ジノ:ストライク…
灰色のMSを見上げ、ジノは見惚れるように呟く
1〜3.いやこれ何処から持って来たんだよ
4〜5.…なぁこれブラックナイツとかいう奴らのものなんじゃ
6.かっけー！！
dice1d6=6 (6)

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

おいジノ

どっから持って来たんだとか
これはKMFじゃないのかとか
そんな事は一切聞かず…
ジノ:これ俺が乗って良いのか！？
ホイルジャック:勿論！コクピットはトリスタンのものに置き換えてあるから操縦もラクな筈じゃぞ！
ジノ:まじか！
1〜3.早速試し乗りだ！
4〜5.にしても灰色か…まぁしょうがないか！
6.
dice1d6=4 (4)

ホイルジャック:こいつの装甲は一定の電圧を掛けて通電させる事で相転移を生じさせ、強度を変化させる優れものじゃ！こんなものが世の中に存在するとは…是非とも開発者と会ってみたいものじゃの
ストライクを興味深そうに眺めるホイルジャックに釣られ、改めてジノは機体を眺める
ホイルジャック:それに通電によって装甲がアクティブ状態になると…ほれ
近くに置かれたスイッチを押し、ストライクの装甲に電力を流すと…
その装甲は
1〜3.黒
4〜5.トリコロール
6.トリスタン
dice1d6=5 (5)色に変化した

ジノ:色が変わった！
ホイルジャック:色々弄ってみたんじゃが、この状態が1番安定してのう…
まぁ、まだまだわからんことばかりじゃ
ストライクから伸びるケーブルをモニターに繋ぎ、モニターに接続されたコンソールを色々と弄るホイルジャック
ホイルジャック:さて、早速乗り込んで色々設定をしてみてくれ
ジノ:ああ！まさかこんなものに乗れるなんてなぁ…
そしてジノもコクピットに乗り込み、セットアップを始めるのであった…

1〜3.C.C.:そうか…お前の両親がそれを…
4〜5.ヘルツ:騎士…だって？
6.
dice1d6=4 (4)

良くわからないけどヨシ

ヴィータ:ああ！アタシは鉄槌の騎士…そんでシャマルが
シャマル:湖の騎士、他にも何人か居るんだけれど…ちょっと今は別行動中なの
何処に居るのやら…と困ったような顔をするシャマルにヘルツは逸れたのかと尋ねる
シャマル:
1〜3.まぁ…そう簡単にやられる人達じゃないから大丈夫よ
4〜5.それより心配なのは騎士見習いの子ね…恐らくこの世界に居るみたいなんだけれど…
6.
dice1d6=2 (2)

ヘルツ:そうか…
シャマル:それよりもその子！
ビシッと指差す先にはヘルツに買ってもらったパンを齧るフレシュ
シャマルが指を差した事などまるで気付いていないのか、無心でパンを食べていた
ヘルツ:フレシュがどうした？
シャマル:どうした？じゃないでしょう…？この子、明らかに精神的なダメージを負っているわ
1〜3.一体何があったの？
4〜5.…洗脳？いやそれよりも…自我の消失？
6.
dice1d6=6 (6)

なんだこれは

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

なにっ

シャマル:あなた、もしかし…っ？
フレシュ:…
何か隠している事があるのではないかとヘルツを怪しむシャマル
しかしその間にフレシュがすかさず割って入る
ヘルツ:(なっ…！？)
指示など出していないのにまたコイツは…と勝手な行動をとるフレシュに不思議な感覚を覚える
フレシュはフレシュでじっとシャマルを見つめ、その場を動かなかった

謎は多い

シャマル:…
1〜3.この子、貴方の事を慕ってるみたいね
4〜5.(敵意は感じない…でもこれは…憐憫？)
6.貴方の事、治せるかわからないけれど…きっと治してみせるわ
dice1d6=2 (2)

♡'はあの時どうする気か分かる前にエンジョイ勢が浄化したから本当は連れて行くかもしれなかったんだよな…

やっぱり根本から違うタイプか？

慕っている…？コイツが？
ヘルツはフレシュの後ろ姿を見つめていると
フレシュはクルリと向き直ってヘルツの顔を見る
ヘルツ:…っ
1〜3.(そんなわけがあるか…コイツの自我はもう…)
4〜5.(…フレシュ、君は…)
6.
dice1d6=1 (1)

だよな…

ヘルツは目を背け、街の外れの方角を見る
ヘルツ:兎も角、此処で燻っていてもお前達の仲間に会えるかどうかもわからないし、私にも目的がある…
そっちはどうするんだと尋ねるヘルツに対し、シャマルも何となく意図を察する
シャマル:
1〜3.そうね、少し準備をしたら出発しましょう？
4〜5.当てはあるの？
6.
dice1d6=4 (4)

あるのか？

ヘルツ:さぁ、な…
自分はどうすれば良いのだろうか
ヘルツの心の中には僅かばかりの迷いが生じ始めていた…

という訳で此処までよ

今日は落ちるの早いな…