(いつ何が起きても引き継げる準備は完璧な俺…)

(足利義輝みたいな句で少し心配になる私…)

いつダイイチルビーのトレーナーの座を狙う輩に襲われてもいいようにしたのかトレーナー

（トレーナーを辞める句なのに美文を目指して推敲してたら死ぬ感じの句になったけどまあいいかと済ます俺…）

(ノーリーズンとの密書も見つけた私…)

わかったからその辞世の句を詠めよ

(曲者として床下に忍ぶウチ……)

(戯れにみつけた辞世の句を俳句コンテストに送ってみる私…）

(トレーナーが戦国時代専の歴史マニアであることを初めて知る私…)

（拡大印刷して寮の壁に貼る私…）

(入賞して新聞に掲載される辞世の句…）

(俳句を学んでみようと思う私…）

（返歌を認めてトレーナーに贈る私…）

肝胆を 相照らさじや 水月よ
薔薇漂ひ 紅に燃ゆ
お互いの心のうちを照らすことのできない水面の月には
薔薇(そうび)が漂い真っ赤に燃えるようである
ダイイチルビーのトレーナーがルビーと心を通わせることができなかった無念を歌いながらもその心は彼女(薔薇)で溢れていることを歌った句

(達筆過ぎて読めないので逆噴射の庶民に解読してもらう私…)

（惚気がクドくてげっそりするもん…）