//ライスシャワー×トレ♀(トレ受け) //ライスおにんじん //トレーナーの体型イメージは盛った女帝くらい? //結構背高いイメージですね 担当ウマ娘のライスシャワーから半ベソの電話がかかって来た時、私はつい、「またか」と思ってしまった。 不運・不幸を自称する彼女が日常的に何かに巻き込まれ、巻き起こす可能性というのは、その言葉に違わず高いもので、多くは笑って返せるものの、時折泣きたくなるものもある。ほとんど気にしない私とて、まあ半年か一年に一度くらいはそう思ってしまうほどで、前日遅くまで使った資料の片付けをしていた休日の朝にかかって来ては、そう感じるのも無理からぬものであった。 そんな「またか」も一息ついて消化してしまって、寝ぼけた声だけは隠せぬまま、相談をしたいという彼女の言に耳を貸す。 「会って話したいというか、確かめて欲しくて……」 「確かめて、って、困った困ったで何があったのかわからないけど……電話口で済まないようなら、家に来たら?」 ひとまず泣き止んだ彼女の言葉にそう返せば、それでひとまず彼女からの電話は切れて、どうやら今日一日は、彼女との時間になりそうである。 予定になかっただけでいつもの事かと背を伸ばしながら、ざっくりと手近なもので着替えを済ませていく。 そうしてひとまず寝起きの調子を振り払って、カーテンを開いた時、居間の呼び鈴が軽快な電子音を鳴らして、彼女の到着を報せる。 カメラ越しに見やれば、もじもじと落ち着かない様子に、俯きがちな顔が映っている。流石に心配になって一足飛びに玄関に向かって扉を開くと、今度はカメラ越しには分からぬ、真に困ったような表情が、頭ひとつ下で広がっていた。 「……人生相談?」 「そっ、そこまでじゃ……うう、えっと、でも、恥ずかしいことで……」 「ま、まあ、上がりなよ」 やはり困った困ったなやり取りの後、そう促すと、ジャージ姿に身を包んだ小柄な彼女が、私の横を通り抜けて敷居を跨いで行く。 同性であり、また関係が深い事もあって彼女を家に招く事には抵抗がなく、休みの日、互いに時間がある際には、しばしば一緒に家で過ごしている。それなり長い付き合いになったこの関係では、勝手知ったるところがあるか、慣れた足取りで短い廊下を渡って居間へ入ると、ちょこんと指定席へ着く。 そんな小さな足音を追って部屋に入って、彼女の隣に座ると、席に着いても尚落ち着きなく尾を振り視線を振り、手を前に組んでもじもじとする姿が目立つ。 よっぽど何かがあったのは分かるが、こと彼女とあっては何があってもおかしくないせいで、その的はあまり絞れそうもない。 「単刀直入に聞くけど、何があったの?」 「ひゃいっ」 「……まあ、ぼかして言うんでもいいからさ……」 ますます落ち着きを失ってぱたぱたと動きを増した長い耳を眺めながら、彼女が喋りだすのを待とうとして、机に放ったスマホに手を伸ばす。 その指が6.1インチの少し大柄な板にかかった瞬間、彼女の方からふう、と意を決した息遣いが聞こえたので、その指を引っ込めて、彼女の方を向く。 「らっ、ライスね、男の子になっちゃったみたいで……」 「……えぁ゙?」 思わず間抜けな声を上げると、彼女はその顔をまた伏せてしまう。 その発言の意図が読み切れないまま、ひとまず彼女から何故そんな事を言い出したのかを聞き出そうと質問を考えている間に、彼女が二の句を継いだ。 「朝起きたらね、お股にその、男の人のがあって……」 「うん」 「そしたら、もしかして男の子になっちゃったのかなって、今日はそれ以外に変わった事なかったけど、いつか走れなくなっちゃって、そしたら……って……」 話し始めれば立板に水を流すような彼女の言葉に耳を傾けて、宥めるタイミングを伺うが、話の内容の突飛さに混乱を来す。 彼女ほど冗談の似合わぬ女の子もなかなか居ないので、鵜呑みにしても良いのだろうが、呑むにしたって自らが鵜でない事が分かるばかりの内容である。 慕われるに足る回答を用意しようにも、何もかもが空回りする感覚に見舞われて、説得力のない、上滑りな語彙ばかりが思いつく。 話題を変える訳にもいかないので、原点に立ち返るくらいしか、出来そうにもなく。 「と、とりあえず、言われた通り……確認しても……?」 「えっ、ええっ、あっ、うん……お姉さまに、確認してって、言ってたんだった」 そう言いながら立ち上がって、ゆっくりとジャージの下衣を下ろしていく。 既にジャージの上から妙な膨らみが見えなくもなかったが、下ろした先のすらりとした脚の付け根に、ショーツからはみ出して主張するものが見える。 「うっわ……でっか……」 そう思わず口の中で呟いたのを噛み殺しながら彼女の側に立って、実態の確認に努める。 肌にぴたりと接合して、血の通ったひとつの器官として存在する陽物が、私が触って確認するたび、びくりと跳ねる。 その下を伝えばよく知る秘裂が存在していて、彼女の性が、存在が、未だウマ娘である事を示す。 空いた左手で上半身を軽く抱いて撫でれば、ジャージ越しにだって分かる柔らかさにしなやかさ、肩の細さ、主張する胸の膨らみはしっかりあって、私のよく知るライスシャワーは健在な事を、手に伝えてくる。 「……うん、心配ない。いつものライスだよ」 「いつも通りじゃないと思うんだけど……」 「私にとっては、いつも通り、惚れたまんまのライスだよ」 そう言って抱いていた左手で頭を撫でて、額に口付けてやると、肩の力が少し抜けた気がする。 誰かにそう言って安心させて貰いたかったのだろう。その心境は、なんとなく理解出来た。 そうしていると、先まで確認していた陽物がむくりと鎌首をもたげて立ち上がるのが、近くにおろしていた右手に伝わった。 安心したら血が回ったのだろうか、微妙に男っぽいところが、ちょっと可愛らしく感じてしまう。 「あの、これは、いや」 「良いよ、大丈夫。簡単に治るから」 困って顔を赤くする彼女の肩を抱き直して、右手でゆっくりと陽物を握る。 既に未知のサイズに膨れ上がって、体格に対してかなり異様な見た目となった、少しグロテスクなその熱塊に指を這わせて、少しずつ撫であげる。 「ひっ、なん、なにしてるの、お姉、さま」 「もう少ししたら、わかるから」 這わせた指で雁首の継ぎ目を掴み、皮ごとゆっくりと扱き上げる。 ぐにゅり、ぐにゅりと鈴口の付け根と雁首のエラに刺激を与えていくと、困惑していた彼女から僅かに未知の快楽に対する反応が生まれつつあるのが分かる。 浅く乱れつつある呼気に耳を傾けると湿っぽく甘いものが感じられるのが、その証左だと思う。 そうしてそのままゆっくりと、しかししっかり一定のペースで中ほどと先っぽを行き来させていると、指先に僅かな滑りを感じる。 興奮と快感を示して垂れたその涎の導くままにぐるりと指先で鈴口をなぞると、彼女が明らかに熱い息を吐いて、腰を引きながら震えた。 「はぅ゙、あ、これ、なんか、気持ち、ぃ」 「うん、いつもみたいに、気持ち良くなっていいよ」 嬌声混じりにいやらしく唇を開く彼女の耳元に向けてそう囁いて、ぐしゃりと粘ついた音を立てる陽物を扱いていく。 皮ごと掴んでいた指はぬめりを増した彼女の雁首をフリーハンドで撫で回して、張ったエラと継ぎ目、鈴口と筋、それらをまとめて優しく包んでなぞり上げる。 腕の中で小さく震える彼女が時折ギュッと縮こまっては一際多く先走りを垂らして、指で拭えぬ分を床にぽたりと落としては、フローリングで水の音を奏でた。 「ほら、ライス、舌出して」 「ひっ、うぅ゙……♡ぁ、んぇ、えー……っ♡」 私が一言そう言うと、彼女は上を向いて、その小さな口を控えめに開いて舌をこちらに差し出すようにぺろりと突き出した。 鮮やかなピンク色をした血色の良い粘膜が、白い肌と激しいコントラストを生む姿を一瞥した後、その口に自らの唇でもって蓋をする。 唇を重ねて舌を軽く吸い上げた瞬間、彼女の陽物はより硬くそそり立ち、その先走りを激しく吐き出していく。 「んん゙っ♡ん、ふぅっ♡ん゙ーっ♡」 口の端から息と唾液を漏らして、劣情を隠しきれぬままに唇を押し付けながら陽物を扱かれる彼女の、やたらに倒錯的な姿にこちらも煽られて、つい握った手のペースを早めてしまうと、すっかりその快楽を得る準備が整っていたのか、僅かに腰を揺らめかせて、身体を反らせる。 張り裂けそうなほど膨らんで艶やかな雁首と、凹凸が指に伝わるほど硬く張り詰めた竿が、私に限界を知らせて来る。 それに向かって応えるように、長く激しいストロークでもって彼女を導くと、 「ん゙んーっ♡ぷぁっ♡ぁ゙、なにっ、これ、おねー、さまっ♡おかし、く、なっ♡」 「おかしくないから、出して良いよ……っ」 唇を放して小さくかぶりを振りながら、その熱い肉の塊からどぷん、と白濁したものを吐き出した。 堰を切ったように溢れたそれは勢い良く私の手のひらにぶつかって、べったりと手指を汚した後、受け止めきれずに床に落ちていく。 「ごめんなさ、おねえさま、ごめ、あぅ゙、止まんなっ♡」 「謝んないで……大丈夫……」 びゅうびゅうと吐き出されては、ぼたりと音を立ててこぼれ落ちる。最早未知の量を吐き出しながら僅かに萎えていく彼女の陽物を、時折軽く刺激すると、さらにどぷりと吐精する。 根本から軽くつまんで先端へと扱き上げると、またさらに、びゅるりと手に白濁が溢れる。 たっぷり吐き出し切った時には彼女の匂いと雄の匂いが混ざって酷く淫猥な状況になっていた。 「……どう?収まった?」 「……うん、ありがとう、お姉さま」 ぐったりとした彼女の軽い身体を片手に抱いて、椅子に座るよう促しながら、床を拭く為のタオルを用意しようと冷静に考える。 酷く蕩けた彼女の顔に、また煽られかけた事を、頭から振り払おうとしていた。 「ところでさ、誰かに言ったりしてないよね?」 「……あのね、最初、ロブロイさんに相談したら……顔を真っ赤にして倒れちゃった……」 困ったように話す彼女に対して、思わずしかめっ面を返す。 すると彼女がまた少し困った表情をしたので、宥める口振りで、 「……ロブロイには悪い夢だとでも言って、あとは誰にも無闇に言わないようにね」 そう告げて、唇の前で人差し指を立てた。 彼女が頷いたのを見て頭を撫でながら、ひとまずの解決を得たかなと、ため息をついた。 ----- 中央トレセンがハイレベルであるとは言ってもその中でさらに幅があるというのは知られた事で、重賞になかなか手の届かない子も居れば、GIを複数勝というエリートまで、マンモス校らしく種々様々な子が在籍しているのである。 担当ウマ娘のライスシャワーはその中でもエリート中のエリート寄りであるという事は言うまでもなく、今は私の目の前で、デビューしたての後輩たちをあっという間に突き放しながら走っている。 新人たちに向けたレクリエーションの一環として開催された併走会は、不器用で手抜きの苦手なライスにとってあまり良くなかったかのように見えたが、偉大な先輩の背を追う体験として、来てくれた後輩たちには良く受け止められたようで、結果的には成功を収めた。 そして今、その様子を遠巻きに見ていた私のもとへと、散々に走って息の上がった彼女が歩んでくる。 「頑張ったね」 「うん、頑張ったよ」 「おいで」 短いやり取りの後、彼女に向かって腕を小さく広げてやると、彼女は少し躊躇いながら、こちらに身体を預けてくる。 それに対して、汗で濡れた彼女の事をものともせずにぎゅっと抱きしめてやると、躊躇いがなくなった彼女の腕が私の背を捕まえて、ギュッと抱きついて来た。 顔は私の胸元、Tシャツ越しでははっきり目立つ膨らみに半ば埋められていて、その鼻先をぐりぐりと押しつけるように甘えてくる。 少しばかり恥ずかしくないだろうかと周りの目を気にしてみたが、傍目にはただ仲睦まじいだけだったか、こちらに視線を向ける者は居ない。 その間にも彼女は私に向かって自らの身体をぎゅうぎゅうと押し付けて来て、ふとその顔がこちらに向けば。紫水晶の瞳の奥から、どこか熱っぽい視線が、私を縫い止めるように刺してくる。 「……部屋、戻ろうか。ミーティングもあるよ」 そう言って腕を離すと、渋々といった風情で彼女の体温が私から離れて、間に優しい風が吹いた。 空いた手を差し出すと、彼女の小さな手がきゅっと力強く掴んできて、小柄な体躯を追従させる。 そうして手を繋いだまま校舎に戻る間、私たちは、黙ったままであった。 トレーナー室の扉が閉じるなり、私の身体は手近な壁面に押し付けられていた。 実行したライスが小柄である事に加えて、さして力を込めていない事から、それほどしっかりとは押さえ付けられて居なかったが、それでも身動きを取ろうと思わない程度には、肩を押さえる手からは力を感じる。 「不満?それとも悩み?」 「……今日、1人だけ速い子が居たよね」 「うん、居たね」 つとめて冷静に彼女から言葉を引き出すと、彼女の震える唇から、そんな言葉が出た。 ライスと同じく小柄な、目立つ栗毛の子が、不器用ながらもデビュー前後とは思えぬ走りで差を詰めていたのは、確かに鮮やかに頭に残っていた。 「お姉さまがその子の事、ずっと見てたのに気付いちゃって」 「ああ、確かに見てた。一通り見て、一番目立ってたのはその子だから」 「ライスの事、ちゃんと見ててくれなかったのかな、って」 そう寂しげに呟いて目を伏せた彼女の、濡羽色の髪と尾がゆっくりと揺れる。年頃にしても幼気な心には、やはりどこか、新たな風というのは焦りを生むものであったのだろうか。 そんな彼女の手が少しばかり緩んだのを機に、彼女の小さな頭を、ゆっくりと腕で抱いてやる。 頭ひとつ分はゆうに差のある体格差が、彼女の小柄な身体をすっぽりと覆って、彼女の顔を胸元へと導いていく。 そうしてぎゅっと抱きしめてやれば、少しばかり強張った後、耳と尾がゆっくりリラックスするように揺れて、彼女の腕もまた、私の背に向けて回っていく。 「確かに、今日はあんまりライスの事を見てあげられなかったね。でも、私はライスの事を信じてたから、今日は目を離せたんだよ」 「……本当?」 「だって、負ける気はなかったでしょ」 「それは、うん、なかった……けど……」 「次のライバルを見つけるのも、トレーナーの務めだからさ。ただそれだけなんだ」 そう言って彼女の頭の天辺、つむじの辺りに口付けて、身体に対して幾分長めの、目立つ耳を唇で食んでいく。 ウマ娘という種の特徴か、敏感な耳に対して優しく優しく刺激を与えてやると、彼女の尾がしきりに揺れて、くすぐったいと示す。 それに負けじと軽く歯を立てて甘く噛むと、今度は反対の耳が大きく揺れて、顔を埋めた胸元に、熱い吐息がかかる。 その吐息が無地のTシャツとスポブラ越しに、私の胸の間に湿気をもたらす。 「おねえ、さま」 「今の私にはライスしか居ない。この先もそうかもしれないし、そうありたいと思ってるよ」 くぐもった、乞うような声をあげる彼女の耳元に向けてそう囁けば、彼女の背筋が粟立つのが分かる。 尾はピンと伸びた後力なく垂れて、彼女の顔が今一度、深めに私の胸に埋まる。 「……ライス」 「ひゃ、ひ、ぅ゙」 不安を拭い去ってやるようにまた耳元に口付けて、頭を抱いていた手を、ゆっくり下半身に向けて滑らせていく。 首、背中、回して脇腹、そして、お腹、下腹。 幾度も跳ねた背の反応通りのものがそそり立つそこに指を伸ばすと、指先に硬い熱が、伝わってくる。 「恥ずかしがらないで」 「ぁ、だめ、お姉さま」 ハーフパンツ越しに彼女の剛直を指先でくるくるとなぞりながら、つとめて優しく彼女の頭を撫でてやる。 その先端からはそれなりに厚手の生地で出来たハーフパンツに染みるほどの粘り気が出始めていて、人並みの私の嗅覚を僅かに刺激する。 時折指全体で優しく撫でて、ぐいぐいと押し付けるようにして刺激を与えると、ますます硬さを増してそそり立つのが分かる。 「ライスにならなんでもしてあげるし、スッキリさせてあげるからね……っ」 「はぅ゙、ゔ、あっ♡」 そのままハーフパンツ越しに張り出した陽物を優しく掴んで撫でていると、段々と抑えの利かなくなった彼女の腰が、私の手へとその硬い陽物を押し付けるような動きを見せる。 布越しに溢れる粘り気を塗り付けて、まるで自らの所有権を主張するかのように腰を揺らす彼女が愛おしくて、またつむじの辺りに口付けると、口寂しくなったのか彼女の顔が上を向いて、こちらに向けてその唇を半分開いて差し出す。 その仕草に情感を乱されて、少し乱暴に唇を重ねると、そこからはスポーツドリンクの少し甘い味がした。 そうした口付けを交わした瞬間、がくりと腰が跳ねて、彼女が膝から体勢を崩しかけたのを慌てて背中から支えてやる。 そのままに屈んで受け止めて、こちらもぺたりと床に座り込むと、ちょうど膝枕か横抱きのようになったので、そのまま彼女の身体を抱き寄せていると、彼女は少し、恥ずかしそうにした。 見様によっては赤ん坊のように私の左手で抱かれた彼女の頭が、やたらに育った私の乳肉をたわませる。すると、どこかそれに興奮するように、彼女の剛直がピンと張っては跳ねるのを見た。 「脱がしてあげるから、尻尾通してね」 そう囁いて、彼女の下衣の履き口に指をかける。 膝ごろまで下ろしてやるように下着ごとずらして、苦しそうにしていた陽物を解き放ってやると、既にパンパンに膨らんでいた欲が音を立てながら現れる。 その姿はグロテスクなのに、どこか可愛らしいようにも思えて、ゆっくりと右の手でその雁首から掴んでやると、すっかりぬるついていた彼女の陽物は、私の手指を抵抗もなく受け止める。 「ふぅ゙っ♡」 「ほら、気持ち良いでしょ」 くちゅ、と水音を立てて彼女の雁首を扱くと、がくんと背を跳ねて悦ぶのが伝わる。 行き所を失った彼女の手が私の乳肉を掴んで、頭と一緒にそれを歪ませるように、ぎゅうと寄せた。 それに気付いて一度彼女の剛直から手を離すと、私は下に着けたスポブラごと上衣の裾を指に引っ掛けて、ぐいとずり上げてしまう。 無駄に大きなそれが空気中に解放されて、だぽんと間抜けな音を立てながら彼女の目の前に晒されると、私は一言、 「……また、好きにして良いよ」 「っ、ごめんね、お姉、さまっ♡」 少し恥じらってそう言ってやると、彼女の手指が私の乳肉に埋まって、それをたわませる。 いやらしく、今まで見た事もないほど夢中になりながら私のそれを弄ぶ彼女を抱きながら、また陽物に手指を伸ばすと、ますます激しく先走っている事に気付いた。 触って軽く指を馴染ませるだけでぐちゃりと音が立つそれを、雁首から中ほど、戻って継ぎ目、先端、と軽く撫でるだけで熱い息を吐く彼女を見れば、よほど興奮しているのは簡単に分かる。 走った後なのが悪いのだろうか。それにしたっていやらしい彼女の剛直を、ぬちりぬちりと扱き上げるだけで、少しこちらもあてられそうな気がする。 「はっ、ん゙、んんっ♡ん……むぅっ♡」 「ちょっ、ぁ、らい、すっ」 そうして彼女の陽物を収めようとしていた時、彼女の小さな唇が、私の胸の先端を捉える。 初めてそうした訳ではないが、やけに激しい口遣いが胸を刺激して、思わずらしからぬ声を上げてしまう。 赤ん坊もかくやというほど必死に、しかし舌で弄びながら吸い付く姿に、母性と快楽が混ざっておかしくなりかけた目を向けながら、僅かに震えた手で彼女の陽物を扱き上げると、そこに向けて彼女の腰がまた、押し付けるように揺らめいた。 既に彫り深く張り詰めた彼女の陽物は、私の手の内でその精を吐き出さんと待ち構えているかのよう。そこに、先より僅かに力を込めて、少し早いストロークを加えてやる。すると、 「んぅ゙っ♡ふ、ふぅ、ん、んーっ♡」 「ほらっ、全部出して、気持ち良く、すっきり、して……っ」 私の胸に吸い付いたままくぐもった声を上げて、びゅうっと激しく白露を吐き出す。 はだけて晒した白いお腹と、私の手、そして床に向かってべちゃべちゃとその粘り気のある精を溢しながら、心底気持ち良さそうに、何度も何度も、どぷりと吐き出していく。 段々と萎れていく彼女の陽物がそれでも尚どぷ、と精を吐くのを、軽く扱いて助けてやると、水溜りのようになったそこに向けてまた、勢い良く飛び出す。 根本から指で摘んで吐かせて、ようやく落ち着いたそれを見ながら、彼女の頭を撫でると、こちらもようやく、私の胸から口を離した。 「はぁ、は、ぁ゙、は……お姉さま、ごめ……っ♡」 「謝んないで、それより────」 べったりと彼女の精を受け止めた右手を一瞥して、また彼女の目を見る。 紫水晶の瞳が涙と情欲で揺れて、ぼうっと輝いている。 「────今晩、外泊出しておいで」 「っ、良いの、お姉さま」 「いいよ」 そう言って少し身を屈めて、彼女の唇に、自らの唇を重ねる。 相変わらずスポーツドリンクの甘い味が、少し移るばかりであった。