「いやね、噂に聞いていたけどおびただしいほどの人工および自然のストラクチャーの宝庫なんですよ、
スズキ・チヌ・ウマヅラハギ・イワシ・アジ・ブリ・イカ・イシダイなんでもござれなんですよ、やばいんですよトレーナーさん」
彼女は若干テンションが上がっているようで魚の名前を連呼するたびに顔がほころぶ
「最近、できたばかりの管理釣り場と聞いていましたが、湾全体をつかった釣り場なんてセイちゃんは初めてです
あ、トレーナーさん下にカレイがおよいる、みえます〜？」
彼女がいる管理釣り場は最近急速発展した都市に隣接した場所で、自然保護を兼ねて湾全体が管理釣り場として管理されるようになったのだ
そこに以前した一日ボート釣りという約束のため彼女とトレーナーは二人やってきたのだった
「いや〜、陸釣りではなくボートでなきゃ、釣り場に失礼ってものですなぁ〜」
と、彼女は自身の竿を見つつ何かを決心しトレーナーに言う
「トレーナーさん、休憩がてらいったん戻りましょう〜」
その言葉にトレーナーは貸しボート場にボートを走らせ始めたのだった

数刻後、夕マヅメ時･･･
二人を乗せたボートは岩場に辿り着く
彼女の手にはいつもの釣り具ではなく強靭なタックルに太いイトとワイヤーのハリス…そうイシダイなどの手ごわい相手をするときのものになっていたのだ
「せっかく来たんだし、王者っていうのを釣りたくなるのは自然のながれですよね〜」
磯の王者･･･すなわちイシダイ、それが彼女たちが相談のうえで決めたターゲットである
彼女は素早く釣りの仕掛けを作り、ポイントに投げ込み･･･そして待つ
時々竿を動かしながら、十数分後･･･竿が大きくしなり魚がかかったことを告げる
彼女は素早く竿を動かし合わせを行い、糸を巻き始める！
「流石に王者と言われるだけあって引きが強い･･････でもね」
海面から白と黒の特徴的な縞模様の魚が浮かび上がる
「王者とはいえセイちゃん相手にはちと相手が悪かったようですなぁ〜…イエーイ大物釣りあげちゃいました〜」
そう言いながらタモにイシダイを入れながら彼女は破顔するのだった

それから釣りを続け、夕マヅメが終わろうとする頃には彼女はもう数匹イシダイを吊り上げることに成功していた
「いや〜、トレーナーさん今日は本当にここに来てよかったねぇ」
予想外の大釣果にほくほく顔の彼女はクーラーボックスを撫でる
しかし、トレーナーは少し渋い顔をする
それを見て「ひょっとして、今日はトレーナーさんは釣れてないからそんな顔をしてますか〜？」と彼女は言う
トレーナーは首を振りながら「魚をどうすべきか悩んでいる」
それはそのはず、今着ているところは二人が住んでいる場所からかなり離れたところにあるからだ
持って帰ったら魚が悪くなり、かといって捌いて処理するにもにも道具がない
「それなら大丈夫、セイちゃんにまっかせなさーい」
その言葉に不安を感じながらトレーナーは船を走らせたのだった

船を返却し彼女に言われるがままついて行ったトレーナーがついた先は寿司屋であった
「お魚さんの持ち込みの定番と言えば寿司屋ですよートレーナーさん」
暖簾をくぐる二人にいらっしゃいませと力強く挨拶をする店員と板前
「先に連絡してたセイウンスカイでーす、でこちらが持ち込むお魚さんですが大丈夫ですか？」
そう言いながら彼女はクーラーボックスを手渡す、どうやらいつの間にかに連絡を入れていたようだ
トレーナーはなるほどこういうことかと、妙に腑に落ちて流されるまま付き合うことにしたのだ、それが最適解だと長い付き合いで知っているからだ
とトレーナーがそう思っているところに…
「トレーナーさん、クロダイ全部で飲食無料になるそうですよ、これはもうここで食べていくしかないですよ☆」と店員たちと話をつけた彼女が言ってくる
その言葉にトレーナーは「相手はウマ娘だよ？大丈夫？」と言わんばかりの目を送るが…
店員たちは「この店舗はウマ娘向けの店舗なので大丈夫ですよ、さあ席は確保しておりますのでお入りください」と返し、
トレーナーはやれやれと言わんばかりに彼女と一緒に店舗の奥に入ってゆくのだった

二人が店舗を出るころには夜も遅くなり…
「トレーナーさん大変なことになりました、電車はとっくに終電でありません終了です」店を出て開口一番に彼女は言う
慌ててトレーナーもスマホを取り出し確認する…無い、無いのだどうもこの都市では終電の時間がやたら速いようで食事中に終電が過ぎてしまっていたようだ
仕方がないと、トレーナーはタクシーを呼ぼうとするが配車に相当な時間がかかると言われる
さてどうしたものかと、ほかの手段を探そうとするトレーナーの彼女はつかみ言う
「まぁまぁ、この都市は終電が速いので宿泊施設が多いから大丈夫すよ、さあさあトレーナーさんいきましょー」
そう言うと彼女はトレーナーの手を引っ張りながらホテルに連れ込み入ってゆくのだった

セイウンスカイ本日の釣果　イシダイ数匹　トレーナー

二人が入っていったホテルの名前はメジロUsと書かれていたのは言うまでもなく言うほどの事ではないだろう

セイウンスカイ様宛『宿泊付き寿司屋ご利用プラン』ご利用明細
・メジロUsご利用プラン
　・客室：一心同体(ダブル)
　・疲労回復ドリンク『ウマピョイZ』
・目白寿司
　・魚持ち込み食べ放題プラン

・割引
・目白寿司
　・イシダイ複数匹持ち込み割(100％OFF)
・メジロUs
　・うまぴょい大成功割(30%OFF)
※なお釣り堀目白湾での利用料金はトレーナー様が実費で支払をしていただいておりますのでそちらでご確認のほどよろしくお願いします
セイウンスカイ様のまたのご利用をお待ちしております
あなたにも更なる一心同体のあらんことを

どこからか飛んできた吹き矢に塗られていた毒によってこんな感じのメジロシティが見たくてたまらない欲求が噴き出してしまった
何とか解毒できたのでこれにて失礼する
(fu99666.txt　これを書き終えたら何故か脳内に現れたのでアウトプットしました)

寿司屋までメジロでダメだった
>あなたにも更なる一心同体のあらんことを
あなたにも更なる一心同体のあらんことを

スローガンかよ

大物釣り上げちゃった

トレーナーは釣果
みんな知ってるね

久々のメジロたすかる

ホテル代結構掛かるパターン初めて見た

竿ってそういう…

>ホテル代結構掛かるパターン初めて見た
99%引きが標準価格がそうそうあってたまるかー！

ヒット！されたのは魚だったのかそれとも

やべえメジロシティだ！

ふぅ

ボート釣りの話からメジロシティに繋がるとはこのリハクの目をもってしても

まあトレーナーのブラックカーボン竿で一本釣りされて一発HITさせられたのはセイちゃんなんですけどね！

セイちゃん。

釣ったと思ったら釣られたかー

また…負けちゃうんだね…

うまぴょい大成功割がついてるのに一心同体割がついていない…妙だな…

> 彼女がいる管理釣り場は最近急速発展した都市に隣接した場所で、
メジロかと思ったらメジロでダメだった

ウマ娘向けの店舗でちょっと引っかかって終電で気づいたが1レス目のに気づかなかった…

メジロシティ自然保護とか真面目なこともしてたんだ…

>メジロシティ自然保護とか真面目なこともしてたんだ…
自然の中の青姦…青ぴょいプレイをする場所を確保しておかないといけないからね…