以下軽いシナリオみたいなの

　なぜこうなったかといえば、ここに住むデジモンがそう言った趣味をお持ちだからに他ならない、女装男子メイド奉仕とはなかなかの趣味である。
「お客さま、タコスを盛ってきたぞ！」
「掃除の邪魔だ、そこで寝るな」
「はぁいお客様ー？お触りはサービスに含まれてないですからねー♡」
「ふふっ…今のアタイはメイドのネズミ……かいがいしく働くの……」
　浩一郎とチューモンはノリにノリ、バレットも最初は嫌がっていたがもはややっているうちに羞恥を忘れることにしていたよだった。

　そこに来客が来るベルが鳴る、レストランに常連遺骸が来るのは稀だ、それは人とデジモンだった。
「げ……」
　その姿を見ていかにも嫌な声を出したのはバレットだ、見知った顔がいる、陽太ドルモン、シンシアルナモン、すみれムーチョモン達、一気に騒がしさが増す。
「誰だ、あれ」
「ニンゲン？」
「パートナー連れだ」

　すかさず浩一郎が動いた、
「はぁい、お客様今すぐお席に案内しますね？」
　男だというのにどこか女にも思える様な声色で接客する様はなかなかに様になっている、良くもここまでできるなとバレットは感心している中で現在何の因果か共に旅をする仲間がレストランに入ってくる、シンシアがいたずらっぽい目をした、
「ん〜〜？そちらのメイドさんは愛想が悪いデスね？」
　いかにもクレーマーのような口調でシンシアがバレットに声をかける、ヤカラの演義なのだろう、
「は、ハーイ、オキャクサマ、いま、あんないしますね」
　後で見ていろよ、と思いつつ案内に移る。

「へぇ、ねーちゃんなかなか可愛いじゃん」
　それを見ていたすみれがシンシアのいたずらに乗っかるように声をかける、こちらは不良のような話し方だ、割って入ったのは浩一郎だ。
「申し訳ございませんお客様♡ば……ブリジットは最近は言ったばかりでして♡」
　最近は言ったのはお前も一緒だろう、と言う言葉をバレットは飲み込む、今は青筋だけで抑えておこう。その合間にも浩一郎はそつなく動き続けた、だがそれが面白いのかシンシアとすみれがさらに悪乗りをかける。

「おうおうニーチャン、新人だからってそれが許されるってわけじゃないんですヨ」
「そうだそうだ！」
　馬鹿、やめろ馬鹿、恥ずかしいだろ馬鹿、と、横で見てるだけでも顔を真っ赤にしそうなのにその対応にも慣れているかのように浩一郎はしなりを作って指先でスカートをつまみ、
「こう言うサービスをお求めですか♡」
　羞恥心というものをどこかに無くしてしまっているのかと頭を抱える。
「あ……せ、センパイ……ダイタンデス」
「こ、浩一郎君……さ、流石にそれは」
　顔を真っ赤にしながらシンシアとすみれが口元を抑える。

　それを見てイタズラの返しを成功したように浩一郎が笑った。
「俺の方が……一本上手だったね」
　ふふん、と鼻を鳴らした。
「次にするなら最後までやりきりたまえよお2人さん」
「そうだぞ、イタズラはやり切るからいいんだ、中度半端は格好悪いぞ！」
　ニっと浩一郎とチューモンが笑う。
「先輩……凄いと思わない？」
　陽太がバレットに声をかけた。
「見習いたくはないけどナ」
「あ、それは同感」
　陽太とバレットの2人が何か凄いものを見るような眼で浩一郎とチューモンを見る、勿論尊敬ではない。
「なー、ドルモン腹減ったぞ」
「ちょっとは我慢しなさい」
　ドルモンとルナモンはそんなこと知ったことではないとばかりの対応だ。

「バレット」
　パートナーのリボルモンがバレットに声をかける。
「ン？」
「オレたちもガンバルゾ？」
「これは頑張っていいことなのカ？」
　バレットは首をひねった。

大体こんな想定です、お願いしました。

はっちゃけてる世界線で俺は嬉しいよ…

>はっちゃけてる世界線で俺は嬉しいよ…
イモゲンチャーじゃないとこうならないからね、本来だと陽太シンシア星一のサポートに回ってはっちゃけてられないし、格好いいお兄さんムーブで手いっぱいだから

くそっ…どう考えても悪いオッサンになる二人よりすみれさんがやるべきなのに…

>くそっ…どう考えても悪いオッサンになる二人よりすみれさんがやるべきなのに…
まだ男になり切れない少年に女装をさせるロマンは確かにあるって荒巻部長は言ってた気がする

くそっ…少年にすぐメイド服着せやがって…

酷い事になってるけど楽しそうだからいいかあ！

>くそっ…少年にすぐメイド服着せやがって…
次は勇太と健三にアラビアンな踊り子ドレスを着せる予定だ、メイド以外にも……ある！

でも不良風にキメたすみれさん（幼）はいいぞ！

バンカラ風のすみれ（幼）か