「すみません、ちょっと緊急の用件が」
見たことがないほど無愛想にそう言い、スマートフォンをちょっと掲げるトレーナーさん。
記者さんはちょっと面食らったような顔をしたが、すぐに承諾して残りの応答はメールで、と名刺を残して他のウマ娘の所へ向かう。
ほっとした。それにきっと、私の顔色を彼は察してくれたのだ。
「大丈夫かスズカ」
「あ、はい……助かりました」
「少し早いけど昼の休憩にしよう。急な取材でペースも乱れた」
しおれていた耳を立てて私が頷くと、トレーナーさんはちょっと笑って校舎へ向かった。後に続く。
大抵、私達はトレーナー室で簡易なミーティングをしながら昼食を食べる。取り急ぎ水分補給をしよう、と自分の荷物に手をかけようとした時だった。
急に、後ろから抱きすくめられた。ちょっとよろめくような勢いで、びっくりしてしまう。
「どうしたんですか」
腕の中で身を捩って顔を見ようとすると、食べられてしまうかのような口づけ。
さっきまで嫌な匂いを感じていたからなのか、大好きな感触と芳香に包まれたことも手伝って、私も急激に心と体が柔らかくなる。

私を閉じ込めていた腕をそっと外して指を絡める。やわやわと、指の谷間をなぞりながらも、舌は口腔を這い回ってくる。負けじとそれを吸い、彼の出したものか私のものか解らない唾液を喉を鳴らして飲み込み、ふうっと息継ぎ。
「あの、ほんとに」
「嫌？」
「いやじゃないです、けど、わっ」
ジャージの前を開き、インナーの裾を割って、トレーナーさんの手が入ってくる。スポーツ用の下着を我が物顔でまくりあげ、面白くもないであろう微かな丘陵を撫で回す。先端に時折触れては離れ、離れては触れ、まるで勝手にしこりを持つのを待っているように遠巻きにする。
空いた手はこれも簡単にパンツのホックを外して、下着を下げにくる。こういう時、反射的に太ももを閉じてしまうのだが、お見通しのようにトレーナーさんが足を入れていてそれも叶わない。
「急に、こんな」
強引と言える触れ方かも知れないが、普段十全に私を労りながら感じさせてくれる手管の持ち主が、何か取り返そうとでもするかのように求めてくるのは、不思議と喜びににたものがある。私は彼にとってまだ食べ尽くせないものだというような、女としての喜びなのだろうか。

「あ、う……ん、はぁっ、あ」
「俺に掴まってて」
「は、いっ……ふぅっ、ぅん、んん」
言われるまま、トレーナーさんの脇の下から背中へ腕を回して、まさに溺れる者のように縋り付く。いつの間にか壁際に追いやられていて、私が脱力しやすいようにしてくれていた。
自分の股座で蠢く、有無を言わせない愛撫に、口づけがまた続く。顎を上に向かされ、否応なく与えられる唾を雛鳥のように嚥下する。
くちくちと音を立てる秘所。いつどうしたのか、既に膝まで降りた下着には、トレーナーさんの指越しに、私から漏れた粘りがはしたなく脚を伝って染みていく。考えがまとまらない。
そうして自由な身動きも出来ぬまま、剛直を突き立てられた。今までこんなに焦るようにして繋がったことが無かっただけに、快感に衝撃がついてくる。
気付けば床についているのは片足だけで、壁と回された太い腕に背中を支えられたまま、何度も最奥を突かれる。一番弱く、一番大好きな所。口からは情けなくも甘い声しか出ていかない。
「イッてる所見せて」
「や、はず、かし」
「スズカ」
あんまりなお願いの声。拒絶したい気持ちは一瞬で、望みに応えたい、という想いが満ちる。

諦めて、或いは悦んで顔を上げると、きっと蕩けきっているであろう顔、その頬を優しく撫でながら、トレーナーさんは最後のスパートに入る。
いっそ苦しいほどに大きなものが往復しているのに、後から後からやってくるのは快感と欲望。外面を剥ぎ取るかのように強制的な愉悦の根源。
「い、きま、すっ」
弾みのように口から出た報告。耳にするなり優しく微笑んで、トレーナーさんは頷いてくれた。達してもいいんだ。そう思うと、殊更自分の腰を押し付けて、あっさりと渡りきった。

事後、衣服を整える私にトレーナーさんは頭を下げる。
「あの記者、スズカの脚をずっと見てて。なんか……気に入らなくて、それで」
「はあ」
「ごめん、折角の取材の機会に」
そんな事を言う。成程、妬いてくれたのか。なら、強引だったのも頷ける。
「私は、あの記者さんの匂いが嫌で気分悪くなってるのを察してくださったのかと」
「いや、それも解ってはいたんだけど」
「ホントですか？」
私がタイキのように腕を組んで肩を竦めると、慌てたように弁明をするトレーナーさん。この顔が見れたから、あの記者にもちょっとは感謝の気持ちが湧くというものだった。

スズカさんにはトロ顔でイって欲しいという願い

スズカさんこういう時従順なイメージある
私の性癖には合っていますよ

前からスズカさんのG１勝った時の顔エロいと思ってたんだよ

独占欲！

まああの足はね
わかるよ見たくなる気持ちも

>前からスズカさんのG１勝った時の顔エロいと思ってたんだよ
気持ちよかった…って言ってるしね…

寝る前のトレセン書院助かるぜ

嫉妬されて強引にみたいのスズカさん好きそうだよね

男性記者のアレの臭い察しちゃって私今トレーナーさん以外のを嗅いじゃってる…ってなって過呼吸起こしそうだなここのスズカさん…

知らない他人の体臭は嫌だな…って取材中も考えちゃうのスズカさんぽい

ウマ娘は匂いに敏感という風潮
いいですね

普段がひたすら走って走ってな人だからしっとりした時に私はこの人のものなんだ…ってなると安心感あるんだろうね

この世界のスポーツ新聞の記者流石に現実みたいなヤニとコーヒーのシブまみれみたいな匂いじゃないと良いな…

>この世界のスポーツ新聞の記者流石に現実みたいなヤニとコーヒーのシブまみれみたいな匂いじゃないと良いな…
流石にそんなのは女帝に学園から蹴り出されるんじゃないかな…

> 男性記者のアレの臭い察しちゃって私今トレーナーさん以外のを嗅いじゃってる…ってなって過呼吸起こしそうだなここのスズカさん…
七冠「トレーナーの因子汁を塗ったマスクをつけると良いぞ」

>七冠「トレーナーの因子汁を塗ったマスクをつけると良いぞ」
飲精のプロはお静かに願います！

>七冠「トレーナーの因子汁を塗ったマスクをつけると良いぞ」
（滅茶苦茶引いてるスズカさん）

すいません会長
澄んでる世界が違うので

寝る前に良い物を読ませてもらった……

強引にされるの自体も好きそうだし自分に対して独占欲を向けられているという事実にも興奮してそうだと思うのですがどうでしょうか

>強引にされるの自体も好きそうだし自分に対して独占欲を向けられているという事実にも興奮してそうだと思うのですがどうでしょうか
私の性癖にはあっていますよ

いや「」説の性癖は聞いてないです……

スズカさんがシャトルマンになってる絵見たい過ぎる…

でもスズカさんその気になれば飲んでくれそうだし…

手皿で受けて盃の様に飲み干すよスズカさんは

飲み干した後色っぽく息を吐きながらうっとりするスズカさんとか見たいか？

>飲み干した後色っぽく息を吐きながらうっとりするスズカさんとか見たいか？
120fpsで見たいわ

毎度ありがたい…