🧢姉さ…うーん…
🧢💦

(姉さんは本物すぎて抜けない僕…)

👀童貞みたいな妄想してんねシュヴァルちゃん

🎗…

>🎗…
🧢妹をそんな目で見るわけないだろ…

盛ってない？

姉もそういう目で見るなよ！

👑シュヴァル……？

>盛ってない？
メイク盛らなきゃギャルじゃないじゃん！

>👑シュヴァル……？
ｱｯｱｯｱｯ

（もしかしてキタサンもギャル適性あるんじゃないかと思う僕…）

クラちゃんエロい

からかい上手でいつもより距離が近いクラウンさん…
💦

>（もしかしてキタサンもギャル適性あるんじゃないかと思う僕…）
fu3205478.jpg

この二人が結束したらシュヴァルちゃんどうなる？

>>（もしかしてキタサンもギャル適性あるんじゃないかと思う僕…）
>fu3205478.jpg
（ギャルなのに貞淑でｱｯｱｯｱｯ）

>この二人が結束したらシュヴァルちゃんどうなる？
びゅーびゅー潮吹くだけのクジラになる

👀シュヴァルちゃんこういうのが好きなんだね

👑シュヴァルはヘリオスさんとかシチーさんみたいな人の方が好きなのね？

シュヴァルちゃんは陽のオーラに弱いのでその正当進化であるギャルにも当然弱い

>👑シュヴァルはヘリオスさんとかシチーさんみたいな人の方が好きなのね？
ぼ…僕がっ……好きなのは…

🧢(クラスの陰キャな僕に分け隔てなく優しくしてくれる一軍ギャルのクラウンさん…)

>🧢(クラスの陰キャな僕に分け隔てなく優しくしてくれる一軍ギャルのクラウンさん…)
👑勘違いしないでね？

🧢（僕にもギャルになれるかな…）

>🧢（僕にもギャルになれるかな…）
👀👑🔷🎗️！！！！！！

>👑勘違いしないでね？
👑誰にでもじゃないわよ

>>👑勘違いしないでね？
>👑誰にでもじゃないわよ
🧢💦💦💦💦💦

👀シュヴァルちゃんちょっと出し過ぎじゃない！？

ここでどエロいチアシュヴァル

🔧(お前は相手の望む姿を演じられるのか…器用だなクラウン)

>ここでどエロいチアシュヴァル
👀💦💦💦💦💦

🔷シュヴァルの性癖をお姉ちゃんギャルにしてしまった責任を取るわね

「シュヴァルってよく本を読んでるわよね？」
居場所のない教室で無為な時間を過ごすとき、活字で作られた世界はおあつらえ向きの逃げ場だった。どこにも続いていないけれど、どこまでも歩める逃げ道だった。
「あっ……クラウンさん……うん、そう……かも」
そのお気に入りの道の真ん前に、絶対にいない人物が現れた。サトノクラウン、僕とは住む世界の違う、キラキラしたクラスの一軍。
「ふふ、聡明なあなたらしいわね！」
「えっ！？……聡明……僕、が……？」
その彼女が屈んで、僅かに僕を見上げていた。教室に流れる喋り声のBGMが途端に消える。制服ではなく着崩したワイシャツの胸元から白い肌が眩しく覗き、慌てて活字を求める。けれどそこにはもう、世界がなかった。
「ええ、いつも相手の良いところを探して、自分にはない部分を認めている。それって、相手のことをよく見て、自分のことをよく知っている証拠よ」
クラウンさんはそう言って、カラフルな爪を泳がせると口元を覆うと、くすくすと笑った。
「今度、私にもシュヴァルの好きな本を教えてくれるかしら？私もあなたに好きな本を教えるから」
こうして僕は、クラウンさんと初めての約束を取り交わした。

むっ！

👀ウェーイ〜アタシも混ぜてよｗ

好きな本。
まるでテストみたいだ。センスとか人間性とかお互いの相性を測るテスト。これに及第点を出し続けてようやく得られるのが友だちだ。

悩んだ末に僕がクラウンさんには渡したのは「投手偉人伝」という本。貰ったのは香港の作家の小説だった。
お互いに感想を言う、という約束をして、それから数週間。
「クラウンさんのくれた本、すっごく面白かった……！」
早口でいつまでも語りたくなるような魅力に溢れたSF小説。芳醇な空気と一本筋の通った哲学がどちらも気持ち良く、爽やかな読後感を残す素敵な作品だった。僕はかつて活字に逃げ道を求めていたけれど、どうやらそれ以外の道もあるらしい。前に進むための道、そこにいるクラウンさんの背中を追う。
「ありがとう。私もシュヴァルのくれた本、とってもためになったわ！野球はチームスポーツだけど、投手はいつもマウンドで一人……。メンタルコントロールの考え方は勉強になるわね！」
ありがとう、と再び彼女は言うと、きょろきょろと周囲へと目を配る。それから、そっと本人挟んでいた手紙を取り出した。
『また、素敵な本を教えてね』
これってそういうこと……なのかな……。

>👀ウェーイ〜アタシも混ぜてよｗ
キタさん。

急に名作が

ありがたい...

なんか甘酸っぱいですね…