「アイツの様子がおかしい」

ダイワスカーレットのトレーナーは自分の担当から相談を受けていました。何やら同室のウオッカが自室に戻る度に毎晩何かに怯えて騒ぎだすらしいのです。

アイツなんか最近様子がおかしいのよ！！と頭を抱えるダスカにトレーナーはウオッカのトレーナーに相談してみるよ、と相談を引き受けました。

同僚であるウオッカトレに事情を聞いてみると確かに最近様子がおかしくまるで何かに怯えているとか。どうやらあの部屋には恐ろしい何かあるらしいそうです。まずはちゃんと調べみよう、とダスカトレはダスカにスマホで許可を取り2人の部屋を調べる事にしました。

ダスカトレが出ていくと奥に隠れていたウオッカが震えながら出てきました。ウオッカトレは背中をさすりながら
「大丈夫だウオッカ。ダスカトレが調べてくれるそうだ」と元気付けますがウオッカはますます体を震わせます。
ウオッカ「そうじゃない、そうじゃないんだ！違うんだよ相棒！」

─ダスカトレは部屋に入ると目を見開きました。部屋一面に自分の写真が貼られておりデスク上にあるダスカのノートにはびっしり自分の名前が。あまりの光景に後退りした瞬間、後ろでドアの鍵が閉まる音がしました。

ウオッカ「アイツの様子がおかしいんだよ！」

本当に怖い話やめろ！

「死神」

ケイエスミラクルは病に倒れ持ってあと数日の余命を宣告されました。その日の夜、ケイエスミラクルのベッドの横に死神と名乗る男が現れます。

慌ててそばにいたトレーナーに話しましたが、トレーナーには見えないようで信じてもらえず憐れむような顔で抱きしめられ泣かれてしまいました。自分以外の誰にも見えないようで困り果てたケイエスミラクルはトレーナーが帰った後、死神から詳しい話を聞きます。

ケイエスミラクルは今日きっかり0時に死ぬ事が定められており、0時と同時に魂を狩るのが死神の役目だとか。
ケイエスミラクルは観念して死神に色々な話をします。夢だった理学療法士の話、レースの思い出、友人との楽しい思い出─死神もちょっと暇だったのかケイエスミラクルの話に思わず聞き入ってしまいます。ふと部屋に一つしかないベッドサイドの時計を見ると23時55分になっていました。死神は名残惜しそうに別れを告げると0時になった瞬間死の鎌を振います。

しかしケイエスミラクルは死にません。
ケイエスミラクルは隙を見て時計を1時間遅らせていました。

「おれこう見えても我儘なんです」

死神は「0時に鎌を振れなかったから今回の死は無効だ…しくじった。出直そう」と呟きました。

次はいつ来るの？と聞いたケイエスミラクルに死神は「90年後。2人同時だ」と言い残し笑いながら消えました。

廊下から聞こえてくるトレーナーの走る音を聞きながらケイエスミラクルは
「そんなルール最初に説明してなかったくせに」
と笑っていました。

はい今晩のメジロゾーンはここまで
これを見ているトレーナーも気をつけてください
メジロゾーンはいつだって光と影、科学と迷信の狭間とトレセンのいたる所、そしてラモーヌの胸の谷間の間にあるのですから

たまに挟まるこういう話好き

メジロゾーン助かる

粋な死神だな…

奇跡のとんち勝負に勝ったか…

☠️ほなさいなら〜

>奇跡のとんち勝負に勝ったか…
死神が解ってて気を利かせたんだろう

気ぶり死神…

一つ目が怖すぎたからラモーヌの胸の谷間の間を見て寝る

この手のジャンルによくある死神物

なんか回を追うごとに話が上手くなってて普通に怖い

メジロゾーンに影響を受けた特撮番組シンボリQとか始まりそうだ

ちゃんとタイトルがダブルミーニングになってるの好き

粋な死神のおかげで特に心配されないダスカトレ…

こうしてデキたのがレーヌってワケ！

>こうしてデキたのがレーヌってワケ！
ｳﾜｰｯ!

ちゃんと怖い

死神のおかげでよく眠れる

ミッゲムもホラーやってるしどうなってるんだ

死神はお見通しだったんだな…

たまにこういう優しい話あるよねトワイライトゾーンも世にもとかも

ようやく寝れる

>ちゃんとタイトルがダブルミーニングになってるの好き
どういう事？

ダイワスカーレットとケイエスミラクルはトレーナーと幸せに生きて死んだ
それでいいじゃないか

>>ちゃんとタイトルがダブルミーニングになってるの好き
>どういう事？
ダスカ「アイツの様子がおかしい」
ウオッカ「アイツの様子がおかしい」

死神･･･思い出すのはついてないエースパイロットを狙った死神の話な自分