エルヘイム。迷いの森に囲まれ精霊たちが住まうエルフの国──かつては。 「ご報告します!」  エルフの騎士、ララノアの凛とした声が宮廷に響き渡る。王族の護衛まで務める彼女ともなれば、報告先はもちろんエルフの指導者──巫女だ。  しかしララノアの格好は、その声と立場に似つかわしくない常軌を逸したものだった。  素肌にぴっちりと貼りつくような全身タイツ。しかも大事なところはまったく隠せておらず、その豊満な胸と濡れそぼった股間は丸見えとなっている。へそ下辺りにはピンク色に光る淫紋が光り輝いており、首輪には『帝国最下級戦闘員』と記された看板が吊るされていた。 「反乱軍を制圧し洗脳処置を行っております!三日後にはみな『商品』となる見込みです!」  だがララノアはその恰好に一切疑問を持つことはない。それが彼女たち帝国最下級戦闘員の制服だからだ。淫紋により常に発情しておくことで帝国軍人の性処理道具となり、戦場に立てば率先して彼らの盾になるララノアたちにとっての。 「ご苦労様です、ララノア。ご主人様もお喜びですよ」 「ハッ!ありがたき幸せ!」  そしてその報告に応える巫女の玉座もまた、別の人物が座っており、巫女であるエルトリンデはその傍に控えていた。今その玉座に座っている人物は、ただ帝国からこのエルヘイムを攻めろと命じられただけの地方責任者の将軍にすぎない。  ただ彼は、運よくエルフの女王エルトリンデの洗脳に成功──エルフと精霊の力の源である『神樹』を焼き払い、エルフを無力化しエルヘイムを陥落させた。    そして彼は優雅に玉座に座りながら、あとは魔力を失ったエルフを仕留めて洗脳し、戦闘員にするか商品として国外に輸出するかという日々を暮らしていた。 「…はい。ご主人様。ララノア。ご褒美にご主人様があなたを抱きたいそうです。こちらに来なさい」 「えっ♡よっ♡よろしいのですか♡」 「ご主人様の言うことを疑うのですか?」 「い…いえっ♡そんなことはありません♡よろしくお願いいたしますっ♡」  男は気まぐれに女王に命じると、その報告に来たエルフの戦闘員を抱くことにする。ララノアはその刻まれた淫紋の効力と洗脳により、そう命じられただけで潮吹きしながら玉座に近づいていく。 「そ…それではっ失礼して…ほぎょっおおぉぉぉおお~♡」  そして座ったままの男の肉棒を女王エルトリンデが露出させ、自分からソレを常時発情おまんこに挿入したララノアは一瞬にして果てた。股間からぷしゅっと潮が吹き出し、爆乳を揺らすたびに乳首から母乳が噴き出す。 「ごっごめんなさいご主人様ぁっ♡もうイってしまいましたぁっ♡♡♡」  そのあまりの快楽と絶頂感に仰け反りながらびくびくと震えるララノア。それでも絶対に腰振りをやめることはなく、自分からへこへこと腰を動かしながら男のものを堪能していく。 「よいのですよ。ララノアはセックスに弱いクソザコ戦闘員なのですから。ほら、ご主人様も気持ちよくなりたいと仰っています。そのデカパイでもっとご奉仕しなさい」 「はっ♡はひっ♡分かりましたぁっ♡」  エルトリンデに言われるがまま、より深く、そして強く自らの爆乳を押しつけながら腰を振るララノア。その様子に男も気をよくしたのか、玉座に座った姿勢から両腕でララノアの体を抱き締め返す。 「あっこれすごいっ♡ご主人様に抱きしめられてりゅうううううう♡」  男に抱きしめられたことが望外の幸福かのように、それだけでララノアは白目を剥いて絶頂してしまった。そのまま男もまたララノアの膣内に射精し、彼女は背筋をのけぞらせながらそれを受け止める。 「おっ♡おっ♡ほへぇ~♡」  息も絶え絶えになりながらララノアは男からもったいぶって離れると、自分がどれだけザーメンをいただいたか示すようにくぱぁっと身体を見せつける。 「あ、ありがとうございましゅ♡ご主人様からザーメンいただけたこと♡一生わしゅれません♡」  そう言い残すとララノアは足腰をガクガクさせながら玉座の間から出ていった。その股間からはいまだ精液と愛液を垂れ流しており、床の上には彼女の体液で水たまりが出来上がるが、それは他の戦闘員がこぞって舐めて掃除していた。 「ララノアは本当にクソザコまんこでエルフの戦闘員に相応しいですね。お姉様もそう思うでしょう?」 「エルトリンデ…」  玉座の間にいたのは男と巫女エルトリンデだけではなかった。その傍らには、一部始終を苦虫を噛み潰したような表情で見ていた──いや見ていることしか出来なかった、エルトリンデの姉、ロザリンデの姿があった。 「お願い…目を覚ましてエルトリンデ…」 「ええ、覚めたのです。エルフは全てご主人様に奉仕すべき奴隷種族♡巫女としてそうみんなを導かねば♡」 「っ…」  どうにかして妹を洗脳から解こうとする彼女は、今なお正気だった。祖国がこんなことになってしまい、妹は洗脳によって売国奴と言ってもなお足りない存在にされ、大樹が焼け落ち精霊が消えたためにエルフにはもう魔法の力はないとしても。 「今日こそあなたの魔法を解いてみせるわ…!」  ロザリンデの目はまだ諦めていなかった。男を敵意に満ちた表情で睨み付ける。 「そのザーメンを全部ヌいてね!」  そしてロザリンデは男の前に跪くと、先ほどララノアを犯したままの男のチンポにうやうやしくキスをした。 「くっさ♡この匂い…いっぱいチンポに魔力溜めてるわね♡このチンポからザーメン搾り取れば♡みんなの洗脳ら解けるはず♡スンスンっ♡」 「お姉様もとっても無様でエルフらしいですよ♡」  男のチンポに鼻を押しつけ、豚鼻になってまで匂いを嗅ぐ。そんな姉の姿にニッコリと笑いながら、エルトリンデもまた同じように男の前に跪くと、うやうやしくそのチンポにキスをした。 「私にもお恵みくださいね…♡」 「スンッ♡スンスンッ♡エルトリンデ…あなた、こいつからザーメンを奪おうなんて、まさか正気に戻っ──」 「チッ…せっかくご主人様のチンポいただけるんだから黙ってキンタマしゃぶっててくださいお姉様」 「──はい」 キスするだけでなく愛しげにチンポに頬擦りするエルトリンデだったが、騒ぎだす姉にうっとうしそうに舌打ちすると、黙るように命令する。すると先ほどまで男に敵意を向けながらチンポの匂いを嗅いでいたロザリンデは、虚ろな瞳のまま男の玉袋を舐め出した。 「ではご主人様♡チンポいただきますね♡ジュボッ♡」  そんな滑稽な操り人形でしかない姉の姿など一切省みることはなく、エルトリンデは夢中で男のチンポをしゃぶりだした。じゅぽっ♡じゅぽっ♡と口をすぼめてチンポをしゃぶり頰を凹ませている。無様な姿で懸命に仕えるその姿勢はまさしく男の所有物、奴隷そのものと言う他ないだろう。 「ちゅっ♡れろっ♡んっ♡ちゅぱっ♡」 「ジュボッ♡ジュルルルッ♡♡♡」  二人のエルフ、それも姉に玉袋を、妹に肉棒を積極的にしゃぶられて男が耐えられるはずもなかった。たまらずにエルトリンデの口内へ、喉奥へ、濃厚な精液を射精する。 「んぶぅ♡」  エルトリンデはその精液を一滴残らず飲み干していく。  まるで愛する男のものを飲むことが最高の幸せとでも言わんばかりに、エルトリンデは精液を甘露とばかりにごくごく飲み干していった。 「げぇぇぇぇっぷ♡♡♡ごちそうさまでした♡♡」  しっかり飲み干せたことを証明するかのように、男の前でたまらずゲップをしながらも口を開けてみせる。そしてチラリと男の肉棒がまだまだ勃起しているのを見て、淫靡に笑って纏っていた服を脱いでいく。 「お姉様もどうぞ♡もう喋ってもいいですよ」 「はい」  そして姉妹ともに全裸になって頭の後ろで手を組むと、がに股になって腰をへこ♡へこ♡と揺らして男を誘惑する。 「え、あれ…えっと…」 「お好きな方にチンポ突っ込んでください♡♡」 「そ…そうね。このクソザコエルフまんこでザーメン奪ってみせるわ♡」  どちらにするか男が値踏みするようにしていると、エルトリンデが腰をへこへこさせるだけではなくぐちゃぐちゃと自身の股間を弄り始める。 「はしたなくてごめんなさい♡でももう我慢できないので私から♡私からチンポください♡いいですよねお姉様?」 「え、ええ…大事なことはこの男からザーメンを搾り取ることだから…妹やみんなが犯されてても構わない…?」 「お姉様から許可もいただきましたので♡私からチンポいただきますね♡」  そのままオナニーしながら玉座に近づいたエルトリンデは、男の肉棒へ自分から腰を下ろしていく。 「おっ…ほぉ…♡」  ズブズブと入っていく肉棒にエルトリンデは目を裏返らせて悶える。「は♡入ったぁ……♡ご主人様のおちんぽ入ったぁ……♡」  そしてついに根元まで男のものを胎内に収めてしまう。 「ご主人様のおちんぽ……征服されて私幸せれしゅうっ♡♡じゃ、じゃあ動きますっ♡」  そしてそのまま腰を振り始めるエルトリンデ。その腰つきはあまりに下品で、しかしだからこそ淫らで男を興奮させた。 「おほっ♡おほっ♡エルトリンデのクソザコおまんこにご主人様のおちんぽごりごりしてましゅううっ♡♡♡」  腰をへこへこと振りながらその暴力的なまでの巨乳をばるんばるんと揺らし、また股間から愛液をビチャビチャと零しながらエルトリンデは踊るようにその淫らな体を見せつける。 「き、気持ちいいのっ♡♡ご主人様のおちんぽ気持ちよくてすぐイクぅっ♡」  そしてあっという間に絶頂するエルトリンデ。しかしそれでもなお彼女は腰を振るのをやめない。 「も、もっと♡もっともっとおちんぽでおまんこズコズコしてくださいっ♡エルトリンデのおまんこをごしゅごしゅしてっ♡♡せーえきくださいっ♡♡んおほおおおおぉぉっ♡♡♡」  男が下から突き上げると同時に、エルトリンデは白目を剥いてだらしなく舌を出しながら絶頂する。よだれと涙で顔をぐちゃぐちゃにしながら、彼女は完全に屈服していた。 「んおっ♡きたきたっ♡きたぁぁ~っ♡♡♡ご主人様ザーメンいっぱひ♡私幸せれしゅううっ♡♡♡」  そして膣内で大量に射精された精液を受け止めると、ついには絶頂を迎えエルトリンデも仰け反り絶頂してしまっていた。 「あへぇ……♡おちんぽしゅきぃ……♡♡♡」 「つ…次は私よ!いっぱいザーメン搾り取ってみせるんだから!」  そんな無様な姿を晒す妹を見ながら、我慢できずにオナニーしていたロザリンデが近づいてくるものの、アヘ顔のままエルトリンデがそれを制止する。 「ごめんなさいお姉様♡ご主人様はこれから他に用事があるんでしゅ♡」 「そう…私にザーメン絞られないように逃げるつもりってわけね?」 「いいえ。帰ってきたらザーメン恵んであげますから、ここで腰振って待っててください♡」 「…しょうがないわね」  そうして男とエルトリンデは玉座の間から出て行き、一人ロザリンデが残された。 「腰振りっ♡腰振りっ♡腰振りっ♡腰振りっ♡腰振りっ♡」  男が座っていた、そして本来はエルトリンデが座るはずの玉座に立ち、男が帰ってくるまでそうして腰をへこへこと振り続けるのだろう。 「腰振りっ♡私があいつのザーメン腰振りっ♡ザーメン腰振りっ♡搾り取ってみんなを腰振りっ♡助けるんだから…!」