トレセン学園の敷地に夜中侵入する人型実体は主に３つに分けられる
パパラッチ、不審者、そして人身売買業者である
見目麗しいウマ娘の中でも特に優れたアスリートである学園の生徒は
闇の世界でも人気があり高値で取引されるのだ
警備員を始末し敷地内に侵入した人身売買者の集団
その聴覚をとある音が捕らえた
ガラガラガラ…
気づけば彼等の前にスーパークリークのトレーナーが
赤ちゃんをあやすガラガラを手に佇んでいた
ﾊﾟｼｭ、と３条のサイレンサーが彼の眉間と胸を目掛け発射されるが
次の瞬間にはガラガラの音を残し彼の姿は消えていた
「「！？」」
消えるように見えただろうが実際に消失した訳ではない
何よりトレーナー達はヒトである。人は銃弾より早くは動けない
銃口の切っ先からどこに着弾するか判断した上で視界から消えただけである

「がっ！？」
「クソ、囮か！」
人身売買業者のうち二人がダイイチルイビーの
そしてビワハヤヒデトレーナーの徒手空拳を受けて吹き飛ぶ
距離を詰めていたスーパークリークのトレーナーもそこへと合流し
たちまち地面の上には物言わぬ業者の群れが散らばる事となった
「終わりか」
「いや、あっけなさすぎる」
「ご名答。３人とも手を上げて貰おうか」
トレーナー達を包囲するかのように出現した影
黒づくめのどうやらウマ娘であろう彼女達は手に銃を構えている
どうやら最初の者達の方もまた囮であったようだ
「貴様！？何を咥えている！」
トレーナー達を見ていたウマ娘の一人が驚愕の声を上げる
おしゃぶりであった

いつの間にかおしゃぶりを咥えていた彼の姿に周囲は混乱するが
そんな事を気にもせずクリークトレーナーは言葉を発する
『あだあ』
くわ、と波動が広がり半径２０ｍの周囲に浸透する感覚
次の瞬間には黒づくめのウマ娘達は崩れ落ち
少し離れた庭の木からも数人のスナイパーがぼたぼたと落下する
「あだあだあだあだあ」「まんま！まん！」「びええええ！」
「おぎゃあ！おぎゃあ！おぎゃあ！」
「これは…」
「お前がやったのか？クリトレ」
「ばぶう」
「ばぶうじゃなくてさ」
「すまない。lesson１だ二人共。さっき言っただろう？
ウマ娘と共感するんだ。…俺のオギャりを広げ、そして彼女達の脳を赤子に戻した」
成程これが、と赤子玄人の同僚に二人が感嘆の声を上げる

確かにこれならば自分達の担当も
なんら憚る事なく自分達に甘える事ができるだろう
「よし。それじゃ二人共。先ずは形からだ」
ぱん、とクリトレが自らのズボンを叩く
その音が彼がおむつを身につけている事を示唆していた

「「……？」」
同じ時刻ダイイチルビーとビワハヤヒデが感じた悪寒
翌日、それはすぐに現実のものとなるのだった。

こえーよ！

何の何の何！？

このでちゅねは遊びを軽く通り越しとるでクリーク！？

エッチな怪文書だ！と思って読んだら怪文書だった

そんなエンジェル・ハイロゥみたいな…

何かに甘えたいという誰しもが心のどこかにある願望をちょっと増幅させて甘えたいと対象をママにしただけだな
うん何を言っているんだ俺は

なんやこの地獄絵図…

おかしいやろ...

何が酷いって
スレ画の本人が一切出てこないこと