金原銀太郎 ダジャレ好きな小学三年生。 学校の帰りにデジヴァイスを拾い、気が付いたらデジタルワールドへ迷い込んでしまった。 デジモンに襲われいるとこをデルタモンに助けられ、そのまま彼をパートナーにした。 両親は共働きでいつも寂しい思いをしている。そのため、クラスの人気者になろうとお調子者を演じ、日々ダジャレを考えているが、寒すぎていつも場を凍り付かせるので、『ブリザード銀太郎』と呼ばれている。 出会った頃のデルタモンは全く笑ってくれいないし、戦闘以外ではなにも話てくれないので寂しい思いをしていたが、プラチナデルタモンに進化してからは、よく笑い、くだらない話にも付き合ってくれるので、とても嬉しい。 『三人』の親友を得て、彼の孤独は癒された。 他のデジモンや選ばれし子供たちにもダジャレを披露するが、プラチナデルタモン以外には全く受けない。何故だ……。 プラチナデルタモンの頭をそれぞれミギモン、ヒダリモン、マンナカモンと呼んでいる。 デジヴァイスの色は赤だったが、今は綺麗な銀色に染まっている。 最近やたらとプラチナスカモンを見かけるが、特に気にしていない。 プラチナデルタモン レベル:完全態 タイプ:合成突然変異型 属性 :ウィルス 必殺技:・トリプレックスフォースプラチナ     ・レアメタルファングコンビネーション 元々は、『倒したデジモンのデータ吸収とコピー』という凄まじい能力を持って生まれた突然変異のデルタモン。 この能力と選ばれし子供の力を利用して最強のデジモンとなり、デジタルワールドの支配者として君臨するという恐ろしい野心を持っていたが、スカモンカイザーのスカルグレイモンに敗北。 デジコアに負った傷を癒すために、仕方なくそこらへんで伸びていた、プラチナスカモン三兄弟(戦いの余波でふっとんだスカモンカイザーの部下)を吸収したところ、人格と記憶をプラチナスカモンに汚染され、知能と品性は地の底まで落ちた。 高い知性と野心は消え去り、吸収能力の使い方も忘れ、ガタイも半分以下に縮んでしまったが、代わりに強靭なレアメタルボディを手に入れ、不仲だった三つの頭は互いに協力的になり、小柄になったことでスピードがアップした。 更には、知性が下がり、凶暴性が抑えられ、会話レベルがパートナーと同じかそれ以下になったので、コミュニケーションが活発になり、結ばれた絆はさらなる進化の可能性を広げた。 皮肉なことに、野心が無くなったことで彼は以前より遥かに強力な力を手にしたのだ。 変化した胸の紋章は、Δのマークにもウンチのマークにも見える。 しかし、今の彼らはそれぞれ『食う』(骨:ヒダリモン)『寝る』(メカ:ミギモン)、パートナーと楽しく『遊ぶ』(マンナカモン)事しか考えていない。 普段は大人しくなった彼らだが、戦闘になれば依然と変わらない(他の選ばれし子供達とデジモン達が引くほどの)凶暴性を発揮し敵を殲滅する。 得意技は、レアメタルコーティングされた三つの顎の連携で敵が倒れるまで咬みまくる『レアメタルファングコンビネーション』。 必殺技は、プラチナ(スカモン)粒子を含んだ銀色のエネルギーを三つの口から合わせて発射する『トリプレックスフォースプラチナ』。(当ったデジモンの細胞はプラチナスカモンのデータに侵食され、やがて身も心もプラチナスカモンになってしまう) デルタモンがもしそのまま他のデジモンを吸収し続け順調に成長していれば、いずれデジタルワールド全体を揺るがす災害として君臨していたであろう。 スカモンカイザーは間接的に世界と一人の少年の心を救ったのだ。 ……近い将来、大量発生したプラチナスカモンにより、デジタルワールド中がレアメタルウンチまみれになる事を彼らはまだ知らない。