その上でその一言が聞きたくて話を振ったにも関わらず
時間差でそれに
罪悪感が湧いてきたのである
「ごめん、は無しだぞ」
逃げウマが先手を塞がれれば後は沈み込むだけだ
そこにバ群は無かったが代わりにトレーナーの胸板があった
ぼす、と飛び込んで来たパーマーの頭を
何も言わずにポンポンとトレーナーが労わるように撫でる

「あれ？でも昨日はトレーナー狩りが出たって」
「ああ。あれは闇の者じゃないよ」
「そうなの？」
「そう。ただのマフィア」
「ただの？」
「うん。だから遠慮は要らないし同僚や生徒に使えない技が使える」
胸元から顔を上げたパーマーがそのまま硬直し
暫くの間トレーナーのいつもと変わらない表情を見つめ
そうなんだ、と答えて再び顔を埋める

そして彼女は考えるのをやめた。

>「うん。だから遠慮は要らないし同僚や生徒に使えない技が使える」
ﾋｯ…

うん…うん？

なんでマフィアが出るんだよ…

優秀なトレーナーは海外に連れ去られてそちらのウマ娘の育成を強要でもされるのか？

>「うん。だから遠慮は要らないし同僚や生徒に使えない技が使える」
なにそれ知らん…こわ…

「それで…マフィアはどうなったの？」
「ああ。もういなくなったから大丈夫だよ」

>「それで…マフィアはどうなったの？」
>「ああ。もういなくなったから大丈夫だよ」
ここら辺から？それともこの世から…？

このトレーナーは南坂の同僚かな…

マフィアを発見すると闇の者はトレーナーに通達するんだよね

トレーナー狩りってようは地方のトレーナーは無能しかいないってこと？

トレーナー狩りシリーズ好き

学園もトレーナーもウマ娘も暴力団と一切関わりはないんだ
そんな奴はいなかったんだ

マフィアは何しに来たんだ？

「理事長。まだ数人息がありますが」
「処理」

そりゃ戦力増強よ

描写されてないだけで反社のウマ娘もいるだろうし暗黒武術会みたいな闇レースもあるんだろうな

因縁着けてデビュー前ウマ娘を確保して活躍すれば金の卵を産む鶏になるって寸法よ

じゃあそのいつもは使えない技を使われない闇の者って…という話にならない？

>じゃあそのいつもは使えない技を使われない闇の者って…という話にならない？
闇のウマ娘が困るだろうが！！！１！

闇の者は突き詰めれば同業だからな…
一方マフィアは兵隊や臓器としてしかトレーナーを見ない
だからマフィアに対して容赦は要らない

>>じゃあそのいつもは使えない技を使われない闇の者って…という話にならない？
>闇のウマ娘が困るだろうが！！！１！
トレーナーの鑑すぎる…

闇の者たちも鬼や悪魔じゃないからちゃんと狩る前にリサーチするからな
大体リサーチ不足で大変なことになるんだが

良く情報屋から学園内部への侵入ルートを得たマフィアの通信記録が見つかるが
大半は待ち伏せを受けて全滅しており
多数の言語で「この嘘付きが！」
「………ああ。」
という情報屋との会話で締め括られている

なんならマフィアも大多数が闇の者に狩られた後だったりしない？

…なんでトレーナーがマフィアに狙われるの？

>…なんでトレーナーがマフィアに狙われるの？
裏で賭けレースしてるのでは？

ルール無用のマフィアの分際で一方的に敗北とか恥ずかしくないのか

>>…なんでトレーナーがマフィアに狙われるの？
>裏で賭けレースしてるのでは？
マフィアはカサマツのトレーナー狩りだった…?