♡':…
フレシュ:……
オルレアンから少し離れた集落
イングランド軍とフランス軍の戦いから逃れた者達が集うここは戦から逃れて来た難民達でごった返していた
♡':
1〜3.(さて…此処でなら身元がバレる事はないか…？)
4〜5.(万が一もかねてコイツに食料は調達して貰うか…)
6.…ん？
dice1d6=6 (6)

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

お通しの6

フレシュ:…
何か違和感を感じると思えばフレシュが此方の尻尾を掴んで弱々しくだが引っ張っていた
♡':な…！
だがこんな事は本来ならあり得ない
あの方の契約によって生み出された並大抵の魔法少女が自我を取り戻すなど…
♡':(どういう事だ…何が起こって…)
赤髪の少女:おい
1〜3.お前…何やってるんだ？そこで
4〜5.ぬいぐるみにしちゃあ…よく出来てるじゃねーか、お前のなのか？
6.お前、魔法少女だろ
dice1d6=3 (3)

♡':…ッ！
まさかフランス軍の…！？と頭をフル回転させて逃げ出す算段を考える
幸い相手は此方の事を詳しくは知らないようだ
なら適当に誤魔化して────と、少女の視線が此方にではなくフレシュの方へ向いてる事に気づく
フレシュ:…
赤髪の少女:おい聞いてんのか？おーい？
小柄な背の少女はフレシュの前で手を振る
しかしフレシュは静かに呻き声を上げるだけだった
赤髪の少女:コイツ、喋れないのか…？
1〜3.仕方ねぇ…ほら、こっちだ
4〜5.ったく…折角魔力の反応がしたってのに…
6.おい、お前…お前の方は喋れるんだろ？
dice1d6=5 (5)

あんこか…？

金髪の女性:ヴィータちゃん何してるの！？すみませんうちのヴィータが…！
そんな少女に駆け足で向かってくる女性
ヴィータの首根っこを掴むと、ひょいと持ち上げて離れさせる
ヴィータ:何すんだよシャマル！こいつから魔力の反応があったんだぞ！？
シャマル:ええっ…！？
1〜3.…でも、意思を感じないわ…
4〜5.…そこのぬいぐるみさんに話を聞いて見ましょう
6.…っ！この感覚…！
dice1d6=6 (6)

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

ついさっき騎士見習いにしてやられたばっかりだからな！

♡':(誰だコイツは！？というよりこの反応…私の正体に気付いて…！)
シャマル:これ、前の怪物の反応と似てる…！
ヴィータ:ああ、近くにいやがるのかもしれねぇ！
2人から聞こえてくる話の内容でようやく彼女達が気付いたのが自分の正体ではなく魔女の反応だという事に気付く
♡':(よし、このまま逃げ────)
フレシュ:ぁ…！
♡':ぐえっ
騒ぎに乗じて逃げようと計るキュゥべえの尻尾を引っ張り上げ、フレシュは魔女のいる方へと走って行く
ヴィータ:アイツ！
シャマル:目的は同じかしら？兎も角急ぎましょう！

かわいい

>♡':ぐえっ
ちょっと可愛いの

フレシュの人格が発露して来てるんよ…？

男性:うわああああ！！
少女:ば、化け物よ！みんな逃げ…ひっ！？
集落に現れたのは歪な形をした魔女
結界に潜む事なく堂々と人の前に現れた怪物は脚がもつれて転んでしまった少女を踏み潰そうとし…
ヴィータ:グラーフアイゼンッ！
グラーフアイゼンはヴィータの声に『Jawohl』と返し、後部をロケット状に変形させ
ヴィータ:うぉぉりゃあああああ！！！
ヴィータは力任せに魔女を突き上げた
♡':喋った…！？
魔女/ヴィータ
dice2d100=11 50 (61)

つえーヴォルケンリッターつえー

ヴィータ:グラーフアイゼン！ロードカートリッジ！
魔女が怯んだ隙を見逃さず、ヴィータはグラーフアイゼンに指示を出す
GE:Explosion…Raketenform!
それにグラーフアイゼンはすかさず薬莢を排出し、先端を鋭く尖らせ…ヴィータは空高く飛び上がる
ヴィータ:ラケーテン…ハンマァァァァッ！
急転直下、先程まで威圧感を放っていた魔女はペシャンコになり…爆散する
ヴィータ:ふぅ…大丈夫か？
少女:は、はい！ありがとうございます！
少女はペコリと頭を下げ、集落の方へと戻っていく
♡':
1〜3.(魔法少女…いや、違う…？)
4〜5.(に、逃げなくて良かった…)
6.(まさかアレは、古い書物で見た…！？)
dice1d6=4 (4)

定期的に古代ベルカがチラついてくるの怖いって！

ラケーテンハンマーいいよね…

もし逃げていたらアレで潰されていたかもしれない
そう考えると背筋がゾクっとした
ヴィータ:またこれか…なんなんだ？コレ
ヴィータは魔女が落としたグリーフシードを拾い、首をかじける
シャマル:動力源、にしては…ダメね、もっとちゃんとした所で調べないと
♡':(グリーフシードを知らない…？)
フレシュ:
1〜3.ぼーっと見てる
4〜5.グリーフシードを取ろうとする
6.♡'をじっと見ている
dice1d6=5 (5)

♡':あっ
突然ヴィータの方へと走っていき、グリーフシードへと手を伸ばすフレシュ
突然の事に驚きながらもヴィータはそれを避ける
ヴィータ:おい！なにすんだ！
滞空してフレシュの手から逃れるも、ぴょんぴょんとジャンプしながら手を伸ばしてくるので段々とヴィータの表情が怒りから困惑に変わって行く
ヴィータ:な、なんなんだ…？
指示を出していない筈なのに勝手に行動するフレシュ
その様子に♡'もヴィータとは異なる理由で困惑するのであった…

という訳で此処までよ

かわいい

おつかれ
最近出たファタールって曲から《真狂》を感じるんだよね

お疲れ様

>おつかれ
>最近出たファタールって曲から《真狂》を感じるんだよね
歌詞を読んでみたわ
良い…後でじっくり聴いてみるわね

聴いて見たわ
良い曲だった…

>あなたの愛がまだ足らない
>欠けたものは何で埋めたらいい？
こことか《狂三》との記憶が無くなったりしてる時代のおっさんって感じするの好き

>僕にだけ落ちる影はあなたのせい？
こことか時喰みの城を彷彿とさせるの…

GEMNのファタール！各種配信サイトでバイなうなの！

偶に出て来る僕が『僕』に幻視するんだよね

おっさんから《狂三》への激重感情って感じするし自分の無力さを呪うおっさんって感じもしていいの

こういうキャラのイメージにあった曲を探したり聞くのはやはり楽しいの

《狂三》からの感情もありそうな気がするわね…
>あなたがいないと生きていけない
>何もかも捧げてしまってもいい
こことか

>おっさんから《狂三》への激重感情って感じするし自分の無力さを呪うおっさんって感じもしていいの
>あの星からこぼれた闇
に世界からこぼれたおっさんに寄り添う影を想起させるの〜！

>こういうキャラのイメージにあった曲を探したり聞くのはやはり楽しいの
そうね！
私はあ…ここの歌詞あの子の事じゃん！ってなる時が1番楽しい

《狂三》は真人をすべてを捧げる勢いで愛してたし
そんな《狂三》を失ったおっさんは埋められない欠けが心にあるしな…

>>あなたがいないと生きていけない
>>何もかも捧げてしまってもいい
ここはおっさんと《狂三》両方が両者に思ってそうで最高

愛に生きる青い《狂三》の在り方は狂三にとってエゴイスティックな輝きだったと思われる