モドキツカイモン(究極体) ツカイモンちゃんのかわいさを全力で利用したかわいいに特化することで人間の「自分に好意を寄せてくれる小動物を愛でたい」という欲求に対応した小悪魔型究極体デジモン。 小悪魔的な性格と小動物のかわいさ全力でアピールすることで身を守る術に長けており、 「甘えん坊な声とそぶりで誘っておきながらお触りにはイヤイヤして見せることで焦らす作戦」や 「お腹を見せて愛らしく見つめるポーズ」や「自分と相手の鼻頭を優しくツンツンしあう」など他にも数々のKAWAIIポーズを備える。 しかし究極体なりの攻撃能力はしっかり備えており、間違っても見た目に騙された格下が敵う相手ではない。 ツカイモンとは羽のデザインや体毛の黒い部分の範囲などが若干違うほか、まつ毛が少しだけ長く艶っぽさも兼ね備える。 パタモンやツカイモンとほぼ同様の姿であり小さなぷにぷにの口でご飯をついばむ姿はとてもかわいいのだが、本当の口は別にある。 黒い背中の毛と白いお腹の毛の境目が大きく裂けワニやサメのように凶悪な口が姿を現すが、パートナーの人間にその真の姿を見せることだけは頑なに避けようとするようだ。 なお小さな口からもちゃんと食事を摂取できる。 バスターダイブとサンダージャスティスが得意技だ。 必殺技は口から超強力な竜巻を吐き出す「トルネードブラスト」! *追記(4/14) 携帯ゲームだったころはピッコロモンだったがアラタが学校に行っている間にこっそり進化し 帰ってきたアラタはせっかく完全体に進化できたのにピッコロモンが死んでしまい、 帰宅した時にはもう既に次の世代に生まれ変わってパタモンになっていたと思い込んでいる。 (お世話しないと卵からかえらない事には思い至らなかった) 翌朝、アラタが餌を与えようとデジモンver.imgに触れたとき、 それは突然光を放ちデジヴァイスへと変貌を遂げた挙句、 その小さな液晶画面からモドキツカイモンが飛び出してきたのだった! 遠山新(トオヤマアラタ)(♂・12) モドキツカイモンのパートナー。 トゲトゲ頭とヘアバンドがトレードマークの元気ボーイ。 現実世界では少年バスケットボールチームのポイントガードを務めており、視野が広く素早い現状把握と判断ができるが、他人に指示を送る事は苦手なようだ。 モドキツカイモンの事をツカイモンだと思っており彼(彼女?)が進化することがないのは自分が至らないためだと内心自分を責めている。 モドキツカイモンとは双方誤解無く本当に仲が良いのだが、どちらも心に秘密を隠しながらそんな自分を責めている状況を打破するきっかけをいかにして掴むのだろうか。 ……つかめるのだろうか? 怪しく光る紫色のデジヴァイスは彼らをどこへ導くのだろう。 疑心暗鬼が二人を裂く前に!助けてだれかすごい人! というところまで考えているのですが 本当はただえっちでかわいいツカイモンちゃんの絵が増えてほしいなって言う本音を隠せないだけです つかいもんちゃんかわいいよね 最初から究極体として始まってるってことは……ね! *追加設定(4/14) アラタは一年前、とある事件に巻き込まれ、時の「選ばれし子供たち」の一人として活躍した『正義の紋章』を持つテイマーだった。 パートナーのパタモンとは確かな信頼と絆が固く結ばれていた。 正義の紋章の示す正義とは自分自身と自分の意思を強く信じる心の具現化した概念だった。 決して折れることのない、自身の判断に確信をもってアラタはチームの子供たちを引っ張っていたが 最後の決戦の中で敵だと信じていた存在にも否定することのできない大儀と正義があり、 世界を憂いて守るために行動していたことを知ると今まで妄信していた自身の正義が瓦解してしまった。 その時パタモンはスレイプモンとしてチームの最高戦力の一つとして戦っていたが、 アラタの戦意喪失に伴いアラタからの指揮が止まったことで仲間の連携は崩れ、 パタモンは敵の強力な攻撃によってライフどころかデジコアにすら深刻なダメージを負わせてしまった。 『敵』の信じるものを否定できないまま、それでも立ち上がり仲間を守るため アラタはパタモンとの絆だけを頼りに最後の力を振り絞り強敵を撃破することに成功した。 選ばれし子供として使命を果たしたアラタへ現実世界に帰る前に彼を見出した上位存在から願いを一つ叶えると提案を受ける。 最後の戦いで心をすり減らし疲弊したアラタが願ったのは旅の記憶を消してもらうことだった 現実世界に戻ると丸1日しか時間が経っていなかったが一日分の記憶がない事に不安を覚え精神病院へ通院することになった。 デジヴァイスは普遍的な携帯ゲーム『デジモンver.img』と化し、トコモンを起点とする進化ツリーのみが登録されていた。 それから1年、以前は我の強かったアラタは自分の意見を貫くことをしなくなったばかりか、 人の顔をうかがっては他人の意見に対して受け身になることが増え、 完全に間違っている意見に対しても強く否定することができなくなっていた。 現実世界の時間で一年間、パタモンは何世代も転生しながらデジヴァイス越しにアラタを見守り続け心配を募らせ続けていた…。 ピッコロモンに進化して数日たったある日、その特殊進化条件は突然満たされた。 記憶を失いながらも人型の傲慢なデジモンに深層的な畏怖を覚えていたアラタにふさわしい姿を、ついに手に入れたのだ。 モドキツカイモンはアラタとの絆と彼の心を癒すため、封印されたデジヴァイスを解凍し荒療治ともいえるチャレンジに乗り出すのだった。