武福川駆&シマユニモン 「おっとストップだ、そこのホースマン!お前らも襲撃者の一味か?」 「いいや、違うね。そう言うあんた達こそあの子を狙ってるんじゃないか?見るからに悪そうなデジモン引き連れてるしな!」 「駆、デジモンを見た目で判断してはいけない。それに彼らは敵ではない」 「私も同感だ、睦月気づいてるか、囲まれてるぞ、かなりの数だ」 「嘘だろ!?お互いモテる男はツライな……。疑って悪かった」 「俺の方こそ、ところでここから打開する策はあるのか?」 「クロノモンで辺り一帯吹き飛ばす、次にお前らコンビで残りの敵を叩く、それを繰り返す!」 「それ策じゃないだろ……」「できねぇのか?」「いいや、余裕さ!」 「じゃあ、決まりだな。出遅れて被弾すんなよ!」 「そう言うあんた達こそ早々に飛ばして沈まないようにな!」 チャラ男さん 「お、また会ったなむt」「待ってください!!」 「突然大声出すなよ!むt」「待って!!?前にも話した通り苗字で呼んでください!」 「なんだよ、他の奴は名前呼びOKで俺はダメなのか?他人行儀する仲じゃないだろ俺達」 「け……チャラ男さん、あなたのことを嫌ってるから名前呼びを強要してるんじゃないんだ。  ただ、あなたに俺の名前を呼ばれるのは、その、かなりまずい気がして落ち着かないんですよ」 「考えすぎだろ、それに昔の仲間に同じ名前の奴がいたから親近感あるんだ。  俺は気にせず名前で呼ぶからな!むt」 「頼むから、やめてくれぇぇ!!」 藤堂メグリ&ゴツモン&ホエーモン 「待てよメグリ、一人で先行くな、危ないだろ」 「だから何度も言ってるだろ私は大丈夫だ。付いてこなくていいし、子ども扱いするな」 「わかった、だがここ一帯は危険だ。責めてこのエリアを出るまでの同行は許可してほしい、頼むよ」 「はぁ……好きにしろ。但し、今度子ども扱いしたら容赦なく置いて行く」 「少しいいか、メグリは大人を自称していたのだから、子ども扱いはよくないと思うのだが……」 「甘いなチッチモン。あの年頃の子どもは背伸びしたがるもんさ。  うちの弟達だってああいう時期があったんだ、温かく見守ってやろうぜ」 「理解した、あれが思春期というものか。勉強になった」 「睦月とか言ったかあいつ、最近の子どもはどういう教育を受けているんだ!」 「ですがアネゴ、あいつら何だかんだ腕は立ちますし、利用する価値はありますぜ!」 「……(やっぱりランドセルは外した方がいいですよメグリ様……)」 鉄塚クロウ&ルドモン 「ヨッシャああああああ!!!!!俺達の勝ちだぁああああ!!!!!」 「お疲れ様ですクロウさん、ルドモン。しかし、デジソウル越しとはいえマジで殴るんですね。痛くないんすか?」 「そりゃ少しは痛むが全然問題ないぜ!なんせ俺は鉄の漢だからな!!」 「成程、クロウはIRONなMAN……ア〇〇ンマン、というわけだな」 「急に何言いだすんだチッチモン、すいませんこいつ悪気があって言ったんじゃ━━」 「ア〇〇ンマン……悪くねぇ響きだ、気に入った!ルドモンもそう思うよな?」 「オレもいいと思うぜ!ア〇〇ンマン、シンプルながら馴染み深い命名だ。やるなチッチモン!」 「参考になれて光栄だ」 (まさかクロウさんア〇〇ンマンを知らない!?でも結構喜んでるみたいだし水を差すのもなぁ……) 「今日から俺は鉄の漢改め、ア〇〇ンマンだあああああああああああ!!!!!!!!」 後日ア〇〇ンマンの存在を知ったクロウは鉄の漢に戻し、睦月はチッチモンを連れ謝罪した。