折り悪く、SPは周辺に出没した不審者対策のため少し離れた場所にいる。
つまりファインが何を聞いたかは彼女達の耳には届いていないのだ。
「……あの「駄目です」
顔を赤くするファインに先手必勝で拒否を申し出る。
「トレーナーの【ハロン棒】の長さが知りたいの」
「こいつ続けやがった」
それで止まるファインでは無かったが。
「だって……、私あなたの事は全部知りたいんだもん」
「可愛く言っても駄目なものは駄目だよ」
「だってシャカールは『自分の担当も約20センチだ』って断言してたんだよ！？　私だって知ってても良いでしょ！？」
「駄目だってば！」
ファインは王族、しかも聞けば箱入り娘だ。猥談はおろか、下ネタを話せる気軽な相手もいなかった事だろう。こうして下半身に興味を持つのは仕方のない事だ。

が、それはそれだ。
「良いでしょ、別にお互い全部見てるんだし！」
それはまぁ身分の差だの学生と大人だのの壁で、出来て自撮りでオナネタ提供とか相互オナとか、素股とか６９とか色々したが、そこまでである。何ならゴムだって付けた事が無い。
「早いか遅いかだよ！　覚悟決めて私のトレーナーになってくれたんでしょ！」
「子作りまでいく覚悟なんざしてないよ！」
こっちがしたのはトレーナーになる覚悟だ、婿入りではない。ペッティングまでは流れとかタキオン薬とか言い訳が色々あったが、そこまで行ったらもう言い訳もクソも無くなってしまう。
『何だ何事だ』『また痴話喧嘩してる』『若いって良いわねぇ』『あの人もさっさと籍入れれば良いのに』『ほんにお似合いやねんなぁ』『殿下の悪い癖が出たわねアレ』『子を成せぇ！』『メジロシティ・アイルランド支部建築の手続きを！』
騒ぎを聞いてSP達が戻って来たが、どうやら介入する気は無いらしい。
「お願い！　あなたの【ハロン棒】の長さ測らせて！」
「嫌だっつってんでしょ！」
「貴様、私の言う事が聞けぬと申すかー！！」
「地位ある淑女がはしたない事するなら止めますって！！」

ならば力尽くと言わんばかりにファインが腰のベルトに手を伸ばし、トレーナーが素早く腰を引く。一歩踏み込む少女の足取りを、男が回るように流して無効化。両手でベルトを持って下げようとするのに対しては、自分から体勢を低くして防いだ。ならばとズボンのファスナーに指が延ばされるがこれは逆に密着して妨害してやる。
取っ組み合いのように男と少女がすったもんだをする事、実に15分。先に音を上げたのは、やはりトレーナーだった。
「ぜー、ぜー……、ぐぅ……」
「はぁ、はぁ……、た、隊長さんに稽古をつけて貰ってても、ウマ娘には勝てないよ」
「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ……、だろうね……」
人間はウマ娘には勝てない、純粋にパワーが5倍は違う。スタミナも然り。
ファインのトレーナーという事で厄介事に巻き込まれても良いよう鍛えて貰っているが、やはり勝てないものは勝てない。
「ぜぇ、ぜぇ……、ふぅ……。よーし、交換条件だ……ファイン」
「はぁ……、ふぅ……。なーに？」
「俺のナニの大きさを測りたいってんなら、君のスリーサイズも計測させろ。無論、素っ裸でだ」
「ふぇっ！？」

ほう、と隊長が後ろで呟いたのが聞こえる。感心の声であって欲しい。
男の下半身を裸に剥くのなら、女も剥く。ゲーム理論だ、お互いにメリットを享受するか、デメリットを重く見て回避し合うかである。
いくら箱入り娘とはいえ、ファインも少女。人前で裸になる事は恥ずかしい筈。ならばここは諦める方を選ぶ――
「……良いよ」
筈だった。
「さ、さっきも言ったから。早いか遅いかって」
ファインはどうやらパレート最適ではなくナッシュ均衡を選んだらしい。
思わず隊長を見るが、にっこり笑ってグッジョブサインをするだけだった。他のSPも似たような反応を返している。
「……本当に良いんだな」
「い、良いと言ってるぞ、貴様の耳は節穴であるか！」
女の子にここまで言われては、引き下がったら逆に失礼だ。
この意固地なお姫様に完敗の意味を込め、トレーナーは「今夜XX時、俺の部屋で」と短く告げた。

翌日、ファインがシャカールに「本当に20センチだったよ！」と嬉しそうに告げる姿があったという。

懐かしの20センチネタ
一応シャカールの時にも出てたので絡めて

ウワーッ...

>それはまぁ身分の差だの学生と大人だのの壁で、出来て自撮りでオナネタ提供とか相互オナとか、素股とか６９とか色々したが、そこまでである。何ならゴムだって付けた事が無い。
そこまでである、じゃねーよ！

気ぶりSP…

>それはまぁ身分の差だの学生と大人だのの壁で、出来て自撮りでオナネタ提供とか相互オナとか、素股とか６９とか色々したが、そこまでである。
この学園は終わりや…

色々やりすぎてもはやSP達が気ぶり隊になってるじゃねーか

気ぶりSPどもが…

>それはまぁ身分の差だの学生と大人だのの壁で、出来て自撮りでオナネタ提供とか相互オナとか、素股とか６９とか色々したが、そこまでである。
逆に何をしてないの？ってレベルだろ

>『何だ何事だ』『また痴話喧嘩してる』『若いって良いわねぇ』『あの人もさっさと籍入れれば良いのに』『ほんにお似合いやねんなぁ』『殿下の悪い癖が出たわねアレ』『子を成せぇ！』『メジロシティ・アイルランド支部建築の手続きを！』
おいSP以外の野次馬！

そこまでやってるなら子作りする覚悟も決めろや

後日陛下から直通のテレビ電話こない？

とっくに覚悟する段階すぎてるよ
これで逃げたらIRA来るよ

素股ってことはハロン棒出してるんじゃないの？それともズボンの上からか？

>「だってシャカールは『自分の担当も約20センチだ』って断言してたんだよ！？　私だって知ってても良いでしょ！？」
シャカールまで気ぶっててダメだった

>『具体的……、ウチのトレーナー……ちん〇んは14センチやっ……、そういうオグ……』
十分平均サイズじゃないかタマトレ…

>素股ってことはハロン棒出してるんじゃないの？それともズボンの上からか？
目視のサイズじゃなくて正確な数値が知りたいって事だろう

大丈夫？　ちゃんと測定だけで済んだ？

タマトレがタマにピッタリサイズな分は
タイトレが稼いで平均20を維持する

数字に厳しいシャカールが約で数値を伝えるのは
実際には測ってないから誤魔化してるか
自分のトレーナーの数値を他人に教えたくないの二択だな

69のときにこっそり測れよ…

メジロシティ海外進出第二弾か…

ふむふむファインちゃんのところはBまで済ませてるのね！
アツアツだわ！

14でも十分大きい方だよタマちゃん…

鋼の意志があれば子作りトレーニングも可能やで！

>メジロシティ海外進出第二弾か…
第一弾は…？

まぁタマに20cmのが入ったら腹破けそうだしな…

>第一弾は…？
最初期に海外の小国買いとってシムシティやってた
大統領はゴルシだった

猥談するオグタマいい…

>『そら……、いわゆるお赤飯……』
え…タマ今お赤飯なの…

>>『そら……、いわゆるお赤飯……』
>え…タマ今お赤飯なの…
初体験したらお赤飯ってネタも一応あるぞ
かなり古いが

ロジカルチンチンやべえな…

娘が全裸でトレーナーのチンチンのサイズ測って
さらにスリーサイズ計測されたと知った時の国王の反応を知りたい

こいつ入れなければ問題無しと思ってない？

王族に手出した時点で完全に逃げ場無くなってるよ！

>>え…タマ今お赤飯なの…
>初体験したらお赤飯ってネタも一応あるぞ
普通にそっちで解釈してたわ
>かなり古いが
ちょっとまてよ！？

>娘が全裸でトレーナーのチンチンのサイズ測って
>さらにスリーサイズ計測されたと知った時の国王の反応を知りたい
それ以前の段階を知られてたら今更感が

隊長「殿下はトレーナーと性行為に及んでいますが本番はしていないので無害です」

>隊長「殿下はトレーナーと性行為に及んでいますが本番はしていないので無害です」
俺の知ってる無害と違う…

>娘が全裸でトレーナーのチンチンのサイズ測って
>さらにスリーサイズ計測されたと知った時の国王の反応を知りたい
（自分の時と同じか……）

>こいつ入れなければ問題無しと思ってない？
もう王族に連なったも同じだからセーフ

もう生ぴょいしちゃえよ

まぁ入れてないならいいが…

娘の様子が
変なのだ…

一度入れたら毎日二人とも我慢できなくなりそうだし

貴様ー！
王族と《うまぴょい》出来る事の何が不満であるかー！

我が麗しの女帝陛下ーーーー！！1！！！1！私のロイヤル【ハロン棒】を測ってはいただけないだろうかーーーーー！！1！！11！

どこのハロン棒なんだ…