二次元裏@ふたば

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708519 B24/04/13(土)21:10:34No.1177968513そうだねx3 22:17頃消えます
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自キャラの怪文書を書きました
「描き上げてハイになったテンションで進化先ダークネスバグラモンとか描いちゃったけど頭冷えたらバグラモン単体で進化できるのちょっとアレだな」
と思ったので補足です

言及程度ですがこの子をお借りしました
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このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/04/13(土)21:12:15No.1177969340+
『トリーズン・ヴォーテクス!』
『ドレッドファイア!』
夜営の準備をしている最中に突如飛んできた黒い砲撃はダークリザモンの放った火炎弾と相殺して弾け飛んだ。華蓮がその方向に目を向けると、そこには禍々しい鎧を纏ったデジモンが佇んでいた。
「………誰?」
『貴様らがデジモン傭兵のシンラザキ・カレンとダークリザモンだな!我が名はダークナイトモン!やがて栄華を極める運命(さだめ)を持つデジモンである!』
「……デジモン傭兵?私たちそんな風に言われてたんだ」
『まあお前の内心知らなきゃ側から見ればそうなるだろうよ』
よそ様の戦いに首を突っ込むために雇われ戦力として戦場を巡っていた結果、その様な風評が立っていたらしい。
224/04/13(土)21:12:43No.1177969557+
「…それで?その栄華を極める予定のお方が一介の傭兵風情に何のご用ですか?」
『知れた事!敵対者の一切を叩きのめす無双の狂戦士、その首を狩れば我の名声も上がるというものよ!我が栄達の糧となる事を光栄に思いながら死んで行くがいい!!』
自身の言葉に陶酔した様子を見せるダークナイトに対し、勝手な事を言われた側の二人は当然の如くゲンナリした表情を見せる。
『………めんっっっっどくせえ』
「有名税って奴なのかなぁ、コレ」
思わず愚痴を溢す二人を尻目に、自己陶酔に満足したらしいダークナイトモンは改めて槍を構えた。
324/04/13(土)21:13:14No.1177969797+
『では小手調べと行こうか、アンデッドソルジャー!』
叫ぶや否や槍を地面に突き刺すと地面から滲み出る様に無数の影の様な何かが現れ、二人に躙り寄る。
「うわっ何コレばっちい!?」
『こりゃあ悪霊か?また悪趣味な技を使いやがって…』
呑気にすら見える様子で群がる悪霊を払い除ける二人だったが、多勢に無勢、どんどん集られて悪霊の山となり声も聞こえなくなってしまう。その様子を眺めて満足気なダークナイトモンは、その山に近寄ると槍を振り上げた。
「ふふ、噂がデマだったか、それとも私が強すぎたか……まあいい、これでトドメだ!」
ーーー瞬間、一筋の正拳が悪霊の壁を突き破り、そのまま槍を大上段に構えたせいで無防備となったその土手っ腹を撃ち抜く。
424/04/13(土)21:13:54No.1177970128+
『 』
悲鳴を上げる暇も無く吹き飛ばされたダークナイトモンは、そのまま背後10数m先の岩壁に突き刺さった。
『な、何が起こっ………!?わ、私の鎧に、ひ、ヒビがぁ!!?』
「ふふ、なかなか凄いでしょ、このグローブ。いつかの報酬で貰ったんだけど、ナックルガードの部分にクロンデジゾイド合金?が使ってあるんだって」
自身の惨状に慌てふためくダークナイトモンも気にせずに得意気に語る華蓮の右腕には、デジソウルが煌々と輝いていた。
「そんじゃあまあこの頂いたコレで、今度はこっちから行かせてもらうよ」
『いやお前の場合わざわざぶん殴らなくても普通に出来んだろうがよ』
悪霊を焼き尽くして出てきたダークリザモンの無粋なツッコミをスルーしながらもう片手でポケットを弄りデジヴァイスicを取り出すと、それを掲げながら静かに告げた。
「デジソウルチャージ……オーバードライブ」
524/04/13(土)21:14:59No.1177970634+
『ぐあああ!?』
地面に叩きつけられたダークナイトモンは様相は、惨憺たるものであった。槍はへし折られ、右手足は砕け、華蓮が穿った腹のビビは風穴となり、それに合わせて当初の自身も粉々に砕けていた。
そんな彼を見下ろすのは、バグラモン。ダークナイトモンを一方的に叩きのめした、ダークリザモンが究極進化した姿である。
『こ、コレがバグラモン…コレが無双の狂戦士………ぐええ!?』
最早怯えすら見せ出したダークナイトモンを、バグラモンはその巨大な義手で情け容赦なく掴み上げる。
624/04/13(土)21:15:48No.1177970998+
『ま、待ってくれ!?謝る!?謝るからもう勘弁してくれ!?』
「ねえ知ってる?バグラモンには、あるデジモンの力を得てなれるさらなる進化形態があるんだって」
『………へ?』
自身の命乞いを無視して始まった華蓮の語りに、ダークナイトモンはすっとんきょうな声を上げる。それすら気にせず、華蓮は朗々と話し続ける。
「私だってキ※※※ではあるけど外道では無いからさぁ。例えばパートナーの子供がいるとか、コミュニティの守護者とか、どころか敵対者だろうと立派な人だったら、手をかけないで済むなら積極的に命を奪おうとは思わない訳よ」
ここで話を切ると、華蓮は今一度ダークナイトモンを見上げ、朗らかな笑顔を向けた。
「初めて出会ったダークナイトモンが、貴方みたいな身勝手なお馬鹿さんで良かったよ」
724/04/13(土)21:16:29No.1177971281+
『ま、まさか………や、やめろ!?やめてくれええ!!?』
自身の末路を悟り半狂乱となるダークナイトモンをやはり気にせず、今度はバグラモンに笑顔をむけた。
「そんじゃあバグラモン、やっちゃって!」
『へーへー、ほんじゃあいただきまーすっと』


「………で、それが"成った"姿ってわけだ。カッコいいじゃん、ダークネスバグラモン」
嬉しそうに言う華蓮の見上げる先には、さらなる進化を遂げた魔王が佇んでいた。
824/04/13(土)21:17:21No.1177971700+
「それで、その姿まで至った感想を如何程で?」
『……正直なんでこうなったとしか思えん』
「……あのさあ、せっかくなんだから第一声位はちゃんとそれっぽい事言ってよ!あと私に声かけて来たのはそっちじゃん!」
『それはそうなんだがなあ』
狂人と究極の魔王とは思えないような問答が交わされていると、ダークネスバグラモンは光を放ちながらダークリザモンに戻ってしまう。
「あーあ戻っちゃった」
『力がヤバい分疲れるんだよ、勘弁してくれ』
ダークリザモンはそう吐き捨てると、ため息を吐き出しながらその場に座り込んだ。華蓮は流石に無理させたと内心反省しながら、闖入者のせいで中断していた夜営の準備を再開する。
924/04/13(土)21:18:21No.1177972174+
『そもそもよぉ、バグラモンの時点で俺たちに勝てる奴なんてそうそういねえだろうがよ。これ以上力をつけてどうすんだよ』
「えーと…ロイヤルナイツとか七大魔王とかオリンポス十二神とか?」
『……お前本当にちゃんと物の意味知ってから発言してくれよ』
「あとは選ばれし子供ってやつ?みつるちゃん達とかがそうなんだよね?」
『お前さっき自分は※チ※※ではあるけど外道では無いとか言ってなかったか!?』
「流石に今は茶々入れたりはしないよ。でも私は外道ではないけど※※ガ※だからね、全部終わった後なら果たし状位は出してもいいと思わない?」
『………開き直りやがって』
「あそーだ、みつるちゃんといえばさ、さっきの姿見せたらあの子また尊敬してくれるかな?」
『あの子お前ほど重症じゃないから引かれて終わるんじゃねーか?つーか既に最近お前に引き気味だぞあの子』
「え、マジ?」
二人は取り留めない話しを繰り返しながら、何事もなかったかの様に夜を過ごすのであった。
1024/04/13(土)21:20:37No.1177973231そうだねx1
以上です

「」ミ!「」ミ!思うままに書いたらなんか厨ニくさくなっちゃってごめんなさぁい!
1124/04/13(土)21:21:57No.1177973785+
いいのよ!
1224/04/13(土)21:22:28No.1177974016+
>以上です
>
>「」ミ!「」ミ!思うままに書いたらなんか厨ニくさくなっちゃってごめんなさぁい!
いいの!いいのよ「」ルモン!
それにしても自己認識※※※イなのねこの子!
1324/04/13(土)21:26:18No.1177975690+
そのナックルガードを分けてあげたほうがいいフィジカル勢が数名いるな…
1424/04/13(土)21:40:37No.1177981609そうだねx1
みつるちゃんはまだ狂ってないからそりゃ引くよ…
1524/04/13(土)21:44:39No.1177983272+
みつるちゃんとてまだフツーの女の子の側面のが強いはずだから…
1624/04/13(土)21:52:30No.1177986510+
ダークナイトモンがあんまりにも無様になっちゃってるのは反省点かなと
ネネに酷い仕打ちした挙句最期がみっともなさ過ぎたクロウォのヤツはあんま好きじゃないですが、ゴスゲの真っ直ぐでドジっ子なダークナイトモンは可愛くて好きでした

>それにしても自己認識※※※イなのねこの子!
自分が現代日本では許されざる趣向を持った存在だとは一応思ってます
やめられない止まらないけど
1724/04/13(土)21:57:45No.1177988784+
なんてこったい…


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