（1/7）
ここはデジタル庁デジモン対応特務室…
人間とデジモンの共存共栄を目指して邁進する、
かつては子供だった大人たちの戦場の一つである。

私はドウモン。
いずれ芦原倫太郎のお嫁さんデジモンとして
ハッピーウェディングを迎える正統デジタルモンスターである。
他のデジモンは私みたいなデジモンをヒトナーと揶揄する。
デジモンが人間を好きで何が悪いのか。
いや悪いはずがない。むしろ誇れ。

（2/7）
デジタルワールドは私にとって、ともかく刺激がたりなかった。
様々なデジモンが跋扈し生存競争だの秩序など混沌などと実に下らない。
そんなものより、リアルワールドから零れ落ちる情報の方が数倍興味深い。
リアルワールドには人間種と異なる種族を愛する趣向がある。
俗称でいればケモナーと呼ばれるそれはそれはもう、大変興味深い物だ。
私は闇に生きるデジモンなので世にいう年齢制限などないのだ。

（3/7）
それはもう実に耽美で、淫靡で、背徳的で、官能的な情報群。
人間の中にそんな素晴らしい、いやらしい思考が伝播している。
私が人間に対して早口になるのは当然ではないだろうか。
あぁ…💕私も倫太郎さんの逞しいアレで何度も何度もジョグレスしてほしい💕💕
衣服の中に指を突っ込まれて、乱暴に揉み解されて快楽データで頭を一杯にしたい💕💕

（4/7）
人とデジモンがパートナーとして邂逅するのは大抵、低年齢…10代に集中している。
今でこそ、様々な年齢層との繋がり（もちろん倫太郎さんとの出逢いも含まれるぞ💕）
が報告されているが、いわゆる”選ばれし子供達”がデジタルモンスターと出会い、
感受性豊かな子供達と成長をするデジモンとのマリアージュによって、
性的な興味・関心へと昇華されてしまうのは、もはや仕方ない事ではないだろうか。
そう…デジモンも同じである…！
デジタルモンスターは人間と出会うために生れてきたのではないだろうか。
つまり…私は💕倫太郎さんと💕出会うために生れてきたんだ💕

（5/7）
リアルワールドは人間たちの世界だ…そして、リアライズの原因は未だ謎のまま。
人間はデジモンと比べてあまりにも儚い。（当然例外は存在する）
異なる世界と異なる世界へと繋がるという事は当然異なるルールとルールのぶつかり合い。
私がリアルワールドの諺で好きなものがある”郷に入っては郷に従え”だ。
リアルワールドでデジモンが起こした不始末はデジモン側からも率先して対処しなければ、
人間たちに顔向けができないと私は考える。
そして私は倫太郎さんと艶めかしい肉と肉のぶつかり合いで絆💕絆ふかめたいっ💕💕
それはもうハードケモ姦作家みたいなかんじ💕荒々しくしっぽをぎゅってされながら💕
くみしかれて💕薄暗い部屋で二人きり💕それこそまさに💕
光を💕はなつ💕カラダが💕トケあう💕MATRIX　EVOLUTION💕💕

（6/7）
「ドウモン」
「どうかしたか芦原」
「報告書は」
「もうまとめてある」
「今書いてるのは？」
「私のあふれ出る気持ちを文にしたためた。読むか？」
「結構だ。鼻息荒くしながら尻尾振って書いてた文章だ…読まずとも察する事はできる」
「さすが倫太郎さん💕以心伝心…ということか💕」
「報告書に淫語を書き記されて困るのはデジ対だからな。
ちゃんと切り分けられるようになったのは成長と言っていい…」
「そ…そんな…急にまくしたてないで倫太郎さん💕」
「ただな…」

（7/7）
つかれているのかソファで仮眠してる宇佐美室長。
そんな宇佐美室長の側で菓子を摘まみながら訝し気に眺めるテリアモン。
満面の笑みで一人と一匹を眺めている詩虎ヨリオくん。
素晴らしいロリ二次叡智画像を求めてPCにかぶりついてるベルゼブモン。

「芦原警部補…ドウモンさん…！」

嬉しそうにサムズアップする詩虎くん。芦原は頭を抱えた。

ここはデジタル庁デジモン対応特務室…
人間とデジモンの共存共栄を目指して邁進する、
かつては子供だった大人たちの戦場の一つである。

爛れた戦場だ…

ここまで

当初はドウモンもそこまで
ヒトナーヒトナーしてなかったんです
妄想が止められなかった…すまない…

>光を💕はなつ💕カラダが💕トケあう💕MATRIX　EVOLUTION💕💕
名曲なんだよな

ここまで書いておいてなんだが
もう少しカッコいい活躍を見せないと
デジ対がアレな性癖の人が集まる場所になってしまう…

くて
れお

少数精鋭なのに1人と2体が異常性愛者なのはもう手遅れなのよ

欲を言うと
デジメンタルで婦警コスドウモンとか
デジメンタルでどんなエロコスになるか
試着しまくるドウモンとか
毛づくろいされて発情しまくるドウモンとか
考えたが
デジ対らしく事件に対処する様もあわせてかかないとな…

デジ庁が最近活発化し始めてきたな