クリークがホーム画面？の背景に設定？してくれたみたいで、ちょっと操作すればすぐ見れるのは嬉しい。
……ホームとは、家の事ではないのか？私の家はカサマツ……いや、今は寮なんだが……。
細かな疑問は色々浮かぶが、とりあえず頭の外へ放り出す。
手元にある、この笑顔。これを眺めていたいんだ。
そうして眺めていると、ふと思い立った。
あれは……確か、タマが友人から借りていた漫画だ。私も少しだけ読ませて貰ったが、面白かった。
その漫画の中に、私と同い年くらいのウマ娘が出ていたんだ。
彼女は、想い人の写真に……。
一旦手にした画面から視線を外し、辺りを確認する。
……大丈夫だ。今日も元気に食堂のおばちゃんが料理を作ってくれているだけで、私しか居ない。
もう一度、視線を下ろす。
トレーナーの笑顔。
それに、ゆっくりと、顔を近づけていく。
不思議だ。鼓動がどんどん速まっていくのを感じる。

やがて、唇が、触れた。
……うぅむ……固い。
それにこの大きさだと、私の口とトレーナーの顔が同じくらいじゃないか？
思っていた物とは、全然違った。
自分の唇を触った時の感触を想像していたが……現実はそう優しく無いものなんだな……。
……そもそも、これはただの光る板じゃないか？
私は何をやっているんだろうか……？
そもそも、漫画に出ていたあのウマ娘は何がしたかったのだろうか。写真が食べたかったのか？
それとも、想い人を映した絵を食べるという願掛けでもあるのだろうか？
……残念だが、携帯を食べるわけにはいかないからな。
溜息と共に、画面から唇を離す。
だが、うん。そうだな。
例え、そこにあるのは本物じゃないとしても。
この笑顔は、私を元気にしてくれる。
辿り着く場所にこれが待っていてくれるのなら、何処までだって走れてしまう。そんな気がするんだ。

「オグリ」
心臓が跳ねた。レースでも、中々ここまで激しくなる事は無い。
背後から掛けられた声に、肩を跳ねさせながら振り返ると、トレーナーが居た。
「な、なんだ！？トレーナー！？」
自分でも驚くほどに、素っ頓狂な声が出てしまった。
見た？見られた？何処から？
聞きたい事は色々あるが、何故だか、こういう時は何事も無かったかのように取り繕おうとしてしまう。
別に悪い事をしているわけでも無い……のか？もしかしたら、悪い事なのか？
私は確かに、なんだか居心地が悪いというか、恥ずかしいというか、今すぐここから離れたいと感じているが。
でも、トレーナーに何かをしたわけでも無い。私の所持品に、その……唇を、着けただけだ。
……だ、ダメだ……余計に恥ずかしくなってきた……。
まるで叱られている時のように、上目遣いの形になってしまいながら、恐る恐るトレーナーの方を向く。
向いて、見惚れた。微笑んでいるトレーナーが、そこに居たんだ。
私の視線を釘付けにしながら。トレーナーは優しい笑顔のまま、口を開いた。
「ハハッ。美味しそうな物でも見たんだろうけど、画像は食べられないぞ？」

オグリキャップのやる気が下がった。

これはクソボケ？

クソボケや！

オグリだし仕方ないと言う気もする

トレーナー…
私だって食べていいものと食べられないものと食べていけないものの区別くらいつく

オグリならスマホくらい食いそうだし…

いつもと変わらない冗談が間が悪すぎて冗談じゃなくなっちゃうのいいよね…

ちょっと試しに味見くらいならやりそうだし…

>私だって食べていいものと食べられないものと食べていけないものの区別くらいつく
トレーナーは…前者！

写真くらいなら食べられる物判定されそう

ハルキニストの文章って感じ

今私は真面目な雰囲気なんだが？

あかん…こんトレーナークソボケや…

少女漫画の真似をするオグリキャップ
私イチオシのウマ娘です頑張って欲しいですね

トレーナーにはオグリがしっとりしてるのか食い気が出てるのか区別がつかないんだ…

つまり画像の唇に欲情してないで実物の唇にむしゃぶりつけという話だな？

食い気にも2種類…

このトレーナーは自分は食べ物じゃないぞとか言う

おなまこんこん

うまぴょいのうにも辿り着けないようなうぶなオグリがかわいい

私一押しのウマ娘です

口の中犯されつくすようなディープキスされても
「さっき歯を磨いたところだからもう何もないぞ」
とか言いそうだなこのトレーナー

>口の中犯されつくすようなディープキスされても
>「さっき歯を磨いたところだからもう何もないぞ」
>とか言いそうだなこのトレーナー
私はプレーリードッグじゃないんだが？

オグリ…実はスマホの画面というのはあまり奇麗じゃないんだ
いくら君でもお腹を壊すかもしれないから気を付けた方がいい

私も乙女なんだが？プリティなんだが？

ボケとクソボケが重なり最強に見ててイラっとするわ！

かわいい・・・

>オグリキャップのやる気が下がった。
なんでやる気が下がったか自分では理解出来なくて悶々としてそう

タマが絶不調になりながらクソボケと叫ぶ