二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1713271260193.jpg-(1502114 B)
1502114 B24/04/16(火)21:41:00No.1179074720そうだねx2 22:42頃消えます
(微熱の姉さん…)
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/04/16(火)21:43:01No.1179075777+
🔷いけないわシュヴァル…
224/04/16(火)21:43:22No.1179075970+
(どんどん体温が上がっていく姉さん…!)
324/04/16(火)21:43:34No.1179076074+
👀
424/04/16(火)21:43:57No.1179076235+
姉妹恋愛するんか!?
524/04/16(火)21:44:48No.1179076638+
しません…
姉さんからも言ってやってよ…
624/04/16(火)21:46:34No.1179077479そうだねx2
🔷シュヴァルは恋愛から一足飛びに身体の関係を求めてる…!?
724/04/16(火)21:50:02No.1179079227+
👀姉妹同士愛し合ってるんですね
824/04/16(火)21:50:43No.1179079524そうだねx2
僕は真剣に姉さんの心配をしているのに…
924/04/16(火)21:54:32No.1179081368そうだねx1
微熱空間するんか!?
1024/04/16(火)21:54:49No.1179081510+
マンティ・コアが赤熱しつつある
1124/04/16(火)22:01:34No.1179084891+
>微熱空間するんか!?
するわ
1224/04/16(火)22:03:26No.1179085794+
姉さんやっぱりかなり熱があるよ…今日はもう休んで…
1324/04/16(火)22:05:00No.1179086620+
うほっ
1424/04/16(火)22:06:06No.1179087164+
微熱どころか灼熱の時間になるんちゃうかこれ…
1524/04/16(火)22:08:11No.1179088150+
👀素敵だね!!!!!!
1624/04/16(火)22:10:52No.1179089562+
おまんこがポカポカしてきた
1724/04/16(火)22:11:40No.1179089953そうだねx8
「熱はない?」
不意に伸びた指先が、額を掠める。慌てて後ろに下がったけれど、身体はふらつく。愛する妹の怪訝な瞳が真っ直ぐ射抜く。
「姉さん、なんで避けたの?」
「だって……」
びっくりしたとか、恥ずかしかったとか、そんな言い訳が浮かんではシャボンのように消える。熱の日の思考というのは漂い浮かび、まとまったかと思えば泡沫となり消える。
「もう…」
空を泳いだ指先は輪郭を確かめるようにゆっくりと髪を撫でた。五本の優しい体温計は肌には届かない。そして、逃げることも許さなかった。優しさを受け止めるということは、いつだって勇気がいる。そんな話を思い出す。
「……ほら、やっぱり熱があるよ。今日は無理しないで、姉さん」
目を閉じることはできなかった。逃げることも許してはくれていない。両の瞳がとらえたのは真っ直ぐに私を見つめる妹の顔。耳が触れ、肌が触れ、吐息が混ざり合うのも気にせず、シュヴァルはただ私の熱をはかり、きっと的確な診断を下した。
互いの髪がすれ違い、額と額が触れ合った。吐息が混ざり合う合流点に、シュヴァルの声だけが漏れた。
唯一、両の耳だけが必死にシュヴァルから離れた。こんなにも高い熱を逃したくて。
1824/04/16(火)22:12:30No.1179090349+
>No.1179089953
👀
1924/04/16(火)22:13:39No.1179090907+
微熱どころか灼熱よ
2024/04/16(火)22:14:58No.1179091535+
👀じれったいね
👀ちょっとエッティな雰囲気にして来ます
2124/04/16(火)22:17:42No.1179092852そうだねx4
>👀じれったいね
>👀ちょっとエッティな雰囲気にして来ます
👑よしなさいよ…
2224/04/16(火)22:24:47No.1179096360そうだねx4
「姉さん?」
「あっ……違うの、その……」
纏まらない。必死に取り繕う言葉を探したけれど、言葉を探す意味を見失っていた。
「うつるといけないから……」
隠したいことがあったはずだ。姉妹の間でも貫き通したい嘘が。それはなんだったのだろう?
「……うん、ベッドまで運ぶから今日は無理しないで」
軽々と私を抱き抱えたシュヴァルを見れば、どちらが姉かなんてわからないだろう。身長はいつの間にか抜かれていた。私が知られたくなかったのは、弱い私だろうか?いつの間にか守るべき者に守られている私だろうか?
「姉さん、無茶はしないで。……僕もヴィブロスも、ちゃんと見てるんだから」
「ごめんなさい、シュヴァル」
「謝ることじゃないよ、いつもありがとう。姉さん」
違う。それは私の誇りだ。私の後ろをついてきた二人の妹が、今は自分の道を進んでいる。姉としてこんなに嬉しいことがあるだろうか?
では、私は何を隠したかったのだろう。
「ねえ、シュヴァル。……大好きよ」
「……?うん、僕も、ヴィブロスも、姉さんのことが大好きだよ」
それはきっと、心の熱だ。それは額や耳や掌や言葉が触れ合うだけじゃ伝わらない。もどかしくて優しい病気だった。
2324/04/16(火)22:27:20No.1179097616+
🔷体温上がってきたわ
2424/04/16(火)22:28:01No.1179097947+
真剣な顔のシュヴァルちゃんいいですよね
2524/04/16(火)22:32:32No.1179099999+
お経読みたい
2624/04/16(火)22:36:07No.1179101579+
な…なあ…この後本当にするんか…?
姉妹同士やろ…?
2724/04/16(火)22:36:43No.1179101880そうだねx1
「スマホつけたまま寝てる……」
眠る直前まで真剣に画面をいじっていたのだろう、掌の中の長方形は淡い光を放っており、電気を消した部屋の中で灯台のように姉さんの位置を教えてくれた。
「電池切れちゃうよ……」
そっと掌からそれを取り上げ、USBを探す。淡い光では手元を探すのもおぼつかないけれど、姉さんを起こしてしまわないためには仕方のないことだった。
そう、決して画面を見るつもりなんてなかった。ただ、偶然写っていた文字列が僕の名前だったから、否が応でも反応しただけだ。
『だめよシュヴァル、私たちは姉妹なのに……』
『……じゃあ今は、こう呼ぶよ。ヴィルシーナ、僕はあなたが……』
……続きが怖くて読むのをやめた。きっと熱のせいだ、なんて誤魔化そうとも思ったけれど、姉さんの気持ちを踏み躙ってしまうのも怖くて、それからしばらく僕の間食が増えたのはまた別の話だ。

続きはないよ(書くつもりでスレ立てたわけではないので)
2824/04/16(火)22:39:04No.1179102980+
ありがたい…
2924/04/16(火)22:39:09No.1179103018+
間食はするな


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