【Caution!】 ・グラスが完全に性欲に狂います。イメージを損なう恐れがあることを理解してから読み進めて下さい。 最近よく似た夢を見る。 何か大切な物が大きな芋虫になる変な夢だ。 『██████~♪』 別に芋虫になってしまっても大した問題ではない。むしろ別種の愛嬌が出て、これはこれで可愛いと思うのだ。 そんな芋虫は私に圧し掛かって甘えてくる。 すりすりと愛おし気に体を擦りつけたり、張り付いたままうねうねと蠢いたりする。 肌触りがいいし温かいので不快ではなく、むしろ心地いい。なんだかお腹の奥から暖かくなるような気分だ。 『███っ……███っ……❤』 なにやら苦しそうなので抱きしめて撫でてやる。そうすると落ち着いて小さくなる。 そのまま抱き合ったままじっとしていると、いつの間にか朝になっているのだ。 「んー……っ、朝デース!」 「おはようございます、エル」 グラスはいつも早起きデス。私が布団をぐちゃぐちゃにして起きる頃にはもう制服に着替えています。 「今日も元気ですね」 「最近は目覚めばっちりデース!!」 「じゃあ、私は先に行ってますよ」 「分かったデース……っとと」 「エル?どうかしましたか?」 「最近おりものが酷くて……ナプキンをしてても漏れそうになるんですよ……」 「………………それは、大変そうですね」 「はい…、病院に行った方がいいんですかね?」 「じきに収まると思うので、大丈夫だと思いますよ」 「なら気にしません!こんな不調に負けるエルではありませーん!」 グラスが出かけた後、トイレでナカからおりものをかき出します。 「……本当にこれ、なんなんでしょう?」 指に絡む、白くべたつく何かを見ても、何か答えが得られるわけでもありませんでした。 何故って、半年後には嫌でも分かるからです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 前触れもなく男性器が生えてしまってから数日が経ちました。 誰にも相談できずに抱え込んでいたのですが、ある問題がありました。 「zzz……そこでフライングプレスデース……」 私達が相部屋であるということ、そして同部屋の彼女は女性的魅力に溢れていたということです。 最初のうちは暴露しようかとも思いました。けれどやっぱり拒絶されることが怖くてできませんでした。 そんな私の苦悩も知らず、あの子は寝息に任せてゆさゆさと胸の存在感を示します。 愚物はすっかりいきり立って、血流が持っていかれる分冷静な思考が鈍ります。 気が付けばベッドを移動し、寝間着をはだいてその生意気な乳房をわしづかみしていました。 「んん……」 「エル…!エル……っ!あなたがが悪いんですよ……!こんなに大きなものをこれ見よがしに……」 手に馴染む双丘はいつまでも揉んでいられるほど、ハリと柔らかさを両立して女性としての格差をまざまざと見せつけられるようで手にも力が入ります。 「いっ……」 「ああ!ごめんなさい…もう少し優しく……」 今思っても夜の私は正気ではありません。性欲に支配されてルームメイトを毒牙に掛けるなど人間として言語道断。 かといってこの衝動に抗うには私の意思は弱すぎました。 やわやわと胸の形を変えていく度に愚物の先端から汁が滲み、下着をしっとり濡らしていきます。 何も知らずに安らかに眠っている口から涎を吸いだしてあげたとき、 「んんぅ……グラスぅ……」 私の最後の理性を彼女が砕いたのです。 震える手を諫めながら、起こさないようにパジャマとパンツを剥ぎ取ります。 自分も苦しいだけの下着を脱ぎ去って怒張と言うべきそれを彼女に見せつけました。 「い、今からされること、分かりますよね…!嫌なら抵抗しなければ、い、いけませんよ……!」 小声で叱る時点で欺瞞だらけの理不尽な警告を吐き捨ててから、触れてもないのに濡れそぼる淫裂に抜き身で踏み込みました。 「あっ、あ、ああぁ……」 情けないことに、奥まで届かない内に吐精してしまいます。 それほどまでに友人の女陰は気持ちよくて、その時点で妊娠のリスクは頭から抜け落ちていました。 「はあっ…はあっ…❤エルっ……!エルっ……!」 彼女の名前を呼びながら必死に腰を擦りつけます。 何度も何度も子種を吐き出しながらも愚物の勢いはとどまることを知らず、結合部から泡が噴き出るまで私の衝動は止まりませんでした。 一通り吐き出した後、とてつもない後悔と恐怖に襲われて、急いで証拠を隠滅し布団を被って朝を待ちました。 一睡もできずに鳥の声が聞こえてきて、のろのろと朝の支度を始めます。 あんな取り返しの付かないことをしたというのに、厚かましくも私は日常に戻ることを望んだのです。 「んん……おはようございます……」 友人の目覚めで肝を冷やしたのは初めての経験でした。 バレていないことを祈りつつ、努めて冷静に接します。 「おはようございます。エル」 「ふわぁ……っ!?」 突然股を抑えた時は死を覚悟しました。それでも身勝手な希望は捨てられません。 「ど、どうかしましたか……?」 「今股がぬるって……な、なんですかコレーっ!?」 彼女が股座から粘りの抜けた精液をすくい取り、私に見せてきました。 「お、おりものではないですか……?」 「おりもの?」 幸か不幸か、彼女はおりものの経験が無かったようで、私の口から出まかせを信じてしまいました。 それから数日は、いつバレるかと眠れない日々を過ごしたものです。自首という考えは頭に浮かばなかったんですね。 けれど数日して熱さを忘れると、またむらむらと欲が湧いてきました。 回数を経るごとに罪悪感は征服欲に変わり、いつしか怯えて眠ることも無くなりました。 おりものは周期的に分泌されるものなので、それに合わせて行為に及び続けています。 ……そして、おりものの周期にはある特徴があります。 排卵期の直前に、分泌量が増えるということです。