
これはポケモンが大好きな一家によるお正月の様子である。
フキヨセシティの隅に構える小さな一軒家には、家族に溺愛されたタブンネが居た。
すなおな性格で愛らしい見た目のタブンネは、遠い3番道路の育て屋から譲り受けた卵から孵ったのだ。
まだ瞼すら開かず、小さく震える赤ん坊タブンネは当時6歳にも満たぬ娘がいたく気に入った。
両親は当時3歳で物心もついていない息子の世話に忙しかったのもあり、タブンネの面倒を見ていたのはほとんど娘であった。
幼い娘が慈愛をもって小さなタブンネの世話をする姿を見るのは、両親にとっても嬉しいもの。
命を預かるということは、簡単なようで難しいことだ。
両親はタブンネを育てることで、この姉弟が他人を思いやれる優しい子になってくれることを願っていた。
1124/08/09(金)18:57:07No.1220101062+
さて子供というものはまだ善悪の区別がはっきりとわかっていないため、悪意なく他者を傷つけることもある。
それは人としての成長に必要なものであり、人の心を学ぶ機会だ。
しかし今回、相手は人ではなくポケモンである。小動物を可愛がる幼い娘の姿はまだ、おままごとの延長でしかなかった。

「さあタブンネちゃん、ごはんですよ」

生後5か月になったタブンネは、生まれた時よりは随分と大きくなった。
ぽってりとした体にくりくりの瞳。ふわふわのしっぽをゆらすタブンネの顔は、現在苦痛に歪んでいた。

「みぃ、みひぃ…」
「こら、ごはんはちゃんと食べなさい」

タブンネの口に押し込まれているのは、マトマの実だ。非常に辛く、本来はそのまま食べるような代物ではない。
辛い食べ物が好きなポケモンも居るが、生憎このタブンネは辛党ではない。
無理やり口に入れられ、咀嚼させられたタブンネは口から火を吹くのではないかと思うくらいの悲鳴をあげた。
1224/08/09(金)18:57:32No.1220101218+
「ひぎゃあああああああああああああああぁあああ!!!?」
「ちゃんと食べれたね。えらいね」

…と、まぁこのような調子で、タブンネは生活していた。
この娘、基本的に明るく活発で愛らしい子なのだが、女としては少々乱暴で強引なところがあった。そして所謂『ごっこ遊び』というものが大好きで、よくタブンネを相手に『ごっこ遊び』に興じていた。

「あらわれたなかいじゅうめ!いくぞ!ひっさーつ、らいだーきーーーっく!!」
「びぎぃ!!?」
あるときはヒーローごっこで腹を力いっぱい蹴られ、
「おまえがやったんだろう!?はけ! …こきょうの母さんがないてるぜ……」
「み、みひぃ…」
刑事ごっこで暴力的な事情聴取を受け、
「タブンネちゃん、なんびょういき止められるかな〜?」
「がぼぼぼぼはhがsぼぼぼbb」
テレビで観たネタを真似し、ストップウォッチ片手に風呂の浴槽に顔を突っ込まれたりと(その時は母親に助けられた)散々な目にあっていた。
1324/08/09(金)18:57:51No.1220101345+
だが、普段はブラッシングをしてもらったり(普段からは考えられないほど優しいものだ)、普通に遊びまわったりもして、きちんと愛情は向けられていた。
少々愛が空回りしているだけで、娘は決してタブンネが嫌いなわけではなく、大切な家族だった。
こんなじゃじゃ馬娘に振り回されているだけあってタブンネもなかなかタフは体になりちょっとやそっとでは大したダメージは受けない。
その丈夫な体を生かし、少し成長してやんちゃ盛りな弟と相変わらずな姉に囲まれ騒々しくも楽しい毎日を過ごしていた。


「明けましておめでとうございま〜す!」

年明けの瞬間、明るい声が二人分響く。同時に一匹の鳴き声も。お年玉を貰って上機嫌な姉弟にタブンネも嬉しそうな顔をする。
「タブンネにもお年玉をあげないとね」そう言って姉が手に取ったのはオボンの実。ポケモン達は皆大好きな、精のつく木の実だ。
1424/08/09(金)18:58:06No.1220101433+
「はい、タブンネちゃん。明けましておめでとう、今年もよろしくね」
「みひぃみひい!」

タブンネは満面の笑みでオボンの実を受け取り、そのままかぶりついた。コフー、コフー、と少々苦しそうな鼻息が耳障りだ。
オボンを持つタブンネの両手は丸々としており、木の実を貪るその顔は本来なら可愛らしいものであっただろうに、『醜い』という表現がピッタリだった。
くりくりした海色の瞳が少し細くなり、控えめにぽっこりとしていた腹には段ができている。
家族の愛を受けて育ったタブンネの姿は、幸せ太りと言うには無理があるほどの体型になっていた。
元々非常に愛らしい顔をしていただけに、脂肪で大きくなった顔に残ったその面影は、醜さに拍車をかける。
この一家にとっては可愛い可愛いタブンネちゃんだが、外に一歩出ればただの豚だった。
1524/08/09(金)18:58:30No.1220101594+
一先ず無事に新年を迎え、冷めぬ興奮を抑えて眠ることになる。タブンネの寝床は姉弟の部屋に置かれた大きな籠だ。
籠といっても、この大きなタブンネの体を支えるのは木製のおしゃれな籠には無理な話で、鉄製の籠であった。
ふかふかの毛布が敷き詰められた籠に、よっこいしょと体を動かし寝そべるタブンネ。その動作がどこか辛そうに見えたのは気のせいではないだろう。
タブンネは最近ほとんど運動をしていない。太ったこともあるが、姉弟は今はそれぞれ友達と遊び、タブンネと外で遊ぶこと自体がほぼなくなったからだ。
そのくせ家族が全員タブンネに必要以上の餌を与えるため、太る一方だった。
可哀想ではあるが、所詮ポケモンも獣であるため、出された食事は本能に従い全て美味しく頂くのだった。


そしてとうとう事件が起こった。年明けからそのまま一晩、ぐっすりと眠り元気一杯な子供達の横で、タブンネは気怠そうに体を起こす。
早速朝食の時間だ。お正月の定番おせち料理。家族皆で新年早々騒ぎながらも、楽しく食事をする。
1624/08/09(金)18:58:37No.1220101644そうだねx4
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なにこのスレ
1724/08/09(金)18:58:54No.1220101757+
タブンネはいつもと変わらず、別に不味くも旨くもないポケモンフーズだ。楽しそうな家族達を尻目に、多めに盛られたそれを食べる。
美味しいものが食べられるに越したことはないが、体の大きさに合わせて胃も大きくなったタブンネにとっては少しでも腹を満たすことの方が重要だ。
皿まで舐め終えたタブンネは食卓を囲む家族に目を向ける。豪華な料理に舌鼓を打つ様子を見て、タブンネは久々に走った。

「みぃみひい!」

それ、わたしも食べたい!タブンネは必死に自分の存在をアピールした。手を合わせ前にやり、腰を振っておねだりをする。
可愛らしい自分が甘えれば、家族はなんでもホイホイとくれた。
だか今回は違った。

「ごめんねタブンネちゃん。これは人間の料理だから、ポケモンちゃんには食べられないような物も入っているの。
タブンネちゃんが食べちゃったら、病気になったり、苦しい思いをするかもしれないの。だから我慢してね」

いつも優しい笑顔を浮かべている母親が、申し訳なさそうな表情をして言う。
タブンネに甘い家族達はいつもタブンネの望むものを与えてきたように見えるが、実際はそうでもなかった。
1824/08/09(金)18:59:19No.1220101910+
ポケモンにとって毒になる食べ物は与えず、タブンネが食べ物を欲しているようならポケモン用のお菓子や木の実を与えていた。
人間の食べ物は、基本的にはポケモン達の体には良くない。それくらいの勉強はしていた。可愛いタブンネを自分の不注意でつらい目に合わせたくはなかったから。
そしてタブンネにもその気持ちは伝わった。ヒヤリングポケモンのタブンネは人の気持ちを読み取る力を持っている。
今は醜い姿をしていても、本来優しい性格であり家族が大好きなタブンネは大人しくそれに従う。
母の手に触れていた耳の触覚を放し、大人しく窓際に座り日向ぼっこを始めた。少し寂しそうなその姿に、母はモモンの実をタブンネにやる。
みぃ、と嬉しそうに鳴いたタブンネはいつものようにがっつくことなく、ゆっくり味わって甘いモモンの実を食べた。


正月の定番料理と言えばもう一つ、お雑煮がある。姉弟はこれが大好きだった。
よく伸びるお餅は食べごたえ満点で、おせちなんかよりよっぽど好きらしい。これにもタブンネは手を伸ばした。
1924/08/09(金)18:59:41No.1220102047そうだねx1
スレッドを立てた人によって削除されました
それ消すんだ…
メンタル弱いな
2024/08/09(金)18:59:43No.1220102058+
まだまだ腹は満たされておらず、美味しそうな匂いを漂わせた食べ物を、大好きな姉弟が目の前で食べていれば自分も欲しくはなる。
両親なら決して与えなかっただろう。だがこの二人はまだ子供だ。実は、タブンネの食事に気を使っていたのは両親だけの話だった。
この姉弟には、そもそもどれを食べさせていいのか、どれは食べさせてはいけないのかの区別もつかない。
ただ、自分達がお菓子を食べていて、それをタブンネが欲しがっていても、それをやることはなかった。
その理由はタブンネのことを考えていたわけではなく自分のおやつが減るからだ。結果的にそれがタブンネの身を救うことにもなっていたが。

「タブンネちゃん、おもち食べたいの?」
「ぷひぃぴひぃ!」

どうする? 私自分の分へるのやだよ でもまだおなべにはたくさんあるし さっきはおせちもらえなかったしね…
子供達の内緒話。母は長電話、父はトイレ。今は絶好のチャンスだった。

「じゃあ、ちょっとだけね」

姉の持つ椀から白いお餅が取り出される。ほかほかとした餅は重力に従い少し下に伸びる。
2124/08/09(金)19:00:03No.1220102180+
ちょっとだけとは言ったが、姉がタブンネにやったその餅はまるまるひとつ分であり、子供達ですら食べるのに手こずるのだ。
両親からはしっかりと噛んで、少しずつ食べなさい。そう言われていた。
きちんと噛んでいないと喉につまって、息ができなくなって、最悪死んでしまうらしい。
その話を聞いて二人は食事はよく噛んで食べる癖がついた…という話は置いて、タブンネがそれを知っているのだろうか。知っているはずがない。
そして普段タブンネはあまり噛んで食べない。のんびり噛んでいないで、急いで腹の中に食べ物を詰め込みたいという欲求があるからだ。


いつかと違い、口の中に優しく放り込まれた暖かいお餅。その触感を少し楽しんだタブンネは、満足し…飲み込んだ。
食道を伝っていくのがわかる。このまま大きな胃の中に迎えられ、消化されるのを待つだけだったのだが……。

「う゛っ!?ん、ん゛ぐぅ、う、ぅう…!!?」

満面の笑みで餅を味わっていたタブンネの顔が歪む。どこにあるんだかわからない喉に太い手を添え、咳き込む。
2224/08/09(金)19:00:50No.1220102450+
「だ、大丈夫!?タブンネ、どうしたの!」
「く、くるしそうだよ」
あまり解させれなかった餅はタブンネの細い喉に詰まってしまった。苦しそうなタブンネの背中を擦る弟と、必死にタブンネに呼びかける姉。
急に騒がしくなったリビングに、父親が慌てた様子でやってきた。
そしてタブンネの姿を見て、急いで背中を叩いてやる。タブンネは何度も咳き込み、餅を喉から吐き出そうとする。
「まさか、タブンネに餅を食べさせたのか?」
「う、うん…、食べたがってたから」
「ポケモンに父さんたちの食べ物は食べさせたら駄目だっていっただろう!」
「ごめんなさい!でも今はそれよりタブンネを…」
あまりの騒々しさに母親も、電話を切りやってきた。小さく悲鳴を上げた母親は、姉と同じようにタブンネに声をかけ続ける。
タブンネ、頑張って、死なないで、頑張って、頑張って吐き出せば大丈夫、頑張って、大丈夫!

タブンネは呼吸をしていない。少し前までは元気に食べ物をねだっていたのに。
冷たくなった体は、今はポケモンセンターの医療用ベッドに横たわっている。顔には白い布がかけられていた。
2324/08/09(金)19:01:12No.1220102569+
あの後、タブンネはなかなか餅を吐き出せずぐったりしてきたので、急いでポケモンセンターに運ばれ緊急手術が行われた。
しかし来るのが少し遅く、タブンネが助かることはなかった。あと数十秒来るのが早ければ、もしかしたら助かっていたかもしれない。
私の力不足です、と小さく謝罪するジョーイさん。隣に立つ看護婦タブンネは、同胞の死に静かに涙を流していた。
声を押し殺して泣く母親、溢れ出そうな涙を堪えながらジョーイさんに礼を言う父親。無表情の姉弟。
特にまだ4歳の弟は、タブンネがもうこの世に居ないことすらよく理解していないんだろうか。無表情というよりは、いつもどおりの顔をしている。
何故、お餅なんかを食べさせたんですか。何故もう少し早くに来てくれなかったんですか。確かな怒りを含ませながらジョーイさんは言う。
その怒りは患者を救えなかった自分と、こんなにくだらなく、悲惨な事件を起こした一家に向けられているのだろう。
おめでたいこの日に、落とさなくていい命を落とした一匹のタブンネが居た。
2424/08/09(金)19:01:27No.1220102652+
タブンネは庭に埋められた。狭くて小さな庭だが、狭い分だけ家族との距離も近い。
たったの1年だ、タブンネが生きたのは。卵の殻を割り、まだうまく瞼を開けない小さなタブンネの姿が鮮明に思い出せた。
どうしてこうなってしまったのだろうか。何が間違っていたのか。全て間違っていたのか。
タブンネを可愛がりすぎたのか。もっと普通に育っていれば。食に意地汚くなっていなければ。子供達にもっと言い聞かせていれば。
どれほど後悔してもタブンネは帰ってこない。
静かになった部屋に姉弟は居た。今朝はここの隅に置かれている籠でタブンネは目覚めた。しかしもうここでタブンネが寝ることはない。
…薄暗い部屋の中でトウコは言った。

「次はもっと可愛い子がいいな……」

彼女の目に映るタブンネの姿はもう既に、ただの醜い豚だった。

終わり
2524/08/09(金)19:01:53No.1220102787+
今日はキビシイ冬の寒さが生んだ郷土食、凍みタブンネをご紹介しましょう。

寒風吹きすさぶ田舎町。
昔ながらの丈夫な造りの
納屋の中には、数匹の♀タブンネが
ぽかぽかと暖かい部屋の中、藁で作られた清潔な寝床の真ん中で
ミイミイとかしましくおしゃべりしながらオボンの実を頬張っています。

少し離れた産卵所では
農家のおばちゃんに励まされながら産卵期を迎えたタブンネ達が一生懸命卵を産み落とそうとしています。

やがて可愛い卵が次々にコロンコロンと生まれて来ましたよ。
ここの母タブンネはゆったりとした環境の中で大事に大事に育てられ、質の良い卵を産むと言う事で色々な商品に貢献しています。

さて。産まれた卵は大切におばちゃんたちが藁で編んだ大きな籠に並べて保管し「ほのおのからだ」を持つポケモンが優しく温めて孵化させます。
2624/08/09(金)19:02:22No.1220102966+
ときどき中から赤ちゃん達の愛らしい息吹きの音がするのでしょう。
産後ンネ達も嬉しそうに耳をパタパタそばだてながら疲れた体を休めています。
あっ 卵が小さく音を立てながら孵っていきます。
中からは丸々とした小さな小さなベビンネ達がチィチィと産声を上げながらどんどん卵から這い出して来ます。

みんな健康そうですね。
とはいえベビンネは産まれたてで粘液などで汚れていますので
おばちゃん達は速やかに籠ごと奥へ運びます。
母タブンネ達の「早く赤ちゃんに会わせてね♪」というような甘い鳴き声に送られながら。

さてここからの行程が肝心です。
素早く、かつ丁寧におばちゃん達はベビンネの体を温かいお湯でママンネの舌が優しく汚れを舐め取るように巧みな指使いで洗ってから
人間の子供のおくるみのようなタオルで水気を拭き取ります。
ふんわりとした毛並みとなったベビンネ達は青いくりくりのおめめをパッチリと開き心地よさ気にチィチィ、ミィミィと思い思いにさえずっています。
2724/08/09(金)19:02:35No.1220103072+
するとストン、ストンと小気味良い音が二度響き
フワフワで柔らかいおみみのど真ん中にパンチで開けたまあるい穴が開きます。
これは産湯を使ったばかりのまだ柔らかいままの耳でなければ無駄に痛みを与えてしまい穴の位置がずれてしまうからです。
その穴に編み上げた縄を通して頭の上で縛り上げ
数匹ごとに間を開けて
竹竿にベビンネを吊していきます。
この行程まで孵化をしてからおよそ数分。

日没の時間に合わせますのでママンネ達の産卵は夕方近くに行うのです。

さて、おばちゃん達が竿を持ち上げるとそこで初めてベビンネ達を幼い体に似つかわしくない苦痛が一気に襲います。
タブンネの耳や触覚はご存知の通り神経が多く集まってますからね♪
2824/08/09(金)19:03:00No.1220103246そうだねx7
その日の夜
スレ「」は自殺しました
2924/08/09(金)19:03:20No.1220103374+
ベビンネ達の愛らしい声は心地よさそうなさえずりから甲高い悲鳴に一転しますがそのまま表に担ぎ出されて大きな桶に張っておいた綺麗な水にざぶんと浸して軽く水を切り高い物干しに竿を何列にも並べて掛けられて冷たい風の吹きすさぶ冬の空気にさらされるとキュッと小さな体を丸めてプルプル震えて皆縮こまります。

一方 産まれたばかりの子を預けているママンネは待てど暮らせど手入れを済ませた子供を抱かせに来てもらえずに
不安げな声を上げ始めますが当然ながら今が忙しいおばちゃんは誰一人ママンネを構いに来ません。
不意に一匹のママンネが窓の外を覗いて「なにあれ!?」というように上げた絶叫に他のママンネも窓に鈴なりに張り付きます。

窓の外には産湯を使いママンネのおちちを求めながら元気な声を響かせてこちらに戻って来る筈の我が子が揃って小さなおみみに穴を空け竹竿に縄で吊されて寒空の下で震えてるのですから。
3024/08/09(金)19:04:02No.1220103629+
あっ、吊されベビンネの一匹が、家の中から自分を見上げるママンネの姿に気づいたようです。

よちよちと空を歩くように短いあんよをばたつかせおててをいっぱいにママンネに伸ばしおめめを涙でいっぱいにしてかなしそうに助けを求めています。

その健気な姿に本人以外のママンネ達も涙を浮かべて切ながりますがみんな暖かい部屋の中から誰一人冷たい夜の風が吹く庭に飛び出して行こうとするものはなく赤ちゃん達がかわいそう、かわいそうと慰め合いながら泣くばかりです。

ベビンネ達は次々とママちゃむいよう、だっこちてよう、おちちのみちゃいよう…と竹竿の上から外の風より冷たいママ達に回らぬ舌で訴え続け
ママァ、ママァ…と赤ちゃんが普通に求める全てを寒さで呼吸の止まる時までこうしてねだり続けるのです。
泣いて暴れておみみの穴からピリピリ裂けて、地面に落ちるベビンネもいますが、その子にはもう商品価値はありませんからおばちゃん達すら救いに来てはくれません。
3124/08/09(金)19:04:16No.1220103722+
あとはこのまま朝陽が登る直前の頃まで寒風に晒して
昼間の内は暗い所で陰干しをして、夜になったらまた表に干し10日程これを繰り返し、体の芯までカサカサフワフワな感触になれば凍みタブンネの完成です。

頂く時は産湯のような温かいお湯で戻してから
お雑煮のお餅代わりはもちろん煮物などにしても
とろりとした食感を味わえます。
手間はかかりますがそれだけの味と品質は保証します、と
産まれた卵をもう渡すまいと無駄な抵抗をするママンネを足先で軽くあしらいながらおばちゃん達は最高の笑顔を見せてくれました。



元ネタとなった農産物:長野県 信州の「凍り餅」 より
3224/08/09(金)19:04:27No.1220103784+
おいしそう!あと親ンネ屑だなぁww
3324/08/09(金)19:04:38No.1220103861+
助けに行けよ 屑ママンネwww
3424/08/09(金)19:04:49No.1220103910+
寒いから出ていきませんとかどうしようもないね糞豚
3524/08/09(金)19:05:39No.1220104234そうだねx3
クソみたいな自演しかできない癖にいっちょ前に管理はするんだな
3624/08/09(金)19:05:49No.1220104293+
「こちらの2匹を見てください。ほら、私の手の中で転寝しちゃって。本当にかわいい。」
店員の女がまるで自分の腹でも痛めて産んだ子供のように、愛おしそうに2匹のベビンネを眺めながら俺の元へもってくる。ベビンネは女の手の上でエビのように丸くなりながら、寝ぼけているのか、目を瞑りながらもう一匹のベビンネの触覚を小さな手で握りチュパチュパとしゃぶっている。それ以上俺に近づくな。化粧水の趣味の悪い匂いで吐きそうになるんだよ。
「本当にかわいいですね。産まれてどれくらいなんですか?もう乳離れを?」
俺は適当に相槌を交わしながら肝心の質問をする。女はこくりと頷くと、悪臭を周囲に振りまきながら手振りをそえて説明を始めた。
「ええ。当店では乳離れがすんだ子しか販売しておりません。授乳期間中は睡眠時間も不定期ですし、無理に親元から離すと母乳から十分な免疫を得ることが出来ませんから。なのでご購入されたお客様にはは最低限の・・」
俺は女の説明を受けながら、愛想笑を浮かべつつさも興味がありそうな素振りで頷く。肝心の質問はもう終わった。早く会話を切り上げるために、俺はズボンの後ろポケットから財布を取り出す。
3724/08/09(金)19:06:27No.1220104508+
「その2匹、気に入りました。ゲージも一つください。お幾らですか?」
女は営業上のものか本心からかはわからないが、笑顔を見せてレジに向かった。女がレジを打っている間にとある商品が目についた。4980円と書かれた値札の上には「ポケリンガル」と商品名が記入されている。俺はその商品を手に取ると、レジを打っている女に声をかける。
「すいません。これもください。」

ベビンネ達の入ったゲージを手に自宅へと戻ってきた。亡き両親から受け継いだ一軒家だ。俺はここで一人で生活している。俺は物置にしている薄暗い部屋へとやってくると、ゲージを床へがしゃんと乱暴に落とした。ゲージの中で転寝していたベビンネ達はその衝撃に飛び起きると「チィ、チィ・・」と鳴きながらゲージの中をヨチヨチと歩きまわり始めた。俺は早速ポケリンガルを取り出すと、「翻訳」と書かれたボタンを押す。
『こわい くらい ここどこ? ママ ママ』
ポケリンガルにはそう表示された。たどたどしい翻訳ではあるがあの値段ならこの程度だろう。しかし『ママ』という言葉は嬉しい誤算だった。乳離れがすんだとはいえまだ母親が恋しい月齢ということか。
3824/08/09(金)19:06:40No.1220104571+
俺は床に置かれたゲージの高さまで腰を下ろすと、ゲージをこつこつと手で叩きベビンネ達に気付かせる。ベビンネ達は知らない男の登場に驚いたようで、ゲージの反対側までヨチヨチと歩いていくと、俺の顔を恐ろしそうに見つめ2匹で寄り添いプルプルと震えている。俺はそれにたいして諭すように声をかける。
「やあ。俺がお前達の新しいママだ。そして早速で申し訳ないんだが、お前達はここで死ぬことになる。」
ベビンネ達は俺の言葉を受けると『信じられない』という感情と恐怖が入り混じった表情を浮かべ、俺に背を向けゲージの反対側をカリカリと引っかきながら「チィチィ・・チィチィ・・」と震えまじりの声で亡き始めた。
『こわい こわい ママ たすけて ママ たすけて』
俺はその表示に笑みをこぼすのを禁じえなかった。俺は物置の壁、ゲージがよく映るポジションに監視カメラを設置し、遠隔操作可能なサウンドプレイヤーを物置の影に隠すと、リビングに戻るため踵を返した。背中から聞こえる「チィチィ・・」という脅えた鳴き声がなんとも心地良かった。
3924/08/09(金)19:07:00No.1220104692+
俺はリビングでパソコンのモニターをつけ、簡単なセッティングをする。テレビとパソコン、ゲームハードとランニングマシンしかない質素なリビングだが、一人で生活するには十分だ。物置の映像がモニターに浮かびあがった。まずは飢えと渇きを存分に味わってもらおう。ベビンネ達は俺が去ったことで若干冷静を取り戻しているが、やはり断続的に「チィ・・チィ・・」と寂しげな鳴き声を上げながら、ゲージの中をヨチヨチと歩きまわっている。
『くらい こわい あし、つめたい ママ ママ』
中々順調な出だしだ。これは人間にも言えることだが、生物は寒さと飢えと渇きには耐えられないという。生命の存続に直結する危機だからだ。俺は今後の作業の事も考え、サウンドプレイヤーのキーを叩いてみた。すると物置のなかに『グルルルル・・』とうすら恐ろしい呻き声が木霊する。それを聞いた刹那ベビンネ達はブルーの瞳を見開くと、2匹で示し合わせたように、柔らかいお腹をポテンと床に着けホフクの姿勢でプルプルと震えはじめた。この光景には俺も思わずふふっと笑い声が漏れてしまった
4024/08/09(金)19:07:35No.1220104911+
サウンドプレイヤーから流しているのは以前テレビでやっていた『肉食ポケモン特集』で、捕食側が被食側を追い詰めた際の威嚇の鳴き声を録音したものだ。
ベビンネ達が腹ばいになったのは恐らくだが茂みの中などで捕食者から身を隠すための本能的なものだろう。そしてさっきまで上げていた鳴き声を潜めたのもそれにつながると思われる。生物が野生において鳴き声を上げる行為は、仲間に自分の存在、意思を伝える重要な行為である反面、状況によっては捕食者に自分の位置を知らしめることになるリスクもはらんでいる。俺は床に腹ばいになり、その大きな耳の先までプルプルと震える様を存分に鑑賞すると、サウンドプレイヤーのキーを再び叩いた。物置に再び静寂が訪れる。ベビンネ達はまだしばらく腹ばいのままプルプルと震えていたが、危機が一時的にかもしれないが去ったと判断したのだろう、再びおぼつかない足取りで立ち上がると、「チィィ、チィィ・・」と先ほどより一段と脅えた鳴き声を上げ始めた。
『たべられちゃう たべられちゃう ママ たすけて ママ こわい』
4124/08/09(金)19:08:02No.1220105064+
予想通りというべきか、予想を上回るというべきか、実にいじらしい反応が返ってきたのに俺は心の底から嗜虐心がわき上がるのを抑えられなかった。俺は興奮を抑えるため煙草に火を灯すと、モニターに向けて紫煙を吐き出す。紫煙の向うのモニターでは、ベビンネ達が遥か彼方の『ママ』を求めて右往左往していた。

物置に監禁してから約4時間が経過した。物置のベビンネ達は自らがした便や尿でよごれた床をヨチヨチと歩きながら、相変わらず「チィ、チィ・・」と断続的に鳴いているが、この時間を境にポケリンガルの表示に新たな表示が加わり始めた。
『くらい こわい のどかわいた おなかすいた ママ ママ』
『のどかわいた おなかすいた』という言葉におれは歓喜した。これを待っていた。俺の計画にはこのプロセスは必要不可欠だからだ。ベビンネ達は「チィ!チィ!」とだんだん語気を強めていく。今までは鳴けば親が、店員が、だれかが餌を持ってきてくれたんだろうが、今は違う。だがそれ以外の手段を知らないのだろう。知っていたところでこの状況下ではどうしようもないが
4224/08/09(金)19:08:23No.1220105207+
まるで椅子取りゲームをやっているかのようにゲージの中をヨチヨチ歩いているベビンネを見た俺に再び嗜虐心が沸き起こり、イタズラとして再びサウンドプレイヤーのキーを叩く。するとベビンネ達は自らの糞尿まみれの床にペチャリと腹ばいになり、耳を塞ぐような姿勢でプルプルと震えていた。皮肉なことにその短い腕では自らの耳を塞ぐには至らなかったが。

それからさらに1時間が経過した。ベビンネ達の行動に顕著な変化が現れ始めた。さっきまでは常にヨチヨチとゲージの中を歩き回っていたが、今はゲージの隅に2匹で寄り添い合い、時折思い出したように「チィィ・・チィィ・・」とか細い声を出すのみになってしまった。それをすかさずポケリンガルで翻訳する。
『のどかわいた おなかすいた オボン オボン ママ ママ』
ベビンネ達は誰が見ても判るくらいに衰弱してきている。そろそろ実験を行動に移していい頃合だろうか。俺はモニターの前で思案していたが、その時一匹が予想外の行動に出た。自らが出した糞尿に近づいていくと、それを小さな手ですくい上げ、口にしたのだ。しかしいくら空腹とはいえそんなものを体が受け付けるはずがない。
4324/08/09(金)19:08:47No.1220105343+
そのベビンネは口に入れた汚物をゲッと吐き出すと、再びゲージの隅に戻り「チィィ・・チィィ・・」とか細い鳴き声を上げ始めた。
『まずい くさい オボン オボン ママ ママ』
しばらくはくどいくらいに鳴いていたが、しばらくするとベビンネ達はゲージの隅でウトウトとし始めた。鳴き疲れたのもあるんだろうが、これくらいの月齢では定期的な睡眠は必要不可欠だ。ベビンネ達を眺めていると、そのうち大きな頭をコテンともたげて眠り始めた。だがこれも俺にとっては想定内だ。俺はすかさずサウンドプレイヤーのキーを叩く。
『グルルルル・・』物置に鳴り響く捕食者の鳴き声にベビンネ達はもたげていた頭をハッと上げると、ヨチヨチとしながらも急いで再び汚物まみれのゲージの床にペチャリと腹ばいになりプルプルと震え始めた。2匹で寄り添ってプルプルと震える姿は実にいじらしい。ベビンネ達の顔にカメラをズームアップしてみると、ベビンネ達は口を半開きにし、そのブルーの瞳からポタポタと涙を流していた。俺は今はベビンネ達に何も与えるつもりはない。水も、食事も、睡眠も、同情もな。
4424/08/09(金)19:09:08No.1220105481+
それから何時間経っただろう。俺はベビンネがチィチィと鳴き疲れ、脅える姿を観察し、一時の休息の際に眠ろうとするとすかさずサウンドプレイヤーのキーを叩く作業を続けていた。ベビンネ達は腹ばいのままほとんど動かなくなった。恐らく断続的に鳴いているせいで喉もからからなのだろう。可愛らしい鳴き声はまるで嗄らした様になってしまい「ヂィ・・ヂィ・・」となんとか喉の奥から搾り出すのが精一杯のようだ。
そろそろ頃合だな。食事、水、そして睡眠を長時間にわたって奪われたベビンネ達に、もうまともな判断力は無いだろう。そう判断した俺は昨夜のうちに調理しておいた2種類のある物の天ぷらと、薄い皿に水を張った物を取り出すと物置へ向かった。物置に入るとベビンネ達の汚物の臭気が鼻腔に刺激を与える。自分でしたことながらこの場所には長居したくはなかった。ベビンネ達は俺の姿を見るや否や「ヂィ・・ヂィィ・・」とか細い声で鳴きながら、俺の方向へと汚物の上を這ってくる。
4524/08/09(金)19:09:30No.1220105623+
ポケリンガルを見てみると『たすけて たすけて オボン オボン』と表示されていた。最初に声を掛けた時とはえらい違いだ。俺はゲージの蓋を開けると、ゲージの中に天ぷらと水を置く。
「ほら、これを食え。」
俺がゲージの蓋を閉めるのと同時に、ベビンネ達はブルーの瞳を見開いて必死の形相で天ぷらの乗った皿へと向かうと、まるで意思のない獣のように天ぷらを貪り始めた。はじめこそは何も言わずにただ貪るのみだったが、しばらくすると天ぷらを咀嚼しながら「チュィ・・チュィィ・・」と涙を流して鳴き始めた。
『おいしい おいしい ありがとう ありがとう』
そうか。そいつはおいしいのか。ベビンネ達はあっという間に天ぷらを完食するとこんどは水に向かってヨチヨチと歩いていき、皿に顔をつけてガブガブと水を飲んでいた。その際にも「チュィ、チュィ・・」『ありがとう ありがとう』とベビンネ達は鳴いていた。


(これより便宜上Aの天ぷらを食べた方をAンネ、Bの天ぷらを食べた方をBンネと表記します)
4624/08/09(金)19:09:47No.1220105735+
俺は再びリビングへ戻り、モニターを通じて物置の中を注視する。
ベビンネ達は久方ぶりの食事に満足したようで、さっきまでの悪夢など無かったように「ミッポ!」「ミップ!」とゲップをすると、汚物で汚れていない地面をさがし、そこにペタンと倒れこむと、ここに来て初めての安眠を貪り始めた。時折「チチュゥ・・」と聞こえる寝言が愛らしい。だが異変は30分もしない内に現れた。
Aンネが突然眠りから覚めたかと思うと「チェェエェエ!!」と嘔吐を始めたのだ。Bンネもそれに驚き目が覚めたようだ。四つんばいになって激しく嘔吐するAンネのところにヨチヨチと駆け寄ると「チィ!チィ!」とけたたましく鳴き声を上げる。恐らくAンネの身を案じているのだろう。ポケリンガルを見ると『たいへん たいへん びょうき びょうき』と表示されていた。BンネはAンネの尻の方向から、小さい手でヨタヨタとAンネの背中をさすっている。その甲斐あってか、Aンネの嘔吐はおさまったようだ。
だが、次にAンネはその四つんばいの姿勢のまま、激しく下痢をし始めた。それは固形の便とは程遠くほぼ液体で、運悪く尻の方向にいたBンネの顔に激しくかかってしまう。
4724/08/09(金)19:10:16No.1220105895+
多分スレ「」はもう削除権無いから好きにしてイイよ
4824/08/09(金)19:10:21No.1220105939+
「チュプッ・・!チィィ・・チィィ・・」BンネはAンネの尻からゲージの端まで引き下がると、汚れた顔を短い手でゴシゴシと擦り始めた。
『くさい くさい きたない きたない』
Aンネは下痢をし終わると体が汚れるのも厭わず地面にペタンと倒れこむ。今度は激しい痙攣が始まったようだ。
カメラをズームアップしてAンネの顔を眺めてみると、Aンネの顔は汚物にまみれ、瞳から大粒の涙を流し、舌を苦しそうにペロンと出して「チ・・ヂィ・・」と呻いていた。俺はポケリンガルを覗きこむ。
『おなかいたい きもちわるい ママ たすけて ママ たすけて』

すると今度は顔をゴシゴシとこすって汚物を落とそうと奮起していたBンネにも異常がおこる。
「チィ?・・・チィ・・ヂィィィイィィ!!」
Bンネは突如何かに取り付かれた様に背中から床に倒れこむと、涙と涎を振り撒きながら、手足をパタパタを振り回しはじめた。
4924/08/09(金)19:10:43No.1220106071+
>多分スレ「」はもう削除権無いから好きにしてイイよ
このレスはタブンネのレス
タブンネは屠殺
5024/08/09(金)19:11:07No.1220106225+
端から見るとまるで子供が駄々をこねているようだ。今度はBンネをズームアップする。すると、体の四肢の先端、耳の先端部、陰茎までもが、まるで巨大なムカデに刺されたように赤く腫れ上がっていた。先ほどの悲鳴をポケリンガルで翻訳してみる。
『おてて いたい みみ いたい ママ たすけて ママ たすけて』
俺は実験の成功に歓喜していた。実はAンネが食べたのはツキヨタケというキノコの天ぷら、Bンネが食べたのはドクササコというキノコの天ぷらだ。どちらも大変有毒な部類のキノコでツキヨタケを摂取したときの症状は激しい腹痛、嘔吐、下痢、体の痙攣など、そしてそれが一週間続くというから恐ろしい。そしてBンネが食べたドクササコ。こちらは体の四肢の先端、陰茎までもが赤く腫れ上がり激痛を伴う。それが約一ヶ月続く。その痛みはまるで焼けた鉄を押し付けられるようとまで評される。痛みに耐え切れず自殺する人間もいるほどだ。
まさにケージの中は地獄絵図と化していた。うつ伏せのまま嘔吐と下痢を繰り返し、「チヒィ・・チヒィ・・」と声も絶え絶えに鳴きながら痙攣によって激しくバイブレーションしているAンネ。
5124/08/09(金)19:11:22No.1220106298+
「チギュピィィィ!!」という激しい悲鳴を上げながら真っ赤な四肢を振り乱しているBンネ。俺はダメ押しとばかりにサウンドプレイヤーのキーを叩く。またも物置に『グルルルル・・』という捕食者の鳴き声が響き渡る。するとベビンネ達はビクリと跳ね上がり、息も絶え絶えの体に鞭打ってうつ伏せになる。しかし自らの身を襲う苦しみには耐え切れない様で「ヂィ・・ヂィィイ・・」と涙と涎をポタポタと垂れ流しながら、まるで芋虫のように体をクニクニと動かしている。
『いたい くるしい こわい ママ ママ どこ どこ たすけて』
俺はポケリンガルを眺めながら失笑を禁じえなかった。ママは何処にいるかだと?言ったろ?俺がお前らの新しいママだ。管理してやるよ。お前らの食事も、睡眠も、痛みも、苦しみもな。俺は煙草に火を点け、ゆっくりと紫煙を吐き出す。あと一週間はこいつらで遊べそうだ。俺はモニターを眺めながらそう思った。

〔終〕
5224/08/09(金)19:13:36No.1220107127そうだねx1
とっくに隔離済みのスレで誰も読んでないコピペぺたぺた貼り付けお疲れ様でーす
5324/08/09(金)19:18:46No.1220109034+
>とっくに隔離済みのスレで誰も読んでないコピペぺたぺた貼り付けお疲れ様でーす
タブ虐という素晴らしい心の芸術を理解できないやつに勝利宣言されてもねえ
5424/08/09(金)19:23:03No.1220110853+
>タブ虐という素晴らしい心の芸術を理解できないやつに勝利宣言されてもねえ
イカれてる奴だと思ったらイカれてる奴の真似するキショい奴だった
5524/08/09(金)19:23:33No.1220111105+
>タブ虐という素晴らしい心の芸術を理解できないやつに勝利宣言されてもねえ
https://jun.2chan.net/51/res/1511977.htm
でも負け犬のお前がグロ裏でスレ立てても誰も評価しないし荒らされてるじゃん
5624/08/09(金)19:28:41No.1220113129+
>>とっくに隔離済みのスレで誰も読んでないコピペぺたぺた貼り付けお疲れ様でーす
>タブ虐という素晴らしい心の芸術を理解できないやつに勝利宣言されてもねえ
https://img.2chan.net/b/res/1220107556.htm
お前こっちでも負けてて草
哀れ。
5724/08/09(金)19:30:44No.1220113901そうだねx5
>>多分スレ「」はもう削除権無いから好きにしてイイよ
>このレスはタブンネのレス
>タブンネは屠殺
これタブンネに削除権取り上げられた敗北宣言?
5824/08/09(金)19:34:33No.1220115378そうだねx2
>>多分スレ「」はもう削除権無いから好きにしてイイよ
>このレスはタブンネのレス
>タブンネは屠殺
あれ?お前この前都合の悪い相手を全てタブンネ扱いする程頭悪くないよってイキってなかった?
なのにこんな頭の悪いレスしちゃうんだ
脳みそタブンネ以下じゃん


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