わかった！可能な限り見守りするぞさやか
>アイツがどういう絵の描き方するのかはわかんないけども
部屋にもうブルーシートが敷かれている…絵の具まみれにされちゃ敵わんからそこは助かるが！

ううー…見守るだけー…？（じとー…っ）
ブルーガール！やっぱり脱いでほしいワケ…とか言われたらどうしよう？！

>ブルーガール！やっぱり脱いでほしいワケ…とか言われたらどうしよう？！
それは！
それで！

でも約束は守らないとだから…！あたしは逃げない！

な〜にが、それはそれで…よ「」っしー！？
おお゛ーっ！？（ｽﾞｱｯ！！）

＜ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ♪…ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ！
＜待たせたワケ！ミスターハゲ！ブルーガール！！

＜ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
＜ハゲ！来たんですケド！

>な〜にが、それはそれで…よ「」っしー！？
>おお゛ーっ！？（ｽﾞｱｯ！！）
アイエッ違うんださやかこれは…
>＜待たせたワケ！ミスターハゲ！ブルーガール！！
ほら！来たぞ！画家先生のエントリーだぞさやか！なっ！

ｳﾜｰｯ!いきなり来た！
ちょっと待ちなさいよ！うるさいわね聞こえてるから！

>＜ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
いかん、待たせてるな…はいはーい！
>＜ハゲ！来たんですケド！
（ｶﾞﾗｯ）ｱｯｺﾗｰｯ！せめて頭にミスターを付けてくれないか！？

ドアを開けるのが遅いワケ！
（指を咥えるいつものモーションで見上げてくる絵の具まみれ着崩しツナギ姿のアリナ）

ミスターを付けろ？変わった注文だヨネ（ズカズカと勝手知ったるエントリーだ！）
…ブルーガールもちゃんと居るヨネ？アナタを描きに来たんだからそもそもいないと始まらないカラ！

あたしなら逃げも隠れもしないわよ！（ふんっ！と胸を張る！）
それで、あたしはどうすれば良いわけよ？…やっぱりポーズを取ったりするの？

ちょっとしたノーティスがあるですケド
アリナの描くアートは本人のみに見せるアートなワケ

ポーズ？アナタが取りたければそれでもオーケー
（ｶﾞﾀﾝｯとえんがわにキャンバスを組み立てるアリナだ）
アリナはあなたの内面を描きに来たカラ、外面を取り繕ってもそれはあまりリフレクションしないかも

内面ねぇ？…あたしの内面か……
確か、アンタはドッペルとか魔女を通じてそれを見て、アートにするとか言ってたわよね

そ、だから理解できるのは描かれるモデルだけってコト
アンダスタン？

>アリナの描くアートは本人のみに見せるアートなワケ
なんだかよくわからないけどアンタこれを売るとかそういうんじゃないんだね？

うーーむ…つまり俺は見れないと…？
俺向けの絵では無いから見たとしても理解はできない、と言われてしまえばそれまでなのだが

>なんだかよくわからないけどアンタこれを売るとかそういうんじゃないんだね？
アナタ、アリナがそこまでマネーに困って見えるワケ？

っ……な、なんかお金持ちマウント食らったような気もするけども！
わかったわよ、じゃあいっちょお願いしちゃますか…！（居住まいを正すさやか！）

オッケー、ベリーグッド（にっ…💚）
それじゃさっそく…

（どっかりとえんがわに腰掛けて立てた絵筆越しにさやかを見つめてくるアリナ）
（しばし後に目を閉じ、インスピレーションに身を委ねる…筆を持った右手がゆらりと持ち上がり…）

アリナはアートする事が目的だカラ
さ、自分の好きなポーズでも取れば？
いつものおかしな椅子に座りたければ座ればいいカラ

（ブルーガール…コイツのドッペルなら、前にアリナもバトルしたことがあったヨネ）
（鎧をイクイップしててヘッドの無いマーメイドみたいなやつだったワケ）
（そして…魔女になり果てた後のフォームは…）

おかしな椅子…（ﾌﾞﾌｰｯ!）

>アリナはアートする事が目的だカラ
>さ、自分の好きなポーズでも取れば？
おっ！そう？…それじゃやっぱりー…（イワシ復活ポーズ）
>いつものおかしな椅子に座りたければ座ればいいカラ
ちょっ…あたしの可愛い椅子ちゃんたちをディスるのやめてくれます！？

>おかしな椅子…（ﾌﾞﾌｰｯ!）
個性的なだけなのだ！

>ちょっ…あたしの可愛い椅子ちゃんたちをディスるのやめてくれます！？
それ！（ﾋﾞｼｯ！と筆でさやかを指すアリナ）
その調子なワケ、アナタの感情をもっと露わにして欲しいんですケド！

ハゲ
モデルのマインドを引っ掻き回すつもりならゲラウトしてもらうカラ
オーケー？

か、感情ったってー…あ、あたしはこれでもマギア連合の中でもねぇ
とても優しくて海のように心が広くてー…

>ハゲ
>モデルのマインドを引っ掻き回すつもりならゲラウトしてもらうカラ
>オーケー？
お、OK…
まじめにやるって事なんだな？ならおとなしくしている！

アッハイ……うう、感情を露わにしろとか感情を引っかき回すなとか…！
まぁ、今はいいさ！俺のおかしな横やりのせいで作品が台無しにでもなったら後が怖いからな…！

>か、感情ったってー…あ、あたしはこれでもマギア連合の中でもねぇ
>とても優しくて海のように心が広くてー…
(これにはアリナも「」も大爆笑！インガオホー！)

>か、感情ったってー…あ、あたしはこれでもマギア連合の中でもねぇ
>とても優しくて海のように心が広くてー…
……HA（ﾌﾞﾌｰ♪）
普段のアナタは確かにそういう面を周りには見せてるかもしれないケド
…ただ、そんなつまらない在り方だけがアナタの全てじゃないヨネ？

う…っ（たじっ…）まぁ、そりゃ…今のあたしは確かにさ
魔法少女活動が軌道に乗った感じがして、恵まれてるなとは思うわよ
だから、いつ死ぬかもしれない戦いが側にあるって状況が日常だってのに、平気な顔でいられてる
でも…昔のあたしは…「」っしーと出会う前のあたしは

そう…ハゲはおとなしくしていればいいってコト
ここからはアリナとモデルとのアートの世界だカラ

ミスターハゲと関係を持つ前のブルーガール…（ﾋﾟｸｯとアリナの眉が上がる）

…トークはここまで
椅子に座ってフィッシュガール

わ・・・わかったわよ・・・！あんたの好きに描きなさい！

（部屋の真ん中に置かれた椅子に座るさやかである）
（これでも一応、この日のために一番お気に入りの椅子を持ってきているのである）

…フーン……？
（椅子の上のさやかをしばし…じーーーーーーーーーーーーーー…と見つめるアリナ）

っ…！（あ、アリナにめっちゃ見られてる…！）
（こいつ、芸術をやる時ってこんな目するんだ…）

ハゲ
８番と１２番の絵具（ｸｲｸｲ）

……見えたワケ！（ｶｯ！！）
ﾄﾞﾎﾞﾝ！（缶の絵の具に絵筆をブチ込み…そして！）

>ハゲ
>８番と１２番の絵具（ｸｲｸｲ）
あ！こら頭にミスターをつけ…（ｷﾞﾇﾛと睨まれる！コワイ！）
…アッハイ！アッハイ…！

なんて奴だ俺をアシスタントにした？！

ﾋﾞｼｬｯ！！ﾋﾞｼｬｯ！
ﾋﾞｼｬｰｯ！（キャンバスになんかの儀式めいて激しく叩きつけられる絵の具！）

うわっ！？ちょっ…絵の具が飛びちってる！

ｱｯﾊ!
アッハハア！！！（ﾊﾞｯﾊﾞｯ）

ブルーガールゥ……今のアリナには見えるワケ！
アナタ自身の最果てのフォームが！（取り憑かれたように絵筆を振るうアリナ）

ぐっ・・・なんかおっかないけどあたしも逃げるわけにはいかない！！

３番！それカラ６番と５番を50：50で！！！
ハリアップ！！！

アナタのソウルから、そんな姿の魔女が産まれるなんて…アッハハハ💚
ビューティフルなんですケド！！！（ﾍﾞﾁｬｯ！ﾍﾞﾁｬｯ…ﾍﾞﾁｬｰｯ！）
ネームはフォームを顕わすとかよく言うケド…マーメイドの姿である理由がそこにはあるはずだヨネ！
アナタのハートの中に…！！

>３番！それカラ６番と５番を50：50で！！！
>ハリアップ！！！
待って！色混ぜんのも俺やんの！？(まぜまぜまぜ

ｽﾛｰﾘｰ!フールガールはもっとﾌｧｽﾄ!!

もはや両手の指の間に絵筆を複数本Eし、狂的な笑みを浮かべながら一心不乱にキャンバスを染めていくアリナ！
飛び散った返り血ならぬ帰り絵の具が彼女のツナギとシャツとそして頬を派手に汚す！
だがアリナはその頬に飛んだ青い絵の具を紅い舌で舐めとり、青く染まった歯もそのままに
モデルであるさやかの中に潜むモンスターの姿をインスピレーションの上に写し取り描き出していく…！

ムム…かりんちゃんも手伝っていたのか？
こういう事を

（キャンバスの上にしめやかに描かれていくのは上半身に鎧を纏ったアーマード人魚の姿）
（その鋼鉄の手に握られるのはさやかの物にも似た巨大な剣）
（そして頭に描かれるのは三ツ目の兜、そしてこれまたデカいハート型のエリマキ！）

ま…混ぜたぞ！これでいかがか！？（混ぜた絵の具を差し出す「」）

>ま…混ぜたぞ！これでいかがか！？（混ぜた絵の具を差し出す「」）
サンキュー（ﾍﾞﾁｬｯ！と絵筆をくぐらせるアリナ…しかしキャンバスにぶち込む寸前に手が止まる）

……ｳﾞｧｱｱｱ！！このカラーじゃないワケ！！５番のブレンド率が気持ち足りないんですケド！！！（ﾌﾞﾝｯ!！！）

・・・（あたしは知っている・・・この姿を・・・一度別の世界のあたしを見た事があるから）

>……ｳﾞｧｱｱｱ！！このカラーじゃないワケ！！５番のブレンド率が気持ち足りないんですケド！！！（ﾌﾞﾝｯ!！！）
グワーッ？！（ﾍﾞﾁｬ-ｯ！ALAS!顔にHIT!）
ぐえー…アッハイ！アッハイ！！！

うわあああめんどくさい注文！！
これでどうだーーー！

ちくしょう！（ﾄﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞまぜまぜまぜ）
まぁ確かにプラモの塗料混ぜるのとかでも一発じゃうまく行かなかったりするからな…！

>うわあああめんどくさい注文！！
>これでどうだーーー！
今度は６番が濃すぎるんですケド！！！ｳﾞｧｱｱｱｱｱ！？
（サイドテールにした頭をﾊﾞﾘﾊﾞﾘとかきむしるアリナ！イカレアーティストなのだ！）

>グワーッ？！（ﾍﾞﾁｬ-ｯ！ALAS!顔にHIT!）
>ぐえー…アッハイ！アッハイ！！！
ﾌﾞﾌｯ…！（青くなった成人男性フェイスを見て吹き出すさやか）

>ﾌﾞﾌｯ…！（青くなった成人男性フェイスを見て吹き出すさやか）
…ッ！
ｸﾞﾙﾘ…！（シャフ度でさやかを見つめるアリナ）

だ、大丈夫よあたしは…！！！集中集中！！！

あっ！ご、ゴメン…！（椅子の上で姿勢を正すさやかである）
……へ、平常心…平常心…！

（そしてアリナは行きつくこともせずぶっ続け手描き続け…描き出されるある存在！）

今のミスターハゲの真っ青フェイスを見て、ブルーガールはラフしたヨネ？（ぬりぬり…塗り…）
バット、フール扱いの笑い方とはあきらかに違ってた…
…ラブとでも言うワケ？そういうわかりやすい感情をフィーリングしたんですケド

>…ラブとでも言うワケ？そういうわかりやすい感情をフィーリングしたんですケド
そりゃ……そうよ
ラブしてますからね！

ﾍﾞﾁｬｯ！ﾍﾞﾁｬｯ！ﾍﾞﾁｬｯ！
…ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾝ…！（キャンバスに浮かび上がるアーマード人魚）

ムフー……できた💚（ﾆｨｨｨｨ…！！！）
これがアナタの魔女なワケ…

これでフィニッシュ…
これがオマエ
ブルーフィッシュそのもの

…あたし、いつか…もちろん今じゃ無いけどさ
こんなやつになっちゃうかもしれないんだね
でも、この魔女……あらためて見ると…（目を閉じる…）

……プリーズ
なんでも良いからコメントして、ブルーガール

…わかってたよ、こういう答えが出てくるのも
これがあたしの願った結果で出発点だから

しっかし……よりにもよって人魚かぁ〜…（頭をかくさやか）
あたしやっぱりどっかで重ねちゃってたのかなぁ？有名な童話のやつと…

あたしは…まぁ、言っちゃえばかっこいい王子様に恋をしてたわけ
そいつはヴァイオリンが天才みたいに上手くてさ…ううん、実際アイツは天才なんだって思ってる…

誰かに好かれたいとまで欲張れなくてさ
どっかの人魚の童話っていうほど綺麗じゃないような動機だよ…

……（アリナは絵の具まみれの己の指を咥えながらさやかを見つめている）

ただ…そいつのやってる事をあきらめて欲しくないってだけなんだよ
もちろん心のどっかには褒めてもらいたかったのあるだろうけどね、そいつに

それは確かにあたしの初恋で…でも幼なじみ同士だったし
関係が壊れるかも、とか…断られるかも、とかうだうだしちゃって
一歩を踏み出す勇気はついに出なくてさ

そうやってうだうだしてる間に…もうひとりの幼なじみが手を挙げたわけ
私も彼のことお慕いしております、ってさ？
はは…その子はあたしよりずっと女の子らしくて…フェアじゃ無いって一晩だけチャンスをくれたけど
あたしは……結局

涙をが流しながら剣で誓いを立てるかのようなかしづく人魚の姿…

……それで？だからアナタの魔女はマーメイドの姿なワケ？
キュゥべえの魔法に縋って、ラストはバブルになってロストしてエンド
…ってコト？

……でも、そうじゃないって教えてくれたのがそこにいる人なのよ
恋は確かに失うと大ショックよ、仁美のこと助けなければ…とか考えちゃうくらいにはさ？
そう…恋ってさ、最初のひとつめでおしまいじゃないんだってことを

あたしのやりたい事はなんだったのかなって
結局単純なんだよ、好きな人を支えたかったの
だから今もそうしてる

最後は泡になれるなら幸せな方だね？
でもまだ一仕事あるからさ、恭介にしてやったことと同じことをまだ「」っしーにできてないからね

ラブをロストした時の感情……フーン、マギウスの羽根もそんなこと話してたんですケド？
ワールドが今すぐ終わってもリグレットしないほどのベリーショックだって

オーライ
ミスターハゲにナイトみたいについてく理由が分かったカラ
それがオマエをバーンナップするリーズンってワケ

そのすごいベリーショックも…今じゃあたしの中で整理が付いてるわよ！
…なんて言ってもさ、きっとあたしはこれからもつい、思いだして
落ち込んだり自分が情けなくなるときもあると思う