二次元裏@ふたば

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270709 B24/07/14(日)22:12:14No.1211103621そうだねx13 23:33頃消えます
うちので怪文書書いたよ
こいつら
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このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/07/14(日)22:12:30No.1211103740+
@目を醒ます。朝日がカーテン越しに刺してくる一般的には新しい1日の始まりだが、虎子にとっては昨日、もっと前母親がいなくなったあの日からの続きでしかなかった。
先日恭介と霧の中で母親らしき影を見てからその感覚はより一層強くなっていた。
食卓には父と祖父母が並ぶいつもの光景。
優しい祖母に豪快に笑い休日に釣りに誘う祖父をあしらい気弱そうではあるがそれを微笑ましく見る父。
「そういえば、虎子学校はどうだ。最近は前より楽しそうに見れるけど。」
「あらまぁ、恋人かい?虎ちゃんはごうぎだねぃ」
「何!一度も挨拶に来てないぞ!?変な男に引っかかってるんじゃないだろうな!?」
「うっさいなじいちゃんそういうの今じゃセクハラだぞ」
「え?本当にいるのかい?」
「ちげえよ親父!揚げ足取るなめんどくせえ!」
いつもと変わらないあれからの日常。
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224/07/14(日)22:12:45No.1211103830+
Aだが…
「親父はどうなんだよ…もう母さんいなくなってしばらくじゃねえか」
全員の動きが一瞬だけ止まる。そして、空気が少し冷たくなる。
「ははは虎子が嫁に行くまでは心配でそんな事考えられなないな」
「んだよそれジジイになって恨み言いうなよな」
分かってる。いつも明るかった母さん。その母さんが居なくなった分を家族全員が明るくする事で埋めようとしている。
誰ももう昔に話のように振る舞っているが、本当は母さんが居なくなった日から家族全員が前に進めていない。
父親は虎子に心配をかけないように黙っているが居なくなった周辺での捜索のビラ配りをしている。祖父母も神社や寺に今でも毎日手を合わせに行っている。
この日常の談笑は全て偽物だった。誰もが前を見ないでずっと後ろ髪を引かれて後ろばかりを見ている。あの日から誰も前に進めていない。
虎子にはそれを表面上覆い隠して後ろを向き俯く家族も自分も居た堪れなかった。
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324/07/14(日)22:13:02No.1211103936+
B「ねえ恭介今日は学校行かないの?」
「…あぁ」
「恭介この間の話ならきっと虎子も許してくれるよ…」
「すなないラクモン静かにしていてくれないか。」
「恭介…」
霧の中で虎子の母親を見つけた事により昔自分が虎子もそしてその母親を失踪させる羽目にしてしまった事を知ってから恭介は虎子に顔を合わせられないのか学校へ行かず以前の霧の中への道をあてもなく探していた。
「ラクモン。今度霧が出て猫塚がそこへ行こうとした時は…」
「…僕は恭介に付いて行くよパートナーだからでも恭介はそれで本当にいいの?」
「…」
恭介はただ項垂れる事しかできなかった。
424/07/14(日)22:13:15No.1211104030+
「ん?恭介!」
「霧…!?」
いつの間にか霧が出ている。しかも今までに見た事がないほどの濃い霧が出ている。裏道から表通りに出たがどこもかしこも濃い霧に覆われている。
大きな音が響く。あまりに突然の濃い霧に車のヘッドライトも役に立たず事故があったのだと見て取れた。
「ラクモン。この霧どこから…街全体を覆ってるみたいだが…」
「恭介…この霧…恭介が話してくれた。昔、恭介と虎子が行ったっていう祠のある方向からきてるよ」
「…」
恭介にはいまだにこの間の件から自分がどうすればいいのか分からなかった。だが否が応でも虎子にあった時決断をしなければならないと理解していた。
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524/07/14(日)22:13:29No.1211104123+
Cニュースでは濃霧のため外出を一時控えるように報道がなされていた。
急な外の異変に虎子とレナモンも気付き祠へ向かっていた。
いつもなら軽口を叩く2人であるが今日はどちらも開かなかった。
虎子は自分の事で気が回らならなかったがレナモンはこういう時にでもマイページに悪く言えば空気が読めず話しかけるが今日に至ってはレナモンも押し黙っている。これがどういった事なのか虎子もレナモンすらもはっきりとは自覚できていなかった。
濃霧の中しかも山道を通らなけなならなかったがレナモンのおかげで迷わず虎子は祠の前にある地蔵と橋の手前まで来れた。
624/07/14(日)22:13:42No.1211104211+
「…」
そこには恭介とラクモンから進化したギョウブモンが祠の方ではなく祠へ行く者と対峙する方を向き立っていた。
「犬塚!なんだよこんなとこでぼーっとしているならデジラインに返信くらい…「来るな!」
恭介は近寄る虎子を牽制するように叫んだ。
「…んな!?んだてめえ最近はあんまりうぜえ事言わなかったくせに今更しかも今この状況言ってる場合じゃないだろ!」
「そうじゃない…君は覚えてるか。あの時君はここで転んで泣きべそになってもういいから帰ろうって」
「…お前それ」
「あの日も霧が出ていた君のお母さんからあんまり危ないところに行っては駄目だって言ってのに…僕は君が隠されたお守りが大事なものだって知ってたから泣く君を無理矢理言いくるめて…そして君も…君のお母さんも」
「なんで…」
「僕だよ。きょーちゃんだよ。ねこちゃん。名前が強そうなのに泣き虫でからかわれるからって名前で呼んで欲しくないって…君がこう呼んでくれって。覚えてるだろあの時の傷」
恭介は左手の裾を捲る。二の腕には深々と抉れた傷跡が残っていた。
724/07/14(日)22:13:52No.1211104274+
「…なんで」
「気付いたのは…この間だった。でも、気付いたから尚の事どうすればいんだろうって。あれからずっと自分のやった事を悔んでた。言いつけを破って君を連れ出して…あのお守りだってそこの神社で100円やそこらで売ってる何にも特別なものじゃない。それなのに…」
「あのお守りだって母さんがくれた大事なものだからきょーちゃんは!」
「そういう事じゃないんだよ!知らなかっただけで生きてればまた進んでいけるんだ!いつかは乗り越えて同じくらい大切なひとにだって!でも死んだらそれきりなんだぞ!」
「きょーちゃんにとっては私は代わりがきく何かだったの?」
「…お…僕が必ず君のお母さんを見つけ出す…だから…」
「どいてよ…」
「…」
虎子と恭介は俯きお互い顔が上げたてなかった。レナモンとギョウブモンは睨み合い動かずにいる。
数秒間の沈黙が流れた後に、
「レナモン!進化だ!」
「ギョウブモン!」
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824/07/14(日)22:14:07No.1211104370+
D獣の咆哮を双方が上げギョウブモンがレナモンに爪で切り裂き、キュウビモンがギョウブモンの喉笛から顔にかけ牙を立て噛みちぎっていく。その姿は源氏的な相容れない相手を拒絶する闘争そのものであった。
虎子はキュウビモンがギョウブモンを引き剥がした隙に恭介に殴りかかる。
それを恭介はいなし虎子の関節を曲げて地面に頭から落とし羽交い締めにする。
「僕だってあれから少しは鍛えてるんだ!頼むから大人しくしててくれ!」
「馬鹿が!付け焼き刃でどうにかなるか!」
虎子が思い切り恭介の脛に蹴りを入れ体勢を崩して腹を目掛けて蹴りを入れて吹き飛ばす。
なんとか腹に手を添えてダメージを軽減した。
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924/07/14(日)22:14:17No.1211104436+
E両者がデジヴァイスを掲げそれぞれのパートナーを進化させる。
「タオモン!」
「コゲンモン!」
タオモンが次々に式神を繰り出すがコゲンモンがそれを防ぎ叩き落としお互いが距離を取れずにいた。
虎子と恭介も辺り一面に式神の炎や手裏剣などが乱れ飛び近づけない。
「お前はそれでいいのかクソ狸!あの時お前だって感じたはずだ!私達の重要な事があそこにある事が!自分がデジタルワールドにいた記憶が少しでも残っているか!?」
「そんな事分かっている!でも君だってそうだろ!自分のパートナーの気持ちが痛い程伝わるんだ!僕は恭介のその気持ちを裏切る事なんて出来はしない!」
拉致が開かない事は双方がすぐさま理解し再びデジヴァイスを掲げた。
「ニノノキモン!」
「バンチョーサクヤモン!」
ニノノキモンの一振りがバンチョーサクヤモンを上空へ吹き飛ばす。ニノノキモンもそこから上空へ飛びバンチョーサクヤモンがそれを迎え撃つ。
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1024/07/14(日)22:14:33No.1211104514+
F両者のデジモンが塞いでいた隙間を虎子が無理矢理突破しようと駆け出す。ニノノキモンが吹き飛ばした土砂の塊が降り注ぐ中行く事を躊躇った恭介は一瞬だが気圧される。
その時恭介には土砂が虎子の頭上に当たりそうに思えた。だが、虎子は一歩踏み出しその土砂を避けていた。
だが、恭介もそれが見て取れていたはずなのにそれでも庇うような姿勢を取ってしまった。
そのまま虎子は恭介を押し倒しマウントポジションを取る。虎子は恭介の顔面へと拳を振り落とそうしたが寸前でそれを止めた。
その目には涙が溜まっていた。
「怖いんだろ?僕が知っている君なら…だから」
「怖いよ!本当はここできょーちゃんに会った時少しだけでも自分を止めてくれるんじゃないか!仕方ないと思わせてくれるんじゃないかって!」
「じゃあ!」
「それでも!怖くても!自分の家族があんなクソみたいな場所に捕まってて!自分は何もしないで目を逸らせって!?」
「だからそれは俺が!」
1124/07/14(日)22:14:44No.1211104589そうだねx1
「それに今まで私達家族がどんな気持ちで過ごしたか!これは付けなきゃいけない決着なんだ!正直母さんなんて本当は今更どうでもいいのかもしれない!それでもあの日から私達家族の時間はずっと止まったままなんだ!過去に決着を付けなきゃ私は…私達は一歩も前に進めない!」
「死ぬかもしれないんだぞ!生きていれば…生きてさえいれば別の何かだって!」
虎子は恭介の胸元を掴み手繰り寄せる。
「今進まなきゃ私は死ぬ事にすら辿り着けないんだよきょーちゃん…」
その声はか細く今にも崩れてしまいそうだった。
「守るんじゃなくて一緒に…側に居てよきょーちゃん。」
「俺は…」
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1224/07/14(日)22:14:59No.1211104687+
G虎子は恭介に頭突きをし、そのまま顎から頭にかけて殴り抜けた。
恭介はそのまま朦朧として地蔵にもたれかかる。
同時に大きな衝突音と共にバンチョーサクヤモンがニノノキモンを叩き落とした。
そのまま双方力尽きレナモンとラクモンへ退化した。虎子はラクモンを摘み上げ恭介へ渡す。
「虎…子」
「きょ…犬塚は大丈夫だしばらくしたら意識もはっきりするそれでも駄目ならここならまだ救急車も入って来れる連絡してやりな。」
「行く…な」
「…じゃあな」
虎子はレナモンを担ぎ奥へと進んで行く。すぐに2人の姿を濃霧が隠してしまった。
「すみません姐さん。」
「あ?肩貸すくらい今更だろ」
「いえ…」
いくら自分が虎子を慕い支えても虎子が隣にいて欲しいひとは自分ではない嫉妬ではなく自分がそこに至れない歯がゆさがレナモンにはあった。そしてそれを口に出す事ができなかった。
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1324/07/14(日)22:15:13No.1211104785そうだねx1
H「ほう…あのデジモンを使うのか。」
薄暗く湿度の高い部屋の中ふたりの男女が向かい合い座っていた。
男は一見ひとの良さそうな顔をしているがその実目は蛇のように細く、笑いに品性のない獣の人相をしていた。女は深紅の衣装を身にまとっていた。
「えぇあなた様をリアライズさせるには時間も掛かりましたし完全でもない。
今回はマヨヒガとリアルワールドを繋げそこで多くの人間を命のスープとして召喚させようと思いまして、そうすれば費用対効果は段違いのものになると思いましてね。…何かご不満でも?」
「不満も不満だ。何も面白くない。お前のやる事は俗物で短絡的それをその薄っぺらい大物然のように振舞っているだけそこら辺のチンピラが行う浅はかな悪事と何ら変わりがない。」
女はニタニタと笑う表情を崩さずいかにもつまらなげな声色で話す。男も薄ら笑いの表情を崩さず声色も媚びへつらうものであったが、薄皮一枚したに不機嫌さを表していた。
「まあいいお前の持ち物の人間達だ。好きにすればいい。だが、これで失敗する事となれば私のやり方に従ってもらうぞ俗物。」
女は男の顎を指でなぞった。女と男の粘りつくような笑い声が部屋に響いた。
1424/07/14(日)22:15:23No.1211104848+
祠に着く頃には異常な暑さと湿気であった。まるで溶岩の中にいるようであった。
「いやがった…忘れもしねえ」
大きさは比ではなかったがそこには虎子と恭介を襲い母を攫った。大人は誰も信じなかったが確かにそこにいた怪物が再び姿を現していた。
龍を思わせる黒色の岩石のような肌。当時は気付かなかったがまさしくそれはデジモン…ニーズヘッグモンであった。
虎子は震える手を握り締めデジヴァイスを掲げる。
「レナモン!ワープ進…」
デジヴァイスのか輝きと呼応するかのようにニーズヘッグモンが咆哮を上げる。今までに聞いたことのない音量。音で意識が飛びそうになる感覚を虎子は初めて感じた。
ニーズヘッグモンが土砂…山を削りながら虎子へ突進してくる。それを辛うじて進化したバンチョーサクヤモンが間に入り庇う。
1524/07/14(日)22:15:34No.1211104913+
ただの突進であったはずが虎子達は街へと吹き飛ばされていた。
「姐さん…」
「大丈夫だ。それよりお前は…」
バンチョーサクヤモンの様子は一目で大丈夫なんてものではなかった。
連戦とはいえ膝を突きたったの一撃で肩から息をしている。
「クソ…」
それはあまりに巨大であった山から今の地点でも遊に数十kmは離れているそれでもニーズヘッグモンは祠から尾を伸ばし虎子達にその巨大な顔が眼前にある。
ニーズヘッグモンの身体にある幾つもの目が光を増している。それに呼応して気温がどんどん上がっているのが分かった。身体に当たるビルが融解し、霧とは別の蒸気が立ち込めている。
ニーズヘッグモンの口に光が増している。それは虎子達を狙っているのは明らかであった。
それでも、虎子は立ち上がりバンチョーサクヤモンとニーズヘッグモンの間へ入った。
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1624/07/14(日)22:15:48No.1211105007+
H突然の事であった最初に夏の暑さとは異質の高温が身体に粘り着くのを街の人々は感じた。
次に空を覆う巨大な龍が現れた。だがこの映像、画像は極々一部の主にインスタントカメラでしか記録されていなかった。

「ニーズヘッグモンの器をまずリアライズさせます。数年前は器とそしてその熱のエネルギーを同時にひとつの依り代で呼び出したせいでどちらも中途半端なものになってしまいました。
ですが、今回は依り代は器のみ後は貧乏人のカス共の持っているネットワーク機能のある機器から熱エネルギーをリアライズさせ臨界を迎えさせます。」
「そうかい。まぁ所詮は花火どまりのちゃちな見世物だろうよ。」

「あっつ!?」
ニーズヘッグモンを撮影しようとした人々は過熱していくスマホを手放すしかなかった。スマホだけでなくパソコン等からも高熱が発しられそれがニーズヘッグモンに集まっていた。
1724/07/14(日)22:16:01No.1211105091+
空に暗雲と見間違える黒い何かが伸びているのが恭介には分かった。
虎子に殴られて朦朧とした意識がだいぶはっきりしてきた。
「恭介大丈夫…?」
「君こそ」
ラクモンは恭介の腕の中でぐったりとしていた。
「ラクモン俺はどうしたらいいんだ…結局俺はまた…」
「恭介はどうしたいの?」
「だからそれは…」
「恭介がずっと何かを見ないフリしているの僕にもずっと伝わってたよ。ねえ恭介怖くても恭介は1人じゃないよ。僕も虎子もレナモンも一緒にいる。君だけじゃない。君だけが守ろうなんて考えなくていいんだよ。だから本当の事聞かせて…そうしたら僕は…僕達は絶対に誰にも負けない」
「…僕は」
1824/07/14(日)22:16:11No.1211105158+
手が震える。唇も暑さに反してガチガチと鳴るのが分かる。間違いなくそれは恐怖であった。
それでも虎子はニーズヘッグモンを見据えていた。
ニーズヘッグモンの口内の光が臨界を迎え熱線が虎子に放たれる。
「姐さん!」
バンチョーサクヤモンは動こうとしても身体が動かずただ叫ぶ事しか出来なかった。
虎子自身も確かに死んだと思い目を閉じた。
しかし、数秒経っても五感も意識も確かにあった。虎子は恐る恐る瞼を上げた。
目の前には恭介とニノノキモンがいた。
熱線はニノノキモンに弾かれたのかニーズヘッグモンの顔面で爆ぜる音がした。
ニーズヘッグモンの顔が地面へと落ちる。
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1924/07/14(日)22:16:23No.1211105234+
J「…ば…馬鹿野郎!来るならもっと早く来いよ!死ぬかと思ったじゃねえか!」
「死んでもよかったんじゃないのか?」
「そこまで言ってねえよ馬鹿!記憶力カス!」
「なっそれが助けてもらった側の台詞か!?まずはありがとう言えないのか!」
「うるせえばーか!ばーか!
…ったくいいのかよ」
「…正直僕にも何が正解なのか分からない。でも君を遠ざけたかったのは守れるかまた傷つけないか不安だったんだ。
でも、こうやって並ぶと思うんだ。君の隣に居れば僕だけじゃ出来ない事も出来るんじゃないかって」
「だからそう言っただろ馬鹿がよ」
「そうだな…本当に馬鹿だ。だからね…ねこちゃ…」
「ばっ!今更その呼び名やめろ恥ずかしい!」
「えっとじゃあ今まで通…「虎子でいい。」
「猫塚って他人行儀な仲じゃねえだろそれにもう昔みたいに泣き虫じゃねえんだ大丈夫だよ恭介」
「…ああ」
2024/07/14(日)22:16:35No.1211105309+
「立てるかバンチョーサクヤモン」
「大丈夫だ馴れ馴れしく身体に触るな!」
「全く元気そうで何よりだ」
肩を貸そうとするニノノキモンをバンチョーサクヤモンは振り払う。
「向こうも大丈夫そうだな」
「ああ」
ニーズヘッグモンが体勢を整えて虎子達に向き直る。咆哮がビルの窓ガラスを割っていく。
「拳合わせてくれっか?そうすりゃあ何とかなるって立ち向かって行けると思うんだ」
「…もちろんだ」
虎子と恭介がお互いのデジヴァイスを合わせる。
ニーズヘッグモンが再び熱線を放とうとする時合わせたデジヴァイスから輝きが溢れた。
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2124/07/14(日)22:16:46No.1211105376そうだねx1
K「いけるな!」
「ああ!」
「バンチョーサクヤモン!」「ニノノキモン!」
「「ジョグレス進化!!」」
「「「「アマテラスモン!!!!」」」」
光の中から光輪を纏った白い巨大なデジモンが現れた。
虎子達はアマテラスモンの両肩に乗っている。
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2224/07/14(日)22:16:57No.1211105437+
Lニーズヘッグモンが熱線を放つ瞬間にアマテラスモンが右手に巨大な剣を出し、ニーズヘッグモンを切り刻んだ。熱線は上空で爆ぜる。
そのままアマテラスモンは左から巨大な砲塔を出し切られた胴体部分に突き刺し激鉄を放った。
ニーズヘッグモンの身体からはそこら中で炸裂し光と霧散した。
アマテラスモンはそのまま砲塔を上空へ向ける落下してくるニーズヘッグモンの頭部へ再び激鉄を炸裂させる砲撃でニーズヘッグモンの頭部は遥か上空へ打ち上げられ炸裂した。
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2324/07/14(日)22:18:24No.1211105959+
M同時に霧が消え温度も通常の夏の暑さへと戻っていた。
アマテラスモンもそれを見届けた後に光となってレナモンとラクモンへと戻っていた。
「お疲れラクモン」
「へへ当たり前じゃん恭介のパートナーだからね」
「やりましたよ姐さん」
「ああ本当に大したやつだよお前ら」
そのままレナモンは疲れ切ったのか寝息を立て始めた。
「随分とボロボ…男前になっちまったな」
「これは君の頭突きの血だ。それ以外は殆ど無傷だよ。そういえば昔も泣きながら頭突きだけは決めてたな」
「いつの事覚えてんだよばーか」「そうだなははは」
「なあ改めてよろしくな恭介。ラクモン。」
「ああこちらこそ虎子。レナモン。」
虎子と恭介は笑い合い拳を突き合わせた。
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2424/07/14(日)22:18:38No.1211106031そうだねx4
オワリ
2524/07/14(日)22:18:51No.1211106100そうだねx3
制作ペースすげぇ!
2624/07/14(日)22:19:17No.1211106261+
はえーよ!
2724/07/14(日)22:21:36No.1211107100+
(妙だな…前回はわりと最近見たはずだが…)
2824/07/14(日)22:22:53No.1211107567そうだねx14
    1720963373991.png-(22980 B)
22980 B
>はえーよ!
前回の続きものだから間空けられないと判断した結果ですな
2924/07/14(日)22:24:27No.1211108214そうだねx5
(エッチなメイドも描いてほしい…)
3024/07/14(日)22:26:50No.1211109129そうだねx1
すげえ!
アマテラスモンかっこ美しい…!
3124/07/14(日)22:27:49No.1211109477そうだねx1
腕に進化形態って書いてあるのちょっとじわじわ来る
3224/07/14(日)22:30:28No.1211110507そうだねx1
かっけぇ…アマテラスモン…
3324/07/14(日)22:34:21No.1211112077+
ベッドではねこちゃん呼びになる、俺の心がそう理解した!
3424/07/14(日)22:34:40No.1211112190そうだねx7
    1720964080486.png-(36699 B)
36699 B
オメガモンの呪いから逃げられないし凄まじい作画コストがめんどくせえ
3524/07/14(日)22:35:24No.1211112489+
僕のかわいい猫ちゃんとか言うんだろ!!
3624/07/14(日)22:37:01No.1211113101+
アマテラスモンいいねえ!
3724/07/14(日)22:38:00No.1211113498そうだねx12
    1720964280323.png-(45074 B)
45074 B
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
3824/07/14(日)22:39:08No.1211113952そうだねx4
    1720964348336.png-(30690 B)
30690 B
>ベッドではねこちゃん呼びになる、俺の心がそう理解した!
>僕のかわいい猫ちゃんとか言うんだろ!!
3924/07/14(日)22:39:40No.1211114185そうだねx2
>No.1211113498
パイセンいまちょっとシリアスだから静かにしてて!
4024/07/14(日)22:40:02No.1211114356+
りんねちゃん!!
4124/07/14(日)22:40:08No.1211114393+
>1720964280323.png
気ぶりんね!
4224/07/14(日)22:40:22No.1211114486+
>No.1211113498
シリアスできない先輩がよお…!
4324/07/14(日)22:40:45No.1211114631+
やっぱりかわいいねこちゃんしてたんですね…
4424/07/14(日)22:41:32No.1211114975そうだねx2
気ぶりんねは自分も長閑さんとか青石くんとか虚空蔵パイセンとかと気ぶられてる癖によぉ…
4524/07/14(日)22:42:14No.1211115266+
カップルがほんとうにすきだなこの「」は…
4624/07/14(日)22:43:51No.1211115854+
>カップルがほんとうにすきだなこの「」は…
だから夢でりんねちゃんとイチャイチャできるのでは?
4724/07/14(日)22:44:18No.1211116014+
(夢の中でケンゾーに掘られる公式「」)
4824/07/14(日)22:44:52No.1211116219そうだねx1
ジョグレスまでキメたんだからもう合意です
4924/07/14(日)22:46:47No.1211116872そうだねx6
    1720964807183.png-(25347 B)
25347 B
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
5024/07/14(日)22:47:35No.1211117173+
りんねちゃん!
5124/07/14(日)22:48:11No.1211117404+
大阪のおばちゃんみたいな先輩に目をつけられている
5224/07/14(日)22:48:26No.1211117515+
それ以上いらん事したらエロ二次創作描かれるぞりんねちゃん!!
5324/07/14(日)22:48:46No.1211117650+
>それ以上いらん事したらジョグレス描かれるぞりんねちゃん!!
5424/07/14(日)22:49:14No.1211117817そうだねx2
>それ以上いらん事したらエロ二次創作描かれるぞりんねちゃん!!
(もう遅いのでは?)
5524/07/14(日)22:49:49No.1211118042そうだねx1
もうモブなかよし直前まで行ってるし手遅れでは…?
5624/07/14(日)22:52:13No.1211118972そうだねx2
今パートナーの究極体がニーズヘッグモンのテイマー描いてるけどあんな迫力のある構図見せられるとめげそうになるね!
5724/07/14(日)22:53:09No.1211119325そうだねx2
こいつ…シャコ親父にイチャイチャってどんな感じか聞くぐらいのポンコツのくせして…
5824/07/14(日)22:53:11No.1211119340+
>もうモブなかよし直前まで行ってるし手遅れでは…?
というか「」りんねまで描かれてるから手遅れを半歩通り越した
5924/07/14(日)22:55:34No.1211120234そうだねx3
>今パートナーの究極体がニーズヘッグモンのテイマー描いてるけどあんな迫力のある構図見せられるとめげそうになるね!
いいの!いいのよ「」ルモン!
あなたのニーズヘッグモン待ってるわ!
6024/07/14(日)22:56:59No.1211120764そうだねx8
    1720965419264.png-(45200 B)
45200 B
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
6124/07/14(日)22:57:22No.1211120896そうだねx3
何はともあれネコちゃんがにゃんにゃんするなら全てはよしとされています
6224/07/14(日)22:58:12No.1211121185+
虎パイでも多分普通に亀頭が出るくらいデカそうな恭チンポ
6324/07/14(日)22:59:59No.1211121809+
>1720965419264.png
チープトリックかなにかじゃねえか!
6424/07/14(日)23:02:28No.1211122685+
まあ怪異みたいなモンか
6524/07/14(日)23:02:32No.1211122702+
猫ちゃんとワンちゃんが後背位したんか!?
6624/07/14(日)23:03:04No.1211122878そうだねx2
>猫ちゃんとワンちゃんが後背位したんか!?
猫ちゃんは最初顔見えない体位は嫌がってェ…
6724/07/14(日)23:06:44No.1211124194そうだねx3
    1720966004240.png-(33579 B)
33579 B
> 1720965419264.png
6824/07/14(日)23:09:25No.1211125109そうだねx2
りんねちゃんとんでもないシリアスブレイカーだな
6924/07/14(日)23:12:54No.1211126413+
両想いだからなぁなぁでいいかと思ってたら後ろから刺されるんですよ
7024/07/14(日)23:14:09No.1211126832+
はぁかわいい
イジられタイガーでいてほしい
7124/07/14(日)23:16:32No.1211127662+
君たち!!
はやく純異性交遊しなさい!!!10
7224/07/14(日)23:18:48No.1211128460+
同胞の匂いを感じてデジモン気ぶりも来た
7324/07/14(日)23:24:10No.1211130404そうだねx1
りんねちゃん感性が将軍に引っ張られてない?
7424/07/14(日)23:25:02No.1211130734そうだねx2
>りんねちゃん感性が将軍に引っ張られてない?
子は親を見て育つんだぞ
7524/07/14(日)23:26:45No.1211131366+
りんねちゃん間違いなく両親と将軍の子だよってなる…
7624/07/14(日)23:31:04No.1211132848+
犬猫アマテラス…
素晴らしいモノでした…


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