ハナミ:灯、花…？
てっきり勝手に処罰を決めた事を責められると思っていたハナミはしおらしい灯花の態度に目を丸くする
灯花:…聞いたよ、全部じゃないけどハナミの過去を
1〜3.だからごめんなさい、わたくしはわたくしであなたの事を考えてなかった
4〜5.…どうして話してくれなかったの？わたくしはそんなにあなたに取っては頼りないの？
6.…でも
dice1d6=3 (3)

これは優しい灯花ちゃん

記憶戻ってるからな…

おっさん:…
正直、こうやって彼女が面と向かって謝る姿は想像出来なかった
そしてそれはハナミも同じなのだろう、口をポカンと開けたまま…固まっていた
ハナミ:……
灯花:…
1〜3.ねぇ、わたくしが謝ったんだけど…ハナミは何かないの？
4〜5.それにしてもこうして検事側にいるって事は…ハナミの考えが間違ってたって事だよねー？
6.
dice1d6=2 (2)

ハナミ:あ、はい、すみません…私も…貴方の意思を蔑ろにしてしまって…
灯花:むー…わたくしが聞きたいのはそれじゃないかにゃー
しゅんとした表情で謝ろうとするハナミの言葉に不満ありげな声色で訂正を求める灯花
ハナミは慌てて別の理由を己の記録から見つけようとする
ハナミ:えっと…えっと…
1〜2.強い口調で責め立てるような態度を取った事…でしょうか？
3〜4.こ、証明が難しい身分を用いて勝手な処罰をした事…？
5.私が…
dice1d5=5 (5)

ハナミが呆気に取られてて可愛い

1.ハナミ:私が…貴方に死んで欲しくないと、言わなかった事…
dice1d1=1 (1)

AIなのに言葉が出ないとは…

言えたじゃねえか…

聞けてよかったんよ…

おっさん:ハナミ…
いろは:ハナミちゃん…
灯花:…言葉を取り繕って…自分の言いたい事を隠して、誤魔化して…自分に嘘をつくハナミは、わたくし嫌いだよ
ふいっと顔を横に向けそっぽを向く灯花
その目には色々な葛藤が渦巻いているように見えた
ハナミ:灯花…
1〜2.死なないで、下さい…私の前から、いなくならないで下さい…！
3〜4.私は…私は夢を掲げる貴方が見たい、星を追い求める貴方を…見続けたいんです
5.
dice1d5=3 (3)

トラウマ控えめなの

灯花:くふふっ、じゃあ…ちゃーんと約束は守ってね？
ハナミの想いを受け取った灯花はいつもの快活な雰囲気を纏う
いろは:約束…？
おっさん:いや、僕も知らない…
ハナミは何か灯花に対して約束事をしたらしい
ただそれがなんなのかは全く想像がつかない…
ハナミ:ええ、勿論です
1〜2.…あ、良い事を思いつきました
3〜4.一緒に、みんなで月に行きましょう
5.その前に────
dice1d5=1 (1)

ハナミ:九音、ライブの件ですが…
九音:は、はい！予定ずらしますか！？
その月に行く日とやらがマギウスのライブとかぶってしまったのかと思い九音は咄嗟にメモ帳を取り出す

ハナミ:月で、歌いませんか？

九音:……はい？
あまりにも突拍子もない発言に九音は固まる
いや月に行くのも十分突拍子もない事だが…ハナミなら何故か出来てしまいそうな気がしたのだ
ハナミ:
1〜2.折角です、地球をバックに歌うのもアリでしょう
3〜4.どうですか？ワクワク、しませんか？
5.灯花:ふっ、くふふっ！
dice1d5=5 (5)

この天才ノリノリであるのだ

そのままいろういねむも巻き込むか…

灯花:やっぱりハナミはそうでなくちゃ！
これでこそだと言うように上機嫌な灯花はハナミの手を掴む
灯花:わたくし、楽しみに待ってるから！絶対絶っっっ対！目の前で見せてよね！ハナミの歌う姿！
ハナミ:勿論です！楽しみに待っていてください！
灯花の想いに応えるように、ハナミも力強く応える
その様子を傍聴席の者達は穏やかな表情で見守っていた
七海:…さて、これでこの裁判の目的は果たされた…弁護側、そう捉えて宜しいですね？
おっさん:はい！……お疲れ様、七海

本当に事情知ってる魔法少女しかいないんよこの法廷

少しぎこちない態度で崇宮はやちよに感謝の気持ちを伝える
七海:どういたしまして…？
こういう時、彼ならこう…穏やかな返事をするだろうか？という疑念が僅かにやちよの心に蟠りが残る
おっさん:…？どうしましたか？
七海:いえ、なんでもないわ…取り敢えずここの後片付けをしたら確実調整屋の前で解散、で大丈夫かしら？
おっさん:
1〜2.うん、大丈夫だと思うよ
3〜4.うーん…ちょっとだけ待って欲しい、かも
5.
dice1d5=2 (2)

まさか

はい！ってそんな柄だったっけ…

ここで偽物とかやったら敵が増えすぎるのだ…

────ほほ、同時刻…調整屋付近

廃ビルが建ち並ぶ寂れた場所
人が住んでいるような気配は感じられないこの場所では何かがぶつかり合うような音が鳴り響いていた
おっさん？:くっ…！
青色の杖と白を基調とした服を纏う男？は相対する人物に苛立ちの感情を向けていた
おっさん？:なんで…！
女性:ふふ、何故か？
ギリッと歯を噛み締め女性を睨む
対する女性は「眼鏡」をクイっとさせ、不敵な笑みを浮かべていた
女性:
1〜2.わかってるくせに
3〜4.何故だろうね？
5.
dice1d5=3 (3)

1.おっさん？:っ！巫山戯るな！なんであんたが此処に居る！ルーチェェェェッ！！！
dice1d1=1 (1)

ルーチェ？

何があったんだ2人の間に…

おっさんに変身したことにお怒りのルーチェの可能性…？

知り合いっぽいのが更に謎を呼ぶんだよね

ルーチェ:会いたがってた、そうじゃないか？君が今真似ている男から聞いたよ
おっさん？:っ！
男は苦虫を潰したような表情で杖を握りしめる
しかし杖は何も言わず、そしてほんの少しも水晶部分が光る事はしなかった
寧ろ透き通っている筈のそれは、少しずつだが、ジワジワと曇っていた
ルーチェ:さて…その姿は燃費が悪いんじゃないかな？身の丈に合わない力は己が身を滅ぼすって…知らない？
そしてルーチェは背中に背負う「大剣」を抜剣し、男へ向け…勢い良く斬り掛かった

1.ルーチェ？:さぁ…君と私のデート《戦争》を、始めようか！
dice1d1=1 (1)

という訳で此処までよ

ミッド式が燃費悪いならリアライザはもっと燃費クソなんじゃないか？

おっさんはルーチェに通報してたんだな…

カマエルも発動してなさそうで濁り始めてるのはやばいんよ

ルーチェが大剣を！？

お疲れ様

お疲れ様なんよ
帆奈ちゃんの姿を見てルーチェはどんな反応するんよ…？

お疲れさま

続きは12時半以降よ

なにっ昼にも

ルーチェは推定帆奈ちゃんに何をしたんだ…

一向に出てこない瀬奈…

もしかしてこのルーチェがおっさんだったりは流石に無いか…