二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1634483377855.png-(140386 B)
140386 B21/10/18(月)00:09:37No.857530159そうだねx1 01:13頃消えます
夕方、リトルココンのトレーナーは少し浮き足立った様子で自宅へ戻った。手には先ほど購入した寿司がある。
URAファイナルズを終えてから数ヶ月の待機命令を出された彼に与えられた仕事は新企画「アオハル杯」に参加するチームを担当することだった。多少強引に枠を作ったらしく、スタートは少し遅れたが……まあ、なんとかしよう。というわけで、今日はお祝いのつもりでいた。
鍵を開けると見慣れた靴が置いてあった。そのままリビングに直行すると、案の定彼女がいた。リトルココン、彼の元担当バである。
「おう、来てたのか」
「……うん」
「なんか来てるような気がしてたんだよな。お寿司多めに取ったけど、食べるか?」
「……その……うん」
トレーナーは少し怪訝な目で彼女を見た。やけに元気がない。体調を崩しているのだろうか?しかし、今までの体調不良だったときとはまた違う気もする……少し落ち込むようなことがあったのだろうと解釈し、寿司を出した。そして、冷蔵庫に飲み物を取りに向かった。
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
121/10/18(月)00:10:54No.857530613+
食事を終え、片付けを始めた時もココンの表情は晴れなかった。心配になったトレーナーは手のひらで熱を測ったが、至って平温だった。
「じゃあ、風呂入るから……帰る時は鍵かけていってくれよ?」
「……うん」
トレーナーはココンを信頼していた。3年前の彼女ならともかく、現在なら無茶はしないだろう、と。彼は頭髪を洗いながら思考を巡らせた。参加希望のウマ娘の戦歴、脚質など……体を指の先まで洗い終えたところで、浴槽に浸かる。そのまま体をふやかし、少しのぼせたところで風呂を上がった。水気を拭いてからリビングに戻ると、彼は驚いた。ココンが帰っていなかったのだ。
「……大丈夫か?」
「……あ、うん……お風呂借りてもいい?」
221/10/18(月)00:11:26No.857530824+
いいけど……と言いながらトレーナーは困惑した。彼女が彼の体を買う時以外に風呂を使うことはなかった。念のためタオルの場所などを教え、ココンが向かったのを見てから彼はリビングで資料を広げた。アオハル杯のルールを再確認し、その上で参考になりそうな過去のレースを洗い出すつもりだった。スマートフォンで過去のレースを見ていると、風呂の扉が開く音がした。どうやら彼女も上がったらしい。そうしているうちに足音がしたので、立ち上がってそちらを振り向いて……絶句した。リトルココンの一糸纏わぬ姿が目に入ったからだ。お前……と声を発する前にココンが胸に飛び込む。湯上がり直後でいつもより高い体温と肢体の柔らかさに鼓動を速くしながら何があったのかを問うた。
「……仕事、貰えたんだってね」
肯定した。彼女にも情報が伝わっていたらしい。
「……アンタは、アタシのこと好き?」
何も脈絡のない質問だった。もちろん、と答える。
「それは、どっちの意味で?」
トレーナーは答えず、彼女の髪を撫でた。少し濡れているそれに指を通す。
「アタシは……好きだよ。ラヴの方の意味で」
321/10/18(月)00:11:55No.857530986+
トレーナーの答えは沈黙だった。分かっていたことだった。彼女が軽薄に自分の体を買ったわけではないということは、とっくの昔に……。
「……答えてよ。元担当バとの思い出なんて、新しい娘を担当したら薄れてしまうでしょ……?」
トレーナーは彼女を薄い体を抱き返し、俺も君を愛している、とだけ伝えた。彼はこんな時に饒舌になる舌を持ち合わせていなかったし、これ以外の愛の言葉は知らなかった。
「……うん、嬉しい。そっか、こんな気持ちなんだ」
お互い抱き締める力が強くなる。少々呼吸が苦しくなるのも鑑みなかった。ココンはトレーナーの胸元に顔を埋めながら、絞り出すように声を漏らした。今日、泊まるつもりで来たから……と。トレーナーはそれ以上言わせなかった。彼女を抱えると、そのまま寝室へと向かった。ゆっくりとベッドに下ろすと、灯りを点ける。リトルココンの産まれたままの裸体が寝室に晒される。トレーナーも寝間着を脱ぎ捨て、全裸となった。無言で両手を広げて求めるココンに覆い被さり……ひっくり返されて跨られた。状況を飲み込めないトレーナーが目を白黒させる。
「あは……驚いてる?でも、仕方ない……ってことで、ね?」
421/10/18(月)00:12:28No.857531191+
トレーナーは腰を下ろそうとする彼女を一旦止めた。サイドテーブルの棚からマッサージオイルを取り出し、自分の肉棒に塗布する。初めてならば、潤滑剤は多いくらいがいい。
「……随分手慣れてるわね」
まあ、昔ちょっとな……と言葉を濁すトレーナー。少しむくれたココンは彼の頬に手を添え、顔を近づけた。
「……ま、いいわ。他の女のことなんて忘れさせ……ってのは違うわよね……うーん……」
少し悩んだ後、仕切り直して言葉を紡いだ。
「アタシのこと、刻み付けてあげる」
その言葉、そっくりそのままお返しするぜ、とトレーナーは放った。ニヤリと笑ったココンが腰を下ろし、肉棒を挿入する。すぐに余裕の表情は崩れた。目を閉じて未知の刺激に耐えようとしているのを見て、トレーナーはすぐに上体を起こして背中をさすった。呼吸が整うまで手のひらで背中と頭を撫で、体を密着させる。やがて長い吐息と共に少し体を離した。美しいエメラルドの瞳がトレーナーの目に飛び込んでくる。痛くない?と彼は問うた。
521/10/18(月)00:13:17No.857531477+
「ん……ちょっとビックリしたけど、むしろ気持ちいいかも……」
妖しげな手つきで下腹を撫でるココン。その様子に興奮を覚えたトレーナーが少し腰を揺らすと、彼女の身体は恐ろしいほど反応した。声を抑えるためか彼の体を強く抱き締める。彼もココンを抱き返し、再び密着する姿勢となる。艶やかな肌が体の前面を愛撫する感覚に悶えつつも、少しずつ快楽の波を起こしていく。それだけの時間が、30分ほど続いた。
トレーナーもココンも息が上がり、頬は紅潮していた。ココンは知らない感覚に戸惑ってか、10分前からトレーナーの胸に額を擦り付けていた。
「ぁっ、待って……!ダメ、来る……♡」
ココンがトレーナーを抱く力が一瞬強くなり、細かく痙攣しだした。トレーナーは少し力を緩め、ココンの髪を梳いた。
「トレーナー……ごめん……アタシ、先に……」
大丈夫大丈夫と頭を撫でる。それに、一発出したらクールタイムが必要な男性と違い女性は……。
「!?待って、今は、イったばっかだからぁ……!」
身体は何が行われるか理解しているようだ。膣内は肉棒をキュウキュウと締め付け、ソレを待ち望んでいた。
621/10/18(月)00:14:02No.857531754+
「待っ♡ほんと……♡アンタ……♡」
返事は腰でした。段々と振動を強くしていき、輸精管を通る感覚を確かめ……。
「〜〜っ♡ま……た♡」
しがみつくココンをしっかり抱きとめ、トレーナーは白濁を放った。脳天から突き抜けるような快楽で弛みそうな顔を抑え、放出感を噛み締める。お互いに大絶頂を迎え、疲労感がずっしりとのしかかってきた。数分経った後、ココンが少し体を離し、トレーナーと瞳を合わせた。
「……キスして」
トレーナーが唇を近づけ、ココンのそれに触れさせた。二つが合わさった瞬間、時間が止まった。唾液を交換することもない、甘酸っぱいキス。どちらからともなく唇を離すと、ココンは少し微笑んだ。
「口紅、ついちゃったね」
トレーナーが自らの唇を撫でると、僅かに朱が付着した。彼女とキスをした、という実感が強くなって少し照れくさそうにすると、ココンは目を細めてトレーナーを眺めた。
「次は、舌、入れるから」
721/10/18(月)00:14:26No.857531892+
今度はココンが先制した。首に腕を回し、情熱的な接吻をする。トレーナーもその心地よさに身を委ねた。ただ誤算だったのは、彼女は類稀な肺活量を持つ元ステイヤーであり、そして今息が続く限りキスをしようとしていることだった。5分にもわたるロングキスの結果、トレーナーは息を切らしていた。
「ご……ごめん……」
気に……しないで……と伝えながら腰を動かす。今度は単に抜くためだ。肉棒を抜くと、彼女の蜜壺から精液と愛液とオイルの混じった液体が流れてきた。トレーナーの顔が少し青ざめる。
「どうしたの?」
トレーナーは震える手で棚を探り、一つのものを取り出した。コンドームである。いざという時のために用意しておいたのに、使い忘れてしまった。
「あぁ……そっか。アフターピルは流石に置いてないよね?」
今から買ってくるから待ってて、といい外出の支度を始めると、ココンが彼の右手を掴んだ。動きを止めるトレーナー。
「その……さ。アタシ、こういうの初めてで……もっと楽しみたいからさ。これからも……」
言葉の続きを聞く前にトレーナーは強引に唇を奪った。ほんの一瞬の接吻だが、彼女の言葉を止めるには十分だった。
821/10/18(月)00:14:41No.857531965+
俺が言わなきゃいけないと思うから。これからもよろしく、ココン。眦に涙を浮かべたリトルココンが、トレーナーに抱きついた。
921/10/18(月)00:15:17No.857532125そうだねx4
おわり
やたら遅れてごめんの気持ちがある
スーパー戦隊のオープニングを垂れ流しながら書きました
1021/10/18(月)00:16:12No.857532413+
そんなに空いてないし許すよ…
1121/10/18(月)00:25:39No.857535481+
たいへんえっちでしたわ…
1221/10/18(月)00:26:47No.857535857+
そう言っていただけるとありがたいですわ…
1321/10/18(月)00:27:41No.857536125+
スーパー戦隊のオープニングを聞くとエッチになれるんだ…
1421/10/18(月)00:27:46No.857536153+
スーパー戦隊のオープニングはエロだな…
1521/10/18(月)00:41:09No.857540633+
次の日婦人科に行くんだ……
1621/10/18(月)00:43:11No.857541283+
今更だけどアフターピルって薬局で取り扱ってたっけ
よしんば取り扱ってなかったとしてもトレセン学園周辺なら置いてある店がたくさんあって夜11時くらいまで営業しているということにしてしまおう
1721/10/18(月)00:50:25No.857543512+
>今更だけどアフターピルって薬局で取り扱ってたっけ
日本だとまだない……産婦人科でだいたい1万5千ぐらいで処方してくれる
1821/10/18(月)01:03:46No.857547514+
ピルめっちゃ高いからな
今ならSNSで安いの手に入るけど未承認か怪しいものしかない
1921/10/18(月)01:06:29No.857548270+
産婦人科行かなきゃなのか…覚えておこ


1634483377855.png