二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1707912047713.jpg-(290561 B)
290561 B24/02/14(水)21:00:47No.1157418037+ 22:16頃消えます
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/02/14(水)21:03:43No.1157419200+
👀…
224/02/14(水)21:04:16No.1157419402そうだねx2
🔷…
🔷🫳三💊
324/02/14(水)21:06:35No.1157420292+
👀🔫
424/02/14(水)21:07:42No.1157420725+
キタさんにはスピーチをお願いしたくて…
524/02/14(水)21:10:06No.1157421620+
>キタさんにはスピーチをお願いしたくて…
👀👍
👀💦
624/02/14(水)21:12:24No.1157422501そうだねx1
(あたし何してるんだろ…)
724/02/14(水)21:17:33No.1157424506+
🧠💥
🔷
824/02/14(水)21:19:44No.1157425362+
>🔷…
>🔷🫳三💊
姉さん。
924/02/14(水)21:58:12No.1157440589そうだねx2
二人の新婚生活って全然イメージできないな
俺にできるのはせいぜい
『我很快回来』の五文字、LANEの通知が画面を灯す。クラウンさんは必ず、帰路に着く前に一報を入れるようにしていた。『お疲れ様、気を付けてね』魚のスタンプと共に、定型文じみた言葉を指先は送り返す。
彼女は今日、自分の経営するアパレルブランドのバレンタインパーティーに出席していた。カジュアルなファンとの交流会の側面が強いらしいけれど。
セミオーダースーツにもっと遊び心を、という標語を掲げた彼女のブランドは、20代の女性を中心にじわじわと人気を広げている。経営は順調らしく、帰りが遅い日も珍しくはなかった。
僕はといえば昨年現役を引退して以来、たまに趣味の釣り動画を投稿するくらい。少しの余暇を謳歌している形になる。けれど本当はクラウンさんの力になりたいし、僕がいて良かったって思って欲しかったり。
「ただいまー」
いつの間にか随分と考え事をしていたらしい。扉の開く音とともに、聴き慣れた声が耳をくすぐる。
「お帰りなさい、クラウンさん」
握手会や立食パーティーで疲れたのだろう、いつものきりりとした顔はどこへやら。靴も脱がずに彼女は身体を預ける。
1024/02/14(水)21:58:44No.1157440804そうだねx2
クラウンさんが靴を脱ぐまで、僕は何も言わなかった。深呼吸の音が胸の中で何度も。規則正しい吐息が寝巻きをくすぐった。
「お疲れ様」
クラウンさんは何か唸った。多分相槌だろう。ハンドバッグを預かり、コートを脱がせ、それからゆっくりと座らせる。シュシュにそっと手を伸ばし、濡鴉の美しい髪を解く。重力に従い黒ははらりと踊った。
「……待ってシュヴァル、恥ずかしいんだけれど!?」
「えっ……」
だって、君はいつだってすごくて、僕は全然すごくない。だから役に立ちたいとか、手伝えることは手伝いたいとか、そう思うのは不自然だろうか?
いいや、きっと当たり前のことのはずだ。自分にできることが大事な人の力になれるなら、こんなに嬉しいことはなかった。
「ご、ごめんなさい……」
「謝ることじゃないわ、ありがとう。シュヴァル」
せっかくだからこのまま、運んでもらおうかしら。からかうように彼女は笑って、僕の首へと手を伸ばした。瞳の距離はハナ差未満、甘い沈黙の時間。
「……いつもありがとう、シュヴァル」
揺れる身体でクラウンさんは呟いた。僕はそっと、肩を持つ手に力を込めた。
「えと、こちらこそ……」
いつも、かぁ。
1124/02/14(水)21:59:28No.1157441107そうだねx1
絵文字ばっかのが急に長文を書き始めた
1224/02/14(水)22:00:08No.1157441338+
🎗️私はクラウンさんとドバイに行ったし、その一年後にはシュヴァちともドバイに行ったよ〜
1324/02/14(水)22:01:08No.1157441710+
🎗シュヴァち考えすぎだよ〜
1424/02/14(水)22:05:19No.1157443424+
あいつ
1524/02/14(水)22:05:35No.1157443521+
🔷ナリタトップロードじゃないの…
1624/02/14(水)22:13:48No.1157446938+
いつも僕は何をできているんだろう。あなたの愛の眼鏡は僕をどんな人に映しているのだろう。かつてトレーナーさんに投げようとした質問を、今度は彼女にも投げたいと思ってしまった。そんなのは愛を試すだけなのに。
ソファにそっと彼女を寝かせる。預かっていたコートやハンドバッグを順番に片付ける間、クラウンさんはどこを見つめていたのだろう。目を閉じて、今日を振り返っていたのだろうか。ホットミルクにチョコレートを溶かし、僕は振り返る。
とっくに冷めたマグカップ、広げたままの雑誌と作業中のラップトップ。何もかもが手についてない、僕の汚したリビング。
寂しかった?
音は空気を震わせていないけれど、そんなことを聞かれた気がした。そう、ずっと待っていたし、寂しかった。今日が寂しいんじゃなくて、これからもこんな風に待つことが寂しかった。
「仕事のことを考えなきゃいけないのに、あなたのことを考えてたの。だめね」
「えっ?」
寂しかった。
音は空気を震わせていないけれど、そんな事を呟いた気がした。クラウンさんは。
僕は、そっと彼女の隣に座った。甘くて楽しいチョコレートの時間。幸福が、寂しさを満たした。
こんくらいだよ…
1724/02/14(水)22:15:13No.1157447491+
これやることやってない?


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