前回の反省点を振り返りながらトレーナーの部屋の前についた
合鍵でドアを開け遠慮することなく部屋の中へ入っていく
彼はいつも仕事道具を置いた机の前で
頭に手を当てながらなにやら考え事をしていた
こんな日でも仕事のことを考えていたのか？
まあ仕事はすなわち私関連のことだから
私のことを考えてると言って差し支えないだろうが
「どうした？休日にまで仕事で悩み事か？」
私は後ろから腕を回し彼を抱きしめると
彼はビクっと震えた
おいおい今更私が声をかけずに入室してくるなど
珍しいことではないだろう…だが
「エアグルーヴ…話がある」
彼は微妙な顔つきをしていた

ベッドに並んで座り込むと彼は切り出してきた
「今日男友達から連絡が来た」
「遊びに行こうとでも誘われたのか？」
私は束縛するような女ではない
誰とどこに行くのかさえ教えてくれるなら別に
「・・・元カノと共通の男友達なんだ」
は？
「その友達から『彼女がお前と話し合いたいと言ってた』って
　少しでも耳を傾けたらどうだ？と言われた」
あまりにも急だった
あの女とトレーナーの連絡手段は全て断ち切ったつもりだったのに
まさか共通の友人を通じて連絡してくるとは
なんとか阻止しなければ

「それでこうも言われたんだ」
だが
「『いくら別れたとはいえすぐ通話拒否することはなかったんじゃないか』って」
そうする前に
「でも俺は彼女の電話番号を通話拒否した記憶はない」
私の中で
「それに何度かこの学園に直接会いに行こうとしたら事前連絡で
　面会拒否されたって・・・俺はまずそんなの初めて聞いた」
何かが崩れ始めた
「なあエアグルーヴ…俺の彼女をピンポイントで知ってるのはお前以外いないはずだ」
これは夢だ
バレるなんて思ってもみなかったんだ
頼む夢であってくれ
私は彼と一緒にいたいだけで

「エアグルーヴ」
やめろ
やめてくれ
今のままで幸せなんだ
暴かないでくれ
私がしたことを
私の本性を
頼む
「エアグルーヴ」
お願い
許して
やだ
「エアグルーヴ」
やめて！！！

約1か月ぶりの卑しい女帝です　今までのログはこちら　fu59615.txt
たまに見かける歳相応の女帝を自分でも描いてみてーって気持ちはあったけど
書いてみるとやっぱ難しいものだな…と実感
続きは明日のだいたいこの時間帯にのっつけます

やはり掛かりすぎでしたね…

久しぶりだな卑しい女帝
やはり勝利を確信するとこうなるんだな…

卑しい女帝はしっくりくる

俺が見逃しただけで最終回も終わってしまったんじゃないかと思ってた
楽しみにしてたぜ！

この残り200mで追い抜かれていく感じよ…

🎲＜美しいものを見た

ダイス神は帰れ
この世の理が狂う

これだよこれ
これが見たかった

まってましたよ
私性合でしたからね

久しぶりに見れたと思ったら辛いことになってた…