さて、どれどれ……うん、体調は良さそうだな。恥ずかしがるな、トイレは自然な事だ。
それにトレーナーはいつも面倒を見てくれていたじゃないか。
ならお返しをするのは普通だろう。それにトレーナー相手なら、全く嫌じゃない。
ほら、キレイになった。スッキリしまちたねー。

じゃあ次はご飯の前の、おっぱいの時間でちゅよー……は？　嫌だと。
何故だ、クリークよりも小さいからか？！　あぁッ！？
ふーっ、ふーっ……『分かった』？　なら……ん、一杯、ん、吸っていいからな♥　よちよち♥

満足したか……は？　『すまない、許してくれ』？　おいおい、もう別に怒ってなどいないぞ。
それは、あの淫売に私の事を相談してたり、流されて逆うまぴょいされたと知った時は
その、酷い事をしたが、今はもう気にしてないんだ――――だって、お前はもう私だけの物だからな
トレーニングはする、レースもこなす、だからずーっとここで暮らそう。
お前の下の世話も、食事も、うまぴょいも、ママ活もしてやるからな。

『それはできない』？　何故、どうして？　クリークじゃなきゃ嫌だというのか？！
一体、誰のトレーナーのつもりなんだ！！！そうだ、私だろう……食事は後回しだ。
下も脱いだ後だし丁度良い、今から今日の分をしよう。
ほらほら暴れるな、ふふふ、こっちは素直だぞ、それに悪い事を言う口はこうだ！
――――んー、ぷはっ、蕩けた顔、可愛いぞ♥
それをクリークにも見せたかと思うと、腸がねじ切れそうだが……まあいいさ。
アイツにされた事は全部がしてやるし、匂いも記憶もこれから全部上書きするから。


――――……聞きなれた足音に、目が覚める。
隣で寝息を立てるトレーナーの頬を撫で、ベッドから降りた
服を着たかったが、もう時間はない。
下着に足だけ通し、オグリキャップはワンルームのリビングで相手を待ち受ける。
足音が小屋の前で止まり、ドアノブが静かにねじ切られた。
ギギギギ、と錆びた音を立てながら開く扉の向こうには

「ママのいい子は、ここでちゅか〜？」
「スーパークリーク……ッ！」

闇夜を背景に、自分からトレーナーを寝取ろうとした女が三日月のような笑みを浮かべていた。
引き千切ったドアノブを捨てると、我が物顔で部屋に乗り込んでくる
拳も脚も、叩き込むには僅かに遠い。そんな位置で歩みを止めた。

「よく気付いたな、気を付けていたつもりだが」
「愛の力で、なんでも分かっちゃうんですよ〜。
　トレーナーさんの悩みに気付かなかった、オグリちゃんと違って」

激昂しかけるが、踏み止まる。誘いに乗るなど馬鹿馬鹿しい。
眼前で普段通りの笑顔なクリークを睨め付ける。
背後でクリーク？と小さい呟きが聞こえた、目を覚ましてしまったのだろう

「何が愛の力だ。馬鹿馬鹿しい、トレーナーは、身も心も私のものだ」
「それでするのが監禁〜？　浅いのね〜」
「『私の』悩み相談に付け込んで、押し倒した貴様が言うと笑えるな。
　そんなに『私の』トレーナーのお情けや同情が欲しかったのかクリーク？」

クリークの目が細くなる。いくら笑顔の振りをしても、内心は煮え滾っているのだろう。
自覚があるのだ、トレーナーが本心から靡いたわけではなく罪悪感から関係を続けていただけだと
アイツを溺れさせたんじゃない、この売女が溺れたのだ。

「それにしても意外だったな。ドアを蹴破って来るかと思ったが」
「そんな事しないわよ。だってあなたを始末したら、愛の巣にするんですから〜」

クリーク？　後ろで呆然とした声を出すトレーナーに呆れる。
この女の異常性にまだ気付いてなかったらしい。一体トレセン学園の風紀はどうなってるんだ？
だが悔しいがママとしてしっかりと教育してやらねばないのは、正しいようだ。

足を引き、半身になる。クリークは前傾の構え。止めろという声が聞こえたが無視する。

「トレーナー、しばらくメス豚のハンバーグだぞ」
「目の前の間抜けをトイレに流したら、おっぱいあげまちゅからね〜」

窓から差し込む月の光が、雲で隠れた

「スーパークリィィィクッ！！！」「オグリキャップゥゥゥッ！！！」

同時に目の前の恋敵を消してやろうと、飛び出した。


「で、縛られた状態で仲裁に入ったからミンチにされかけ、
　流石に反省してしょぼくれた二人を野放しにでけへんと責任とったんが、あんたらのおとんやで」
「なんで母さんが二人なのかと思ったら、それで……怖いね姉さん」「そうね〜、けど教えてくれてありがとタマちゃん」

こわい

異常者に嫉妬して異常者になるな

トレーナーになれば純愛ハーレムも可能！　君もトレセン学園でがんばろう！

ちょっと何言ってるかわからないから整理させて…

ほんまイカれとるでこいつら...

>異常者に嫉妬して異常者になるな
母性に目覚めただけだから普通だろ！

そうかな…そうかも…

普通…普通ってなんだ…

おかしいでアンタら…

コワ〜…

これがぼせいほんのうですか

まあその子どもを引き受けとるウチもちょっとおかしいんやけどな…

三人の中ではタマが一番産駒成績が良いんだな

怖いよぉ

ちなトレーナーの欠勤は、トレセン学園が『トレーニングのための公休』として処理したので無事復帰できた
事件性はなかった（コメント

私の性癖には合ってますかね？

オグリは母の愛を知らなかったから…

この2人を野に放たず自分の家庭に封じたトレーナーは責任感の塊

この世界は他のウマ娘も狂ってそうだな…

>そうね〜、けど教えてくれてありがとタマちゃん
ナチュラルに下に見られとる…

ウチ以外にまともなのはおらへんのか…